Suicaは、交通機関の利用に必要不可欠です。いつの間にか手元に数枚あるという方は多いのではないでしょうか。また、転勤や引っ越しの関係でもう使わないからと処分しようと考えている方もいるでしょう。Suicaは所定の手続きを踏まえて返却すると、返金できる場合があります。
手続き方法自体は難しいものではないため、使用しないSuicaは返却する方がお得です。本記事では、種類別のSuica返却方法について説明します。不要なSuicaが手元にある方は参考にしてみてください。
目次
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Suicaの返却時の手続き
Suicaは、電車やバスなどの通勤に欠かせません。紛失したと思って新しく作ったらすぐに見つかったなど、さまざまな理由から、Suicaを複数枚持っている方は意外と多いのではないでしょうか。
実は、使用しなくなったSuicaは返却することが可能です。手続きをいくつか済ますことで、手軽に返却できるだけでなく、返金されるというメリットもあります。Suica返却に必要な手続きを以下にまとめました。
- デポジットが返金される
- チャージ残高が返金される
- 手数料がかかる
- 本人が死亡している場合
それぞれについてこれから一つひとつ詳しく説明します。
デポジットが返金される
Suica返却の際、必ず返金されるのがデポジットです。デポジットは、Suicaの保証金の役割を担っている預かり金です。Suicaを作成する際にチャージ料金を支払いますが、そのチャージ料金の中にはデポジット料金500円も含まれています。
そのため、Suica保証金として500円を預かってくれていた状態であり、返却すると預かり金の500円は必ず返金されます。
チャージ残高が返金される
返却する予定のSuicaにチャージ残高があった場合、その残高もキャッシュで返金されます。注意すべき点は、全額が返金されるわけではないことです。返金にあたり、手数料が引かれるため、手数料よりも少ないチャージ残高だった場合は、返金は0円となり、前述したデポジットの500円のみの返金となります。
手数料がかかる
Suicaを返却する場合、解約手数料として220円(税込)がかかります。
例えば、Suicaのチャージ残高が2,000円あった場合、解約手数料220円(税込)が引かれ、1,780円と預かり金の500円が返却されます。一方、Suicaのチャージ残高が100円の場合、解約手数料220円を引くと、-120円と負債となります。
このように、解約手数料分よりもチャージ残高が少ない場合は、チャージ残高分のみが手数料として引かれる仕組みとなります。そのため、100円のチャージ残高しかない場合は、100円のみが引かれます。手出しで払う必要がなければ逆に返金もされない状態となるため、預かり金の500円のみが返金されることになります。
本人が死亡している場合
Suica所有者本人が死亡している場合、みどりの窓口で手続きを行う必要があります。必要書類は2点、公的証明書と死亡が確認できる書類です。公的証明書は、免許証などの身分証明が確認できるものを用意します。死亡が確認できる書類は、死亡診断書もしくは死亡届記載事項証明書などになります。
モバイルSuicaを返却する場合は、用意する書類は同じですが、みどりの窓口ではなくサポートセンターへ送る必要があります。その後、モバイルSuica会員ページで退会手続きと払い戻しの申請手続きを行います。
【種類別】Suicaの返却方法
Suicaにはいくつか種類があり、持っているSuicaによって返却方法が異なります。
- MySuica(記名式)
- 無記名のSuica
- モバイルSuica
中には書類を準備するケースがあるため、自身の持っているSuicaの種類に合わせた返却方法をきちんと確認するようにしましょう。
MySuica(記名式)
MySuicaは、自身の名前がサインしてある記名式Suicaです。定期券をイメージすると分かりやすいでしょう。MySuicaの返却には身分証明書が必要となります。以下にMySuica返却の手順をまとめました。
- みどりの窓口でMySuicaを返却したい旨を伝える
- 払い戻し用申込み用紙に必要事項を記載する
- 身分証明書を見せる
- チャージ残高から解約手数料とデポジットが合わさった金額分が返却される
払い戻し用申込み用紙はみどりの窓口でもらえます。原則記名してある本人のみの返却となっているため、代理人に依頼する際は、そのかたの身分証明書と委任状が必要となるため注意が必要です。また、身分証明書は免許証やマイナンバーカードなどになります。忘れないように持参しましょう。
無記名のSuica
無記名のSuicaは、前述のMySuicaと異なり、誰でも発行することができる無記名式のSuicaになります。以下に無記名のSuica返却の手順をまとめました。
- みどりの窓口で、無記名のSuicaを返却したい旨を伝える
- チャージ残高から解約手数料が引かれ、デポジットを合算した金額が返却される
無記名のSuicaは、発行者本人以外でも返却可能です。身分証明書も不要なため、手軽に返却できるというメリットがあります。
モバイルSuica
モバイルSuicaは、スマートフォンで利用できるSuicaです。以下にモバイルSuica返却の手順をまとめました。
- モバイルSuicaアプリ会員メニューからSuica管理を選ぶ
- このSuicaを払いもどすを選択する
- 払い戻される合計金額が表示されるため、内容確認後次へを選ぶ
- 振込先の金融機関情報を入力し、確認するを選ぶ
- 内容確認後、払いもどしてカードを削除するを選ぶ
- 払いもどして退会すると表示されるため、再度選択する
モバイルSuicaはカード自体が存在しないため、返却がスマートフォン上でいつでも行えるというメリットがあります。カード作成がそもそもないため、デポジットもありません。そのため返却金額は、チャージ残高から解約手数料のみが引かれる形となります。
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定期券の払い戻し方法
Suicaは、使用しなくなった定期券の返却と払い戻しも行えます。前述したMySuica同様に、書類の準備が必要となるため注意が必要です。以下に定期券払い戻しのポイントについてまとめました。
- 公的証明書が必要
- 代理人が手続きする際は委任状が必要
- 返却はMySuicaとしての利用を選択
- 定期券のみの払い戻しが可能
これから一つひとつ、詳しく説明します。
公的証明書が必要
定期券の返却には、公的証明書が必要となります。公的証明書は、運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証などを指し、この公的証明書とSuicaの定期券を併せてみどりの窓口で提示します。みどりの窓口で渡される用紙に必要事項を記載すれば手続きは完了です。解約手数料220円(税込)が引かれ、預かり金500円が追加された金額が返金されます。
代理人が手続きする際は委任状が必要
定期券の返却を本人以外が代わりに行う場合は代理人の公的証明書と代理委任状が必要です。子供の代理で親が定期券を返却するパターンは多いことでしょう。委任状は専用の書式があるため、印刷し記入したものを持参すると、返却手続きがスムーズに行えます。
返却かMySuicaとしての利用を選択
定期券は、返却する以外にMySuicaとしての利用を選択することもできます。Suicaを持っていても、今後電車などの交通機関を利用することがない場合は、使い道がないため返却がおすすめです。一方で、頻度は減りますが、交通機関を利用する機会がある、もしくはショッピングでSuicaを利用することがある方は、MySuicaとして利用した方がお得です。
定期券のみの払い戻しが可能
Suicaの定期券をMySuicaとして利用する場合、定期券のみの払い戻しが可能です。その場合、払い戻し金額から解約手数料が引かれた額が返金となります。ショッピングや交通機関で利用できます。
Suicaを返却する場所
Suicaの返却は、基本的にはみどりの窓口で可能ですが、全てのSuicaの返却先がみどりの窓口ではありません。また、いくつか気をつける点があります。
みどりの窓口
Suicaには、MySuica(記名式)と無記名のSuicaやモバイルSuicaの大きく分けて3種類あり、MySuica(記名式)と無記名のSuicaの返却のみ、みどりの窓口で行っています。モバイルSuicaはカード式ではないため、アプリを取り入れている自身のスマートフォン上で返却手続きを行います。
また、全てのみどりの窓口でSuica返却の対応をしているわけではありません。JR東日本のSuicaエリアに限るため、別の地域のJR地域のみどりの窓口へ行ってもSuica返却は行えないこととなっています。
Suicaを返却後、Suica機能付きのクレジットカードに切り替える!
Suica返却後は、Suica機能を携えたクレジットカードに切り替えるのもおすすめです。Suica機能付きのクレジットカードには、オートチャージ機能やポイント加算の機能があり、Suicaだけを持つよりもお得な点が多くあります。
また、Suicaとクレジットカードを別々に持つのではなく、1枚にまとめられる点も便利です。Suica機能付きのおすすめのクレジットカードについて以下にまとめました。
- ビュー・スイカ カード
- ビューゴールドプラスカード
- イオンSuicaカード
それぞれの特徴やおすすめポイントについて、詳しく説明します。
ビュー・スイカ カード
ビュー・スイカ カードは、クレジットカードであるビュー・カードとSuica機能が一体化したカードです。ビュー・スイカ カードの還元率や年会費を以下に表でまとめました。
ビュー・スイカ カードの特徴 | |
還元率 | 0.5〜3% |
年会費 | 524円(税込) |
ビュー・スイカ カードは、加盟店以外でのショッピングや食事をすると還元率が0.5%となります。一方、モバイルSuicaを利用して定期券を購入すると、3%還元となっており、利用するシーンで還元率に差があるのが特徴です。利用できる場面が多いため、使い勝手の良いクレジットカードと言えるでしょう。
ポイントサイトの「ハピタス」を経由してクレジットカードを作成すると、新規カード発行で多くのポイントが還元されるのでおすすめです。
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ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカードは、年間の利用額に応じてボーナスポイントが付与されるお得なクレジットカードです。ビューゴールドプラスカードの特徴を以下に表でまとめました。
ビューゴールドプラスカードの特徴 | |
還元率 | 0.5〜1.5% |
年会費 | 11,000円(税込) |
基本還元率は0.5%ですが、Suicaへのチャージで1.5%還元となり、お得です。また東京駅のビューゴールドラウンジやグリーン車の利用券がもらえるため、年会費は高額ですが、豪華特典と充実したサービスが魅力的なカードと言えます。
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イオンSuicaカード
イオンSuicaカードは、Suicaとイオンカードの機能が一体化したクレジットカードになります。イオンSuicaカードの特徴を以下にまとめました。
イオンSuicaカードの特徴 | |
還元率 | 0.5〜1.33% |
年会費 | 無料 |
イオンSuicaカードは、Suicaへのオートチャージ機能が付帯されているだけでなく、イオンでショッピングをする際に、イオンカードとしての特典も通常通り受けられる点がお得です。年会費が無料なため、イオンにショッピングに行く機会がある方は、作っておいて損はないでしょう。
Suicaの返却方法まとめ
使用しなくなったSuicaは返却できます。モバイルSuica以外はみどりの窓口で手続きができ、解約手数料が220円引かれます。しかし、デポジットの500円がチャージ残高と共に返金されるため、手元に不要なSuicaがある方は返金した方がお得です。
またSuica機能とクレジットカードが一体化したカードがあります。複数の機能をカード1枚にまとめられるだけでなく、ポイント還元やお得な特典がもらえるカードもあるため、気になる方はまずは1枚作成してみるのはいかがでしょうか。