パークハイアットバンコクに宿泊した際は、朝食が本当に楽しみ♪今回はその朝食の様子を詳細レポいたします!
2017年の開業以来、お気に入りで何度も泊まったホテル。
コロナ禍を経た久しぶりの滞在でしたが、モダンスタイリッシュな館内と、ラグジュラリーホテルならではの上質なサービスの良さを改めて再認識しました。宿泊記はこちらの記事に書かせていただいたので合わせてお読みくださいね。
目次
パークハイアットバンコクの朝食は「エンバシー・ルーム」で
朝食時間は6:00〜10:30。9階のドラマチックなラウンジを抜け…
奥の突き当たりにある「エンバシー・ルーム」へ向かいます。ランチ・ディナー時は、ヨーロピアンベースの創作料理を提供するダイニングです。窓際の天井がとっても高い…明るく爽やかな店内。
モダンでラグジュアリーなのに、リラックス出来る…とってもお洒落で惚れ惚れするインテリア。
朝食時はこちらに案内される事はありませんが、グループ用の半個室テーブルもあります。
一番奥のトイレに行く途中にある半個室の壁は、タイの高級シルクブランド『ジム・トンプソン』の生地が使われており、とっても美しい〜!
お気に入りのテラス席
そんな素敵な店内ですが…実は、冷房が効き過ぎて長く居ると寒いです。
元々屋外席が好きというのもあって、私はいつもテント屋根付きのテラス席をリクエスト。
常夏のタイですが大きな扇風機が回っており、朝は汗もかかずに食事を楽しめます。
以前屋外席というと、テント屋根の部分だけでしたが…プール側のパラソル席も開放されておりました。
パークハイアットバンコクの朝食はアラカルトもビュッフェも充実!
パークハイアットバンコクの朝食は、メニューから選び放題のアラカルトと、店内にてセルフで取り分けるビュッフェコーナーがあります。お値段は、税サ込み1294.7バーツ。約5,300円(2023年8月現在)とお高いですが、絶対に納得出来る内容とクオリティです。
コロナ禍以前は1,000バーツでした。今より円高だった事もあり、3,000円程度でパークハイアットの朝食をいただけたので…別のホテルに泊まっていても朝食だけに訪れたり、チェックイン前にも利用しておりました。それほどお気に入りだった朝食。現在の様子を確認するのが楽しみです♪
アラカルトメニューから好きなものを好きなだけ
上段のアラカルトは注文すれば持ってきていただけますが、シリアルやヨーグルト、スモークサーモンなどは 店内のカウンターにも並んでおります。
ウェスタンスペシャリティーズの欄は、卵料理とパンを使用したサンドイッチや、フレンチトースト・パンケーキ・ワッフルなど。日本はどんなラグジュアリーホテルでも、『メニューから1品だけ』なのですが…タイではいくつでも選び放題。これに慣れてしまうと、日本の高級ホテル朝食に物足りなさを感じてしまうほど。
アジアンスペシャリティーズの欄には、ライスヌードルや台湾牛肉麺・ラクサ・中華粥・各種タイ料理が並びます。タイオムレツ・ガイヤーン(グリルチキン)タイ風のお粥など…いやいや、メニュー豊富過ぎるでしょ。
ヘルシーメニューは、トロピカルフルーツボウルやアボカドトースト・焼き野菜がありました。お肉と野菜を使用していないメニューとなります。
ドリンクメニューです。各種コーヒーやお茶、ジュース、スムージーが並びます。
隣のラウンジ、リビングルームではフランスの高級紅茶ブランド、マリアジュフレールを使用しておりますので…前回利用時、有名なフレイバーのマルコポーロを注文する事も出来ました。もちろん追加料金無し。今でも出来るのかしら…?
スムージーも、専門店並みのレシピがすごい。
全てのアラカルトメニューにはお値段が表示されています。最初は「頼み放題と聞いて沢山注文したけど、全部追加で請求来るんじゃないの…!?」と不安になりますがご心配無く。
こちらは、アラカルトのみ注文したい方向けの表示なのです。ただメニュー右下の、スペシャルラグジュアリーセレクションだけは追加料金が発生すると思います。キャビアやシャンパンが頼み放題なわけないものね〜。
あら、一番下に中東料理メニューも。バンコクは、中東からの観光客も沢山見かけます。
フムスが入った朝食ボウルや、日本でも認知度が高まっているシャクシュカなど。
料理は他にも!?充実しすぎのビュッフェカウンター
あれだけアラカルトメニューが豊富なホテル朝食であれば、ビュッフェカウンターに並ぶ料理は補助的で少ないのが普通なのですが…パークハイアットバンコクの朝食ビュッフェカウンターは、沢山の料理が並んでいます。
ライブキッチンの前が、ホットミールのビュッフェカウンター。
美しい厨房のフード、奥壁のタイルの色が爽やかで心地よい空間です。
ビュッフェのホットミールはアジア料理中心
ホットミールのコーナーは、ゆで卵にハッシュドポテト、チキンソーセージ、チキンとカシューナッツの炒め物、カレールーで炒めたペナンポーク、野菜のオイスターソース炒め、春雨の炒め物、オーガニック卵のチャーハンとジャスミンライスなど。
さらに野菜餡の春巻きに焼売、カスタード饅頭。トムヤムチキンスープに、中華風BBQポーク。
いやいや、充実しすぎにもほどがある…照りってりのBBQポーク、美味しそう〜♪
コールドミールとパンも豊富!
ホットミール以外の料理やドリンクは、入口横の1室に並んでおります。
入口が狭いので、最初は気付きにくいですが…中に入ると夢の世界(笑)。
サラダにフルーツ、パン…種類豊富で色とりどりの鮮やかなディスプレイにテンションが上がります!
サラダは自分で作るものもあれば、あらかじめ和えられたメニューもあります。
ひよこ豆をペーストしたフムスなど、中東系の料理もあります。
フルーツは、パイナップルやスイカ・メロン・ドラゴンフルーツなど、タイのホテル朝食では定番の果物の他に…
マンゴーやロンガンがあるのがとっても贅沢!大好きだけど、タイでもちょっとお高いナムドクマイ種のマンゴーが盛り盛り。これが食べ放題なんて、見ているだけで幸せ(笑)。
まだまだ続くコールドミール
こちらはチーズやハム・ナッツ類です。
この辺りは、あまり手を付ける事はありませんが…シャンパンブレックファストに合いそうですね。
ヨーグルトはケースの中に。スタッフにお願いして取っていただきます。
マンゴーココナッツプリンに、ラズベリー緑茶チアシードプリン。あぁ、どっちも食べたい…。
ケースの中には、スモークサーモンもありました。
全部試したい…パンとジュース
パンコーナーは、一見小さく見えますが…
1つのトレイに複数のメニューが並んでいるので、意外と充実。 デニッシュ系にクッキー・マドレーヌ・フィナンシェ・パウンドケーキ。これは…何度も来て試してみたい!
ジュースが何処にあるか分からず…スタッフに尋ねると、丁寧に冷蔵庫前まで案内していただきました。
奥の壁に嵌め込まれた小さな冷蔵庫の中に。うーんこれは分かりづらい…。
オレンジ・スイカ・ニンジン・セロリアップル・キャロットミックスフルーツ。全てフレッシュジュースです。ミルクも米乳・豆乳・アーモンド・オーツ等種類豊富。
濃厚ラクサに上質なビュッフェ料理
ビュッフェから料理を取り分け、最初に頼んだラクサが運ばれて来ました。
ジュースはキャロット&ミックスフルーツ。とっても飲みやすかったです。
いつもタイ風の麺を頼んでいたので…たまにはとラクサを注文してみましたが、こちらがとっても濃厚。
ラクサといえば、ココナッツミルクカレースープと思っていたら…スープというより、麺のスパイシーカレーがけ。味は良いんですが、朝からこれはヘビーかな…という事で、無難にライスヌードルや台湾牛肉麺がベターでしょう。パークハイアットバンコクの朝食、麺は結構ボリュームがあるので、ペース配分のご参考に。
ビュッフェから取り分けたアジアンフードの数々。お皿のデザインと相まって、ビュッフェから取ってきた料理とは思えない美しさ♪どれも美味しかったですが、中華風BBQポークが特に美味しい。柔らかく焼き色が香ばしかったです。
カスタード饅頭は、デザートにいただきたかったな〜
キャビア載せエッグベネディクト
次のテーマは洋朝食。ビュッフェより取り分けたサラダと、頼んでいたエッグベネディクトが到着。 あれ!?お腹に溜まるから1つでいいとお願いしましたが…2個入りで来ました。
これ、前回も同じパターンだった気が(笑)。
見ただけで、味が保証出来るような美しい盛り付け。なんとキャビアも添えられています!
具材はハムとサーモン、どちらかを選べます。こちらのホテルのベネディクト、オランデーズソースが濃くてまろやか。タイのホテル、ラグジュアリーから1ランク下がるとエッグベネディクトがイマイチで、オムレツにしておけば良かった〜みたいな経験も多いのですが、やはり安心・安定のクオリティ。
サラダも取り分けました。基本生野菜を好まない私ですが…栄養バランスも考えないといけませんよね。
フムスと一緒にいただくと、生野菜も食べやすかったです。
映えまくりのスイーツタイム♪
頼んだフレンチトーストが運ばれる間に、フルーツやヨーグルトなどを色々取り分けましたが…
フレンチトーストが来たのは注文してから約30分後。撮影の為に、他に手をつけられないのが辛い〜。
(注文を受けたスタッフのフォローはありました。厨房側のミスがあったようです)
待った甲斐があって、うっとりするようなセッティング♡
フレンチトーストは、まさかのブリオッシュ食パン1枚で登場。デカっ!!
マンゴーとドラゴンフルーツのコンポートがかけられています。お味は悪くないですが調理に特徴が感じられず、結構お腹に溜まるので…パンケーキやワッフルの方がオススメかな〜?
デニッシュ・クロワッサンの焼き上がりも美しい!マンゴーデニッシュは生地サックサクで絶品でした。
クロワッサンは、フレンチトーストを待っている間に湿気を吸ってしまったか…サクサク感はまぁまぁでした。バターの香りは良かったです。
ジュースやコーヒーでお腹タップタプですが、後から気付いて注文したスムージー『モーニングディライト』も絶品。最初に頼んでおけば良かった〜!
マンゴーの風味がふわっと漂い、パイナップルとヨーグルトの酸味が爽やか。ココナッツパウダーでさらにトロピカル感をアップさせています。
アイスラテは、フレンチトーストを待ち過ぎて氷が溶けてしまいましたが…味は本格的。
緑茶プリンは甘さ控えめで、お茶の渋みを感じる硬めのプリンに、ラズベリーソースの組み合わせが新鮮!
盛り盛りのフルーツプレート(笑)。大好きなマンゴーはたっぷり半個分♪。8月で、旬を外れたタイマンゴーですが…(値段も上がり、味も落ちます)パークハイアットバンコクのマンゴーは4〜5月の旬並みの風味。今回の滞在中、毎日マンゴーを買っていただきましたが、こちらのマンゴーが1番美味しかったです。
パークハイアットバンコクの朝食で優雅な1日の始まりを
あぁ〜朝からお腹いっぱい! 久々のパークハイアットバンコクでの朝食でしたが、相変わらずのメニュー構成とクオリティで大満足♪
そんな朝食が、こんなロケーションでいただけるんだもの…バンコクの都心に居ながら、リゾート感も味わえます。
日本では「ど庶民」ですが…バンコクでは名だたる最高級ホテルの朝食を食べ歩いている私。こちらの朝食は全てにおいてバランスが取れており、コストパフォーマンスにも優れています。
コロナ前より値上がりしたとはいえ、他社ブランドのラグジュアリーホテルよりは少しお手頃ですので…バンコクを訪れた際は、パークハイアットバンコクに宿泊せずともお試しいただきたい朝食です。
DATA
エンバシー・ルーム(パークハイット バンコク9階)
所在地:Central Embassy, 88 Witthayu Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330 タイ
営業時間:朝食6時~10時30分/ ランチ12時~14時30分/ディナー18時~22時30分
公式ホームページ:エンバシー・ルーム▶
※この記事は、2023年8月の情報です。
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