お金が貯まらない方がやっている習慣とは、どのようなものなのでしょうか。衝動買いや給料をほとんど使ってしまうなど、さまざまな習慣があります。貯金がしたいと思っても、なかなか上手くいかないという方は少なくありません。上手く貯金できないという方は、方法が間違っている可能性があります。
なぜ貯まらないのか、どうすれば貯金できるのでしょうか。収入と支出を見直して、着実に貯金できる方法を見ていきましょう。
目次
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お金が貯まらない人がやっている習慣・特徴
お金が貯まらない方がやっている習慣・特徴は、以下のとおりです。
- ボーナスが入ったら買い物に使ってしまう
- 普段から外食が多い
- 衝動買いをしてしまう
どれかひとつは、もしかしたら当てはまるかもしれません。身近に起こりうる習慣・特徴ばかりです。普段は気をつけていても気の緩みやストレスなどで、ついついお金を使ってしまう可能性もあります。詳しい内容を一緒に見ていきましょう。
ボーナスが入ったら買い物に使ってしまう
1つ目の習慣・特徴は「ボーナスが入ったら買い物に使ってしまう」です。大きな額が入ってくると、買い物をしたくなる方も少なくないでしょう。一般的にボーナスが受け取れる夏・冬は、イベントが多い時期です。バーゲンで服を買ったり、テーマパークに遊びに行ったりする機会が増えます。実際にこの時期は、通常よりも食費・交通費が増加する傾向にあります。
普段から外食が多い
2つ目の習慣・特徴は「普段から外食が多い」です。一人暮らしで自炊しない方は、当てはまる確率が高まります。会社の付き合いや仲間内での飲み会が多い場合は、一度の食事で数千円かかります。断れなかったり楽しかったりすると、頻繁に顔を出すことになりますが、回数が重なると大きな出費です。
衝動買いをしてしまう
3つ目の習慣・特徴は「衝動買いをしてしまう」です。必要でなくても魅力的に見えると、ついつい買ってしまうこともあるでしょう。コンビニをよく利用する方は、注意が必要です。スーパー・薬局などより、高めの値段が設定されています。
同時に、ついつい衝動買いしてしまった物は、大抵すぐに使わなくなり捨ててしまうことがよくあります。それこそ「無駄な出費」となってしまいます。
なぜお金が貯まらない?
お金が貯まらない理由は、以下のとおりです。
- 収支管理ができていない
- お金を貯める仕組みを作っていない
- ローンやリボ払いなど分割払いをしている
- 目標と時期を設定していない
どれかひとつでも当てはまると、お金が貯めづらい体質かもしれません。詳しい内容を紹介しますので、あなたのお金の管理状況と似ているものはないか確認してみましょう。
収支管理ができていない
1つ目の理由は「収支管理ができていない」です。お金を貯めるためには、収支管理は必要不可欠です。しかし、お金が貯まらない方は、収支管理していないケースが多く見られます。収入は給与明細で確認できますが、支出は自身で把握しておく必要があります。
お金を貯める仕組みを作っていない
2つ目の理由は「お金を貯める仕組みを作っていない」です。なんとなくお金を使っていては、貯められません。月末になると、お金をほとんど使い切ってしまう方を見かけます。
このようなパターンは、「残った分のお金を貯金しよう」と考えている方によく見られます。一見良い方法に思えますが、人間の習性上そう上手くはいかないようです。人間には「パーキンソンの法則」という、貰ったものは使い切るという習性があります。お金が貯まらない方は、特にこの習性が強い傾向があります。
ローンやリボ払いなど分割払いをしている
3つ目の理由は「ローンやリボ払いなど分割払いをしている」です。これらを利用していると、いつの間にか手元からお金が消えてしまいます。詳細は以下のとおりです。
・リボ払い
利用した金額に関わらず、毎月一定の金額を返済していく支払い方法です。毎月支出額が変わらないので多用してしまいますが、一言でいうと「借金」と同じです。使うほどに返済額が積み重なっていきます。同時に、非常に高い金利が設定されていることが多いので、返済額が増えて完済できない状態になってしまいます。
・カードローン
リボ払い同様、ATMやインターネットを使えば手軽にお金が借りられます。その反面、高額な金利が設定されているので、借入金額によっては利息分の返済だけでとてつもない金額になる可能性があります。
どちらも便利ですが、デメリットもあります。自身で収支を把握していなければ、大きな損を被ってしまいます。リボ払いやカードローンは、しっかりと収支管理してから使用した方が良いでしょう。
目標と時期を設定していない
4つ目の理由は「目標と時期を設定していない」です。闇雲にお金を貯めようと思っても、なかなか上手くいきません。貯めていくためには、モチベーションが必要不可欠です。ダイエットや勉強などと、同じ感覚で考えて良いでしょう。
モチベーションを保つには、貯蓄したお金の使い道を考えると効果的です。老後費用にしたり開業資金に回したりなど、具体的に決めましょう。同時に、お金を使う時期を明確にすると、毎月必要な貯金額が計算できます。
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お金が貯まらない人は収入と支出を見直す
お金が貯まらない方は、収支と支出を見直しましょう。やるべき収入と支出の管理方法や習慣は、以下のとおりです。
- 不要な支出を確認して節約する
- お金を貯めやすい時期を把握する
- 基本的には借金しない
- 生活用と貯蓄用に区別して銀行口座を持つ
不要な支出を確認して節約する
1つ目の見直し方法は「不要な支出を確認して節約する」です。まずはどのようなものにお金を使っているのか、把握することが大切です。その上で節約を心がけましょう。不要な支出が確認できれば、どの部分を節約できるか見えてきます。
支出を見直す際は、固定費からの見直しがおすすめです。サブスクリプションやアプリなど、あまり使っていないサービスに課金している場合があります。変動費は状況によって変わりますが、固定費は毎月一定金額の支払いが発生します。浪費をおさえることが重要ですが、その前段階として固定費の見直しも大切です。
お金を貯めやすい時期を把握する
2つ目の見直し方法は「お金を貯めやすい時期を把握する」です。貯めやすい時期を逃してしまうと、なかなか上手く貯金はできないでしょう。貯めやすい時期は、全部で3回あります。
- 独身時代
- 結婚〜子どもが小学生まで
- 子どもの独立〜自身が定年を迎えるまで
1回が年単位なので、意外に期間は長く感じられます。この間に、どれだけ貯金へ回せるかで、その後の貯蓄額が決まるといえます。計画的に貯金しましょう。
基本的には借金しない
3つ目の見直し方法は「基本的には借金しない」です。カードローン・リボ払い・住宅ローン・車のローンなどは極力避けましょう。利子が高くつく場合が多く、返済に時間がかかってしまいます。
そして、借金を抱えているという事実が、精神的に非常に大きなストレスです。切迫感や不安感を抱えることになり、メンタル面に良くありません。モチベーションが下がり、貯金に失敗する可能性が高まります。
生活用と貯蓄用に区別して銀行口座を持つ
4つ目の見直し方法は「生活用と貯蓄用に区別して銀行口座を持つ」です。完全に通帳を分けて貯蓄する方法です。生活費を貯めておく「生活用口座」と、将来に向けた「貯蓄用口座」に分ける管理は有効的でしょう。貯蓄額が一目で分かるので、管理しやすくおすすめです。
普段使っている銀行口座に貯めておけば、ふとした瞬間に貯金を使ってしまう可能性があります。2つ口座を準備しておけば、そのような必要はありません。給料が入ったら、まずは一定金額を貯金に回す習慣を身につけましょう。
お金が貯まらない人が賢く貯金する方法
お金が貯まらない方が賢く貯金する方法は、以下のとおりです。
- 収入から天引きして先取り貯金をする
- 小銭で500円玉の貯金をする
- 積み立て型の貯金や資産運用をする
- ポイ活でお得に買い物をする
簡単にできるものから、ワンランク上の貯金方法までさまざまです。あらゆる方法がありますので、「やってみたい」「興味がある」ものから実践してみましょう。
収入から天引きして先取り貯金をする
1つ目の方法は「収入から天引きして先取り貯金をする」です。毎月一定の収入がある場合は、取り組みやすい方法です。自身の裁量で貯金するのではなく、自動的に貯めていけます。習慣にしてしまえば、少ない労力で貯金ができるでしょう。継続した貯金が苦手な方におすすめです。
小銭や500円玉の貯金をする
2つ目の方法は「小銭や500円玉の貯金をする」です。手軽にできるので、実践している方が多い方法です。手軽なだけでなく、「貯まっていく小銭を見るのが楽しい」という声もありました。手軽にはじめられるので、これから貯金をはじめる方におすすめです。多くなった小銭は郵便局へ持って行くと、所有している口座に振り替えてもらえます。
積み立て型の貯金や資産運用をする
3つ目の方法は「積み立て型の貯金や資産運用をする」です。ワンステップ上の貯金方法です。貯金は自身の意志が必要になりますが、積み立て貯金は給料から自動で積み立てされます。そのため、我慢やストレスを感じにくいでしょう。代表的な積立貯金は以下のとおりです。
- 積み立てNISA
- iDeCo
- 自動積立定期預金
積み立て貯金はすぐには成果が出にくいですが、継続することで大きな効果を発揮します。
ポイ活でお得に買い物をする
4つ目の方法は「ポイ活でお得に買い物をする」です。
普段、楽天・Yahoo!・イオン・ビックカメラなどで、お買い物をする方が多いのではないでしょうか。お買い物の際に「ハピタス」を経由すると、各ショップのポイントとは別に、ハピタスポイントが貯まります。
ハピタスポイントは現金のほか、電子マネーやギフト券などに交換できて、よりお得にお買い物ができます。ポイ活するならハピタスがおすすめです。
少ない収入でもお金を着実に貯めるコツ
少ない収入でもお金を着実に貯めるコツは、「お金を貯めるためのロードマップを作成する」「お金を貯める手間を省くことを心がける」です。コツを掴めば、どなたでも着実に貯金ができるでしょう。貯金の道のりを”見える化”して、手間を省きます。詳しい内容は以下で紹介します。
お金を貯めるためのロードマップを作成する
1つ目のコツは「お金を貯めるためのロードマップを作成する」です。作成において、目標金額の設定や貯金方法を決める必要があります。同時に、続けられるように、無理のない目標設定が必要です。目標設定するべき項目は3つで、以下のとおりです。
- 何のためにお金を貯めるのか
- どのようにお金を貯めるのか
- いつ、どこにお金を貯めるのか
何のためにお金を貯めるのか
1つ目の項目は「何のためにお金を貯めるのか」です。目的を明確にすることがはじめの一歩です。目的はモチベーションになりますし、貯金ペースの目安にもできます。いつまでにどのくらい貯めれば良いかと、具体的な目標も見えてきます。そうすると、より貯金がしやすくなるでしょう。年単位の長期的な目標ではモチベーションが続きにくいので、1ヵ月ごとの目標や貯蓄ペースを割り出してみましょう。
どのようにお金を貯めるのか
2つ目の項目は「どのようにお金を貯めるのか」です。目的が決まったら、次は貯める方法を決めていきましょう。重要なポイントは「収入>支出」です。支出が収入を超えると、貯金どころか赤字状態です。収入を増やすことは、支出を減らすよりも難しいので、まずは支出を減らすことを考えましょう。
いつ、どこにお金を貯めるのか
3つ目の項目は「いつ、どこにお金を貯めるのか」です。目的と方法が決まりましたら、最後は貯める場所を決めましょう。給与が振り込まれる口座に、そのままお金を貯めている方は少なくありません。1つの口座は楽な気がしますが、貯金するには逆効果です。貯めるためには、貯金用口座をおすすめします。多くの口座は必要なく、2つあれば間に合います。普段の引き落とし用とは別に、貯金用口座に毎月一定金額を預け入れる日を決めましょう。
お金を貯める手間を省くことを心がける
2つ目のコツは「お金を貯める手間を省くことを心がける」です。なるべく簡単に、近道で貯金することが理想です。無理のない範囲で、お金を貯めることを習慣化させましょう。長期的に節約を継続させることが大切です。
無理なく支出を減らして、基本的な貯金習慣を定着させましょう。余裕が出てきたら投資やポイ活など、次のステップに進むことをおすすめします。
お金が貯まらない人まとめ
お金が貯まらない方には、決まった習慣や特徴があります。普段から必要ではないものに、お金を使っている傾向があるでしょう。
貯金は方法やコツさえ分かれば、どなたでも簡単に取り組めます。気軽にできる小銭貯金や、ワンステップ上の積立貯金など、さまざまな方法があります。これから貯金をはじめてみようと考えている方は、まずはできそうなことから実践してみましょう。