LINE Payの送金方法は？手数料や限度額、注意点についても紹介

現代はデジタル化が進んでおり、それに伴って多くの連絡ツールが存在します。その中でもLINEは、2020年9月現在で国内8,600万人の利用者を誇ります。幅広い年代に支持され、日本人の生活インフラとして定着しつつあります。

参考：「LINE Business Guide」LINE株式会社

LINE株式会社は「LINE Pay」というサービスを提供しています。LINE Payは、キャッシュレス決済サービスのことで加盟店での決済はもちろん、LINE上でお金のやりとりもできます。

では、一体LINE Payとはどのようなサービスなのでしょうか。本記事では、LINE Payの概要や送金方法、手数料や限度額などについて詳しく解説します。LINE Payについて知りたい方や、送金サービスに興味がある方は参考にしてください。

LINE Payの3つの送金方法

LINE Payの送金はLINE上で行う方法、銀行口座に振り込む方法、リンクを送る方法の3つがあります。送金方法については、以下で詳しく解説します。

また、LINE Payではお得にLINEポイントが貯められる「Visa LINE Payクレジットカード」の発行をしています。カード発行をする際は、ポイントサイトを経由することでお得になります。

2022年7月15日現在、ポイントサイト「ハピタス」経由でカード発行を行うと4,000ポイントが付与されます。ポイント交換先によって異なりますが、多くの交換先が1ポイント＝1円の交換レートとなっており、実質4,000円分もらえます。

この機会にハピタスで、Visa LINE Payクレジットカードを発行しましょう。

LINE上での送金方法や送金依頼

LINE上で送金する場合は、LINE　Pay残高を使います。残高が送金額を下回っている場合は、チャージすることで送金可能になります。

また、送金相手はLINE友だちであることが条件です。LINEのトーク画面において送金のやりとりができ、セキュリティ上3人以上のトーク画面では送金できません。

• 送金したいLINE友だちのトーク画面を開く
• 「ウォレット」から「＋」をタップ
• 「送金」から「送金・送付」をタップ
• 送金金額を入力
• 添付画像を選択して、「送金」をタップ

この機能では、送金依頼もできます。

• LINE Payのホームから「送金依頼」をタップ
• 送金依頼するLINE友だちを選択
• 送金依頼する金額を入力
• 画像やメッセージを添付して「送信を依頼する」をタップ

送金依頼を受け取った場合、相手と金額が表示されます。指定金額の送金はもちろん、金額を変更して送金することも可能です。便利な機能ですが、身に覚えのない送金依頼にはくれぐれも注意してください。

銀行口座へ直接振り込む

LINE Payでは、LINE友だちではない相手にも銀行口座を使うことで送金可能です。以下、銀行振込サービスの手順です。

• 「ウォレット」から「LINE Pay残高」をタップ
• 「送金」をタップ
• 「口座に振込」から「送金」をタップ
• 「口座番号」をタップ(不明な場合は電話番号やメールアドレスでも可)
• 必要事項や金額を入力
• パスワードを入力して送金完了

銀行振込サービスはLINE友だちにならなくても送金が可能です。そのため、LINE交換するほどではない関係性の相手とやりとりをする場合にぴったりです。

リンクを送り口座情報を入力してもらう

上述の銀行振込サービスでは、送金先の口座番号を知らなくても電話番号やメールアドレスがあれば送金できます。

手順は、口座番号入力の際に電話番号もしくはメールアドレスを入力する以外、銀行口座に直接振り込む方法と変わりません。

• 「ウォレット」から「LINE Pay残高」をタップ
• 「送金」をタップ
• 「口座に振込」から「SNS・Eメール」をタップ
• 必要事項や金額を入力
• パスワードを入力して送金完了

送金相手はSNSもしくはEメールでリンクを受け取ります。リンクを開き、自分で口座番号を入力すると口座に振り込まれます。

LINE Payの送金機能でできること

LINE Payは様々な送金機能を付帯しています。

• 友だちにLINE上で送金できる
• 友だちに送金依頼が送れる
• 友だちと割り勘ができる

以下で詳しく解説します。

友だちにLINE上で送金できる

LINE Payは、LINE友だちであればLINE上で気軽に送金ができます。また、送金する側も受け取る側も一切手数料がかかりません。

銀行振り込みであれば手数料が発生したり、送金するタイミングによっては即日反映にならない場合があります。LINE Payは送金後、すぐに入金反映されるためタイムラグによるストレスがありません。

友だちに送金依頼が送れる

LINE Payは送金だけでなく送金依頼もできるため、円滑なお金のやりとりが可能です。お金の話は直接言いにくいですが、LINEのメッセージを通すことで伝えやすいメリットがあります。

送金依頼はもちろん、送金方法もとても簡単なので相手に手間を取らせることもありません。

友だちと割り勘ができる

複数人の食事会や飲み会において、割り勘計算するのはとても面倒です。そこで、LINE Payの「割り勘」機能を利用しましょう。

LINE Payが面倒な割り勘計算をして送金依頼も行ってくれます。専用のORコードを作成し、それぞれがコードを読み取ることで簡単に登録できます。

近年はコロナ禍の影響もあり、現金に触れたくない方も多いです。LINE Payの割り勘機能は、衛生面においても優れています。

LINE Payで送金する際の注意点

便利なLINE Payですが、いくつか注意しなければならない点もあります。

• 本人確認が必要
• 手数料や上限もある

以下、詳しく解説します。

本人確認が必要

LINE Payの送金機能を利用するには本人確認が必要になります。本人確認の方法は以下の2つです。

• 銀行口座で本人確認
• スマホでかんたん本人確認

1つ目は銀行口座で本人確認する方法です。対象となる銀行はこちらを確認してください。また、2021年10月1日以降にこちらの銀行口座を登録する「LINE Cashアカウント」方は後述する「スマホでかんたん本人確認」が必要です。

2つ目はスマホでかんたん本人確認を行う方法です。手続きは簡単で以下の3ステップです。

• 本人確認書類の提出
• 顔写真の提出
• 本人情報の入力

本人確認書類は運転免許証やパスポートなどの顔写真付きのものです。顔写真はスマホのインカメラで撮影して提出します。あとは必要事項を入力するだけになります。

また、本人確認の審査結果は「LINE Pay本人確認」アカウントより通知されます。

手数料や上限もある

LINE PayはLINE友だち同士であれば手数料はかかりません。しかし、銀行振込を行う場合は1回あたり176円(税込)の手数料が発生します。また、LINE Pay残高から出金する場合は1回あたり220円(税込)の手数料が発生します。

各機能における上限は以下の表の通りです。

	LINE Cash	LINE Money
保有残高	100,000円	1,000,000円
LINE Payカード・ORコードによる1回あたりのチャージ	49,000円	49,000円
セブン銀行ATMによる1回あたりのチャージ	100,000円	500,000円
銀行口座による1日あたりのチャージ	–	100,000円
LINE Pay残高による1回あたりの支払い	100,000円	1,000,000円
チャージ＆ペイによる1月あたりの支払い	100,000円	1,000,000円
セブン銀行ATMからの1日あたりの出金	–	10,000円
銀行口座からの1日あたりの出金	–	100,000円
LINE友だちへの送金	–	100,000円
銀行振込サービス	–	100,000円

※LINE公式サイトを参照

※引用元・2022年2月25日

LINE Cashは本人確認未完了のアカウント、LINE Moneyは本人確認完了のアカウントのことです。LINE Moneyの方が各機能の上限が高く設定され、より自由にLINE Payを利用できます。

LINE Payは海外送金できる？

LINE Payには海外送金の機能はありません。しかし、LINE上で行う個人間送金を利用すれば、海外送金は物理的に可能です。ただし、いくつかのポイントに気をつける必要があります。

まず、受け取る方がLINEを利用しているかどうかです。LINE Payは世界中で使われている決済サービスですが、国によって利用者の割合が異なります。

次に、実際にLINE Payで送金したとしても、受け取った側の利用する方法が限られます。主にLINE Pay加盟店で決済利用する以外に用途がありません。そもそも、海外でLINE Pay加盟店を探すのは大変です。

このように、物理的に海外送金できたとしても、受け取った側はかなり不便になるかもしれません。

LINE Payでお金を受け取る方法

LINE Payでお金を受け取る方法はいくつかあります。

• 受け取り期限までにLINE Payへの登録を済ませる
• LINEでメッセージが来る
• 銀行振り込みは電話番号かメールの認証で受け取り

以下、詳しく解説します。

受け取り期限までにLINE Payへの登録を済ませる

LINE PayはLINE友だち同士であれば、LINE上で簡単に送金できます。しかし、それを実現するには双方がLINE Payに登録している必要があります。

また、受け取る側は送金が完了してから7日以内に登録を済ませなければいけません。7日を過ぎてしまうと、送金分が無効になってしまいます。登録は簡単なので、LINEを利用している方はLINE Payへの登録を済ませましょう。

LINEでメッセージが来る

LINE Payに登録していると、送金があればLINEのメッセージで通知がきます。受け取る際は特に手続きはなく、そのままLINE Payの残高に自動入金されます。

受け取るだけであれば不便ではないですが、本人確認を完了させると残高からの出金や残高利用の幅が広がります。

メッセージを見逃しても、LINE Payのホーム⇒「送金」⇒「送金依頼履歴」から確認できます。

銀行振り込みは電話番号かメールの認証で受け取り

LINE Payに登録していない相手には、銀行振込による送金を行います。口座番号を知っていれば送金の際に入力、知らなくても受け取った相手が口座番号を入力することで受け取れます。

口座番号を知らない場合は、電話番号やメールアドレスを入力して送金を行います。その場合、受け取る側にはSNSもしくはEメールで通知がきます。

LINE Payの送金方法まとめ

LINE Payは、LINE Pay加盟店で決済したりLINE友だちに送金したりできるキャッシュレス決済サービスです。LINE友だちではない相手にも、銀行振込サービスを利用することで送金できます。

また、LINE Payでは「Visa LINE Payクレジットカード」の発行をしています。このカードのポイント還元率は1.0％ですが、LINE Payに紐づけすることでさらに1.0％還元され、最大で2.0％のLINEポイント還元が受けられます。

カード発行はポイントサイトを経由することでお得になります。

2022年7月15日現在、ハピタス経由でVisa LINE Payクレジットカードの発行を行うと4,000ポイントが付与されます。ポイント交換先によって異なりますが、多くの交換先が1ポイント＝1円の交換レートとなっており、実質4,000円分もらえます。

この機会にハピタスで、Visa LINE Payクレジットカードを発行しましょう。