2023年11月に開業したばかりの「インターコンチネンタル チェンマイ ザ メーピン」。そのクラブラウンジは、モダンゴージャス!
バンコクから飛行機で約1時間、タイ北部に位置する古都チェンマイにあるホテル「インターコンチネンタル チェンマイ ザ メーピン」。
地元の大型名門ホテルを、豪華に優雅にリニューアルした館内で滞在を楽しみました。宿泊記はこちらに詳しく書かせていただきましたので合わせてごらんください。
こちらでは、そんなホテル滞在をより充実したものに出来る、クラブラウンジをご紹介いたします!
目次
クラブ インターコンチネンタルは1階
ラウンジの「クラブ インターコンチネンタル」は2024年2月現在、1階オールデイダイニングのタイ料理「The Gad Lanna」の一画に設置されております。入口もダイニングと同じですので、一旦入口でラウンジを利用する旨を告げ中へ入ります。
ダイニングを入ってすぐの右手に、ラウンジの入口。
ダイニングとの間はパーティションのみ。緩やかに空間が繋がっております。
モダンゴージャスなインテリアを、奥まで見渡せる様子は圧巻のひと言…。余談ですが、下の画像の木目に見える部分を良くみてみて下さい。なんと竹です…こっそりとアジアが忍び込んでいるセンスに感心します。
ラウンジ自体のテーブル数はそう多くはありません。窓側のエリアと、壁で囲われたエリアに分かれておりました。
充実のクラブラウンジサービス
チェックイン時に渡される、クラブ インターコンチネンタルの案内書はこちら。営業は6:30〜22:00です。
優雅なアフタヌーンティータイム
まずはアフタヌーンティー。14:30〜16:30までの提供です。
私は14時頃ホテルに到着。お部屋の準備が出来るまでラウンジで過ごしていたのですが、前倒しでアフタヌーンティーサービスを提供して下さいました。
チェンマイ発のティーブランド「MONSOON TEA」のフレイバーがおすすめ
お茶はインターコンチネンタル標準のTWGでは無く、チェンマイ発のティーブランド「MONSOON TEA」。フレイバーも豊富で選ぶのが楽しいです。各種ソフトドリンクやコーヒーも選べます。
名前に惹かれて注文してみた「レインボーブレンド」ですが…これが大正解!
様々な種類の茶葉と、トロピカルフルーツがブレンドされたフルーティーで瑞々しい味わい。次回の訪タイ時は、必ずお店に茶葉を買いに行きたいです。(チェンマイとバンコクに専門店やティーハウスがあります)
美しく繊細なセイボリーとボリュームたっぷりのスイーツたち
3段トレイではなく、お皿に載せられて運ばれて来ました〜わぁ素敵♪
セイボリーは、ハムチーズサンド・牛頬肉の煮込みタルト載せ・バナナフリッター・川海老のセビーチェ。どれも繊細で、調理に凝った感じが伝わり美味しい。セビーチェは、花びらに載ってザクロの実が飾られ…超高級ダイニングの前菜のようなビジュアル。
スイーツはわりと詰め詰めで登場(笑)。
ベルベットケーキ・パンダンケーキ・フルーツタルトにマカロン・トリュフチョコレート。タイの伝統菓子、卵黄のシロップ煮「トーン・イップ」も。スコーンは外サックリの中しっとり。あまり好まないお菓子なんですが、こちらのスコーンはお代わりしたい位美味しかったです。スイーツ類は、こちらのホテルならではの特徴は無いですが、どれも上品な甘さでした。
ちなみに、アフタヌーンティー・カクテルタイム・朝食の時間帯以外のドリンクメニューはこちら。こちらは営業時間中、いつでもいただけます。
リフレッシュメントとして、タロ芋チップスやクッキー、ナッツ類は常に置かれていました。
チョコレート系はコーヒーが合うよね♪ と、アイスラテを追加注文し、リフレッシュメントと共にいただきました。
テラス席と美しい庭園
アフタヌーンティーを終え、外のテラスに出てみると…ちょっ!なんだこのロマンティックが過ぎる光景は!?
テラスから続く、美しい庭園の向こうには小さなお寺。
まるで昔からあったような、レンガ敷きの広場はなんと、インターコンチネンタルにリブランドされた時に新設されたもの。
ホテル棟とお寺の間、改装前のホテルでは駐車場だったそう。ちなみに先程紹介したダイニング辺りがロビーだったみたいです。そんな経緯を知れば、ますますこちらのホテルに興味が湧くし、本当に上手にリニューアルしているな〜と感動します。
この日はガーデンウェディングのプロモーションが行われており、夢のようなセッティングが見られました。
ダイニングとラウンジは広いテラス席を備えており、こちらで食事を楽しんだり、アフタヌーンティーを楽しむクラブラウンジ利用者も。
えっずる〜い!早く気付ば良かった…ですが、気持ちよく過ごせるのは11月〜2月辺りまでの乾季限定でしょう。雨季はたぶん、とっても蒸し暑いはず。
17:30〜19:30はカクテルタイム。クラブラウンジ1番のお楽しみです。
お楽しみのイブニングカクテル♪
17:30〜19:30はイブニングカクテルタイム。飲み放題のお酒に美味しいおつまみ。インタコチェンマイはどんな内容なのかしらん?とワクワクしてテーブルに着くと…スタッフさん「今日はアルコールの提供は出来ないので、スペシャルなモクテルからお選び下さい」と。なんと、宿泊した日はタイ仏教の万仏節という祝日。タイ全土でアルコール禁止の日だったのです…。
え〜っ!?ガックリ…駆け付けシャンパン、いただきたかったのに〜!!私もお酒は滅多に飲まないのですが…旅行中はなぜか毎日飲みたくなる性格。
いや、郷に入っては郷に従え。モクテルを楽しみましょう!
普通のジュースでは無く、色々混ぜて凝った味わいに仕上げてくれるだけで有難いわよ。いただいたのは、ストロベリーサンライズ・キューカンバークーラー・ピナコラーダ…いや、お酒飲めないからって頼み過ぎじゃない??
ドリンクのお供は、2つのお皿に分けて運ばれて来ました。
チキンサテにコロッケ、プチトマトのブッラータチーズのせ、生エビのタルト包み。
もうひとつはクラッカーとチーズ、スティック野菜に葡萄、ドライフルーツ・ナッツのプレート。美味しいけど、これで夕食代わりは厳しわね…カクテルタイムは、夕食前にお酒と軽食を楽しむべきなのはわかっていますが〜。
ちなみにラウンジの利用者が少なめだったせいか、アフタヌーンティーもカクテルタイムも、フードのお代わりを聞かれました。もう少しいただきたい方はお願いしてみても良いかなと思います。
ダイニングより夕食をお取り寄せ
今回も1人旅、このあとは夕食か〜。街に出て賑わうレストランも気が引けるし、ルームサービスかな?と思っていたら…そうだ、タイ料理ダイニングが目の前にあるんだから、あちらの料理を運んで来てもらえるはず!
とスタッフに尋ねると、もちろんOKとの事(メニューの料金は発生します)。川エビのトムヤムクン(450バーツ)と、タイ和牛の焼き串(228バーツ)をオーダー。そのままディナータイムに突入です。
タイ和牛串…やっぱり日本人、牛肉は日本産に限ります。タイに来ると、美味しくてお手頃な鳥豚ばかり頼みがち、たまにはと牛も思ったんです。硬さ、味付け共日本人は避けた方が良いでしょう。
大きな川エビが、殻付きで入ったトムヤムクン。
身を取り出し、エビ味噌をスープに溶かして…う〜んやっぱりトムヤムクンは本場が美味しい! スチームライス(99バーツ)も追加して、夢中でお米と混ぜてお口へ運びます。
お酒が合いそうなカナッペに、スパイシーなお料理に…「オラァ〜酒じゃ!酒持ってこーい!!」と思いながら夕食を終えました(笑)。のんべえさんは、タイの禁酒日にお気をつけ下さいませ。調べてみると、2024年は計5日だけらしい…なんてレアな日にクラブラウンジ宿泊したんだろ(泣)。
ちょっとツイていなかったですが…飲み物はラウンジのサービスで無料なので、ホテルディナーの出費を押さえる事が出来ました。さらにIHGワンリワード会員は、ホテル内の飲食代が20%オフです。
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夜も美しい…テラスと庭園
カクテルタイムとディナーを終えて、テラスへ出てみます。お酒は飲めませんでしたが…乾季のチェンマイの夜は涼しく、庭園の先にあるお寺がライトアップされ大変美しい。この庭園に身を置けるだけでも満足です。
ダイニングも、コース料理のみのような格式の高さではありませんので…宿泊せずとも、この空間でお食事やお酒を楽しんでいただきたいです。
インターコンチネンタルチェンマイの朝食ビュッフェ
翌朝…朝食をいただきに1階へ向かいます。朝食は一般ゲストと同じ「The Gad Lanna」のビュッフェをいただきます。
ここで疑問。インターコンチネンタルは、クラブアクセスでも朝食有・無しプランがあるのです。
普通、クラブルームって朝食が付いているのでは?と思いますが、海外のニューオープンホテルだけに情報が無く…朝食無しだとガッカリなので、約4000円お高い朝食付きプランを選びました。
クラブルームエリアを覗いてみても、専用の朝食メニューは無く、スタッフに「私はクラブルームに泊まっていますが、専用の朝食はありますか?」と尋ねると「皆さんThe Gad Lannaのビュッフェです」との事。では朝食付プランを選ばなかったら、朝食ビュッフェは別料金?クラブインターコンチネンタルの案内書には朝食時間も記載されていたので、やっぱりクラブラウンジ付のみで大丈夫だったかも〜?。
広くてゴージャスなダイニング
The Gad Lannaの客席は広々、沢山のテーブルが並んでおります。
窓際で庭園を眺めながら、内側の豪華な内装に囲まれて…気分によってテーブルを選ぶことが出来ます。
圧巻の種類!ビュッフェエリア
ビュッフェ料理は、ダイニングの一番奥に。
中央のライブキッチンを中心に、壁沿いにも料理がずらりと並んでおります。
最初に向かうと、いったいどのくらい種類があるのだろうと思う位の充実ぶり。内装もさることながら、ディスプレイも凝っていてワクワクします♪。
タイのおやつカノムクロックや、タイ北部スタイルのサイウアソーセージは、地域性を感じられるメニューです。
ウェスタンのホットミールから、サラダ、フルーツ。
チーズやハムなどのコールドカット。和え物のサラダに巻き寿司。
タイ料理も種類豊富。お粥もトッピングが沢山並んでいました。
蒸籠の中には点心も。
ヨーグルトとフルーツのシロップ漬けは種類が豊富。
出来立てをいただける・卵料理と麺
卵料理はエッグステーションで注文。出来立てをいただけます。
カウンター前で待つ事無く、テーブル番号を覚えていればスタッフが運んで来てくれます。
他には、タイのあっさりしたスープの麺も。具材やトッピングも豊富です。
トッピングを選ぶのが楽しそうな、豆乳スタンドもありました。
まだまだ続く…ジュースにパンコーナー
カラフルに並ぶジュース類は、生搾りではなくチルドタイプです。
こんなスペシャルドリンクも。
パンコーナーは窓側のカウンターに。
ハード系からデニッシュ・マフィンにドーナツまで、なかなかの種類が揃っていました。
ロケーションにうっとり…テラス朝食♪
午前中は、ホテル棟が日陰を作り眩しくないので…テラスでいただく事に。なんという贅沢なロケーション!
エッグベネディクトは、オランデーズソースにしっかりと旨味があり美味しい。
タイ料理を中心に、野菜たっぶりの炒め物・和えものもいただきました。
麺は結構ボリュームがありますが、スープがあっさりしているので軽くいただけます。
大根の煮物が入っているのが、タイのホテル朝食では珍しい気がしました。
点心類に、タイのお菓子カノムクロック。点心は微妙…ココナッツミルクを生地に混ぜて焼き上げるカノムクロックは美味。
最後にカプチーノを注文し、デザートタイム。
黒胡麻ペーストが入ったクロワッサンが特徴的。パンケーキ・ワッフルは作り置きタイプです。
ドーナツ含め、パン類は生地が少々重めの食感。
食べすぎてちょっと胸焼けしてきたので…昨日飲んで大変気に入った「レンボーブレンド」ティーをクラブルームゲストとして注文。美しい庭園を眺めながら、ゆっくりとした休日の朝を過ごしました。
こんなロケーションですので…スタッフは積極的に記念撮影に応じてくれます。そして一年中常夏だと思っていたタイですが、乾季のチェンマイの朝は結構寒い。日陰だと半袖は厳しいので、テラス朝食の際は羽織もの持参が良いでしょう。
正直朝食は、普通の大型高級ホテルのクオリティといった内容でしたが…ロケーションが良すぎて、今度はお気に入りのメニューをいただきに、また訪れたいと思いました。
クラブ インターコンチネンタルで充実した滞在を
出来たばかりの豪華な空間、素敵過ぎる庭園を眺めながら1日中お食事と飲み物を楽しめる、チェンマイのクラブ インターコンチネンタル。チェンマイ旅行がより充実した、思い出深い滞在となりました。
DATA クラブ インターコンチネンタル(インターコンチネンタル チェンマイ ザ メーピン1階) 住所:153 Sridonchai Road Chiang Mai Phangnga 50100 Thailand 公式ホームページ:インターコンチネンタル チェンマイ ザ メーピン ※こちらは2024年2月の体験記です。最新の情報は、公式HPよりご確認をお願い致します。
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