ユナイテッド航空でマイルを使うなら国内が最強!マイレージプラスセゾンカードはまだイケてる

ポイ活入門マガジン編集部

ユナイテッド航空でマイルを貯めて、無料航空券をゲットできる特典旅行を楽しんできた皆さんにとっては、ユナイテッド航空の突然の必要マイル数の改定は、本当に驚いたと思う。
特に東南アジア路線、ビジネスクラスユーザーにとっては、目から火花がでるようなスパイシーな体験になった。

特にタイ好きの私は、今まで貯めてきたマイルがエコノミークラスにも満たなくなってしまい(改定前は余裕で飛べたマイル数)、がっくりと肩を落とした。

前回の記事で解説した通り、今回の必要マイル数改定は、以前のままのマイルを継続している路線もあるので、特に必要マイル数が上がったタイ、シンガポールなど一部の東南アジア路線以外の人にとっては、まだ使える路線だ。詳しくはこの記事をチェック▶

お気づきだろうが、航空会社やカード会社を擬人化した茶番劇が3話ほど続いているので、うんざりしている人には申し訳ない限りだが、もう一度言おう。私はユナイテッド航空のマイレージプラスを愛している…

あ、自分の周りから誰もいなくなってしまった…。

ビジネスクラス・一部東南アジアはユナイテッド航空のマイルは考えもの

まだまだ必要マイル数据え置きで、お得になる海外の路線についてはこの記事をチェック▶してもらうとして、タイ好きの私は最も恩恵にあやかれなくなってしまったため「さよなら」を言おうとしたところ…。

「ちょっと待った!僕の話を聞いてくれないか?」と呼び止められたので

「何言ってるのよう!タイばっかり行っている私には、もう、あなたなんて冷たいだけじゃないのよう!ひどいわ、ひどいわー!うわーん!」

…と思いの丈をぶつけてみた(妄想の中で)。

・ビジネスクラスに乗るための必要マイル数が2倍になって、もうマイル利用でビジネスクラス搭乗は夢のまた夢
・タイ、シンガポール、インドネシアなど日本~東南アジア路線の一部が、エコノミークラスですら大幅に必要マイル数アップ

そう。唯一ビジネスクラスに搭乗し、ラウンジで酔っ払い、ふわふわした気持ちで大好きな国へ行くための必要マイル数が2倍、エコノミークラスの必要マイル数も大幅にUPしてしまった私。そんな私に、一体ユナイテッド航空クンは何を語るというのか(妄想だけど)。

日本国内のマイルは片道5,000マイル

ユナイテッド航空クン(以下UAクン)「前から思ってたんだけど、君、タイ航空クンに依存しすぎているんだよ!」

マイレージプラスセゾンカードマイルアップ会員は本当に改悪10
もっと依存していいんだよ♪

私「仕方がないでしょっ!タイが好きなんだから。そもそも撤退したの誰なのよっ!」

UAクン「それは申し訳ないけど…思い出すんだ!僕はANAクンを紹介したはずじゃないか!」

確かに…

私「そうよ!でもユナイテッド航空の特典旅行って、ほとんどANA取れないじゃない!運よく取れても半年以上先とか。」

UAクン「??それって、タイに行く時の事でしょう?えーっと、君ってなんで国内旅行しないの?」

私「え?」

国内でユナイテッド航空のマイル使うのもったいないは昔の話

私は2023年の夏、4万2,000マイルでバンコクを往復している。
2019年には往復4万マイル。
近年であっても今の往復7万マイルと比較すれば、割と頑張れば貯められるマイルだった。
ちなみに、その前は、3万5,000マイル、そしてその前は2万マイル…
当時同じUAクンのマイルを貯めている友人同士の間では「国内で使うなんて、もったいない!」が合言葉だったのだ。思い出してみてもバンコク往復があの全日空でも6万円程度で可能だった時代、タイ航空にいたっては5万円台で飛べた。ユナイテッド航空はキャッシュで買えば、4万円台なんて言うこともザラだったのだ。
当時は成田空港をハブ空港として以遠権を使っていたユナイテッド航空。激安だったから2万マイルでこの制度がまわせていた。

だから、国内で4回乗るより海外まで我慢とか、2万マイルのころは、なぜ国内で使うのかわからない、など色々な話が出ていたものだ。

ユナイテッド航空クンの変遷は、この記事をチェック!▶

まあ、考えて見れば、現在は航空券自体が倍近くに値上がっていて、必要マイルが倍に上がらないわけがない。

私「でっ、でも、国内なんて考えたこともなかった。だって海外に使いたいから、もったいないし」

UAクン「いいかい?羽田空港から大阪、札幌、鹿児島も、ユナイテッド航空は片道5,000マイルで飛べるんだ。沖縄は片道8,000マイルだけど」

私「え?そうなの?」

調べてみると…本当だ。日本国内の一定区間の料金は、変わっていない!羽田空港からなら、沖縄県以外など、距離的にかなり遠い場所以外は、ほぼ片道5,000マイルじゃないか!

羽田発、鹿児島※ユナイテッド航空より

UAクン「君のマイルはいくら貯まっているんだい?」

私「ろ、ろ、6万マイルよ!」

すーん

UAクン「それって、さっぽろ雪まつりとか、大阪、福岡で食い倒れとか、伊丹空港で降りて京都・奈良まわったりとか、主要な日本国内の旅行が、ANAクンで6回できるよ」

私「え?」

海外旅行とショッピングで貯めて国内旅行で使うのは大いにあり!

大好きな国に何度も行くために入ったマイレージプラスマイルアップメンバーズ。何が悲しくて、今さら国内旅行に…そんなのいやだわっ!
でも、時は歴史的円安。この嵐が過ぎ去るまで国内旅行が良いと、友達はみんな国内のホテルや旅館を楽しんだり、初めて行く県で映え写真を撮っていやというほど送りつけてくるから、羨ましくもある。

今日本国内の旅行が活性化しているし、我ら日本人にとっては、金銭感覚がバグらないという点も大きい。

そこに、もう一つの妄想が!ANAこと全日空(全日本空輸)クンだわ!

言うことが、さすがは日本の翼→(妄想だけど)

ユナイテッド航空はスターアライアンスなので、全日空のマイルに変えられちゃうの!時間帯によってはコードシェア便のソラシドエアや、Air Doになる場合もあるけれど、人気の高いANAに無料で乗れるって言うのはやっぱりうれしい。

きゅぴーん!

そう、簡単に洗脳される場合もある…

茶番劇と擬人化が多すぎて、危ない世界になってきたので、この記事で4本の記事でお送りしてきたユナイテッド航空のマイルが貯まる「マイレージプラスセゾンカード(主にマイルアップメンバーズについて)」の総括をしておこう。

結局なんの妄想だったんだろうか…

会費が2倍!それでもマイレージプラスマイルアップメンバーズはイケてる

会費が2倍!マイレージプラスマイルアップメンバーズの記事でお知らせした通り、スタンダードなカードに更にマイルアップメンバーズの課会費を追加するだけで、1,000円につきを15マイルもマイルが貯まり、ゴールド会員やプラチナ会員よりはお得だったマイレージプラスマイルアップメンバーズの会費が14,300円とこれまでの2倍になってしまった。

しかし以下3点のポイントを考えると、この価格はまだ安い。

①ショッピング1,000円ごとに15マイル貯まる。このカード会費で15マイル貯まるカードはない。
②マイルに期限がない
③他の航空会社と異なり、燃油サーチャージをマイル利用時に引かれない

税金・公共料金のカード払いがマイレージプラスマイルアップメンバーズはゼロになるは嘘!

税金・公共料金のカード払いはマイルゼロ?マイレージプラスセゾンカードは本当に改悪?▶の記事でお知らせした通り、マイレージプラスマイルアップメンバーズは、税金・公共料金の支払いが「対象外」と書かれ誤解を生んだケースがある。
マイレージプラス会員は、もともとショッピング、税金・公共料金の支払いなど基本1,000円につき5マイルが貯まる。これまではマイルアップメンバーズの特典として税金・公共料金の支払いもショッピングと同じく1,000円ごとに15マイル貯まっていたが、基本の1,000円につき5マイルになる、というもの。

完全撤廃になるサービスは、電子マネーや交通系カードのチャージでマイルを加算するというもののみ。こちらはどのカテゴリーもマイルが加算されなくなる。

税金・公共料金の支払いをカードで支払っていない、または会社員で会社が年末調整をやってくれている人には関係がない。また、カードから電子マネーにチャージをしていなかった人にも関係ない話だ。

ユナイテッド航空特典旅行のマイル必要数が大幅増?日本国内で使うのもアリ

ユナイテッド航空の無料航空券ゲット(特典旅行)に必要なマイル数が大幅にUPした話は、前回の記事と今回の記事で詳しく紹介した。
こちらユナイテッド航空だけではなく、外資系の航空会社の必要マイル数は、どこも増加の一途。
不利なのは東南アジアの一部の国(タイ・インドネシア・シンガポールなど)と、全世界のビジネスクラス。
ビジネスクラスは路線に関係なく必要マイル数が2倍になったので、高根の花となってしまった。

ただし
・東南アジアだけで言うとフィリピン、ベトナム、マレーシア、香港など据え置きの国もある
・ユナイテッド航空の航空券を購入すると、これまでにないボーナスマイルが1,000円につき5マイル。つまりマイレージプラスマイルアップメンバーズ以上であれば、1,000円につき20マイルも貯まってしまう。
例えばハワイの場合、ユナイテッド航空の航空券を購入すると、往復のマイルが加算されるうえに、約11万円の往復航空券だった場合、2,240マイルも貯まってしまう計算。アメリカ本土、ハワイ路線にはお得だ!
・これまで必要マイル数がかなりお得だった東南アジア路線リピーターは、日本国内でマイルを使うのは損に感じたが、倍近くになった今は、使えないマイルは国内で使うのが良し!
歴史的円安の今だから、逆に日本を楽しむのもアリ

結論!ユナイテッド航空のマイレージプラスセゾンカードはまだイケてる!

まだ妄想している

これまで我慢に我慢を重ね、会費、必要マイル数を必死で抑えてきたユナイテッド航空のマイレージプラス。そしてユナイテッド航空と提携しているマイルアップメンバーズセゾンカード。
徐々に上げていくカード会社もあるなかで提携しているユナイテッド航空のマイル数が「どかーん!」と上がり、ドル高の影響、円安の影響で会費を上げざるを得なくなった経緯が垣間見える。

しかし、上記の様に、使う場所、使う人によって「改悪」とは言い切れない。期限のないマイル、燃油サーチャージのかからない無料航空券の手配もユナイテッド航空以外には考えられないサービスだ。

ユナイテッド航空のマイレージプラスセゾンカードは使う人によってはまだまだイケている!
私はこれからもマイレージプラスセゾンカードマイルアップメンバーズを続けていく予定だ。