自分で引っ越しをするには?メリット・デメリットや荷物を運ぶ際のコツ、注意点を解説

ハピ得マガジン編集部④

転勤や入学で引っ越しが決まったとき、引っ越し業者に頼まず、自力でやったほうが得で楽ではないかと思った方も多いのではないでしょうか。

自力での引っ越しを考えるのは多くの場合、費用をできるだけ抑えたかったり、時間の融通をきかせたかったりという理由からでしょう。

しかし、費用や手間は、一人身か家族か、その人数、荷物の量、運搬距離などで変わります。これらを詳細に比べてみないと、どちらが良いかは分かりません。

そこで本記事では、自力で引っ越し作業をする場合のメリットとデメリット、必要な物やコツ、注意点などを紹介します。お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

自力と引っ越し業者どちらが良い?

自力と引っ越し業者のどちらが良いかは、何を重視するかによって変わってくるので、どちらが良いということはありません。後悔がないように、自分のケースに合っている方を選ぶことが大切です。

引っ越し方法メリットデメリット
自力◎費用を安く抑えられる◎ご自分に都合の良い日時で、複数日にまたがってもかまわない◎プライバシーが守れる
△家具や荷物を壊してしまう可能性がある△慣れてないため時間や手間がかかる
引っ越し業者◎作業や準備の手間を減らせる◎引っ越しに必要な道具をすべて準備してもらえる◎プロが運ぶため安心できる△土日祝日や時期によっては予約が取りづらい△費用が高くなる可能性がある

全体として、引っ越し業者に任せれば、準備や作業の手間がなく、プロなので安心と言えます。一方、自力で行う場合は、費用を抑えながら、ご自分の都合の良いとき、他人に煩わされずにできることになります。以下、メリット、デメリットと注意点を解説していきます。

自分で引っ越し作業をするメリット

自力での引っ越しには、費用を安くできる、引っ越し業者とのやり取りが不要、時間を気にせずに済むというメリットがあります。

引っ越し費用を安くできる

自力での引っ越しは、ご自分で主な作業をやるため費用を抑えられます。どうしても必要なのは梱包資材と自動車のガソリン代などで、そのほかは必要に応じて追加の支出となります。追加で考えられるのは、例えば荷物を運ぶ自動車のレンタル料金、友人などに手伝ってもらったときの謝礼などです。

引っ越し業者に依頼すると、「荷物の量や距離」「プランやオプション」によって数万〜数十万円の料金がかかるのが普通です。追加支出があったとしても、自力でやるほうが安く済む場合が多いでしょう。

引っ越しでは、新居の家賃や敷金・礼金などの初期費用がかかります。お金を節約して他の支払いにまわすという選択肢は魅力的に感じられます。

引っ越し業者とのやり取りがない

引っ越し業者を利用すると、

  • 問い合わせ
  • 見積もり
  • スケジュール調整
  • 契約
  • 引っ越し後の資源回収

など、やり取りや打ち合わせが多く発生します。特に引っ越し業者選びは、それぞれのセールス攻勢を受けて、疲れてしまうものです。

自力での引っ越しでは、これらのやり取りが不要で、ご自分の都合だけで進められます。手間が省けたり、トラブルを避けられたりします。

自由なスケジュールで行える

引っ越し日や時間をご自分の都合で決められるのも、自力での引っ越しのメリットです。自動車の手配や、手伝ってくれる友人の都合に左右されることはありますが、まだ融通がききます。また、うまく段取りすれば、少しずつ荷物を運ぶことも可能です。

これに対して、引っ越し業者のトラック台数や作業員数は上限があって、他の顧客の作業との兼ね合いで利用可能時間が決まります。

特に、2〜4月の繁忙期や、土日祝日は予約が早く埋まってしまいます。希望日を取れないこともあります。また、繁忙期は料金も高めになるので出費が膨らみます。

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自分で引っ越し作業をするデメリット

自力での引っ越しには費用などのメリットがありますが、デメリットもあります。これらを知ったうえで、ご自分に合う引っ越し方法を総合的に選びましょう。

作業のための時間や手間がかかる

引っ越しの作業には時間と手間がかかります。特に引っ越し当日はやることが多く、自力で行う場合は、段取りよく進めなければなりません。

梱包・自動車の手配・運搬・荷ほどきなど、すべての作業をやると、引っ越し業者に依頼するよりも時間と手間がかかります。荷物の運び出し作業は特に重労働で、友人や親戚の手伝いが必要でしょう。

また、マンションなどでは共用部分の養生も必要です。建物に傷をつけて修繕費用を請求されないよう注意しましょう。

女性や身体の弱い方、大きい荷物がある場合は、引っ越し業者に任せるほうが良いでしょう。

荷物の補償がない

ご自分や友人で荷物を運ぶ際、荷物や住宅を破損させるリスクがあります。その場合、補償がないことに注意が必要です。

プロである引っ越し業者が荷物や住宅に傷を付けることは、まれです。万が一破損などのトラブルが起こった場合も、ほとんどは補償が受けられます。リスクを避けたいなら引っ越し業者に頼む方が良いと言えます。

交通事故に遭うリスクがある

慣れない引っ越しの運転では交通事故に遭う可能性があります。運送は、ご自分で新居まで運転していくことになります。土地勘のない街を慣れていないレンタカーで走り、しかも多くの荷物を積んでいるという状態は危険です。

普段と異なる状況の運転なので、十分注意をして余裕を持って動きましょう。

自分で引っ越しする際に必要なもの

自力で引っ越しをすると決めたら、必要な物を準備しましょう。

  • ダンボールなどの梱包材
  • 運搬する車両
  • 手伝ってくれる友人・知人

必要な物はすべてご自分で用意しなければならないので、直前になって焦らないよう、計画的に進めましょう。

ダンボール

荷物を梱包するダンボールの数は、家具や荷物の種類や量、単身か家族かなどの条件で変わります。必要な種類と数のめどを立てて準備を進めましょう。種類は、サイズの大小のほか、重いものを入れられる堅ろうタイプなどがあります。

ダンボールは、ECサイトやホームセンターで購入できます。荷造りのヒモやガムテープも合わせて用意すれば良いでしょう。緩衝材は新聞紙も使えますが、専用のもののほうが軽くて衝撃に強いので安心です。

費用を安く抑えたいときは、スーパーで余ったダンボールをもらってくる方法もあります。ただし、強度が落ちたものや、汚れたものはなるべく使わないほうが良いでしょう。

運搬する車両

自力での引っ越しには、荷物を運べるだけの自動車が必要です。冷蔵庫やタンスなどの大型家具や家電には、バンや軽トラックなどを用意しなければなりません。所有してない場合は、レンタカーや友達などから借りて準備しておきましょう。

手伝ってくれる人の確保

引っ越し業者に頼まないとはいえ、大型の家具や家電があると、1人では運べません。手助けが必要なら友人・知人に応援を頼みましょう。

最低限でも、大型家具の運搬を手伝ってくれる人と、車両や荷物の番をしててくれる人は確保したいところです。ご自分を入れて、4人程度の人手があれば対応できるでしょう。

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自分で荷造りするコツ

必要なものが準備できたら、荷造りに取りかかりましょう。引っ越しの荷造りにはコツがあります。以下で解説します。

部屋ごとにグルーピングして荷造りする

荷物は、部屋や置いてあったエリアごとにグルーピングすると、効率よく荷造り・荷ほどきができます。

「リビング」「寝室」「トイレ」「キッチン」のようにダンボールを部屋ごとに分け、荷物を詰めます。荷物が少ない場合は、複数の部屋のものをまとめても構いません。

グルーピングしておくことで、作業の指示がしやすく、また、運搬先での荷ほどきも楽になります。

普段使わないものから梱包する

荷造りでは、普段使わないものから順番に梱包します。季節の違う衣類や本などは最初に、よく着る服やよく使う調理用具などはあとにして、毎日使うものを最後まで残します。

よく使うものを先に梱包すると、引っ越し前に必要になって出し入れするはめになります。2〜3週間前から、普段使わない物を梱包して、引っ越しの前夜や当日に、使用頻度が高いものを梱包するとスムーズに準備できます。

不用品は処分しておく

不用品は早めに処分しましょう。大型家具や不用な家電は、自治体の粗大ごみ回収や、廃品回収業者の引き取りに出します。粗大ごみ回収は予約が必要な場合があるので、早めに手配しましょう。

状態が良いものについては、リサイクルショップに買い取ってもらうほか、フリマアプリなどで販売する方法があります。買取価格を引っ越し費用の足しにすることもできます。

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自分で荷造りする際の注意点

自力の引っ越しでは、荷造りや運搬作業はご自分でやることになります。その際に注意しておきたいことを説明します。

洗濯機・冷蔵庫は水抜きをしておく

引っ越し当日までに、洗濯機と冷蔵庫の水抜きをします。洗濯機や冷蔵庫内に水が残ったまま運ぶと、運送中に漏れ出して、ほかの荷物をぬらしてダメージを与えることがあります。

特に冷蔵庫は、氷も溶けるよう余裕を持って先に電源を落としておくことが大事です。

大型家具は分解し、最後に積み込む

大型家具を運ぶ際は分解して、最後に車に積み込みます。大型家具は新居に着いて最初に搬入できるようにしておくと、あとの荷物の整理整頓がスムーズになります

大きさによっては、分解しないと窓やドアから搬出できないものもあります。ベッドや食器棚などの大型家具は、分解してから運び出すことをおすすめします。

ダンボールを積む際、下に重い荷物、上に軽い荷物を置く

荷造りしたダンボールを重さを考慮せずに積み上げると不安定になります。積むときは、下に重い荷ダンボール、上に軽いダンボールを置きます。

荷崩れを防ぐほか、軽い箱をつぶして破損させないためにも、ダンボールの積み上げ順序には注意が必要です。

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まとめ

引っ越し業者を使わずに自力で引っ越しをすると、費用を抑え、やり取りが不要で、時間を気にせずに済む、というメリットがあります。費用を抑えたい方、荷物があまり多くない方、単身の方などには、魅力的な選択肢と言えます。

その一方、すべてをご自分でやらねばならないので作業量はかなり多くなります。さらに、慣れない作業や、梱包資材の用意、荷物を運ぶ自動車の手配や運転までやることになります。また、家具や住宅が破損した場合の補償がないことも覚悟しておかねばなりません。

自力での引っ越しをうまくやるには、荷造りのコツや、家具を運搬するときの注意点をしっかり頭に入れておきましょう。本記事を参考に、ご自分に適した引っ越し方法を見定め、少しでも楽でお得に引っ越ししてください。