2022年9月に開業したヒルトン広島。広島市内では約10年ぶり、2軒目の外資系高級ホテルで、中四国地方では初のヒルトンとなります。
広々とした館内に眺望の良い客室。充実の飲食施設に設備で、ヒルトンファンのみならず注目度の高いホテルです。そんなホテルの宿泊記はこちらをご覧下さいませ。
目次
ヒルトン広島のエグゼクティブラウンジは眺め最高!最上階
ヒルトン広島のエグゼクティブラウンジは、建物最上の22階。
エレベーターを降りるとすぐに入口です。
入ってすぐは、正方形のビッグテーブルがあるエントランス。入口横のカウンターで、スタッフに部屋番号を告げ入ります。混雑状況により、好きな席を選べる時もあればスタッフの案内を待つ事も。
平面は窓に面して横長の長方形。入って右手はソファエリア。
まさに“ホテルラウンジ” という言葉がぴったりの、内装の密度が濃い空間。
静かに過ごしたいカップルにピッタリのシートはこちら
唯一の半個室が一ヶ所あり、お忍び系の方はこちらへ~。
1~2人の場合、窓際のこちらが特等席。
メインエリアのガヤガヤ感が伝わって来ず、どちらかが景色を我慢しなければいけないなんてこともない最高の椅子の向き。2人とも窓からの眺めを楽しめます。
ラウンジは、北西向きの広島中心街側。
広島市の色々な景色を眺めたい方は、違う方角の客室を指定した方が良いでしょう。
ビュッフェ台エリアは混み合うと賑やか
左に曲がると、ビュッフェ台のあるメインエリア。
内装は素敵ですが…言っていいですか? あまりゆったり感は無いです。おそらく、そう広くない空間にテーブルを詰め込み過ぎなのではと。混雑時はもう、体を右に左にひるがえしカニ歩きまで…は言い過ぎですが、真っ直ぐ歩けない事もしばしば。
突き当りに仕切りがあり、テレビのあるお部屋となっております。
こちらのスペースは、ちょっと籠った感じで落ち着けそうです。
エグゼクティブラウンジの営業時間は6:30~21:00。
アフタヌーンティとイブニングカクテルタイム以外は、ソフトドリンクのみの提供になります。
私の宿泊時は朝食の提供は無く、6階のダイニングに行って下さいとの事でした。
ヒルトン広島エクゼクティブラウンジのアフタヌーンティー
アフタヌーンティは14:30~16:00。
14時にチェックイン出来たので、一番乗りかしら~♪ と14時半過ぎに行ってみると…既に大賑わい。
というか、空間が小さいのでテーブルの半分でも埋まれば混雑感があります。
フードとドリンクが並ぶコーナーに向かいます♪
ソフトドリンクはこちら。
このラインナップは、食事提供以外の時間でもいただけます。
ホットコーヒーや紅茶はセルフで淹れます。立派なコーヒーマシン。
ティーバッグは、イギリスのJINGTEAとドイツのロンネフェルト。
JINGTEAはポイント高いですね♪
カモミール苦手なんで、中国緑茶一択ですが…
さて、気になるセイボリー・スイーツ達は…まずは卵サンド。
ベーコンと玉ねぎのキッシュ。マンゴーコンポートとクリームチーズのクラッカー。
クラッカーの盛り合わせと金平糖・ミックスナッツ。
マカロンと、画像撮り忘れておりますがプレーンクッキー。以上となります。
ケーキがあと2種類ぐらいあれば嬉しいなと思いました。
卵サンドはパンがしっとりで美味しい。キッシュはタルト部分がじっとり。クラッカーはマンゴーとクリームチーズの組み合わせが美味しく、家でも真似したいですが…クラッカー自体は湿気ってます。ミニマカロンは甘め、外カリカリの中はしっとり。フィリングもたっぷり入ってコーヒー・お茶が進みます。
チェックイン済のゲストがなだれ込みそうな、15時過ぎが一番混むと思いきや…
14時半の開始直後が一番混んでいました。
待ち構え組が多いという事ですね~。
カクテルタイムが17時からなので、お腹を空かせる為には早めの入室といったところでしょうか?
ヒルトン広島エクゼクティブラウンジのカクテルタイム
17:00〜19:00のカクテルタイムですが…『混み過ぎて2部制になっていたが、チェックイン時説明が無かった(怒)』との口コミがあり、ラウンジを出る際スタッフに『カクテルタイムは、時間指定などは必要ですか?』と訊ねると、『本日予約は必要ありません、いつでもお越しいただけます』との事。
安心して18時に向かうと…混みっ混みの満席状態。入口には問い合わせ待ちの行列。
『申し訳ありませんが只今4組待ちで、1時間以内にご案内しますのでそれまでお部屋で…』との事。
えっ!? カクテルタイム終了は19時ですが~。入場と同時に終了??
とお部屋で待っていると、10分程度で電話がかかって来ました。良かった~!
お腹が空いていなくても、休日の宿泊は17時台に行って下さい。とりあえず席! 席の確保が重要です!!
そんな状態ですので、カクテルタイムは好きな席を選べる状態ではありませんが…
タイミング良く、窓際の特等席が空きそちらへ案内されました♪
充実のフードメニュー
ビュッフェ台へいざ参戦!(大げさww)!さあ大混雑のビュッフェカウンターへ…
カクテルタイムのお酒のラインナップはこちら。赤白ワインにスパークリングロゼ。白ワインは辛口なのか樽の香りが強いのか…万人ウケでは無い味わい。スパークリングロゼはちょっと甘口で飲みやすかったです。
他、リカー・スピリッツ類。ソフトドリンクのメニューは、アフタヌーンティーと同じです。
気になるフードは、牛すじのトマト煮込みとオニオンクリームスープが温かいメニュー。
牛すじ煮込みはほとんど残っていなかったので…あとの盛り付けた様子をご覧下さいませ。
ピザもありましたが、私の前で無くなりその後補充は無く…
ソフトバゲットサンド、サルサソース添えに変更。
オムレツはスプーン容器の上に。胡瓜のガスパチョと併せて、お洒落な前菜のような演出。
チーズ盛り合わせに…
シャルキュトリー盛り合わせ。
薄切りバゲットのカナッペは、ローストビーフと白いんげん豆のペースト載せと生ハムです。お酒が進みそう~♪
スティックサラダはバーニャカウダとカレー、2つのディップで。
スイーツは、アフターヌーンティーでは無かったミニケーキ。
気になったのは、スープや煮込み料理など汁物を取り分ける器が大き過ぎる事。
あれではすぐに、カウンターのお食事が無くなってしまいます。
もしくは、アメリカ系だけに大食いで体格の良い欧米系ゲストに合わせているのか…??
これぞホテルラウンジ!なひととき…
いや、取り過ぎやろ~。ラウンジ乞食確定です(反省)。
人気の料理はすぐ無くなる。もう補充は無いかも…と思ったら、今のうちに盛っておけ。
そういう心理でさらにビュッフェ台が混みあう…混雑増幅のメカニズム(笑)。
フードの優勝は、牛スジのトマト煮込みでした~。
これをパンに載せて延々食べていたい感じ。生ハム・ローストビーフのカナッペは塩気薄め。胡瓜のガスパチョは、飲み慣れていないと好みが分かれるでしょう。
気を効かせて友達の分も取り分けたケーキでしたが、既に食べたそう。
お腹いっぱいでお互い譲り合っていましたが、軽い食感でペロリ。
広島中心街の夜景を眺めながらのカクテルタイム♪。これぞホテルラウンジという空間で気分が上がります!
2人共お腹いっぱい…このあと広島焼食べるんだけど入るかしらん??
大混雑のカクテルタイム、待ちのゲストも多く19時の終了は早すぎるかなと思いましたが…。
フード類は、19時過ぎにはきっちりと回収されておりました。
その後もラウンジに居るのは大丈夫なので、19時半頃まで過ごしました。
ラウンジを出る時、食べ終わった食器を持ってエレベーターから出て来るゲストとすれ違いました。
えっ?終了間際、入りきれなくてお部屋で食べたパターン?
エグゼクティブフロアの客室数は70室ほど。満室の場合、全員がここに集うと絶対溢れるよね~。
それは、より食事に時間と手間がかかる朝食サービスはやらないわけですな…。
大賑わいの朝食ビュッフェ
おはようございます。今日もいい天気♪
エグゼクティブラウンジでの朝食サービスは無いので、6階のオールデイダイニング『モザイク』へ。
エレベーターを降りて東側です。
モザイクに8時前に入ると…カウンター前には数組の行列。満席という訳ではありませんが、人数制限を行っている様子。10分ほど並んで、案内されました。
こちらのダイニング、右がオールデイビュッフェダイニング。
左が和食の『泉水』。泉水はランチ営業からですが、鉄板焼きや寿司カウンターもあり、本格的に和食が楽しめるようです。
いざモザイクの客席へ。店内はパーティションで分けられた3つのレーンに分かれております。
入口すぐは、パンやサラダなどのビュッフェ台。
真ん中は客席。2名掛けテーブルが多く並びます。
窓側は、4名掛けテーブルが並ぶ空間。
やはり、窓側がゆったりした雰囲気で食事を楽しめるかと思います。私達は真ん中側でしたが、テーブルの間隔が結構キツキツでしたので〜。
他にはテラス席もあるみたいですが…1月なので当然閉鎖中。
気になる朝食メニューをご紹介!
ホットミールのビュッフェコーナーは1番奥の突き当たり。舟型のカウンターが印象的。
右側がドリンクと洋食。ジュースやドリンクの種類はなかなか。 オレンジジュースが、パルプ入りで生搾りのような味でした。また飲みたくて、ラウンジで飲んだオレンジは普通でした…紅茶はドイツのメーカー、ロンネフェルトの様々なフレーバーがずらり。
舟型カウンターの上には、基本のウエスタンメニューが並びます。フレンチトーストやパンケーキも。
具材を選べるオムレツカウンターも。エッグベネディクトの提供はありません。
(すみません、画像撮り忘れております…)
左側は和食。様々な和惣菜や豆腐、半熟玉子などが並びます。
壁側にはお味噌汁やご飯。お粥や焼売。和食・洋食コーナーのちょうど真ん中に、鮭と鯖の焼き魚もありました。
和食側は、そばかうどんが選べる麺処も。
まだまだ続くビュッフェコーナー
入口に近い壁沿いに移動します。
サラダの種類は標準的。
フルーツは少ないかな…ライチがあるのは嬉しいです。
ハム・チーズ・のむヨーグルト。
もうひとつのカウンターには、なんとピンクチョコレートファウンテン!
バームクーヘンとマシュマロを漬けていただけます。お子様が喜びそう〜♡
ハード系のパンに…デニッシュやクロワッサンは小さめ。
手作りのシリアルバーが美味しそう♪。ナッツ・ドライフルーツもずらり。入口近くにコーヒーマシンがあり、紙カップも用意されているので、食後はテイクアウト出来ます。最近このようなサービスのホテルが増えて来ましたね〜。
いざ実食!多彩な料理のお味は?
昨晩ラウンジでのカクテルタイムや、お部屋でテイクアウトした広島焼きを食べ過ぎて…控えめな盛りです(十分盛ってるからww)。
オムレツはフワトロで美味しい〜!
和惣菜も美味しくいただきました。焼き魚も脂がのっていて◎。
お蕎麦はおかわりしたいぐらい気に入りました。麺は2〜3口程度で少ないので、ペロッといけちゃいます。
デザートに甘いパンやフルーツを。フレンチトーストは甘さ控えめ、卵液の染み具合はまあまあ。
パンケーキは作り置きのわりにはフワフワ。
チョコレートフォンデュは、バームクーヘンの甘さと喧嘩してイマイチに感じました。ようは筆者には甘過ぎたのです。
ライチは一昨年宿泊したヒルトン長崎に比べると、甘さや風味が足りませんでした。これは時期的なものもあるかな〜ま。ぁ、解凍ものですし。
口コミでは、特徴が無いとか郷土料理が無いなどの声多数でしたが…なるほど言われてみればという感じ。
しかし、ヒルトンクラスであれば標準的な内容かと思います。メニューの種類が多く、選択肢が多いのが嬉しいですね♪
エグゼクティブルーム予約で充実の滞在を
2人で宿泊して、素泊まりより約1万円アップでアフタヌーンティー・カクテルタイム・朝食まで付いてくる…しかもお部屋は最上層で眺望は保障付。ホテルから一歩も出ずに滞在を楽しむ事が出来ます。
最新ヒルトンで、昼から翌朝まで食べまくり!充実のステイケーションでした〜♪
DATA
ヒルトン広島
所在地:広島県広島市中区富士見町11-12
TEL:082-243-2700
公式ホームページ:ヒルトン広島