世界遺産が多いイタリアの中でも、とくに観光客に人気なのがフィレンツェ。旧市街(歴史地区)全体が世界遺産として登録されており、小さな旧市街の中に構成資産がギュッと詰まった見どころの多いエリアです。
フィレンツェの世界遺産「フィレンツェ歴史地区」が世界遺産に登録されたのは1982年。旧市街内にある歴史的建造物だけでなく、ミケランジェロやボッティチェッリなど著名な芸術家たちの作品も数多く残っていることから「屋根のない美術館」と呼ばれています。
建造物以外にも数多くの美術品など見どころが多いフィレンツェ歴史地区。フィレンツェの世界遺産を堪能したい!という人は、フィレンツェの滞在時間を長めにとったほうが良いでしょう。
この記事では、イタリア・フィレンツェの世界遺産「フィレンツェ歴史地区」について詳しく紹介。世界遺産としてのフィレンツェを堪能するにはどこを抑えておくべきか徹底解説します。
目次
- フィレンツェの世界遺産の場所はどこ?
- フィレンツェの歴史地区が世界遺産になった理由
- 世界遺産フィレンツェ歴史地区・重要な見どころは8か所
- ドゥオモ広場
- サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)
- サン・ジョバンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)
- ジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)
- ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
- ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
- ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)
- ピッティ宮殿(Palazzo Pitti)
- ボーボリ庭園(Giardino di Boboli)
- サンタ・クローチェ聖堂(Basilica di Santa Croce di Firenze)
- サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella)
- ミケランジェロ広場からの絶景も見逃せない
- フィレンツェでは屋根のない美術館を堪能しよう
- フィレンツェへの旅行予約はこちら!
フィレンツェの世界遺産の場所はどこ?
世界遺産「フィレンツェの歴史地区」は、フィレンツェ市の中心部分。中世の街並みが残っている旧市街を指します。フィレンツェ歴史地区は、地図の赤点線で囲まれている部分↓
フィレンツェ歴史地区は、フィレンツェ中央駅からピッティ宮殿の辺りまで。その昔旧市街を囲っていた城壁は大部分がなくなってしまっていますが、現在もいくつかの門が残っています。フィレンツェに行ったら、ぜひ門も見てみてください。現在も残っている門はこちら。
- ロマーナ門(Porta Romana)
- サン・ミニアート門(Porta San Miniato)
- サン・ニコロ門(Porta San Niccolò)
- サン・フレディアーノ門(Porta San Frediano)
- サン・ジョルジョ門(Porta San Giorgio)
- プラート門(Porta al Prato)
フィレンツェの歴史地区が世界遺産になった理由
トスカーナ州の州都であるフィレンツェですが、12世紀頃、自治都市となり、金融業や毛織物業で栄えます。そこで登場するのが、金融業で市政をも握ったメディチ家。その支配は約300年にも渡ります。
メディチ家は代々レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリほか当時の芸術家たちの活動を支援。フィレンツェには絵画、彫刻など著名な芸術家たちの作品が集まります。それらの時期はルネサンス期と呼ばれ、ヨーロッパ全体の美術、芸術、建造物の建築に大きな影響を与えました。
屋根のない美術館と呼ばれているのは、そういった理由からなのです。
世界遺産フィレンツェ歴史地区・重要な見どころは8か所
1982年に登録されたフィレンツェの世界遺産。歴史地区にある重要な見どころはこちらの8か所です。
- ドゥオモ広場
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
サン・ジョバンニ洗礼堂
ジョットの鐘楼 - ウフィツィ美術館
- ヴェッキオ橋
- ヴェッキオ宮殿
- ピッティ宮殿
- ボーボリ庭園
- サンタ・クローチェ聖堂
- サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
それでは、一つひとつ見ていきましょう。なお、まわる順序については、自分の泊まっているホテルや食事場所から近い順にしてみるなど、うまく組み合わせて行かないと滞在中にすべて回れないかも?絶対に見たいものから優先順位をつけて回るのがおすすめです。
以下の記事は世界遺産も含んだモデルコースの記事なので、効率よく回りたい人は参考にしてください。
ドゥオモ広場
ドゥオモ(大聖堂)がある広場。以下の3つの建造物が集まっている、フィレンツェ旧市街で一番の見どころです。フィレンツェに着いたら、まずはここから回りましょう。
- サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)
- サン・ジョバンニ洗礼堂
- ジョットの鐘楼
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)
「花の聖母マリア」という名前が付いたフィレンツェの大聖堂(大司教座聖堂)。1296年から140年以上もの年月をかけて建設されました。外装は白・緑・ピンクの大理石で装飾されたゴシック様式。クーポラ(丸天井)部分は建築家のフィリッポ・ブルネレスキの模型案が採用され、木枠を組まずに作られた史上初のドームが完成しました。
教会内は無料で見学できますが、クーポラ部分に登るには、鐘楼や洗礼堂にも入れる共通券「ブルネレスキパス」が必要です。教会の見学とクーポラの見学は入り口が違うので注意!それぞれの入り口はこちらです。
- クーポラへの入り口(有料)
クーポラへの入り口は、大聖堂の裏側(北側)にある扉「アーモンドのドア(Porta della Mandorla)」です。広場の反対側に回ると、クーポラに登る人の列ができているのですぐにわかります。
- 教会への入り口(無料)
教会への入り口は大聖堂の西側(洗礼堂の前)にある扉です。いつも行列ができているのですぐにわかりますよ!
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore) 所在地:Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(Santa Maria Novella駅)から徒歩11分 営業時間(教会):月~土曜日 10時15分~15時45分 営業時間(クーポラ):毎日10時15分~18時45分(予約必須) 定休日:教会は日祝 料金:教会内は無料、クーポラ(丸天井)部分に登る場合はブルネレスキパスが必要 ブルネレスキパス(大聖堂のクーポラ・鐘楼・洗礼堂・博物館の共通券):大人30ユーロ、7~14歳12ユーロ、6歳以下無料 URL:フィレンツェ大聖堂公式サイト(英語)
サン・ジョバンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni)
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂付属の洗礼堂。11世紀につくられたロマネスク様式の八角形の建物で、大聖堂の正面に向かって建っています。1452年に完成した東側(大聖堂の向かい側)の扉がとくに有名。この扉はロレンツォ・ギベルティによってつくられ、ミケランジェロが「天国の扉」と呼んで絶賛したことで現在はこの名前で呼ばれています。洗礼堂の天国の扉はレプリカで、本物はドゥオモ博物館に展示されているので、興味がある人は博物館へ行ってみて!
サン・ジョヴァンニ洗礼堂(Battistero di San Giovanni) 所在地:Piazza San Giovanni, 50122 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(Santa Maria Novella駅)から徒歩11分 営業時間:毎日10時15分~19時30分 定休日:なし 料金:中に入る場合はブルネレスキパスまたはジョットパス、ギベルティパスのどれかが必要 ブルネレスキパス(大聖堂のクーポラ・鐘楼・洗礼堂・ドゥオモ博物館・サンタ・レパラータの教会群の共通券):大人30ユーロ、7~14歳12ユーロ、6歳以下無料 ジョットパス(大聖堂のクーポラ・鐘楼・洗礼堂・ドゥオモ博物館・サンタ・レパラータの教会群の共通券):大人20ユーロ、7~14歳7ユーロ、6歳以下無料 ギベルティパス(洗礼堂・ドゥオモ博物館・サンタ・レパラータの教会群の共通券):大人15ユーロ、7~14歳5ユーロ、6歳以下無料 URL:フィレンツェ大聖堂公式サイト(英語)
ジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の脇に建っている高さ約84mの鐘楼。1387年に完成したゴシック様式の建物で、鐘楼の最上階にあるテラスまで登れます(有料)。階段は414段。鐘楼の上からは大聖堂のクーポラを含むフィレンツェ旧市街の景色が楽しめますよ!
ジョットの鐘楼(Campanile di Giotto) 所在地:Cathedral of Santa Maria del Fiore, Piazza del Duomo, 50122 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(Santa Maria Novella駅)から徒歩11分 営業時間:毎日10時15分~18時45分 定休日:なし 料金:中に入る場合はブルネレスキパスまたはジョットパスのどちらかが必要 ブルネレスキパス(大聖堂のクーポラ・鐘楼・洗礼堂・ドゥオモ博物館・サンタ・レパラータの教会群の共通券):大人30ユーロ、7~14歳12ユーロ、6歳以下無料 ジョットパス(大聖堂のクーポラ・鐘楼・洗礼堂・ドゥオモ博物館・サンタ・レパラータの教会群の共通券):大人20ユーロ、7~14歳7ユーロ、6歳以下無料 URL:フィレンツェ大聖堂公式サイト(英語)
ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館です。建物の2階はデッサンと版画作品、3階は油絵作品を中心に2,500点もの作品が展示されています。見るべき作品はたくさんありますが、その中でも絶対に見逃せない11作品がこちら。
- フラ・フィリッポ・リッピ「聖母子と二天使」
- ピエロ・デッラ・フランチェスカ「ウルビーノ公夫妻の肖像」
- ボッティチェリ「プリマヴェーラ」
- ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」
- レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」
- レオナルド・ダ・ヴィンチ「東方三博士の礼拝」
- ミケランジェロ「聖家族」
- ラファエロ「ひわの聖母」
- ティツィアーノ「ウルビーノのビーナス」
- カラバッジョ「バッカス」
- カラバッジョ「メデゥーサ」
ウフィツィ博物館内部。コの字型の建物の通路の左側にたくさんの部屋があり、多くの作品が楽しめます。
3階の通路の突き当りからは、アルノ川とヴェッキオ橋が一望できます。この景色もぜひ楽しんで!
ウフィツィ美術館については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi) 所在地:Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze FI, イタリア アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約18分、ドゥオモから徒歩で約7分 営業時間:火~日曜日 8時15分~18時30分 定休日:月曜日 料金:13ユーロ URL:ウフィツィ美術館公式サイト(英語)
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
フィレンツェ旧市街を流れるアルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋。現在の橋は1345年にかけられたものですが、ローマ時代に最初の橋がかけられました。イタリア語でPonteは「橋」、Vevcchioは「古い」という意味。「古い橋」というそのままの名前が付けられた橋です。第2次世界大戦で、唯一破壊されなかった橋としても知られています。
橋の両側には宝石店などの店舗が並び、毎日多くの観光客が橋を往来します。橋の上部の建物は、ウフィツィ美術館からピッティ宮殿へと続く約1㎞の回廊(ヴァザーリの回廊)になっています。この回廊はその昔、フィレンツェを治めていたメディチ家の専用通路として使われていました。ヴァザーリの回廊は2023年12月現在改修中ですが、2024年5月に一般公開予定です。
ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio) 所在地:Ponte Vecchio, 50125 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約19分、ドゥオモから徒歩で約8分 営業時間:24時間 定休日:なし 料金:無料 URL:ヴァザーリの回廊(英語)
ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio)
1299年から1314年にかけて建設された、シニョーリア広場にある宮殿。現在はフィレンツェの市庁舎として使われています。
この宮殿はフィレンツェ共和国の政庁舎として使われたあと、1540年から1580年頃までメディチ家が居住として使用していました。メディチ家が住んでいた頃に大掛かりな改装がおこなわれ、内部は部屋を付け足したり、壁を打ち抜いて部屋のつくりを変えたりとかなり複雑なつくりになっていますよ!隠し部屋や隠し通路もあり、オプションツアーに申し込むと内部を見学できます。
ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio) 所在地:P.za della Signoria, 50122 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約18分、ドゥオモから徒歩で約7分 営業時間:9時~19時 定休日:なし 料金:12.5ユーロ(特別展示がある期間は15ユーロ) URL:ヴェッキオ宮殿公式サイト(英語)
ピッティ宮殿(Palazzo Pitti)
フィレンツェ旧市街を流れるアルノ川の西岸にある宮殿。トスカーナ公の居住として使用されていました。約400年もの間、メディチ家を中心に美術品が収集され、現在は美術館として一般公開されています。ピッティ宮殿とウフィツィ美術館の建物は「ヴァザーリの回廊」で結ばれており、その昔トスカーナ公は回廊を使って、宮殿から政治の場として使われていた建物(現在のウフィツィ美術館)へ移動していました。
ピッティ宮殿(Palazzo Pitti) 所在地:Piazza de' Pitti, 1, 50125 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約20分、ドゥオモから徒歩で約15分 営業時間:火~日曜日 8時15分~18時30分 定休日:月曜日 料金:11ユーロ URL:ウフィツィ美術館公式サイト(英語)
ボーボリ庭園(Giardino di Boboli)
ピッティ宮殿の裏にある広大な敷地の庭園。メディチ家のために作庭された庭園で、1766年に一般公開されました。世界遺産「トスカーナ地方のメディチ家の別荘と庭園群」の構成資産でもあり、資産が重複しています。
ボーボリ庭園(Giardino di Boboli) 所在地:Piazza de' Pitti, 1, 50125 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約20分、ドゥオモから徒歩で約15分 営業時間:8時15分~18時30分 定休日:なし 料金:11ユーロ URL:ウフィツィ美術館公式サイト(英語)
サンタ・クローチェ聖堂(Basilica di Santa Croce di Firenze)
サンタ・クローチェ広場にあるフランシスコ会の教会。もともとこの土地は、城壁の外の湿地帯でした。フランシスコ会の創設者・聖フランチェスコは1226年から1228年にかけて信者とともにフィレンツェへ移り住み、この場所に祈祷所を建てたことがはじまりです。その後、信者数の増加により増築を繰り返し、14世紀の終わりごろに完成したといわれていますが、その後も7世紀にわたり増築・改装されました。
この聖堂は、ミケランジェロ・ガリレオ・マキャヴェッリ・ロッシーニなど有名なイタリア人たちが埋葬されていることでも知られています。
サンタ・クローチェ聖堂(Basilica di Santa Croce di Firenze) 所在地:Piazza di Santa Croce, 16, 50122 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約22分、ドゥオモから徒歩で約11分 営業時間:月~土曜日 9時30分~17時30分、日曜日 12時30分~17時45分 定休日:なし 料金:7ユーロ URL:サンタ・クローチェ聖堂公式サイト(英語)
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella)
フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)のすぐ近くにある教会。サンタ・マリア・ノヴェッラ広場にあります。1221年にボローニャからフィレンツェへ移住してきたドメニコ会の修道士たちが、ブドウ畑の中にあったこの教会(当日は修道院)を手に入れ、19世紀まで改築が繰り返されました。大理石のファサード(建物の正面)はルネサンス時代に建築がはじまり、1920年にようやく完成しました。
教会の近くには、世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」があります。この薬局は、ドメニコ会の修道士たちが薬草から薬剤を調合していたのがはじまりです。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に来たら、ぜひ薬局ものぞいてみてください。サンタ・マリア・ノヴェッラ教会からは、徒歩で約3分です。
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会(Basilica di Santa Maria Novella) 所在地:P.za di Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約3分、ドゥオモから徒歩で約7分 営業時間:月~木曜日・土曜日 9時~17時30分、金曜日 11時~17時30分、日曜日 13時~17時30分(4~6月と10~3月)12時~17時30分(7~9月) 定休日:イースターの前の金曜日と土曜日 料金:7.5ユーロ URL:サンタ・マリア・ノヴェッラ教会公式サイト(英語)
サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 所在地:Via della Scala, 16, 50123 Firenze FI アクセス:フィレンツェ中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)から徒歩で約8分、ドゥオモから徒歩で約10分 営業時間:水~日曜日 9時30分~20時 定休日:月・火曜日 URL:サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局公式サイト(英語)
ミケランジェロ広場からの絶景も見逃せない
フィレンツェ旧市街からは外れますが、高台にある「ミケランジェロ広場」からの絶景も見逃せないポイント。旧市街からは少し離れているので、移動はバスやタクシーが楽ですが、徒歩でもウッフィツィ美術館やヴェッキオ橋から20分ほどで到着します。
フィレンツェに行ったら、ぜひ高台から見渡す旧市街の景色を堪能してください。昼間もきれいですが、朝焼けや夕焼け時の景色も感動的ですよ!
ミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo) 所在地:Piazzale Michelangelo, 50125 Firenze FI アクセス:ヴェッキオ橋・ウッフィツィ美術館から徒歩約20分 フィレンツェ中央駅からタクシーで約15分、バスC4の停留所「Serristori Piazza Poggi」で下車し徒歩11分 営業時間:24時間 定休日:なし 料金:無料
フィレンツェでは屋根のない美術館を堪能しよう
古い街並みが残るフィレンツェ旧市街を歩いていると、中世の世界に迷い込んだような気分になりますよ。フィレンツェに行ったら駆け足で回らず、ぜひ時間をとってゆっくりと旧市街を散策してみてください。歴史的建造物や美術館、博物館を見学するときには、日本語ガイドを付けるとさらに理解が深まるのでおすすめです!
フィレンツェ観光に役立つ情報はこちらの記事でも紹介しています。