九州初の、ラグジュアリーシティホテル!
2023年6月21に開業したばかりの、ザ・リッツ・カールトン福岡へ宿泊して来ました。
ラグジュアリーホテルブランドとして真っ先に名前が上がる、リッツカールトンがついに福岡に!という事で、開業前から注目されていたホテル。開業日は、全ての地元テレビ局がニュースで取り上げるほどでした。
目次
ザ・リッツ・カールトンもお得に予約出来る!マリオットポイント宿泊
ザ・リッツ・カールトンは、世界最大のホテルグループ、マリオットインターナショナルの最上級ブランド。
1898年に、セザール・リッツがパリでホテルリッツを創業したのを皮切りに、ロンドンやアメリカにホテルを開業。上流階級に高い評価を受けてきたホテルです。
現在は、創業家とは関係が無くなりましたが…1998年にマリオット傘下に入り。世界中の主要都市やリゾート地に進出。福岡は国内7番目となります。
そんな由緒正しい、元祖ラグジュアリーホテルですので…宿泊料金はとってもお高い。
コロナ禍明けの、旅行業界の需要回復や円安も重なり。高級ホテルが比較的お手頃な地方都市の福岡でも、リッツカールトンは素泊まり1泊105,000円から。
『あーあ、宿泊を楽しみにしていたのに…』と残念に思っていましたが、マリオットボンヴォイの会員になり、貯まったポイントを使えばお得に宿泊できるのです!
マリオットボンヴォイに入会しポイ活!
では、そのポイントは何処で貯めるのか…?
私が宿泊した日に必要な、無料宿泊のポイントは62,000。
会員になり、マリオットボンヴォイの公式サイトからホテル予約を行うと、一般会員は1ドルあたり10ポイント貯まります。宿泊以外にも、ホテル内のダイニングやスパでの支払いもポイント付与に含まれます。 62,000ポイント溜めるには、1ドル=140円と計算して、868,000円分をマリオット系列のホテルで支払わなくてはなりません。
『いや、そんなにホテル代に使える訳がないわ!』と思われたでしょうが…私のようなド庶民にも抜け道があるのです!それは、普通ホテル利用で貯めるポイントを、『購入』する事。
マリオットヴォンボイでは、ポイントを購入出来ます。通常は1,000ポイント=12.5米ドル。
62,000ポイント分購入であれば、775ドルが必要。日本円に換算すると、約108,500円。
『あれ!?普通に支払った場合が105,000円なのに、逆に高くなってるじゃん!』と思われたそこのあなた!
マリオットヴォンボイでは、年に数回ボーナスポイントセールを行っており、会員グレードにもよりますが、最近の増量率は30%〜40%。ボーナスが付くのは5,000ポイントから。
例えばセール期間中に10,000ポイントを購入すると、13,000ポイントになるという仕組み。 つい最近まで行われていたセールは30%でしたので、無料宿泊ポイントは62,000→47,692まで下がり、購入が必要な金額は、775ドルから600ドルまで下がります。
600ドルを日本円に換算すると、約84,000円。公式サイトで普通に支払うより、21,000円もお得に予約出来るのです!
会員になったとしても、セールは不定期開催ですので、こまめなチェックをお忘れなく〜。
さらに私は、今まで貯めていた手持ちのポイントが15,000あったので、購入に必要なポイントは、62,000−15,000=47,000。そこから30%増量分を計算し、37,000ポイントを購入(ポイントは1000単位で購入可能)。日本円に換算し、約64,750円の支払いで、ポイントによる無料宿泊予約が出来ました!
無料宿泊といいながら、結局ポイント購入で支払い発生してるやん!と思われるでしょうが、105,000円の宿泊料が最終的に64,750円になるなら、マリオットボンヴォイ会員になるメリットは大きいですよね。
ラグジュアリーホテルに宿泊出来る必要ポイントは大きく、たまの宿泊だけではなかなか貯まらないのですが…コツコツとポイントを貯めていると、こういう憧れのホテルを予約する時の足しになるのです。
その他にもメリット色々
ポイントを貯めるだけで無く、会員登録しアプリをダウンロードすれば、チェックイン前日にホテルスタッフとチャットが行えます。宿泊前からアメニティのリクエストが行えたり、確約は出来ませんがアプリに表示されるチェックイン時間を指定すると、規定時間より早めにお部屋に入る事も出来ます。
マリオットボンヴォイと提携したアメックスカードを作ると、カードの年会費約31,900円でゴールド会員になれますが、入会費が掛かってしまいます。マリオット系ホテルの口コミには、最上級会員の感想が溢れ、お部屋がスイートにアップグレードされた。1番お手頃なお部屋を素泊まりで予約したら、クラブラウンジや朝食が無料で付いて来た。チェックアウトは16時まで延長出来たなど、羨ましい体験談が並びます。
『それは、年に何十泊もするお金持ちの人達の世界、私が会員になるメリットは無いわ〜』と思ってしまいますが…。
実際、マリオット系は年に1〜2回しか泊まらない平会員の私でも、定価の6割程度の宿泊料で、手が届かないと思っていたリッツカールトンに宿泊出来ているのです。 敢えて言いたい「それでもマリオットボンヴォイに入るべき」と。 ポイントが購入出来るのは、会員登録から30日後ですので…早めの入会をおすすめ致します。会員料もかかりません!
ザ・リッツ・カールトン福岡の立地は福岡の中心・天神エリア
今回はお得にマリオットポイントを貯めて、ラグジュアリーホテルであるザ・リッツ・カールトン福岡に泊まる方法を解説しましたが、ここからは話を宿泊記に戻しましょう。
ザ・リッツ・カールトン福岡は天神のど真ん中から歩いてすぐ。大名小学校があった敷地を再開発した複合施設『大名ガーデンシティ』の中にあります。
客室やダイニングは、最上層の18〜24階に。片方の壁が傾いている、斬新な外観が目引きます。
市内中心部に空港が近過ぎる福岡市。
便利ですがそれ故に、建物の高さ規制がありましたが…規制緩和を受け、115メートルの高さまで建設が可能になったこともあり、リッツカールトンは周囲より頭2つ分ほど抜けた高さ。存在感も抜群です。
再開発真っ只中の天神エリアを象徴するような建物なのです。
福岡中心部を東西に貫く、明治通り沿いにエントランスがあります。
広々とした車寄せ。
大きな鉄製のエントランスドアは、内部が見えない重厚感のあるデザイン。
ラグジュアリーホテルらしい、プライベート感を演出しております。
ドラマチックなアプローチ
扉が開くと…期待感の高まるアプローチ!
両脇には沢山のクリスタル球が吊るされた、控えめながら華やかさも感じる演出が。
アプローチを進むと、アライバルロビー。
シンプルな構成ながら、生花や家具の配置に侘び寂びを感じます。
そちらを抜けて、エントランス側へ折り返すと、レセプションへ上がるエレベーター。
ちょっと入り組んだ作りで、宿泊者以外は簡単に立ち入れないような雰囲気です。
3基あるエレベーターは広々としており、ミラー貼りの壁に一輪挿しが高級感たっぷり。
開放感のあるロビーでチェックイン
18階へ上がるとロビーフロアです。
エレベーターが開くと、目の前には吊るされた屏風が現れます。和を強く意識した演出ですね。
壁沿いには、枯山水の砂紋もあり…高層フロアに位置する最新ホテルながら、旅館風の落ち着きも感じられます。
エレベーターホールを窓側に進み、突き当たりがレセプション。
ロビーエリアの中心に位置しており、宿泊客も、ダイニング利用のみのビジターも必ず通る場所にあります。
チェックインは15時でしたが…マリオットボンヴォイアプリで事前チェックイン。13時の到着を伝えていたところ、待たされる事なくカードキーを渡されました。希望を叶えて下さりありがとうございます!
ただラグジュアリーホテルでは当たり前の、お部屋までの案内が無かったのは意外。 まぁ、個人的には無くても良いですが、スタッフと色々話しながらお部屋まで歩いたり、客室内の説明を受ける事で特別な滞在を感じる時もありますので…。
多彩なロビーフロアのダイニング
お部屋へ上がる前に、ロビーフロアのご紹介。18階のこちらには、レセプション他様々なダイニングが集約されております。
それらはラウンジのような設えで自然と空間が繋がっており、フロア全体に統一感や開放感をもたらしておりました。
The Lounge & Bar(ザ・ラウンジ&バー)
まずはレセプション左側より、ラウンジの「The Lounge & Bar(ザ・ラウンジ&バー)』。
高い天井と、博多湾を望める大きな窓。ゆったりとした配置の家具で、優雅なティータイムを過ごせそうです。
その隣はバーエリア。建物の北西角に位置し、大濠公園から百道エリアの、福岡市内で最も美しい街並みを眺められます。
日本料理『幻珠(げんじゅ)』
ラウンジ・バーの向かいには日本料理の『幻珠(げんじゅ)』。こちらだけは、入口から中が窺えないプライベート感の強い作りでした。鉄板焼きや寿司カウンターもあるみたいです。
カフェ『DIVA』
中央のレセプションに戻り、右側は広々としたカフェ・ダイニングエリア。
まずはカフェ『DIVA』。こちらには、テイクアウトも可能なスイーツやパンが並んでおり気軽に利用出来る雰囲気です。
色鮮やかなチョコレートに繊細なデコレーションのケーキ。美味しそうな焼き上がりのパン…全部食べたい!
こちらからは、広々としたテラスに出る事も出来ます。天気が良かったら、テラスでお茶を楽しめるのかな…?
滞在中は梅雨明け前の豪雨が続いて、どんよりとした画像しかお見せ出来ないのが非常に残念。空間自体はとっても素敵なんです。
オールデイダイニング『VIRIDIS』
カフェエリアを通り過ぎると、北東向きの角には華やかで爽やかな、ダイニング空間が現れます。こちらは、カフェなのかダイニングなのか…朝食もいただけるオールデイダイニング『VIRIDIS』は、専用の入口がありますし。
という事で最初にお伝えしたような、全てのダイニングが繋がっているような一体空間が伝わりましたでしょうか?。
いざ、客室へ!
壮大なロビーエリアを体感したあとは、客室に向かいましょう。
地上から上がって来たエレベーターの向かい側に、客室フロアとスパ・フィットネス・クラブラウンジへ上がるエレベーターホールが。
客室から地上へは直接出られず、18階のロビーフロアで一旦乗り換える形になります。
このエレベーター間には、先程も紹介した屏風があり…レセプション側に周り込んで乗り換なければならず、利用者が必ずスタッフの目に止まる作りです。宿泊フロア側の屏風は銀色。 エレベーターは、カードキーをかざすだけで自分の客室フロアのボタンが光るハイテク仕様でした。
客室フロアは18〜23階の6フロア。木目の壁が高級感のある、広々としたエレベーターホール。
廊下にも、天井から照明が下がっていたり、各お部屋の間に一輪挿しがあったり…本当に凝っています。
ザ・リッツ・カールトン福岡「2ダブル スカイラインビュー」
予約したのは「2ダブル スカイラインビュー」。こちらのホテルの中では1番お手頃なお部屋です。
50平米の広々としたお部屋。和風を意識しながらも、洋風の華やかさや艶感もほのかに感じるインテリア。お部屋に足を踏み入れた瞬間にテンションが上がります!
和モダンや旅館風だと、木目を多用し過ぎて贅沢さが出ない…と感じる事もありますが、こちらは部分的にアンティークブラス(真鍮)調の素材が使われており、今っぽい華やかさとのバランスが取れています。テーブルの天板が白いのも、軽快さが出て良いですね。
照明やブラインドのスイッチも使いやすかったです。
ベッドは高め、シーツはさらさらで気持ちがいい〜♪!マットレスは柔らかめでした。
以前のリッツ・カールトンは世界中何処でも、貴族の邸宅を思わせるヨーロピアン風のブリブリ・キンキラなクラシックテイストでした。10年ほど前から、ローカルテイストを取り入れたモダンテイストにデザインポリシーが変わりましたが…やはり、貴族の邸宅から連想される重厚感が残っているのも興味深いです。
大きなソファに素晴らしい眺望
窓側は、天井から壁・床まで木目で囲まれた、旅館の縁側のような演出。
こちらの部分に、ソファセットが置いてあります。
こちらのソファ、画像だと小さく見えるのですが…
人が座るとこんな見え方。大人がベッド代わりに出来る位大きいです。景色を眺めながら、いつまでも寛いでいたい♪ソファの横にはコンセントやUSBポートもあり、スマホやパソコンを充電しながら使用出来ます。
ワーキングデスクとしての機能も兼ねていますね。
テーブルには日本茶のセット。細長い箱には、福岡の隣町の菓子店で作られた最中が入っておりました。
窓からは福岡市内を一望出来ます。スカイラインビューが、市内東側と南側方向。市街地の眺めが美しい大濠公園ビューが西側、海が眺められる博多湾ビューが北側向きのお部屋になります。
大濠公園ビューと博多湾ビューのお部屋は、スカイラインビューに比べて割高になりますが…天神エリアでは1番高い建物なので、全室眺めは良いと思います。ダイニングやプールを利用すれば、全方角の眺めを楽しめますので…是非福岡市のど真ん中から、街の様子を感じて下さいませ。
ミニバーは和モダンの極み
ベッドの向かいは、テレビモニターとミニバー。漆塗り風の長い棚がアクセントに。
お盆に乗った容器には、何も入っておりません…というか、蓋も空きません。
テレビモニターは、ホテル案内やルームサービスメニューも見られます。
リモコンのボタンで、簡単にYouTubeやNetflixが見られるスマートTVです。
白いミニバーの家具が、繊細で渋い!
扉を横にスライドすると…内部は幽玄な雰囲気さえ感じる山水画が施されておりました。
ネスプレッソマシンにケトル、お水はスウェーデンのブランド『ノルダック プレミアムウォーター』のボトルが2本。福岡発の有名調味料ブランド、茅乃舎の出汁スープパックが置いてあるのが特徴的。 下の引き出しには
・TWGのティーバッグ
・イングリッシュブレックファーストとカモミールの2種類
・ネスプレッソのカプセル
カトラリーは渋い金色で、リッツらしい高級感。お土産で有名な、博多のめんべいなどのお菓子も。冷蔵庫は引き出し式で、高級そうなお酒やドリンクが入っております。
他の引き出しにも、お菓子やグラス、コーヒーカップが入っております。
使いやすいクローゼット
クローゼットはウォークインタイプですが…大きな扉を開けると、廊下や洗面台エリアと一体空間になりとっても開放的。
ハンガーは長く、洋服が沢山掛けられて便利。 アイロンや傘は無く、リクエストになると思います。下の引き出しにはセーフティボックスや、ブラシ・靴べら・ランドリーバッグ。ホテルロゴが入った、水色の紙袋も置いてありました。
トイレも廊下側に個室で配されております。扉はお部屋の入口と共に、重厚過ぎて開閉には少々重いですが…あとラグジュアリーホテルには珍しく、手洗いが設置されておりません。
透明感が凄い!斬新なデザインのウェットエリア♪
そして、私がお部屋で1番気に入ったのはバスルーム! ベッドや廊下側とは、繊細な竹編み調のスライドドアで仕切られておりプライバシー感も保てますが…
全部開けるとものすごい開放感・透明感。3方向が全面ガラス貼りの斬新な仕上がりなのです。
廊下側の扉を逆に寄せると、洗面・脱衣スペースはお部屋と一体空間になったような見え方に。クローゼットと洗面台脇に、厚手のバスローブもかかっておりました。
渋さも感じる、和モダンのベッドエリアから一転。洗面台は、珍しい色柄の白い大理石が明るく華やか。アンティークブラス調の水栓やミラーフレームもお洒落です。
開業して間もないので、タオルもふっかふか。大小様々な種類のサイズが置いてあり、使い切れないほど…袋に入ったドライヤーは、最高級機種のレプロナイザーです。
面白いのは、ドレッサーが洗面台エリアにある事。目の前がガラス貼りのバスルームなので、不思議な見え方。
引き出しにはアメニティが並んでおりました。歯磨き粉とマウスウォッシュが、イタリアの高級ブランドMARVIS(マーヴィス)でテンション上がるわ〜!
バスソルトも、入浴剤タイプで良い香り♪ バスルームの中に華やかな香りがずっと漂います。
ずっと眺めていたい…美しいバスルーム
先程もお伝えしたとおり、バスルームは3面がガラス貼りの丸見え仕様。
唯一の壁面は、全面に強い柄の大理石が貼られております。こちらもブラウンカラーの水栓やバスタブのフレームで、透明感があるのに重厚という、相反するテイストが上手く共存し、独特の魅力を放っておりました。最新ラグジュアリーホテルはこうでなくては!と思わせる、見た事の無い世界を感じられる素晴らしいデザイン。
レインシャワーもありますが…ガラス貼りがゆえ、ハンドシャワーのパイプは壁から浮いたような見え方に。
トイレタリーは、フランスの人気香水ブランド『ディプティック』のフィロシコスシリーズ。甘いけれど深みのあるイチジクの香りです。ディプティックの香りが好きなので、これは嬉しい♪
大きなバスタブは、楕円形のマットな質感で好みのフォルム。快適なバスタイムを過ごせます。水圧も高く、お湯もすぐに溜められます。
モダンで豪華さを感じるのに軽やかな雰囲気、なおかつ使いやすい設備とレイアウト。国内のラグジュアリーホテルの中でも、かなり好みなデザインでした。
開放感抜群!ゆったりとしたプール
梅雨空とはいえ気温は暑いので…お部屋に入ってひと段落した後はプールへ。
最上階となる24階には、クラブラウンジとスパ・フィットネスがあります。
エレベーターホールの左側が、クラブラウンジの入口。
リッツカールトンは、クラブラウンジの飲食サービスに定評があります。
是非利用したかったのですが、クラブフロアはとってもお高い…
右側が、スパ・フィットネスエリアの入口です。
入るとすぐに受付のカウンターと、ESPAのスパ・プロダクツが並ぶ棚が。
日本の高級ホテルでは、たまに見かけるのですが…プールは有料(3800円)です。
1度支払いすれば、滞在中何度も利用出来るわけではなく1回のみ。うーん… これは、思い切り楽しみたい時に利用したいところ。
プールはまさかの撮影禁止!あなたの目で確かめて!
そして、ここからは撮影禁止です。階段を上った突き当たりはフィットネスジム。ジムは無料で利用出来ます。
という事で、文章のみですが更衣室からプールの説明を…
更衣室はそう広くないながら、タオルやビニール袋がセッティングされたロッカーが。
洗面台にはスキンケアからデオドラントスプレー、ヘアムースまで置かれていました。
個室のトイレが2つ、シャワールームも2つ。トイレタリーはESPAとディプティックの2種類が置いてありました。サウナは小さめのドライとミストタイプがあります。
画像でお伝え出来ないのが本当に残念なのですが…プールは素晴らしかったです。
最上24階で、3方向が窓なので空に突き出たような空間で開放感抜群。
天神や博多駅周辺の街並みと博多湾、大濠公園や福岡タワーやドームがある百道など、福岡の街を色んな方向から眺められます。
プールは長さもあり泳ぎ甲斐のある大きさ。大きなチェアにはあらかじめタオルが敷かれており、
フルーツやハーブの入ったデトックスウォーターも置いてありました。
温泉や大浴場はありませんが、プールの片隅にホットジャグジーもありました。
プールの水温は適温でしたが、冷房が効いていて少し泳ぐだけで体が冷えたので助かりました。
なにより、有料のせいか1時間の利用中は私達だけの貸切状態。
広くてスタイリッシュな、ラグジュアリーホテルのプールを独り占め…とっても贅沢な体験でした。
ただでさえお高いホテルなのに…やっと泊まれたと思ったらプールも追加料金!?
と思いましたが…ここまで利用者が少なくゆったり泳げるのであればその価値はあると思います。
日本の高級ホテル、プールが無料だとお子様連れが我が物顔で占拠して市民プール・レジャーランド状態になってしまい、早々に引き上げた経験ばかりしてきたものですから…心からリラックス出来ました。
次回滞在する機会があれば、また利用したいと思います!
ティータイムと天神へお出かけ♪
プールで泳いだあとは、お部屋でティータイム。
ホテルが入る大名ガーデンシティの1〜2階には、小規模ながら話題性の高い、東京や福岡の人気有名店が集まっており、食事やティータイムに困る事はありません。
もちろん、リッツカールトン内もダイニングは充実しているのですが、全部ホテル内で済ませようとすると出費が…(苦笑)。
私達は、2階にあるパティスリーカフェ『ASAKO IWAYANAGI』でパフェをテイクアウト。
お部屋のミニバーにあったTWGの紅茶を入れて、景色を眺めながらゆったりとティータイムを楽しみました♪
クラブルームでのアフタヌーンティも良いですが…好きなスイーツを買ってきて、お部屋でいただくのもまた贅沢なひととき。
夕食の予約まで時間が空いたので、天神にもお出かけしました。
ブティックが並ぶ西通りや、高感度な商品やテナントが集まる、地元百貨店の岩田屋はホテルを出てすぐ。
本当に便利な立地です。明治通りと反対側の、大名の路地には飲食店もいっぱい。
食の都博多で、滞在中にお気に入りのお店を開拓してみてはいかがでしょうか〜?
ザ・リッツ・カールトン福岡の美しい夜
夜も19時を過ぎ…空も段々と暗くなってきました。
夕食をいただきに、再びお出かけ。ロビーエリアもライティングが際立ち、ぐっとムードのある雰囲気に。
多くのゲストで賑わう昼間から夕方に比べ、夜は早めの時間でも落ち着いておりました。
私は福岡市民、この辺りも生活圏内ですので…
ホテルから少し離れた、大濠エリアにある人気焼き鳥店で夕食を楽しみました。
クラブのような最上階のバー
ホテルへ戻ると22時過ぎ。
もうお風呂に入って寝支度の時間ですが…リッツカールトンの最上階のバーに行ってみたい!
客室フロアのエレベーターではなく、地上からロビーへ上がる方のエレベーターで最上24階へ。
(同フロアのクラブラウンジや、スパ・フィットネスとは繋がっていないのでご注意を)
グリルダイニング&バーの『THE BAY(ザ・ベイ)』は、船体のようなデザインの壁に、錨をイメージしたようなオブジェが印象的なエントランス。ダークな空間、エントランスからもうアップテンポな音楽が聴こえておりワクワクします。
カクテルのみの利用を告げて、中に案内されると…うわ〜キラッキラ!!
天井は水面をイメージしたような、金属製のパネル貼り。
バーカウンターには、お酒やグラスがびっしりと詰まったガラス棚が並び、カウンターの下は青からピンクへと照明の色が変わります。さながら、海中のバーといった感じでしょうか?
明日からまた仕事…な、ちょっと憂鬱な日曜夜遅くでも満席!
リッツのお食事やお酒、とってもお高いし、ここは東京でも香港でもない地方都市の福岡なのに…景気が良いです。ザ・大都会の夜!的な空間と熱気に圧倒されました。
パソコンからの演奏になりますが、DJも居てダンスミュージックがガンガンかかった、まるでクラブのような店内。静かに飲みたい方は、18階のラウンジバーをお勧めいたします。
夜景が綺麗なテラス
是非テラスに出て、地元福岡の夜景を眺めながらお酒を飲みたかったのですが…断続的な雨の為、テーブルにはカバーがかけられておりました。
まぁ、東京大阪に比べると夜景の見応えは…ですが、この位置から市内を見渡した事が無いので新鮮でした。
撮影禁止だったプールも少し見えます!
めんたい味も!? ユニークなカクテル
ホテルのシグネチャーカクテルメニューはこちら。
どれもユニークなメニューとネーミング。めんたいマティーニなるカクテルもあります!
税サ込で、シグネチャーカクテルは2500円前後。ベーシックなカクテルは2000円から。
チャージ料も無く、リッツカールトンのバーとしてはお手頃です。
私は『岩の上の黒糖(2600円)』を。友達は『どんたくミルクパンチ(2600円)』を選びました。どちらも甘くて飲みやすいカクテル。特に友達のカクテルは、見た目は白ワインなのに、本当に白餡の風味がある…どうやって作っているんでしょうか?ラグジュアリーホテル滞在中は、複雑なレシピのホテルカクテルをいただくのが楽しみです♪
1杯ずつでお会計をしていると、『え〜もう帰っちゃうの!?』とノリ良く話しかけて来る外国人のマネージャーさんも居て、短いながら楽しいひとときを過ごせました。
リッツのバーというと、しっとりと落ち着いたイメージですが…こちらは肩肘張らずにお酒や食事を楽しむ空間ですね。客室フロアからは直接行けないアプローチも納得でした。
至福のバスタイム♪
ロビーを経由してお部屋に戻りました。
外出の間にお願いしていた、ターンダウンサービスも済んでおります。リッツのラベルが貼られた、ヴァローナ社のチョコレートも置いてあります。
お部屋からは、福岡の夜景が広がります。
テーブルに置かれた最中でナイトスイーツタイム。 日本茶を入れて、刺激的な夜で高まった気分を落ち着かせます。
お楽しみのバスタイムは、日付が変わる前。
足を伸ばしても縁に付かない…ゆったりサイズのバスタブ。
バスソルトの香りに包まれ、ディプティックの香りを身に纏う至福のひととき。
就寝タイム、とっても寝心地の良いベッドでしたが…本来なら熟睡出来るはずが、梅雨明け前の大豪雨で雨音と雷が凄くて何度も目が覚めてしまいました。 滞在中はずっと雨か曇りだったし、もう少し後に予約すれば良かったかなと思いましたが、地元にリッツカールトン。出来るだけ早く、この目で見てみたかったので後悔はしておりません!
爽やかなダイニングで朝食
おはようございます。朝食は18階のダイニング『VIRIDIS(ヴィリディス)』にて。
天井の高い、明るく爽やかな内装です。
洋食ビュッフェと、三段重の和朝食から選べる朝食の様子はこちらの記事で紹介しています。
満ち足りた気分でチェックアウト
朝食後、短い仮眠を取って12時にチェックアウト。2つあるレセプションカウンターは、他のゲストが手続き中でしたが…すぐにスタッフが駆け寄り私の名前を聞くと、チラリと宿泊者リストに目を通し、
『チェックイン時に登録したカードで精算し、後ほどメールにて精算書を送信致します。』
と言われ、待つこと無くあっさりとチェックアウト終了。
しかし、滞在の感想を尋ねられたり、雨が続いた中での滞在だったので『足元にお気を付けてお帰り下さい』との一言は流石のリッツカールトン。
開業して間もないせいか、口コミでは厳しい意見も多いらしいのですが…スタッフは皆さん感じの良い方ばかりだったし、備品の追加やターンダウンサービスなど、お願いした事はしっかりと行われていましたし、普通に最新ラグジュアリーホテルステイを楽しめました。
自宅からすぐに行けるリッツカールトン。他の街にあったとしても、リピートしたい魅力的なホテルでした。こんなスケール感のある最新モダンラグジュアリーなテイストのホテル、今まで福岡・九州には無かったんです。
福岡に住む私にとっては誇らしい存在。予算が許せば、何度も利用したいホテルです!
DATA ザ・リッツ・カールトン福岡 所在地:福岡県福岡市中央区大名2-6-50 大名ガーデンシティ 公式HP:ザ・リッツ・カールトン福岡