引っ越しするなら30日前までには予約しよう【時間がないときの対処法も紹介】

住んでいる場所を変え、身の回りのもの全てを移す引っ越しは大変です。だからこそ、いざ引っ越しが決まったといっても一体何から手を付けたら良いのかと困ってしまう方は多いのではないでしょうか。

引っ越しの際に必要な手続きはさまざまありますが、中にはどうしても時間がかかってしまうものもあります。準備が遅れると引っ越し業者の費用が割り増しになってしまったり、ライフラインをスムーズに使えなくなったりするかもしれません。

そこで本記事では、引っ越しの際に早めに済ませたい手続きや荷造りのコツなどを紹介します。新しい生活をスムーズに始めるポイントが押さえられる内容になっているので、引っ越し予定のある方はぜひ参考にしてみてください。

引っ越し業者の手配は30日前までに完了させるのがおすすめ

引っ越しの予定が決まったら、まず手配しなければいけないのが引っ越し業者です。できれば予定の30日前前までには、見積もり手配や予約を完了させておきましょう。引っ越し業者の手配を30日前までに行いたい理由は「日にちが迫ってしまうと予約が取れなくなってしまうこと」と「費用が高くなってしまうこと」があげられます。

予約を取りにくくなってしまうのは、引っ越し業者の作業員やトラックの台数に上限があるからです。また、安くて人気のある引っ越し業者からどんどん予約は埋まってしまいます。引っ越し直前になってしまうと、残っているのは料金の高い業者だけになってしまうかもしれません。

また、時間の余裕がないと複数の引っ越し業者を比較検討することが難しくなります。少しでも費用を抑えながら良い引っ越し業者を選ぶためにも、手配は30日前までに完了させておくことがおすすめです。

引っ越しを最短で進めるための5ステップ

ここでは、引っ越しを短い時間で進めるための手順を紹介します。引っ越しの手続きには、新居に入るための審査や現在の部屋を出る報告など、時間がかかったり期日が設定されていたりするものがあります。

時間がかかる手続きは早めに取りかかり、ポイントを押さえて効率良く引っ越しできるようにしましょう。

新居の契約

新しく部屋を借りる場合、避けて通れないプロセスの1つが「入居審査」です。入居審査とは、部屋の大家や管理会社が「入居希望者がどんな人物か」「契約をし入居してもらっても大丈夫か」を確認するため、その人の支払い能力や保証人の有無、最低限の常識を持っているかなどを審査することです。

入居審査は短くても3日、場合によっては10日程もかかることがあります。入居審査を通って、初めて賃貸契約を結べるのです。

新しい部屋が決まらないことには、引っ越しの準備を進めるのは難しいでしょう。時間がかかっても慌てないよう、引っ越しが決まったらまず最初に取り掛かるべきプロセスです。

現在の住居の退去予告

住んでいる賃貸の部屋を出る時、入居者は大家に対して「退去予告」を行わなければなりません。「退去報告」というのは、入居者が大家に対して部屋を出ますという旨を伝えることです。ただし、伝えれば良いというわけではありません。「退去報告」は退去する「〇〇日前まで」などと期日が定められている場合があり、それを過ぎた場合は期日までの家賃を支払う可能性があるので注意しましょう。

なぜこのような期日が設けられているのかといえば、入居者が出て行くことは貸している側にとっては収入に直接関わる問題だからです。「退去報告」は賃貸契約に記載されているので、引っ越しが決まったらすぐに確認しましょう。ただ、新居が決まっていないのに解約してしまったら住む場所がなくなってしまいます。新しい部屋探しの進捗状況に注意しながら、退去の通達をしましょう。

引越し業者の手配

すでに紹介した通り、引っ越しが決まったら引っ越し業者を早めに手配しましょう。引っ越し業者によっては、〇ヵ月先までの見積もりや予約が取れないなど制限がかかる場合もあります。それでも可能な限り早めに連絡することで、希望通りの日に予約を取れたり費用を抑えたりできます。引っ越しをする日の直前になると、業者選びの選択肢が減るので早めに検討しましょう。

荷造り・不用品の処分

引っ越しの荷造りはとても大変な作業です。人数や荷物の量などで作業時間は大きく変わってきますが、1人暮らしの荷物で5日程度はかかると言われています。まとまった時間を荷造りに取れないのであれば、あまり使わない荷物は早めにダンボールに詰めるなどコツコツと作業を進めると良いでしょう。

また、荷物を捨てたり売ったりすることもする場合は、ゴミ回収や売買の日数なども考慮しなければなりません。もう使わないと思ったものは、思い切って売ってしまうのもいいでしょう。

しかし、フリマアプリで売って配送したりリサイクルショップに持って行く時間がないという場合もあります。そんな時は買取アプリ「Pollet」がおすすめです。「Pollet」はアプリで買取を申し込むだけで不用品を家まで引き取りに来てくれます。後の査定や支払いもどこかに出向く必要はなくすべて家でできるので、時間のない方にも利用しやすいでしょう。

Polletはこちら

ライフラインの手続き

生活には水道、電気、ガスなど欠かすことのできないライフラインがあります。引っ越し後の生活がスムーズに行えるよう、事前にしっかりと手続きしておく必要があります。遅くても引っ越しの2～3日前までには、手続きを行っておきましょう。

新しい家でライフラインを開通する際、水道と電気は不要ですがガスは立ち会いが必要です。自分のスケジュールをしっかり確認したうえで、手続きを依頼するようにしましょう。また、オートロックの家など入居者がいなければ作業できない環境であれば、水道や電気でも立ち会いの必要があります。開通の手配の際に、確認してみてください。

引っ越しまで時間がないときの対処法3選

なるべく早く引っ越しの準備に取り掛かりたくても、仕事や育児などさまざまな理由でなかなか進められない場合もあります。また、急に引っ越しが決まるといったこともあるでしょう。もし当日までに準備が間に合わないような事態になると、引っ越し自体がキャンセルになってしまう可能性があります。

ここでは引っ越しまで時間がない、準備が間に合わないといった時に取れる方法や便利なサービスを紹介します。時間がない中でも引っ越しの準備を間に合わせたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

一括見積サイトを活用する

引っ越しの一括見積サイトは、以下のような条件を入力することで複数の引っ越し業者に見積りを依頼できるサービスです。

• 荷物の量
• 引っ越し時期
• 新居までの距離

数ある引っ越し業者に一つひとつ見積り依頼するのは大変ですが、一括見積サイトを利用すれば一度の手間で複数の業者に見積りを依頼できます。

また、複数の引っ越し業者を比較することで費用相場がわかり、安い業者を選ぶことができるようになります。引っ越し業者にかかる主な料金は、基本的な運賃や人件費の他、以下のようなオプション料金がかかることもあります。

• 休日や早朝などの対応料金
• ペットの輸送
• ハウスクリーニング
• 荷造りサービス

これら以外にも業者によって異なるサービスやプランがあり、それによってかかる料金が変わってくることもあるでしょう。オプションによっては、高額な見積もりになることもあるので注意してみてください。

必要のないオプションを外し費用を抑えるためにも、比較検討できる一括サイトを活用してみてはいかがでしょうか。

荷造り代行サービスを利用する

引っ越しの準備の中でも、荷造りは大変な作業です。荷造りをする時間が十分に取れれば問題ありませんが、仕事や育児などで余裕がない場合もあるでしょう。しかし、荷造りが引っ越し当日に間に合わないと、最悪の場合は中止になってしまうこともあります。だからこそ、荷造りは引っ越し当日までに確実に終わらせておかないといけません。

自分で荷造りできない場合は、専門会社に頼むこともできます。引っ越し業者の中には、荷造りを代行するサービスもあります。他にも荷造り代行に特化している会社もあるので利用を検討してみましょう。

「引っ越し直前なのに荷造りが終わっていない」「女性の1人暮らしなので代行を頼むのは少し不安」などといった悩みにも対応しています。24時間対応してくれたり女性スタッフを派遣してくれるなど、さまざまなサービスが展開されています。自分にあったプランを探せるので、荷造りに困った時はぜひ検討してみてください。

引っ越し日程を変更する【3日前まで】

どうしても引っ越しの準備が間に合わないという時は、日程を変更したりキャンセルしたりすることも検討してみましょう。国土交通省の標準引越運送約款によると「引っ越し予定日の3日以上前であればキャンセル料は発生しない」と定められています。日程変更を行いたい場合は、3日前までに引っ越し業者へ連絡するようにしましょう。

引っ越しの日程変更やキャンセルは言いにくいことかもしれません。しかし、早めに連絡することで引っ越し業者も対応しやすく、柔軟に対応してくれることもあります。引っ越しの準備がどうしても間に合わないという時は、まず引っ越し業者に相談してみてください。

参照元：国土交通省「標準引越運送約款」

買取アプリ『Pollet』を利用して早めに不用品を売却しておきましょう

引っ越しをする際には避けて通れない荷造り作業ですが、荷物が減れば負担が少なくなります。引っ越しを良い機会にして、不用品を手放すことも検討してみてはいかがでしょうか。

最近はフリマアプリなど不用品を気軽に売買できるサービスも増えました。中でも買取アプリ「Pollet」は、自分で出品したりお店に持って行ったりする必要がありません。自宅に荷物を引き取りに来てくれて、そのまま査定から買取まで行ってくれます。

また、すべての荷物を引き取ってくれるので売れ残ってしまう心配もありません。自宅で全ての手続きが完結するので、忙しくてお店に行く時間がない方におすすめです。不用品が減れば荷造りの負担も減るので、引っ越しの際はぜひ検討してみてください。

Polletはこちら

引っ越しの準備は早めに行うことが大切

引っ越しはやることが多く大変な作業です。気が付けば時間が経ってしまい、手続きなどがギリギリになってしまうこともあるかもしれません。直前になって焦らないようにするために、引っ越し業者の手配は30日前に終わらせ、荷造りもできる限り早く取り掛かるようにしましょう。

買取アプリで不用品を売って荷造りの手間を減らしたり、荷造り代行のサービスを上手に利用したりするのもおすすめです。どうしても準備が間に合わない場合は、日程変更やキャンセルなども検討し、早めに引っ越し業者に連絡をすることが大切です。