気象庁は石川県金沢市の桜の標本木が開花したことから、2024年4月1日、開花を宣言しました。
このところの温暖化などの影響で、桜の開花時期の事前予測が難しくなってきていますね。
石川県の桜は例年4月上旬から4月中旬が見ごろですが、2023年は金沢市の兼六園の桜が3月29日に見ごろを迎えるという出来事があり、冬は寒い金沢市にすら変化が出ていることを感じます。
丁度桜の時期に「北陸応援割」が重なり、この時期に石川県を訪れる人はたくさんいるはず。見ごろはチェックしておきましょう。
目次
- 石川県・2024年の桜の開花予想は4月1日
- 2024年お花見の心得
- 金沢市の桜
- 兼六園の桜2024年の開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
- 金沢城の桜2024年の開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
- 浅野川大橋周辺の桜
- 犀川緑地の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
- 高尾城址見晴らし台の桜2024年開花・満開はいつ?
- 大乗寺丘陵公園の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
- 小松市の桜
- 芦城公園の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
- 木場潟公園の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
- 加賀市の桜
- 熊坂川沿いの桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
- お花見に間に合う?能登地方の桜
- のと鉄道 能登鹿島駅(能登さくら駅)の桜
石川県・2024年の桜の開花予想は4月1日
複数の気象団体・企業が1月末から2月初旬に桜の開花予測第一報を発表。当初は石川県金沢市の開花予測が2024年3月30日と、例年よりかなり早い時期が発表されていました。前年金沢市のソメイヨシノは開花は2023年3月23日。通常の金沢市の気候ではなかなか見られないほど早い開花だったことや、2024年も暖冬傾向にあることから、早い開花が予想されていたのです。ところが、3月に入り急に寒くなり、東京都などではここ10年で最も遅い開花に。
石川県金沢市は、2024年4月1日開花宣言!広い石川県。同じ県内でも開花時期には差があります。行きたい場所の情報は今からチェックしておきましょう。
※開花、満開情報は気象庁による報道、ウエザーニュース、ジョルダンの最新情報を参照しています。
2024年お花見の心得
コロナ禍の行動制限が完全になくなった2024年。石川県でのお花見は、4年ぶりに盛大なものになるのではないかと予想されていました。
しかし2024年1月1日、能登地震が起こり、石川県は輪島市 ・七尾市・珠洲市・志賀町・穴水町など奥能登地方に大きな被害を受けました。
奥能登地方にもたくさんの美しい桜の名所がありますが、道路状況が良くないうえに、鉄道が再開していないエリアもあります。この記事では桜の名所として紹介・掲載はさせていただきますが、届け出をしたボランティアの方以外、観光目的で尋ねられない場所もまだまだあります。
2024年は、宿泊費やツアーなどが半額割引になる北陸応援割がゴールデンウィーク前まで実施されます。時期は各県で発表となりますが、奥能登に関しては、その時期には参加せず、住民の方が日常の生活に戻り、観光客が受け入れられるようになったころ、さらに割引率を上げた手厚い旅行支援が行われる予定です。
奥能登だけお花見時期を外して旅行することになりますが、金沢市や加賀市など石川県の他のエリアの桜の名所に出かけましょう。
北陸応援割の詳細記事はこちらをチェック!
金沢市の桜
加賀百万石の城下町風情が残る街には、石川県を代表とする桜の名所、兼六園や隣接する金沢城だけではなく、穴場の桜の名所もたくさんあります!
桜のスポットを巡るお花見旅もオツなものです。
兼六園の桜2024年の開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
2024年の開花予測:4月3日ごろ/満開予想日:4月9日ごろ
昨年2023年は3月23日と石川県の桜の開花とは思えない速さで開花した特別名勝兼六園の桜。桜の名所100選に選出されている石川県でもトップクラスの桜の名所です。2024年はも当初は3月開花が予想されていましたが、3月初旬になり暖冬だった冬のぶりかえし?とも思える寒い日が続き、4月3日に開花が予想されています。
金沢地方気象台の標本木が4月1日に開花したので、兼六園の桜の花も、もうじき開花するはず!
兼六園は茨城県水戸の偕楽園、岡山県の後楽園と並ぶ日本三名園の一つに数えられているため、お花見だけではなく、金沢の観光スポットとしても外せない庭園。加賀藩5代目の藩主、前田綱紀が金沢城に隣接するこの地に別荘を建て、その周辺を庭園にしたことが、現在の兼六園の歴史の始まりです。
桜はソメイヨシノだけではなく、塩釜桜、普賢象、鬱金などが咲き乱れます。
兼六園の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
兼六園桜まつり
例年桜まつりが開催されます(隣接する金沢城と、金沢城址公園内の玉泉院丸庭園と合同)
内容は金沢地方気象台のソメイヨシノ開花宣言後5日目から約1週間、兼六園の無料開園とライトアップを行われ、屋台も出店予定です。
昨年の無料開園は7時から21時30分でした。2024年に関しては詳細が決まり次第更新します。
夜桜ライトアップ
金沢地方気象台のソメイヨシノ開花宣言後5日目から約1週間、夜桜ライトアップを実施
この時期は入場無料となります。昨年は日没~21:30までライトアップ。
2024年の情報も決定次第更新します。
DATA
特別名勝兼六園
所在地:石川県金沢市兼六町1
アクセス
電車:JR金沢駅からバス乗車約20分「兼六園下・金沢城」停留所下車、徒歩約3分
車:金沢西ICまたは金沢東ICから約30分
※ただし桜まつりの無料開放期間中は大変混み合うため交通規制がある可能性も。公共交通機関利用が呼びかけられています。
問い合わせ:石川県 金沢城・兼六園管理事務所 076-234-3800
詳細:兼六園▶
金沢城の桜2024年の開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
2024年の開花予想日:4月3日ごろ/満開予想日:4月6日ごろ
隣接する兼六園と並ぶ金沢を代表する観光スポットであり、石川県のシンボルでもある金沢城。
城の始まりは1546(天文15)年、本願寺が金沢御堂を創建したことから。その後、金沢御堂に織田信長の命を受けた佐久間盛政が城を築城。1583(天正11)年に前田利家が入城し、加賀百万石の礎を築きます。
1869(明治2)年まで加賀藩前田家の金沢城として存在しましたが、明治以後は陸軍の拠点に。終戦後は金沢大学のキャンパスとなり、金沢大学が移転した後、2001(平成13)年に金沢城公園として一般に開放されたという、比較的一般公開が新しいお城でもあります。
金沢城の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
隣の兼六園や、金沢城公園内の玉泉院丸庭園と合わせて、桜まつりやライトアップが楽しめる環境。
金沢地方気象台のソメイヨシノ開花宣言後5日目から約1週間、兼六園の無料開園と合わせて金沢城も無料開放されますが、菱櫓等の入場のみ有料です。
屋台も出店!金沢城内では新丸広場・百間堀園地の2か所は、飲食の持ち込みは可能です。お花見ピクニックができますね!ただし、ごみは必ず各自で持ち帰ること。
2023年の無料開園は7時~21時30分でした。2024年は詳細決定次第、更新します。
夜桜ライトアップ
兼六園同様、金沢地方気象台のソメイヨシノ開花宣言後5日目から約1週間、夜桜ライトアップを実施
この時期は入場無料となります。
DATA
金沢城公園の桜
所在地:石川県金沢市丸の内1番1号
アクセス
電車:JR金沢駅からバス乗車約20分「兼六園下・金沢城」停留所下車、徒歩約3分
車:金沢西ICまたは金沢東ICから約30分
問い合わせ:石川県 金沢城・兼六園管理事務所 076-234-3800
詳細:金沢城▶
浅野川大橋周辺の桜
2024年の開花予想日:4月2日ごろ/満開予想日:4月7日ごろ
金沢の観光地として外せない、ひがし茶屋街、主計町(かずえまち)茶屋街。このあたりから川沿いは桜が咲き、昔ながらの街並みと、桜のコントラストが美しく、思わず足を止めてしまいます。映えスポットとしても、間違いないポイントですが、浅野川大橋周辺が最も美しいのでぜひ足を運んでみて。1922年に架橋された浅野川大橋。大正時代のモダンな建築をそのままに残る、美しいアーチ型の橋です。
最近はソメイヨシノの開花が早いので、年によっては菜の花とのコラボレーションを楽しむことも可能です。
また、浅野川沿いをひたすら桜を眺めて歩くだけで、十分お花見が可能です。あまり人が多い場所に行きたくない人は、レンタル自転車で浅野川を辿り市街地を抜けて行くのも楽しいですよ。
浅野川大橋周辺の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
ひがし茶屋街、主計町茶屋街では桜の開花に合わせて浅野川大橋周辺の川沿いにぼんぼりを灯します。夕食後にひがし茶屋街や主計町茶屋街の桜の木の下を散歩してみましょう。ぼんぼりに照らされた桜の木と、周囲の歴史的な建造物が相まって、タイムスリップしてしまったような気分になります。
DATA 浅野川大橋周辺の桜 所在地:石川県金沢市橋場町4 主計町~東山 アクセス 電車:JR金沢駅東口から北鉄バス11・12・88番系統に乗車。「橋場町」下車、徒歩すぐ。または城下まち金沢周遊バス「橋場町(ひがし・主計町茶屋街)」下車、徒歩すぐ 車:北陸道金沢東ICから約15分
犀川緑地の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
2024年の開花:3月30日/満開予想日:4月5日ごろ
2024年は金沢市の標本木より早く開花した犀川緑地の桜。
金沢の桜名所と言えば、兼六園の名前が一番に上がりますが、地元の人からすると、観光客が見に行く桜の名所的印象なのだそう。金沢市民の皆さんはどこでお花見をしているのかしら?というとこの「犀川緑地」の名が上がります。
川を縁取る淡いピンクの桜の下では、土手に腰かけて桜を観賞する人、テントを張ってお花見を楽しむ家族など、地元の人がふらりと訪ねてくる雰囲気があります。
もし本格的にピクニックでお花見を楽しむなら「いしかわ子ども交流センター」周辺の河川敷にある芝生がおすすめ。
犀川緑地の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
2023年は4月1~4月16日に「犀川さくらまつり」が行われました。これが初開催だったそうで、2024年も行われるかどうかはまだ発表されていません。
2023年は犀川大橋から桜橋間と、桜橋詰川岸緑地で開催。キッチンカーの出店やお茶会、桜のフォトコンテストが行われました。
DATA
犀川緑地の桜
所在地:石川県金沢市大豆田本町地内
アクセス
電車:JR金沢駅より北鉄バス「寺町一丁目」下車徒歩約5分
問い合わせ:犀川みんなのギャラリー(管理事務所)076-243-8564
詳細:エコ・チーム犀川▶
高尾城址見晴らし台の桜2024年開花・満開はいつ?
2024年の開花予想日:3月31日ごろ/満開予想日:4月5日ごろ
金沢市街を一望できる桜の名所として金沢市民に人気の高尾城址見晴らし台。標高190mほどに位置する山城で、加賀国守護・富樫政親(とがしまさちか)の居城でした。
城跡につくられた見晴らし台は、石川県教員総合研修センターに入り、敷地内にある300段ほどの階段を登った先にあります。その階段の途中の斜面にソメイヨシノが植えらており、満開の時期にこの階段を登ると、花に包まれたような感覚に陥ります。頂上から見た景色は、桜のむこうに金沢市街地と、日本海を一望。
「いや、さすがに300段の階段は、観光では登らないかも」とおっしゃるあなた。別名「高尾千本桜」と呼ばれる1100本以上の桜の木は、金沢随一。ぜひスニーカーなど歩きやすい靴を持参して、チャレンジしてください。ここの桜と絶景は、なかなか経験できない景色です。
高尾城址見晴らし台の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
高尾城址見晴らし台では過去にも夜桜ライトアップや桜まつりが行われた情報はありません。
DATA
高尾城址見晴らし台の桜(高尾千本桜)
所在地:石川県金沢市高尾町ウ31
アクセス
電車:JR北陸本線「金沢駅」から光が丘行きバス乗車。「高尾南1丁目」下車、徒歩約15分/北陸鉄道石川線「馬替駅」から徒歩約30分
車:北陸自動車道・白山ICから約30分
問い合わせ:金沢市森林再生課 076-220-2217
詳細:金沢市公式サイト▶
大乗寺丘陵公園の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
2024年の開花予想日:3月31日ごろ/満開予想日:4月5日ごろ
金沢の南部に広がる丘陵地帯にある公園で、なだらかな斜面に四季折々の花が咲き乱れます。桜の季節はソメイヨシノとヤマザクラが開花。晴れた日には、金沢市街地のむこうに紺碧の日本海を見渡す絶景の公園です。
寝ころんだままお花見ができるのも人気のポイントなのでお出かけの際はシートを持って出かけましょう。
大乗寺丘陵公園の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
大乗寺丘陵公園での桜まつりやライトアップの情報はありません。
DATA 大乗寺丘陵公園の桜 所在地:石川県金沢市長坂町ヲ135 アクセス 電車:北陸鉄道路線バス「円光寺」バス停から徒歩約15分 車:金沢東IC・金沢森本ICから約25分、金沢西ICから約30分 問い合わせ:緑と花の課 076-220-2356 詳細:金沢市公式サイト▶
小松市の桜
石川県の空の玄関口、小松空港のある小松市には、素敵な桜の名所があります。穴場も多いので、金沢から見に行くのもあり。金沢駅から小松駅までは北陸本線で各駅停車でも約30分、特急なら20分と近いのも魅力です。
芦城公園の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
2024年の開花予想日:3月31日ごろ/満開予想日:4月5日ごろ
芦城公園は、加賀三代藩主前田利常の居城だった小松城三の丸跡を整備し、造園された池泉回遊式庭園です。ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラが咲き、日本情緒たっぷりのお花見を楽しませてくれます。
芦城公園の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
芦城公園にはソメイヨシノの開花時期に合わせ、560個ものぼんぼりが点灯されます。もちろん夜桜の下の宴会は可能ですが、以下の決まりごとがあります。
・たき火、炭火等の使用禁止
・テント張り禁止
・縄ロープ張り禁止
・大音量のカラオケ禁止
・音楽禁止
・騒音をたてない
・電気の引き込み使用等の禁止
ごく普通の静かなお花見であれば、飲食物の持ち込みは特に禁止していません。
DATA
芦城公園
所在地:石川県小松市丸の内公園町19
アクセス
電車:JR「小松駅」から徒歩約15分
車:北陸自動車道小松ICから約5分
問い合わせ:緑花公園課 0761-24-8101
詳細:小松市公式サイト▶
木場潟公園の桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
2024年の開花予想日:3月31日ごろ/満開予想日:4月5日ごろ
木場潟公園(きがばたこうえん)は眼前に白山と田園風景が広がる美しい水郷公園です。4つの園地から成る公園内は1周6.4kmの園路で結ばれ、周遊園路は「水郷公園・木場潟を巡るみち」として「美しい日本の歩きたくなる道」500選のひとつに選出されました。
桜の開花時期はこの道には、約1700本もの桜で作られる桜並木がつづき、桜と白山のコラボレーションを見ることができます。まるで絵画のような美しさです。
木場潟公園の桜まつりや夜桜ライトアップ情報
木場潟公園の桜まつりやライトアップの情報は2024年3月4日現在ありません。広々とした公園なので、シートを持ってピクニックするのがおすすめ。
DATA
木場潟公園
所在地:石川県小松市三谷町ら之部58
アクセス
電車:JR小松駅よりコミュニティバス木場潟線「こまちスマイル木場潟号」乗車。木場潟公園中央園地下車
車:京都大阪方面・北陸自動車道加賀ICより17㎞/富山・新潟方面・北陸自動車道小松インターより14㎞
問い合わせ:木場潟公園センター(中央園地)0761-43-3106
詳細:木場潟公園▶
加賀市の桜
石川県の最南端にあり、石川県屈指の湯の真「加賀温泉郷」(山代・山中・片山津)を有する加賀市。伝統工芸品も有名なので、温泉とお花見、そして工芸品ショッピングと、楽しい旅ができそうです。
熊坂川沿いの桜2024年開花・満開はいつ?桜まつりとライトアップ情報も
2024年の開花予想日:3月30日ごろ/満開予想日:4月5日ごろ
加賀神明宮は別名、山下神社。地域産業の振興と五穀豊穣を祈願する神社で桜の名所としてしられています。加賀神明宮の近くには熊坂川があり、川の土手を全長1km、約200本のソメイヨシノが薄桃色の花で彩ります。このソメイヨシノは、加賀神明宮の1934年の火事の後、熊坂川改修工事を記念して植樹されたもです。
美しい日本の原風景を見るような、そんな川沿いの桜のトンネルを眺めて過ごしましょう。
熊坂川沿いの桜まつりや夜桜ライトアップ情報
加賀神明宮の例祭「桜まつり」が毎年4月の第2土曜日と翌日の日曜日に開催されています。
2024年は4月13日(土)~4月14日(日)に開催。
桜の中を山車や獅子舞が町内を練り歩く姿を見ようと、多くの人で賑わいますが、2024年は桜の見ごろが4月の第1週と予想されています。「桜まつり」は桜が散ってしまった後となる可能性もありそうです。
夜桜ライトアップ
熊坂川の河畔には夜、ぼんぼりが灯されます。宴会などはできませんが、幻想的な光景の中を散歩するのも楽しいものです。
DATA
熊坂川沿いの桜
所在地:石川県加賀市大聖寺
アクセス
電車:JR大聖寺駅から徒歩約10分
車:北陸自動車道加賀ICから約5分
問い合わせ:加賀市観光情報センター KAGA旅・まちネット 0761-72-6678
詳細:一般社団法人 加賀市観光交流機構▶
お花見に間に合う?能登地方の桜
2024年1月1日に起こった「令和6年能登半島地震」で大きな被害を受けた奥能登エリア。石川県トップクラスの人気の桜の名所もありますが、石川県は公式サイト上で奥能登エリアに不要不急の出入りをしないよう、強く呼びかけています。
未だに元の生活が戻らない方もおり、まだお花見や観光気分で訪ねるべきエリアではありません。
しかし中には、お花見の時期を目指し、開通作業を行っている「のと鉄道」能登加島駅のような例も。
のと鉄道 能登鹿島駅(能登さくら駅)の桜
開花予想日:4月9日/満開予想日:4月14日ごろ
石川県で兼六園と並ぶトップクラスの桜の名所。「能登さくら駅」という愛称を持つ「能登鹿島駅」。ホームから海が見える駅としても知られる無人駅です。
構内には約100本の桜が植えられています。桜の見頃になるとプラットフォームの両脇に植えられた桜による美しい桜のトンネルが楽しめ、鉄道とのコラボレート写真を撮ろうと多くの観光客が訪れます。
2月15日に七尾~能登中島駅間の運行が始まった「のと鉄道」。能登中島~穴水駅間は4月上旬の運行再開を目指しています。そうなった場合、見ごろに間に合う可能性もありますね。
ただ、前述したように奥能登の不要不急の出入りは禁止です。「能登鹿島駅」でお花見を楽しんだら、金沢市内に戻るなどしましょう。被災地の様子を興味本位で見に行くことはやめましょう。
DATA
のと鉄道 能登鹿島駅(能登さくら駅)の桜
所在地:石川県鳳珠郡穴水町曽福イ
アクセス:「七尾線」は能登半島地震の影響で、一部列車が運休となっています。また「のと鉄道」は一部区間が運休中です。
詳細:のと鉄道▶