LINEプリペイドカードとは？使い方やチャージ方法なども解説

LINEはスマートフォン・タブレットなどで利用できるアプリケーションです。LINEアプリの使用者同士なら、通話やメッセージなど基本的なツールは無料で利用できるので、昨今、連絡手段の1つとして多くの方が利用しています。

基本的なツールは無料ですが、有料で販売されているコンテンツも充実しており、メッセージ上で使えるスタンプから、音楽配信まで多岐にわたります。LINEの有料のコンテンツやサービスを利用する際、さまざまな支払い方法がありますが、その1つが「LINEプリペイドカード」です。

本記事では「LINEプリペイドカード」の概要・使い方やチャージ方法を解説していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

LINEプリペイドカードとは

「LINEプリペイドカード」は、LINE STOREで販売している、LINE関連のサービスの支払いに利用する前払い式プリペイドカードです。

プリペイドカードは、大きく分けてSuicaやWAONなどチャージして繰り返し使うタイプと、QUOカードや図書カードなどチャージできない使い切りタイプがあります。LINEプリペイドカードは、使い切りタイプです。

LINEプリペイドカードは、LINE STOREで販売されているLINE絵文字・LINEマンガなど、有料コンテンツを購入するために必要である「LINEクレジット」にお金をチャージすることが可能です。

LINEクレジットへのチャージは、クレジット決済やキャリア決済が選択できますが、各決済に抵抗がある方もいるでしょう。LINEプリペイドカードを利用すれば、個人情報を入力せずにチャージできます。

種類

LINEプリペイドカードの種類は、販売されている金額の違いのみで、大きく分けて2種類に分類されます。金額があらかじめ決まっている「金額固定タイプ」と、自由に指定できる「バリアブルタイプ」の2種類です。

金額固定タイプ

金額固定タイプは、もともと金額が決まっていて1,000円・3,000円・5,000円の3種類の金額から好きな金額のカードを選択します。バリアブルタイプは、1,500円からの購入になるので、それ以下の金額で購入を考えている方は金額固定タイプの1,000円からとなります。

バリアブルタイプ

バリアブルタイプは、購入する金額を自身で設定して、店頭のレジで希望金額を店員に伝えて購入します。購入可能金額は、1,500円〜50,000円分まで、1円単位で指定が可能です。金額固定タイプと比較して自由度が高いので、思い出の数字や誕生日などを金額設定して、プレゼントとして活用する方もいます。

LINE PAYとの違い

LINEプリペイドカードとVisa LINE Payプリペイドカード、Visa LINE Payクレジットカードは、名称が似ているので混同している方もいるのではないでしょうか。

大きな違いは、LINEプリペイドカードは、LINE STOREで販売しているLINE関連サービスの支払いでの使用に限りますが、Visa LINE Payプリペイドカード・Visa LINE Payクレジットカードは、普段の買い物にも使用できることです。

• Visa LINE Payプリペイドカード

Visa LINE Payプリペイドカードは、2020年12月に新規発行を終了したLINE Payカードの後継として出た新しいサービスです。LINEで簡単に申し込みが可能で、発行後すぐに使えるバーチャルプリペイドカードです。

事前に自身で決めた金額だけチャージして、使用するタイプなので、使いすぎが気になる方におすすめと言えるでしょう。

また、Apple Pay・Google Pay に設定するとiD加盟店や、Visaのタッチ決済加盟店で支払いに利用できるほか、VisaやApple Pay・Google Payのオンライン加盟店での利用が可能です。

• Visa LINE Payクレジットカード

VISA LINE Payクレジットカードは、ポイント還元率2%と高い還元率が特徴のクレジットカードです。全国のVISA加盟店で利用が可能で、VISAのタッチ決済にも対応しているのでスピーディーに支払いすることができます。

また、プラスチックカード発行不要のカードレスタイプも選択可能なので、カードの紛失の心配がなく、スマートフォンのみで買い物からカード管理まで一括できる点もメリットと言えるでしょう。

VISA LINE Payクレジットカードの申し込みは、ハピタスからの申し込みがおすすめです。ハピタスを経由してクレジットカードを申し込むだけで、ハピタスポイントが貯まります。貯まったポイントは現金・提携先の他ポイントへの交換など多くの選択肢の中から選べるので、お得にクレジットカードを発行することができます。

ハピタス クレジットカード一覧

有効期限

購入したLINEプリペイドカードには、有効期間があるので期限には十分注意しましょう。有効期限は、購入日から1年以内となっていて、1年経過してしまうと有効期限切れとして利用不可になってしまいます。なお、LINEプリペイドカードや台紙には有効期限は印刷されていません。

LINEプリペイドカードを購入・もらった場合は、早めにLINE STOREでチャージをおこなってLINEクレジットに交換することをおすすめします。LINEクレジットには有効期限がないので無期限での利用が可能です。

LINEプリペイドカードの使い方

LINEプリペイドカードを使用するには、LINE STOREにてLINEクレジットとしてチャージする必要があります。チャージすると1LINEクレジット＝1円として決済手段に利用が可能です。

では実際に、LINEクレジットを利用してどんなことができるのか、知らない方も多いのではないでしょうか。以下にLINEプリペイドカードの使い方について紹介していきます。

LINEスタンプの購入

LINEスタンプは、友だちとのトーク中に使用するLINEオリジナルの画像で、文字の代わりとして使用します。多くの種類があるので、挨拶や感情などそのシーンに合ったメッセージをイラストなどのスタンプで簡単に相手へ伝えられる便利な機能です。

最初から入っているLINEスタンプだけでは物足りなくなったら、新しいスタンプをダウンロードして使用することが可能で、なかには動くスタンプや有名キャラクターのスタンプもあり、そのときの気分でさまざまなスタンプを使い分けることができます。

有料のLINEスタンプを購入したいとなった場合、LINE STOREにチャージしたLINEクレジットで購入することが可能です。なお、LINEクレジットを使用する際は、LINE STOREを経由して購入する必要があるので、その点は注意しましょう。

LINE絵文字の購入

LINE絵文字は、LINEスタンプとは異なり文章の途中に使用する絵で表現した文字のことです。LINE絵文字は、LINEアプリオリジナルの共通の絵文字なので、使用するスマートフォンの機種やキャリアが異なっていても、相手側に絵文字が表示されないなどの問題はありません。

また、絵文字はトークでの利用以外にもプロフィールのステータスメッセージにも使用することができ、幅広く活用できます。絵文字には無料と有料のものがあり、多くの種類が用意されています。LINEプリペイドカードで有料の絵文字を購入する際は、LINE STOREを経由するとLINEクレジットで購入が可能です。

LINEマンガの購入

LINEマンガは、LINEが提供する漫画アプリケーションです。通常、新規のアプリケーションでサービスを受けようとすると、専用のアカウントを作成する必要があり、登録作業に手間がかかります。一方、LINEマンガはLINE利用者であれば LINE認証のみで、すぐにマンガを読むことが可能です。

また、同じLINEアカウントで最大3台まで共有が可能で、パソコンやタブレットなど、大きな画面でマンガを読むこともできます。有料作品を購入したいときは、マンガコインが必要です。マンガコインは、LINEマンガアプリまたは、LINE STOREで購入することが可能ですが、ここでもLINEプリペイドカードの利用が可能です。

LINEギフトの購入

LINEギフトは、LINE利用者なら誰でも使えるサービスの1つで、LINEで友だちになっている人にプチギフトから豪華な品まで贈り物ができるサービスです。LINEギフトでもLINEプリペイドカードは使用できます。

贈り物を送る方法は、eギフトと郵送ギフトの2種類の方法があります。

• eギフト

eギフトは、LINEのトーク画面上で贈れるチケットギフトです。受け取った相手は、対象の店舗で商品と交換するシステムです。

低価格な商品が揃っているので、ちょっとしたお礼をする際に利用しやすいのが特徴です。なお、注意点としてeギフトはチケットに有効期限が設けられているので、ギフトを送る前に相手の生活圏内にその店舗があるか確認しておきましょう。

• 郵送ギフト

郵送ギフトは、食品・日用品などの贈り物を宅配で送る方法です。大きな特徴は、受け取った相手が自分の住所を入力するので、相手の住所を知らない場合でも贈り物を送ることが可能であるという点です。

LINEプリペイドカードの購入方法

実際に、LINEプリペイドカードを購入する場合、どのように購入するのか知らない方も多いと思います。以下にLINEプリペイドカードの購入方法について紹介していきます。

購入可能な場所

LINEプリペイドカードは、実店舗でのみ販売しています。主に購入できる場所は、コンビニエンスストア・家電量販店です。コンビニエンスストアや家電量販店でLINEのキャラクターがプリントされてあるカードのパッケージがあれば LINEプリペイドカードなので、希望のカードを選び購入することができます。

なお、購入する店舗によって、カードデザインや取り扱いのある金額の種類がさまざまなので、希望のカードデザインや金額のカードがない場合もあるでしょう。

コンビニ

LINEプリペイドカードを取り扱っているコンビニエンスストアは以下の通りです。

・セブンイレブン

・ローソン

・ファミリーマート

・ミニストップ

・サークルKサンクス

・デイリーヤマザキ　

家電量販店

LINEプリペイドカードを取り扱っている家電量販店は以下の通りです。

・コジマ

・上新電機

・ノジマ

・ヤマダ電機

・ヨドバシカメラ

・ビックカメラ

また、ドン・キホーテやイオン・イトーヨーカドー・ゲオなどでも購入できます。

LINEプリペイドカードのチャージ方法

LINEプリペイドカードをコンビニエンスストア・家電量販店などで購入したら、利用するためにLINE STOREでチャージをおこなってLINEクレジットに交換が必要です。LINEクレジットに交換することで、LINEスタンプやLINEマンガなどを有料で利用する際の支払いに用いることが可能です。

チャージ手順

LINEプリペイドカードをLINEクレジットにチャージする方法は、簡単におこなうことが可能です。以下に、 LINEプリペイドカードのチャージ手順を画像を用いて紹介します。

LINE STOREトップ画面の「チャージする」を選択

参考：LINE　公式ブログ

最初に、LINE STOREにアクセスして、インターネットサイトのトップ画面にある「チャージする」を選択します。

LINEプリペイドカードを選び「選択して次へ」を選択

参考：LINE　公式ブログ

決済方法選択の「LINE プリペイドカード」を選択してから確認ボタンを押します。

PINコードを入力して「チャージする」を選択

参考：LINE STORE

最後にPINコードを入力して「チャージする」を選択します。なお、PINコードは半角英数字で正確に入力しましょう。

まとめ

LINEプリペイドカードは「LINE STORE」で販売しているLINE関連サービスの支払いに利用できる前払い式のプリペイドカードです。コンビニエンスストアや家電量販店で気軽に購入することが可能で、LINE STOREでチャージすると、スタンプや絵文字などが購入できます。

また、LINEマンガ ・LINEギフト・LINE MUSICなどLINE関連サービスの支払いにも対応しており、利用方法は多岐にわたります。

普段ラインを使う方なら、誰でも簡単に使えるのでギフトに贈る方も多いです。ぜひ、この機会にLINEプリペイドカードを利用してみてはいかがでしょうか。