那覇市中心部、2020年4月にオープンした『ホテル ストレータ 那覇』に宿泊しました。ストレータは英語で”地層”の意味。今までの沖縄の歴史と、これからホテルで生まれる新たな出会いが地層のように積み重なって行く…そんなテーマを表現したホテルは、どのような滞在になるのでしょうか~!楽しみです♪
ホテル ストレータ那覇はゆいレール美栄橋駅前
立地は、ゆいレール美栄橋駅前で空港からのアクセスも便利です。ゆいレールのホームから、もうホテルが見えています。ホームからホテル入口までの時間を測ってみたら、2分程度でした(笑)
ホームからホテルは目の前! スーツケースを引いていても楽々アクセス♪
入った瞬間からリラックス空間のロビー
街なかなので敷地は小さいですが、リゾート感溢れるアプローチ。
しっかりとした車寄せとエントランスがあり、高級感があります。
ロビーに入った瞬間、ウッドやハーブ系のアロマの香りが漂います。
目の前に飛び込んで来るガーデンやモダンデザインのインテリアと共に、『いいホテルに来たな〜♪』と気分が高まります。
館内はナチュラルなインテリアですが素朴過ぎず、モダンで洗練されています。壁面の琉球石灰岩や、床に置かれたシーサー。ソファのクッションがさりげなく沖縄テイストを演出しています。
ロビーでは、雑貨や小物が販売されております。ほとんどがホテルオリジナル、館内のセンスの良さは小物選びにも。色々買い込みたいくらいお洒落なものばかり♪
このグラスで泡盛とか焼酎を飲んだら美味しいだろうな〜♪
クッションカバー良いなと思ったら…なかなかのお値段でした。上質な素材と、職人さんの丁寧なお仕事が伝わります。
お部屋に入る前に…館内設備のご案内
チェックインを済ませ、お部屋に向かいます。ロビーのエレベーターホールには、おだやかにトーンを変える左官仕上げの壁。ホテル名の”ストレータ”、日本語で”地層”をイメージしたものでしょう。
エレベーターホールの壁に直接描かれたフロアガイドもお洒落。
客室に行く前に、2階にある設備をご紹介。エレベーターを降りてすぐに、コインランドリーや自動販売機、電子レンジに製氷機と、長期滞在や出張にも便利そうな設備が集まるスペースが。
一番奥に行くと、24時間利用可能なジムがあります。小さいですが、この規模のホテルでジムがあるのは贅沢だなと思いました。
ほかには最上15階に、インフィニティー水盤がある屋外テラスを備えたルーフトップバーがあるのですが…残念ながら木金土のみの営業。この日は日曜泊だったのでお休みでした。(※最新情報は公式サイトをご確認下さい)
レイアウトが楽しいツインルーム
さて客室に向かいましょう。客室フロアのエレベーターホールです。
エレベーターホールからは、窓から海側の那覇市街を眺められます。こちら側の向きにあるお部屋は、10階以上辺りから海も見えるかと思います。
廊下もスタイリッシュモダンな雰囲気。
琉球石灰岩のお部屋番号が高級感がありますね。
今回予約したのは、『ツインルーム』ツインタイプとしてはいちばんお手頃なお部屋です。
広さはお部屋により異なりますが、23平米から25平米。扉を開けるとすぐにベッドルームです。
客室の壁にも一部左官仕上げが施されており、またヘッドボードや家具は天然木なので、モダンながら温かみのある、上質さを感じる雰囲気です。
ゴージャスでも、ビジネスホテルでもない。上質なライフスタイルホテルといったところでしょうか?
窓側には、高級ホテルばりに大きなカウチが。首里織のクッションカバーとの組み合わせがお洒落です。沖縄の伝統工芸品を使っているのに、どこか北欧モダンの心地よさや親しみやすさもあります。
決して広くないお部屋に、こんな大きなカウチが置けるのは…クローゼットが無く、ソファ横にあるハンガーがその代わりだからです。アンティークブラス(真鍮)仕上げでとってもお洒落ではありますが、連泊だと使い辛く感じるかもしれません。
またバッグやスーツケースを置く台も無いので、床の空いた所で広げるとお部屋が散らかって見えてしまいます。まぁ、クローゼットを無くして贅沢な調度品を置いているので仕方が無いところではあります…
こちらが窓側から見たお部屋。ベッドのひとつは廊下側の壁にくっついております。滞在時は同フロアに他のゲストは少なかったようで静かでしたが、2020年10月に初めて宿泊した時は、廊下からの音や話し声は聞こえました。
こちらのホテル、東側のお部屋はバルコニー付き。窓も大きくて良いですよね。
シティホテルなのにバルコニーがあるなんて♪
バルコニーからは、那覇市街地の中心部を一望出来ます。今回は15階建てで12階のお部屋だったので、眺めもかなり良かったです。目の前に高層ビルが無いのも開放的ですね!
テレビとミニバーは窓側に。ミニバー専用の家具も上質さを感じます。
高級ホテルにしか置いていないネスプレッソも完備。ティーバッグはホテルオリジナルブレンドの、少し甘いハーブティー。カップやグラス、ケトルもスタイリッシュなものが選ばれています。無料のミネラルウォーターは2本、冷蔵庫は空です。Blietoothスピーカーがあるのも嬉しい♪
先程も説明した、お部屋に入ってすぐベッド&クローゼットが無い問題ですが…もうひとつの理由がバスルームのレイアウト。ベッド前に入口があり、正面に洗面台があります。
洗面台の左手に個室のトイレ。
右手にはなんと…この面積でビューバス!広さやバスタブの大きさはビジネスホテルと同じぐらいですが、窓側にバスルームがあるのは特別な気分になりますよね♪ ブラインドや、バルコニーに鉢植えもあり外からの視線対策もあります。(周りに高い建物が無いのでほぼ見えないと思いますが…)
シャワーはハンドタイプのみ。シャンプーやボディーソープは、アメリカのブランド『MALIN+GOETZ(マリン アンド ゴッツ)』。日本からは撤退してしまいましたが、私はこちらのボディーソープのラムの香りが大好き。高級ホテルにしか置いていないようなアメニティがあるのも素敵ですね〜。
シャンプーはミント、コンディショナーはシトラスの香りです。
洗面台も小さいながら独立タイプで、デザイナーズホテルのような雰囲気。デザインを優先させたせいか、両脇に隙間があるのが小物を落としそう&物を置くスペースが狭い…です。
引き出しの中には、備品やアメニティが収納されています。
広さやグレードとしては、プレミアムビジネスホテルといった感じですが…バルコニー付き・ビューバス・部分的に高級ホテル並みの調度品や仕上がりで、お部屋で過ごすのも楽しかったです♪
ちなみに客室フロアのレイアウトはこちら。上部が海側のダブルルーム、下部が国際通り側のバルコニー付きツインルームです。スイートらしきお部屋もありますね。広くて内装のグレードがより上がったお部屋もあります。その分お値段も、数が多いスタンダードタイプからグッと上がります。
今回選んだプランは、12時チェックイン・翌18時チェックアウトの30時間ステイプラン。しかも朝食かランチを選べてコスパも良過ぎ!夕方空港に帰る直前までのんびり過ごせました♪
南国リゾート気分が高まるガーデンプール♪
こちらのホテルの最大の特徴は、那覇市街地の中心部にありながらガーデンプールがある事ではないでしょうか?隣は小山になっており(昔のお墓があります)より、より緑深い雰囲気に。
ロビーに降りて、ガーデンプールへ向かいます。タオルはお部屋から持参する事は無く、レセプションカウンターで借りる事が出来ます。トイレと屋外シャワーもプール手前にあります。
けっして大きいとは言えませんが、そこそこ泳げるサイズのプール。全面モザイクタイル貼りでしっかりとした、清潔感のある造りです。日本のホテルはなんでもハイクオリティなのに、何故かプールの雰囲気作りがイマイチ…なホテルも多いですが、こちらは海外のシティリゾートホテル並みにお洒落で情緒があって感動しました!
なんと、短いですがウォータースライダーも! わたくしいい歳したおじさんですが、ここで滑るのを楽しみにしていました♪ (ひとりではしゃぐのは恥ずかしいので、友達に見ててくれとお願いしましたがww)しかーし! 大人の体重では全然滑りません…小さいお子様か、浮き輪に座らないと無理でしょうね〜残念。
那覇市内で、プールを備えたホテルはいくつかありますが…周囲が緑のホテルはなかなかありません。
この緑とプールの青さの組み合わせがいい味出してます。もちろん海沿いのリゾートホテルには大きさや環境は敵いませんが…街なかの癒し空間として、また違った魅力がありますよね。
そんな大好きなプールですが…気になる点は、パラソルが無い! 夏の日焼けが加齢のダメージに直結するお年頃。木陰になるチェアを見つけます。
唯一、屋根付きの丸いデイベッドがありますが…お昼〜お夕方までは直射日光が差し込みます。
あと、緑濃いゆえに落ち葉がよく浮いているのが気になりました。リゾートホテルでは無いので、監視員やスタッフはおりません。こまめに清掃をしている訳ではないので、そこはゲストが綺麗に使用するよう心掛けましょう。街なかのゆいレールほぼ直結状態の立地に、こんなに素敵なプールを作ってくれて感謝しかないですので〜。
プールの奥には、金土日の夜のみ営業する石窯焼きの『あやむぬい』。伝統的な琉球瓦の屋根の下、夜のプールを眺めながらの夕食は、旅の良い思い出になりそうですね。※前日21時までの予約が必要です。また、最新情報は公式サイトをご確認下さい。
『こんなプールサイドで朝食やランチ、最高だろうな♪』と思いますが、プールサイドで食事は出来ません。
しかし、ロビー向かいのカフェダイニングでドリンクをテイクアウトし、プールで楽しむ事が出来ます。南国らしいトロピカルなモクテルもありました。
沖縄に来たら…という事で、シークワァーサーのモクテル『沖縄シトラスのブルースプラッシュ(800円)』を。甘酸っぱくて熱い日にぴったり!あぁ〜南国リゾート♪ 那覇市内で海外シティリゾート気分を味わえて最高です。本土は雨続きだったので自慢したくなって、友達に画像を送りつけました(笑) (※カフェダイニングにて提供されるドリンクメニューは、季節によって変わります。)
ホテル ストレータ那覇は夜も雰囲気満点♪
夕食は外でいただきました。ホテルは国際通りや歓楽街の松山地区にも近く、飲食店も沢山あり便利です。美味しい沖縄料理をいただいた後、ホテルに戻って来ました。
このアプローチ! 南国の旅先の夜という感じ〜♪
シンプルながら上質な仕上がりなので、ライティングも際立つ夜のロビー。
客室フロアのエレベーターホールにも、ストレータ(地層)が… 一段ごとに左官塗りを仕上げて行くので、手間と時間がかかるんです。とても雰囲気が良いですよね~
普通のシティホテルであれば、夜はもうお部屋で寛いで寝るだけですが…こちらはガーデンプールがある♪
夜も22時まで泳げるんです。
ビーチリゾートホテルは、夕方過ぎにはクローズしてしまうのでこれば嬉しい。
ロビーから近くスタッフの目も行き届き、プールも小さいから出来るサービスでしょう。夕食の後のナイトプール、楽しいですね〜♪
お部屋に戻ってもバルコニーからの夜景がある!
那覇なので大都会の夜景というわけではありませんが、見晴らしが良くてとっても綺麗。
夜風も心地良く、しばらく友達と夜景と月を眺めながらバルコニーで語らっておりました。充実した那覇での休日を実感しながら…おやすみなさいzzz
朝食・ランチもハイクオリティ
おはようございます。今日も朝からいい天気♪ お部屋は南東向きなので、午前中は朝日が眩しいです。
朝食は1階の『カフェ ストレータ』で提供されます。
こちらがまた…高い天井に大きな窓。ナチュラルモダンなインテリアが大変心地良く、良い気が流れまくる空間で大好きなんです♪
お洒落なんだけど緊張する事が無く、でも洗練されている…東京・大阪辺りであればそう珍しくないかもしれませんが、那覇でこの空間というのがまた感動します。
南国の空気も相まって、大都会のカフェより特別な気分になりますね。こちらは宿泊者だけでは無く、カフェダイニングとして外から直接入れるようにもなっており、外部からの利用者も沢山見かけました。私も那覇に住む事があったら通いそうだな〜なんて。
こちらのホテルは、同料金で朝食かランチを選べる宿泊プランがあります。今回はランチを選んだので、昨年初めて宿泊した時の朝食をご紹介。
朝食は、メインが4種類から選べます。私はサンドイッチを選びました。コーヒーや紅茶はカウンターからセルフでお代わり自由です。※画像は昨年いただいたものでテイクアウトボックスでの提供でしたが、2021年10月現在は、お皿盛りで提供されております。最新情報は公式サイトをご確認下さい。
上質なハムやダマゴサラダ、スパイスが効いた野菜のマリネと挟まれた海老など、グルメで美味しいサンドイッチでした! 朝食としてはボリュームも十分です。
そして、今回選んだランチはこちら。スタッフとのやりとりで手違いがあり、キッシュとスープも提供されましたが(本来のホテル宿泊ランチプランには含まれません)、どれも美味しかったし見た目もお洒落でボリュームたっぷり!これが2人分も宿泊費込みなんて本当に良いのかしら…?
こちらはホテルに宿泊せずとも訪れたい内容でした。ランチの詳細はこちらの記事をどうぞ!
楽しみが詰まったシティーリゾートホテル
街なかの便利な立地ながら、ガーデンプールありお部屋にバルコニーあり、ナチュラルモダンな館内はお洒落、食事も美味しい。そんなに大きくはないですが、魅力が沢山詰まったホテルです。那覇市内での滞在を、より思い出深い気分にさせてくれるホテルだと思います♪
DATA ホテル ストレータ 那覇 所在地:沖縄県那覇市牧志1-19-8 TEL:098-860-7400 ホームページ:【公式】ホテル ストレータ 那覇 | HOTEL STRATA NAHA (okinawa-uds.co.jp)
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