※本記事の内容は2026年9月時点の情報です。還元率や条件は変更される場合があるため、ご利用前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
目次
結論:ANAマイルは3経路で貯め、期限はグループ1の「36カ月後の月末」を基準に数える
ANAの公式サイト「マイルを貯める」には、フライトのほかに日常の支払い・ネットの買い物・提携ポイントの交換が並んでいます。飛行機に乗らない人が使うのは、おおむね次の3経路です。
- ANAカードで払う(カード会社のポイントを移す分と、ANAカードマイルプラスの加盟店分)
- ANA Pay・楽天Edyで払う(200円につき1マイル)
- 提携ポイントをマイルへ移す(ポイントサイトや共通ポイントで貯めた分)
期限は、フライトと日常のサービスで貯めた通常のマイル(グループ1)なら利用した月の36カ月後の月末です。キャンペーンで付いたマイルは別グループになる場合があり、期限がキャンペーンごとに変わります。
マイルという仕組みそのものはマイルとは?ポイントとの違いと価値の考え方をわかりやすく解説、ANAとJALを横並びで考える入門はマイルの貯め方|飛行機に乗らずに貯める陸マイラーの基本と期限の注意で扱っています。この記事はANAに絞った実務の手順です。
ANAマイルの貯め方で混同しやすい「カード会社のポイント」と「マイル」
ANAカードで払ったとき、貯まるものは2層に分かれています。
- カード会社のポイント:利用額に応じてカード会社が付ける。マイルへ移すには手続きが必要で、一部のカードを除き年度ごとに移行手数料がかかる
- ANAカードマイルプラスのマイル:対象の加盟店で払うと、カード会社のポイントとは別に100円または200円(税込み)につき1マイルが直接積算される
つまり「ANAカードで払えば自動でマイルになる」とは限りません。移行の手続きをしていないと、カード会社のポイントのまま残ります。明細でマイルが少ないと感じたら、まず移行の設定を確認してください。
ANAカードマイルプラスの積算は約1〜2カ月後で、端数は切り捨てです。家族カードの利用分は本会員に集約されます。
ANA公式で確認できたANAマイルの貯まり方
ANAの公式ページに記載されている付与の単位を、経路ごとにまとめました。
この表でわかること:同じ「200円で1マイル」でも、ANA Payと楽天Edyでは条件が別
| 経路 | ANA公式の記載 | 補足 |
|---|---|---|
| ANAカードマイルプラス | 加盟店での支払い100円または200円(税込み)につき1マイル | カード会社のポイントとは別枠 |
| ANA Payで支払う | ANA Pay残高からの支払い1決済あたり200円につき1マイル | 残高の有効期限は最終利用日から4年間 |
| ANA PayへANAカードでチャージ | 一般1,000円あたり1マイル、ゴールド6マイル、プレミアム11マイル | ANAカード〈法人用〉一般カード・ワイドカード、提携カード、海外カードはチャージ時のマイル対象外(〈法人用〉のダイナースクラブカードは対象) |
| 楽天Edyで支払う | 200円につき1マイル(税込・1回の支払いごと) | 約2〜3週間後に積算。事後登録はできない |
| ANAマイレージクラブ モバイルプラス | 楽天Edyの支払いが200円につき3マイル | 月額324円または330円(税込)。ボーナスは月2,000マイルまで |
| ANAマイレージモール経由の買い物 | 経由して利用すると購入金額に応じてマイルが貯まる | 積算率はショップごと |
| 提携ポイントの交換 | 提携パートナーのポイントをマイルへ移せる | 交換レートは提携先ごと |
ANA Payの最大還元は、公式に「最大1.6%」と記載されています。これはプレミアムカードでチャージし、ANA Pay残高で払った場合の合計です。一般カードのチャージ分は1,000円あたり1マイルなので、カードのグレードで差が大きい経路だと考えてください。
楽天Edyの支払いでも、マイルが付かない取引があります。ANAの公式には、乗車券・金券・プリペイドカード・切手・印紙、保険料、公共料金や税金などの収納代行、自販機、募金などが対象外として挙げられています。また一部のANAカードは、2025年4月以降の発行分から楽天Edy機能の搭載が順次終わります。申し込む前にANAの公式で対象を確認してください。
ANAマイルを同じ支払いで重ねる組み合わせ
ANAマイルは、1回の支払いで複数の経路を通せることがあります。公式の記載から組み立てられるのは次の2つです。
この表でわかること:重なるのは「入口」と「支払い手段」が別の仕組みのとき
| 組み合わせ | 1層目 | 2層目 |
|---|---|---|
| ANAカード → ANA Pay → 店で支払い | チャージ時のマイル(カードのグレードで変わる) | ANA Pay残高の支払い200円につき1マイル |
| ANAマイレージモール → ANAカードで決済 | モール経由のマイル(ショップごと) | カードの利用分(カード会社のポイント) |
重なる理由は、それぞれ別の会社・別の仕組みが付けているからです。反対に、同じ仕組みの中で二度数えることはありません。成立する条件の考え方はポイントの二重取りとは|成立する組み合わせと、成立しない組み合わせで整理しています。
カード会社のポイントがANA Payへのチャージ分に付くかどうかは、カードごとの規約によります。ANA Payのページで対象と明記されているのは、チャージ時のマイル積算です。
ANAマイルの有効期限の数え方|マイル口座グループ1〜4
ANAのマイル口座は、貯まった理由によって4つのグループに分かれます。ANAの公式「マイル口座グループとは」の記載は次のとおりです。
この表でわかること:キャンペーンで付いたマイルは、36カ月とは限らない
| グループ | 入るマイル | 有効期限 |
|---|---|---|
| グループ1(通常マイル) | フライトとライフソリューションサービスで貯めたマイル | 商品・サービスを利用した月の36カ月後の月末 |
| グループ2(期間限定マイル) | キャンペーンで貯めたマイル | キャンペーンにより異なる |
| グループ3(用途・期間限定マイル) | キャンペーンで貯めたマイル | キャンペーンにより異なる |
| グループ4(航空関連サービス・期間限定マイル) | キャンペーンで貯めたマイル | キャンペーンにより異なる。使える特典も限られる |
ANAマイルの期限を自分で数える3つの基準
- 起点はご利用明細の「ご利用日」。マイルが積算された日ではない
- 終点は36カ月後の月末、日本時間23:59。たとえば2026年9月に利用した分は、2029年9月末が期限
- 使うときは期限の近いものから減る。期限が同じなら、グループ4→3→2→1の順
積算まで時間のかかる経路(ANAカードマイルプラスは約1〜2カ月)でも、起点は利用日です。積算が遅いぶん、手元で見える期間は短くなります。
ANAの「ダイヤモンドサービス」メンバーの期間中はマイルが失効しません。メンバーでなくなると、未使用のマイルはすべてその時点から36カ月後の月末までになります。制度ごとの期限の管理はポイントの失効を防ぐ|制度別の期限の数え方と確認の型も参考にしてください。
なお、グループ4のマイルは特典航空券・アップグレード・ANA SKY コインなどにしか使えず、ANA Payへのチャージに使えるのはグループ1〜3です。
ANAマイルを家族で合算する条件|ANAカードファミリーマイル
家族それぞれが少しずつ貯めたマイルは、ANAカードファミリーマイルに登録すると特典に交換するときに合算できます。ANAの公式に記載されている主な条件は次のとおりです。
この表でわかること:18歳以上の家族はANAカードが条件になる
| 項目 | ANA公式の記載 |
|---|---|
| 親になる人 | ANAカードをメインカードにしている本会員(日本在住) |
| 合算できる家族 | 生計を同一にして同居する配偶者・同性パートナー・一親等以内の家族。最大10名 |
| 18歳以上の家族(高校生を除く) | ANAカードの本会員または家族会員 |
| 18歳未満(18歳の高校生を含む) | ANAマイレージクラブ会員でよい |
| 費用 | 登録は無料。自己都合での変更・退会は1名あたり5,000マイル |
| 合算できる特典 | 国内線・国際線の特典航空券、アップグレード、提携航空会社の特典航空券、ANA SKY コイン |
法人カード・提携カード・海外発行カードは対象外です。また、ファミリーマイルで合算した分は、提携ポイントサービスとの交換には使えません。
ANAマイルの貯め方で起きやすい4つの失敗
- カード会社のポイントを移していない:年度ごとの移行手数料がかかるカードもあるため、移すタイミングを決めておく
- 楽天Edyを登録せずに払っていた:事後登録はできないため、登録前の支払い分は戻らない
- キャンペーンのマイルを36カ月だと思っていた:グループ2〜4は期限がキャンペーンごとに違う
- 交換の向きが逆の上限を当てはめていた:ANAの公式にある「2026年4月22日交換申請分から1日最大2口(20,000マイル)まで」「同一年度内の3口目は交換レートが変わる」は、マイルを楽天ポイント・Vポイントなどの提携ポイントへ交換するときの条件で、ポイントをマイルへ移す向きの話ではない
ポイントサイトや共通ポイントからマイルへ移すときの上限やレートは、移行元の各サービスの規約で確認してください。
ANAマイルの原資は、ネットの買い物の入口でも作れる
提携ポイントからマイルへ移す経路は、原資になるポイントをどこで貯めるかで量が変わります。ネットの買い物やカードの申し込みは、店のページへ進む前にポイントサイトを通すと、店側の特典とは別の枠でポイントが付きます。
ハピタスもその入口のひとつです。どのサービスでどれだけ付くかは、ハピタスの案件ページで確認できます。マイルへ移すときのレートと上限は、移行元の規約で確かめてから申請してください。JALのマイルも並行して貯める場合はJALマイルの貯め方|公式が案内する日常の2本柱と36カ月の期限をご覧ください。
よくある質問
ANAマイルは飛行機に乗らなくても貯まりますか
貯まります。ANAの公式には、ANAカード・ANA Pay・楽天Edyの支払いや、ANAマイレージモール経由の買い物、提携ポイントの交換などが案内されています。
ANAマイルの有効期限はいつから数えますか
通常のマイル(グループ1)は、ご利用明細の「ご利用日」がある月から数えて36カ月後の月末までです。マイルが積算された日ではありません。
ANA Payと楽天Edyは両方使うべきですか
どちらも支払い200円につき1マイルです。ANA PayはANAカードからのチャージでもマイルが付くため、ANAカードを持っているかどうかで向き不向きが分かれます。楽天Edyは事後登録ができない点に注意してください。
キャンペーンでもらったANAマイルはいつ消えますか
グループ2〜4に入ったマイルは、キャンペーンごとに期限が違います。各キャンペーンの案内ページで確認してください。
家族のANAマイルはまとめられますか
ANAカードファミリーマイルに登録すると、特典に交換するときに合算できます。親になる人はANAカードの本会員で、18歳以上の家族(高校生を除く)もANAカードが必要です。
まとめ
- 飛行機に乗らない人のANAマイルはカード・ANA Pay/楽天Edy・提携ポイントの3経路
- ANAカードはカード会社のポイントとマイルが別。移行の手続きを忘れない
- ANA Payと楽天Edyは支払い200円につき1マイル(ANA公式)
- 通常マイルの期限は利用した月の36カ月後の月末。起点は積算日ではなく利用日
- キャンペーンのマイルはグループ2〜4で期限が別。使うときは期限の近い順に減る
- 「1日最大2口」はマイル→提携ポイントの交換の上限。ポイント→マイルの上限は移行元の規約で確認
- ANA「マイル口座グループとは」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/amc/milleage_group/)2026年9月28日確認。グループ1〜4の区分、グループ1の有効期限は利用した月の36カ月後の月末(ご利用日基準・日本時間23:59)、期限の近い順・グループ4→1の順で減算、ダイヤモンドサービス期間中は失効しない旨
- ANA「ANAカードマイルプラス」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/cardmileplus/)2026年9月28日確認。加盟店での支払い100円または200円(税込み)につき1マイルがカード会社のポイントとは別に貯まる、積算は約1〜2カ月、端数切り捨て、移行手数料の旨
- ANA「ANA Pay」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/ana-pay/)2026年9月28日確認。ANA Pay残高の支払い200円につき1マイル、ANAカードからのチャージ1,000円あたり1/6/11マイル、最大1.6%、〈法人用〉一般カード・ワイドカード・海外カード・提携カードはチャージ時のマイル積算対象外(ダイナースは対象)、残高の有効期限は最終利用日から4年間の旨
- ANA「楽天Edy カードで貯める」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/shoppingandlife/edy/tameru_card/)2026年9月28日確認。楽天Edyの支払い200円につき1マイル、約2〜3週間後に積算、事後登録不可、対象外取引、一部ANAカードのEdy機能搭載終了の旨
- ANA「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/amc_mobile/)2026年9月28日確認。楽天Edyの支払い200円につき3マイル、月額324円または330円(税込)、ボーナスマイル月2,000マイル上限の旨
- ANA「マイルを様々な提携ポイントサービスと交換する」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/shoppingandlife/point/)2026年9月28日確認。提携ポイントからマイルへの移行レートの一覧、マイルから楽天ポイント・Vポイント等の提携ポイントへの交換は2026年4月22日交換申請分から1日最大2口(20,000マイル)まで・同一年度内3口目はレートが変わる旨
- ANA「ANAカードファミリーマイル」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/anacard/familymile/)2026年9月28日確認。合算の対象者・最大10名・変更退会時5,000マイル・合算できる特典の旨
- ANA「ANAマイレージモール」(https://www.ana.co.jp/ja/jp/shoppingandlife/mileage_mall/)2026年9月28日確認。経由して利用すると購入金額に応じてマイルが貯まる旨
本記事の数値・条件は2026-09-28時点の情報です。最新の内容は各公式サイト・ハピタスの案件ページでご確認ください。
本記事は、公開日または最終更新日(2026-09-28)の時点で編集部が信頼できると判断した情報をもとに作成しています。ポイントの還元率・付与条件・キャンペーン内容・各種サービスの仕様は予告なく変更されることがあり、記事の内容が最新の情報と異なる場合や、誤りが含まれている場合があります。
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