LINEは、日本において最もポピュラーなメッセージアプリです。送受信時のタイムラグが少なく、スピーディなやりとりができます。また、テキストの他にスタンプや絵文字といった機能も利用可能です。
しかし、スタンプや絵文字などの機能は一部を除いて有料コンテンツとなり、LINEコインが必要になります。では、LINEコインとは一体どんなサービスなのでしょうか。
本記事では、LINEコインの特徴や注意点、貯め方について詳しく解説します。LINEコインについて知りたい方や、LINEの幅広い使い方について知りたい方はぜひ参考にしてください。
目次
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LINEコインの概要
LINEコインは、LINEに関連するサービスで利用できます。LINEコインの単価は1コインあたり約2.4円となっており、まとめ買いすることでボーナスコインが追加され、コイン単価が下がります。
LINEコインは、チャージや使用履歴も簡単に確認できます。また、LINEコインを提供するLINE株式会社は「Visa LINE Payクレジットカード」も発行しています。
このカードは通常1.0%のポイント還元率ですが、LINE Payアカウントに紐づけることでポイント還元率2.0%となります。
また、ポイントサイトの「ハピタス」経由でVisa LINE Payクレジットカードを発行すると、4,000ポイント(ハピタスポイント)が付与されます(※2022年7月15日現在)ぜひこの機会にクレジットカードを作成してみてはいかがでしょうか。
1コインあたり約2.4円
LINEコインは、1コインあたり約2.4円(50コイン購入の場合)となります。以下の表に、コイン単価をまとめましたのでご覧ください。
通常コイン | ボーナスコイン | 価格 | コイン単価 |
50 | – | 120円 | 2.40円 |
100 | – | 250円 | 2.50円 |
150 | – | 370円 | 2.46円 |
200 | – | 490円 | 2.45円 |
500 | 100 | 980円 | 1.63円 |
800 | 200 | 1,480円 | 1.48円 |
1,600 | 400 | 2,820円 | 1.41円 |
3,300 | 900 | 5,740円 | 1.36円 |
10,000 | 2,730 | 17,000円 | 1.33円 |
※LINE公式ブログ参照
※引用元・2022年2月26日現在
※コイン単価は価格÷(通常コイン+ボーナスコイン)で算出
上の表から、おおよそ購入コイン数が多いほどコイン単価が下がることが分かります。つまり、LINEコインを大量に利用する予定があればまとめ買いがお得です。
まとめ買いでボーナスコインが付与される
500コイン以上購入した場合は、通常コインと別にボーナスコインが付与されます。先ほどの表をみるとわかる通り、コイン数が増えるほどボーナスコインも多くなります。
また、ボーナスコインは通常コインと同じ扱いです。ただし、一部無料で付与されるLINEポイントには180日の有効期限があります。有効期限の有無については、しっかり確認しておきましょう。
LINEコインの確認方法
LINEコイン残高の確認方法は以下の通りです。
- LINEを開く
- ホームから歯車マークをタップ
- 設定から「コイン」をタップ
- 保有コイン残高が表示される
また、同ページでは保有コイン残高だけでなく、チャージや使用の履歴も確認できます。
LINEコインを貯める方法
LINEコインを貯める方法はLINEコインをチャージ、もしくはLINEポイントから変換の2つがあります。以下で詳しく解説します。
LINEコインをチャージする
LINEコインを貯める方法といえば、LINEコインをチャージ(購入)することです。LINEコインのチャージの流れは以下の通りです。
- LINEを開く
- ホームから歯車マークをタップ
- 設定から「コイン」をタップ
- 「チャージ」をタップ
- 購入金額を選択して「支払い」をタップ
なお、購入においてiPhone利用者は「APP」課金、Android利用者は「Google Play Store」課金を行う必要があります。課金を行う際の決済方法は以下の3つです。
- クレジットカード決済
- 携帯キャリア決済
- プリペイドカード(iTunes・Google Playなど)
自分の好きな決済方法を選択しましょう。
LINEポイントをLINEコインに変換する
LINE関連サービスの利用や動画視聴などによって、「LINEポイント」が付与されます。
このLINEポイントは、自動的にLINEコインに変換されます。また、交換レートは等価ではなく2ポイント1コインであることに注意が必要です。
それでも、LINEポイントは1ポイント=1円換算であることを考えると、少額のコインチャージをするよりもお得になります。
また、LINEポイントから変換したコインよりも、チャージしたコインの方が優先して消費されます。そのため、LINEポイントを優先的に消費したい方はコインチャージを一時的に止めるなどの対策が必要です。
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LINEコインは友だちにプレゼント可能?
LINEコインは、友だちにプレゼントできません。LINEコインは他人への譲渡は認められていません。しかし、LINEコインを使ってLINEスタンプや着せ替えなどをプレゼントすることは可能です。
プレゼントする方法は以下の通りです。
- プレゼントしたいLINEスタンプまたは着せ替えを選択
- 「プレゼントする」をタップ
- プレゼントをする友だちを選択
- テンプレートを選択して、「プレゼントを購入する」をタップ
- 購入方法を選択して、「確認」をタップ
なお、プレゼントできるLINEスタンプまたは着せ替えは有料のものだけです。無料のものはプレゼントできないため、注意してください。
LINEコインの注意点
LINEコインを利用する上で、いくつか注意しなければならないことがあります。注意点は大きく分けて以下の2つです。
- LINEポイント(フリーコイン)とは違う
- 別の端末へ機種変更した場合コインを引き継げない
それぞれ詳しく解説します。
LINEポイント(フリーコイン)とは違う
LINEコインはLINEポイントと内容が異なります。そもそも、LINEポイントはLINEの関連サービスを利用したり、動画視聴したりすることで一部無料で貯められるポイントです。
一方でLINEコインはLINEポイントのように無料で貯めることはできず、有料でチャージすることでしか貯められません。また、LINEポイントは2ポイント=1コインの交換レートでLINEコインに変換できます。
しかし、LINEコインをLINEポイントに変換することはできません。使用用途もLINEアプリでしか使えないLINEコインに対して、LINEポイントはLINE PayやLINE関連サービスに利用できるため用途の幅が広いです。
別の端末へ機種変更した場合コインを引き継げない
LINEコインには有効期限はなく、自分の使いたいタイミングで利用できます。しかし、機種変更などによって別の端末へ移行する際は注意してください。その際、異なるOSへ変更する場合は、LINEコインを引き継げません。
LINEコインは他のポイントなどに変換することもできないため、無駄なく利用するには使い切ってしまう以外方法がありません。なお、異なるOS間のLINEコインの引き継ぎはできませんが、通常のLINEの引き継ぎは可能です。
スタンプや絵文字、着せ替えといった有料コンテンツは引き継げるため安心してください。
LINEコインの使い方
LINEコインは、様々なサービスの有料コンテンツで利用できます。
- スタンプショップで使う
- 着せ替えショップで使う
- LINE NEWSの有料記事の購入で使う
- LINE OutでLINEコインを使う
それぞれについて詳しく解説します。
スタンプショップで使う
LINE上で使えるスタンプの購入ができます。公式キャラクターのスタンプや有名人をモチーフにしたスタンプ、他にも様々な種類のスタンプがあります。スタンプを使用することで、LINEでのコミュニケーションの幅が広がるでしょう。
LINEコインをスタンプショップで使う方法は以下の通りです。
- LINEのスタンプショップを開く
- 欲しいスタンプをタップ
- 「購入する」をタップ
- 「確認」をタップして、ダウンロード
なお、LINEコインが不足している場合はチャージ画面に飛びます。
着せ替えショップで使う
LINEのアイコンやトーク画面をカスタマイズできる着せ替えの購入ができます。着せ替えは他人には見えない機能であるため、他人の目を気にすることなく自分の好きな着せ替えにしてみましょう。
LINEコインを着せ替えショップで使う方法は以下の通りです。
- LINEのホームを開く
- サービスから「着せ替え」をタップ
- 欲しい着せ替えをタップ
- 「購入する」をタップ
- 「確認」をタップして、ダウンロード
なお、着せ替え購入時にLINEコインが不足している場合も、スタンプ同様チャージ画面に飛びます。
LINE NEWSの有料記事の購入で使う
LINE株式会社では「LINE NEWS」のサービスを行っています。LINE NEWSでは全国のマスメディアや通信社、雑誌などのニュース情報を配信・提供しています。これらの情報は有料コンテンツとなり、決済ではLINEコインを使用します。
LINE NEWSの利用方法は以下の通りです。
- LINEのホームから「公式アカウント」をタップ
- 「便利・ニュース」から「LINE NEWS」をタップ
- LINE NEWSを友だちに追加
無料記事では情報が足りないという方は、LINEコインを使って有料記事を購読しましょう。
LINE OutでLINEコインを使う
LINEには無料通話の機能がありますが、それとは別に「LINE Out」という機能が付帯しています。LINE Outはパケット通信を利用したIP電話機能のことで、固定電話やガラケーに対して電話できます。
LINEの無料通話との違いは、相手がLINEをインストールしていなくても使用できる点です。LINE Outは通話先が固定電話であれば3分、携帯電話であれば2分まで無料です(通話先が日本の場合)。
また、LINE Outの決済には、LINEコインが使えます。LINE Outの料金プランは、「コールクレジット」と「30日プラン」の2つです。
コールクレジットは利用前に利用額をチャージします。チャージ金額の詳細については以下にまとめましたので、ご覧ください。
120コールクレジット | 120円 |
360コールクレジット | 370円 |
600コールクレジット | 610円 |
1,200コールクレジット | 1,220円 |
3,600コールクレジット | 3,680円 |
6,000コールクレジット | 6,100円 |
※LINE Out公式を参照
※引用元・2022年2月26日現在
30日プランは購入から30日間、設定された時間内で利用できます。
固定電話のみ(60分) | 120円 |
固定電話と携帯電話(60分) | 390円 |
固定電話と携帯電話(120分) | 720円 |
※LINE Out公式を参照
※引用元・2022年2月26日現在
LINEコインの特徴まとめ
LINEコインはスタンプや絵文字、着せ替えといったLINE上での装飾アイテムだけでなく、LINEの関連サービスで利用できます。LINEコインを使用して、自分なりにカスタマイズしてみましょう。
また、LINEコインを提供するLINE株式会社は「Visa LINE Payクレジットカード」も発行しています。このカードは通常1.0%のポイント還元率ですが、LINE Payアカウントに紐づけることでポイント還元率2.0%となります。
ポイントサイトの「ハピタス」経由でVisa LINE Payクレジットカードを発行すると、4,000ポイント(ハピタスポイント)が付与されます(※2022年7月15日現在)ぜひこの機会にクレジットカードを作成してみてはいかがでしょうか。