ホテルの朝食が好き過ぎるライターsp-ringです!実は某ホテルに勤務しているのですが、参考のために様々なホテルの朝食を研究しています。
今回は、東京都千代田区丸の内1-1-1にある「パレスホテル東京」へ、贅沢な朝ごはんを食べにGO! 1が並ぶ所在地は縁起が良いということで、パワースポットとも言われているんですよ!
目次
パレスホテル東京とは?
パレスホテル東京は、皇居の目の前。2012年に建て替えられた美しい建物を見ていると、比較的新しいホテルのようにも感じられますが、戦後、連合軍最高司令部(GHQ)の命により、アメリカから貿易のためにやってきたバイヤーたちのために作られた国有国営のホテル「ホテルテート」が前身。由緒正しきホテルなのです。その後、1961年10月1日からパレスホテルとして、現在のホテルの歴史が始まりました。
都内でも数少ないバルコニー付の客室からは、丸の内という立地にありながら、緑豊かな自然を楽しむことができ、極上の時間を過ごせます。
グランドパレス東京の朝食はテラス席が人気!
朝食がいただけるレストランは、ホテルエントランスを入った奥左側にあるオールデイダイニング「グランドキッチン」。
こちらの朝食は宿泊者以外の人も、予約制で利用可能。「ちょっといい時間を過ごしたい」という人も、安心して「ホテルの朝食」のためだけに訪れることができます。
テラス席が最高に気持ちがいい!
「グランドキッチン」で朝食をいただくのであれば、狙うはテラス席。
見てください!初夏のテラス席のすがすがしさを!テラスの向こうは皇居の内堀「和田倉濠(わだくらぼり)」。
そういえば「和田倉濠」もパワースポットなのだそう。お濠に遊びに来る白鳥や石垣をのんびり眺めたり、パンくずを狙って飛んでくるスズメにビビりながら(笑)食事をすることができます。 もちろん白鳥はパンくずにたかりませんが、なんだか期待されていそう。
人気の席なので予約時にリクエストしておきましょう。
パレスホテル東京の朝食は定番アメリカンブレックファストで攻めるべし!
メニューは「アメリカンブレックファスト」または「ジャパニーズブレックファスト」。 個人的意見で洋食レストランの和食を信じてない(言い方w)ので、アメリカンブレックファストをオーダー。 しかし、パレスホテル東京の実力…もちろん和食も高レベルだと推察します。
いざ実食!
とりあえずまずはコーヒー。優雅な朝食の始まりです。
この日のメニューは、選べるジュース(オレンジ、グレープフルーツ、トマト、ベジタブル)、山盛りのベーカリー、カットフルーツ、スモークサーモンとパルマ産プロシュートの彩りサラダ、メインディッシュはオムレツ、エッグベネディクト、フライドエッグ、スクランブルエッグからチョイス。
実は以前訪れた時、安定のオムレツをオーダーしたので、今回はスクランブルエッグをオーダー。
メインディッシュの卵料理にはグリル野菜やソーセージ・ベーコン、ミニグラタンが添えられてきますが、脇役と侮るなかれ。ひとつひとつしっかりとおいしいのです! 特にミニグラタンなどは「フルポーション持ってこい!」と言いたいくらい美味しい!
こちらはエッグベネディクト。
こちらはエッグベネディクト。イングリッシュマフィンの上に卵が二つも乗ってます! なにしろパンが山のようにサーブされるので、食べきれない恐れあり。
ちなみにパレスホテル東京の朝食が好きで何度か通った筆者は朝食の定番、オムレツも過去にオーダー。
朝食の定番であるオムレツ。中に入れられる具材選びってなかなか迷いますよね。 そういう時は遠慮なく「全部入れてください!」とわんぱくなオーダーするのも全然ありです。
ホテルによっては「全部はちょっとw」と言われる場合もあるかもしれませんが、ほとんどのホテルは顔色一つ変えずに「かしこまりました」と涼やかに応じてくれます。
私の好みはチーズ一択!その変わり「たくさん入れてください!」とお願いしちゃいます。
コロナ禍は、プチビュッフェ
パレスホテル東京の朝食は、コロナ禍以前はフルブッフェでしたが、2021年5月時点ではプレートでサーブされるので、メイン料理以外はプチブッフェスタイル。ミルク(プレーン・低脂肪・豆乳)やヨーグルト(プレーン・低糖質)、グラノーラ(糖質オフ・チョコ)、小瓶に入ったはちみつ、ミネラルウォーターなど、「ヨーグルトコーナー」なるカウンターからお好きなものを持ってくるスタイル。
牛乳やヨーグルトなどを乗せて歩くトレイがないので「牛乳とグラノーラとヨーグルトとスプーンと…」と欲張ると持ちきれなくなります。ご注意を。 牛乳もヨーグルトも瓶に入っているので、ちょっと緊張。
ヨーグルトはそのまま食べても、もちろんOKですが、カットフルーツにかけたり、テーブルにある小瓶に入ったジャムを入れたりして楽しむのもおすすめです!
家ではなかなか豆乳でグラノーラを食べることってないので、ホテルではチャレンジしてみます。
美味しいパンは食べきれなければお持ち帰りOK!
前述した山のように供されるパンがこちら。
画像では全貌が見えてませんが、半分に切った食パン二枚、クロワッサン、パン・オ・レザン、ブリオッシュです。「朝っぱらからこんなに食えんやろぉ~!」と、テラスで大声出しそうになりますがご安心ください。
そこはさすがはパレスホテル東京!
SDGsの観点か、食べきれないパンは持ち帰ることができ、持ち帰り用の紙袋がデフォルトでついてきます。
ゲストが食べきれないであろうとわかっていながら山盛りのパンを惜しげもなく持ってくるパレスホテルのサービス精神…それとも「持って帰っていいの?さすがパレスホテルぅ~♡」と思わせる作戦なのかわかりませんが、とりあえず遠慮なくいただいて帰ります。
というわけで、テラス席で優雅な朝食を食べられるのはホテルならでは! パレスホテル東京の朝食レポートでした。動画でも紹介しているのでご覧ください。
DATA データ:パレスホテル東京 オールデイダイニング「グランド キッチン」 所在地: 東京都千代田区丸の内1-1-1 「 グランド キッチン アメリカン ブレックファスト」:4,840円(税金・サービス料含む) 宿泊者以外の朝食利用は予約制(TEL.03-3211-5364)※予約時テラス席のリクエストもできます