ねえ、どうすればいいの？
ひたすら頑張ってマイルを貯めてきたきた、マイレージプラスセゾンカードとオプションで付けているマイルアップ会員の会費が、２倍になるっていうのよ～！
世の中では私が愛する「推しカード」に対して、改悪なんて失礼なこと言っているけど、マイレージプラスセゾンカードマイルアップ会員として、何度も何度も無料で航空券をとらせていただいていた私としては、改悪なんて、信じないわ！いえ、そんなことありえないって、信じているわーっ（号泣）！
目次
カード1枚で散々海外旅行ができた日々
面倒くさがりな私が唯一、「ポイ活」と言うか、何かを貯めて無料で何かを受け取る行為をしていたものこそ、マイルを貯めて、特典旅行として無料の航空券をゲットすること。いわゆる「マイ活」だ。
当初は全日空かJALにすることを画策していたんだけど、期限が3年間って言うじゃない！3年間でマイルが貯まるほどたくさん旅行できないわ！と悩んでいたところ、当時の職場の先輩が「だったらユナイテッド航空のマイル会員になればいいよ。クレジットカードも提携している会社を選べば買い物でもマイル貯まるじゃん」と激推ししてくれたのよ。そのカードこそ、今の私の推し、マイレージプラスセゾンカードだったのぉ。
ユナイテッド航空のマイルには期限がない
そんな夢のような航空会社あるの～？私が恋に落ちたのは一瞬だったのよお～。
そこから推しと私との、素敵なマイ活がはじまったのよ♪
ここからは、マイレージプラスセゾンカードのマイルアップメンバーズのシステムを、全て擬人化させて表現させていただくわ！付いてこれないヤバいテンションも、この際無視してね！
マイレージプラスセゾンカードマイルアップメンバーズとは？
有効期限がある航空会社のマイルは、本気で頑張って飛行機に乗り、日々出費し、カードで支払うなど、かなり意識しないと、海外旅行レベルの無料航空券に変えられるマイルは貯まらない。
当時は有給取りづらい＆不景気な今よりビンボーなころ。私はみんなが選んでいたANA・JALという二大男前を敢えて捨てた…。
うふっ、国際派（理由が違うけどね）！
私の選んだ彼（みんな？ついてきてる？）「マイレージプラスセゾンカード」のマイルアップメンバーズについて、詳しく紹介しちゃうわ！
・「貯めたマイルに有効期限がなく失効しない」「期限がない」
・ユナイテッド航空はスターアライアンス。ANAやタイ航空、シンガポール航空のマイルも貯まり、使うことも可能。東南アジアに行くことの多い私にとっては好都合だった
・日本国内旅行はANAのチケットを特典旅行をゲットできる
・当時ユナイテッド航空は成田空港から東南アジア路線があり、毎日飛んでいた
・マイルが通常より上乗せされるマイルアップメンバーズという制度が会費が安い上に、貧乏な私でもマイルを貯める！最強だった
ユナイテッド航空は一番スタンダードなカードで1,000円のショッピングにつき5マイル付与されるの。
でも、ゴールド会員、プラチナ会員は1,000円のショッピングにつきプラス10マイル。合計15マイルも付与されるの。
マイルアップメンバーズが凄かった！
でも当時の私には、そんなステイタスのカード、持てるはずがないわ！でもね、マイレージプラスセゾンカードには、マイルアップメンバーズという制度があるの！
年会費1,650円（税込）のマイレージプラスカード、さらに年会費5,500円（税込）をプラスすることで、ゴールド、プラチナ同様マイルが1,000円のショッピングにつき合計15マイルも付与！
ステイタスなんてどうでもいい、マイルさえもらえればこっちのもの。基本のカード年会費年会費1,650円（税込）とマイルアップメンバーズ年会費5,500円なら払えなくないし、月で割ってみたら合計でも毎月595円。
約600円以内の節約なら何とでもなる！
それに私が加入したのは、25年も前なので、まだ消費税率も低くてもっと安かったのよぉ～。
成田空港発東南アジア路線があった当時のユナイテッド航空は素敵すぎた！
私の推しのユナイテッド航空は当時、成田空港～バンコク路線撤退まで、同路線がエコノミークラス往復2万マイルから、ビジネスクラスで往復3万マイルから、で飛べる夢のような時期があったの。
それだけに無料の特典旅行は人気シーズンは１年前から予約しないとなかなか予約できなかったけど、平日に休めた私は全然余裕。
買い物をそのカードに集中させるだけで、何度も特典旅行を楽しみまくれた、ある種、私の黄金期だったわあ。
本当にユナイテッド航空のマイレージプラスに出会えたことをどれだけ感謝したかわからないんだから♡。
当時はまだ日本はインバウンドにそこまで力を入れておらず、たとえエコノミークラスで予約しても3，4回はビジネスクラスにアップグレートを勝手に無料でしてくれたり、チェックインの際に「今回は1万5,000円追加すると、ビジネスクラスに乗れますよ」という今じゃ考えられないような、お得なお誘いもあったのよ。座席に余裕がある時期もあったのよねぇ。
当時とっても貧しかった筆者ですら、普通カードの年会費にマイルアップメンバーズの年会費を追加させただけのこのカードに買い物を集中。2年に一度は海外旅行で特典旅行（マイルで獲得した航空券）できてたのっ！すごっくない？
なんで２年に一度かというと、友達との旅行ってどうしてもオンシーズン。当時はユナイテッド航空が往復５万円以下（すべて込みで）で乗れる時期もあったので、どうしても予約が取れない時は、自腹で買って旅行へ。マイルを貯め、時にはビジネスクラスを予約したりなんかして…自分で時期を決められていたら1年に１度は無料の特典航空券で海外旅行ができていたと思うの。
こんなに簡単に無料で飛行機に乗って海外往復ができるなんて、ホントに何て素敵なカードなの！もう手放せないわっ！そう思い、完全に中毒に。
少しずつ変わっていったユナイテッド航空クン
ユナイテッド航空クン（ついにクン呼びキター）が変わり始めたのは自社の情勢から。
ユナイテッド航空クンが激安な上にマイル利用数も少なく東南アジアに飛べたのは、以遠権を使い、アメリカから東南アジア行きの便にするのではなく、アメリカ～成田空港～東南アジアのルートを、成田空港をハブ空港として実現していたから。成田以降の東南アジアの国には格安で飛べていたという背景があったの。
でも、ユナイテッド航空クンはANAクンと共同事業を開始。日本発アジア方面行きの以遠権を運航する必要性がなくなった。他にも羽田空港の国際化や、飛行機の性能が上がり、成田空港をハブで利用しなくても直行便で行けるようになったりと、様々な事情で、成田空港から私の大好きな東南アジア路線を撤退。
コロナ禍には日本拠点を廃止。
えっ？ちょっと待って！じゃあまだたっぷり残っている「マイレージプラスセゾンカード」のマイルアップメンバーズのユナイテッド航空のマイルはどうなるの？
ねえっ！私はどうなるの？
そんなこんなで、私を置いて（当たり前だろ！）成田～東南アジア路線からは撤退してしまったユナイテッド航空クン。私がタイばかりいっているので「同じスターアライアンスのダチを紹介するよ、でもたまにはアメリカやハワイでユナイテッド航空に乗ってね」と釘を刺されつつ、お別れしたのだ。
でも聞いてぇ～！
2024年には成田からの以遠権を利用した路線で成田～セブが7月31日から復活するんだって！もしかしたら、もしかしたら、また会えるかもしれないって思っているのよーっ！
日本～東南アジア路線はスターアライアンス代替えでマイル利用数が増加
以遠権で激安な上に利用マイル数も激少で済んだユナイテッド航空クン。同じスターアライアンスのダチ、タイ国際航空クンと、そして日本の翼、全日空クンを紹介してくれたんだけど…
当然、他のエアラインに乗るので、タイ行きのユナイテッド航空エコノミー往復2万マイルから、ビジネス往復3万マイルから、なんていうお得利用マイルでは済むわけなくなった。
最初はエコノミーで往復3万5,000マイルから、ビジネスで往復4万5,000マイルからとなり、その後、改定されエコノミー往復4万5,000マイルから、ビジネス往復6万5,000マイルとなった。
ユナイテッド航空クン時代の倍以上となったのだ。
ただ、ユナイテッド航空時代はあまりにも利用マイル数が少なく済むので、かなり前から予約しないと希望する時期にマイルを使った特典旅行の予約できなかったのだが、年末年始やGW、お盆がもろに被る週でなければ、かなり取りやすくなったと思う。
ただし、全日空クンは人気でほぼ取れず、私は現在、ほぼタイ航空クンだけに頼っている。
そもそも2万マイルでタイと日本を無料で往復させてくれていたこと自体が、凄すぎたって言うこともあり「まあ、円安だし、コロナ禍明けは、燃油サーチャージも上がったし、仕方がないかなー」などと思い我慢し続けてきた。それでも、期限がなくのんびりとマイルを貯めることができたから。
特にまとまった金額が出てしまう確定申告時の納税でのカード払いや、旅行でまとまったホテルや旅館を予約する時などはぐぐっと特典旅行に近づいたものだ。
だからいい。あたい、我慢するわ、とか言いながら、けなげな自分に酔っていたのだ。
全マイレージプラスセゾンカードマイルアップメンバーズが泣いた
そしてついに、2024年早春、とんでもない通知が我らが全マイレージプラスセゾンカードマイルアップメンバーズに届いたのだ。
年会費が2倍に！
マイレージプラスセゾンカード年会費： 1,650円（税込）⇒ 3,300円（税込）
マイルアップメンバーズ年会費：年会費5,500円（税込）⇒ 11,000円（税込）
合計：14,300円
このことで「改悪」なんて袋叩きになってる推しの記事をネットで見かけるようになっちゃった。
でもこれって改悪なのか？
ただ、冷静にこれまでの会費を見てほしい
マイレージプラスセゾンカード年会費： 1,650円（税込）／マイルアップメンバーズ年会費：年会費5,500円（税込）
改悪というより…
マイレージプラスセゾンカードはこれまでユナイテッド航空がたどってきた道のりと、今の世界的なインフレに合わせたユナイテッド航空との契約で成り立っている。
そもそもユナイテッド航空の従業員の給料だって上がっているだろうし、航空券代も上がっているはず。マイルアップさせるにも、これまでの条件というわけにはいかないのだ。
そんなこともあり、この時点ではまだ以下の理由で推しのカードを持ち続けようと心に決めていた。
①ショッピング1,000円ごとに15マイル貯まるのなら、改定後の料金でもむしろ安い。このカード会費で15マイル貯まるカードはない。
②マイルは無期限で貯まる
③他の航空会社と異なり、燃油サーチャージをマイル利用時に引かれない
14,300円と、年会費が合計倍になってしまうわけだけど燃油サーチャージが乱高下する現在、③を考えると、まだまだありがたい方かも。
ところが…その後、推しから立て続けにメールが入るようになった…
え？まだあるの？何？どういうこと～？
次回「税金・公共料金のカード払いでマイルが付かない？マイレージプラスセゾンカードマイルアップ会員は本当に改悪？」▶に続く！震えて待て！