タイの首都バンコクを代表するホテル「マンダリンオリエンタルバンコク」。バンコクを流れるチャオプラヤ川沿いに建てられたタイで最も古い、そして格式あるホテルです。ホテルでの朝食は川沿いにある「ザ・ヴェランダ」というレストランで。レストランのテラス席からチャオプラヤ川を眺めながらの朝食は、リゾート感が盛り上がり、最高の気分に!
コロナ禍の現在、感染対策や衛生面への配慮から、以前の朝食ビュッフェはなくなり、好きなものを好きなだけ注文できる「オーダー式ビュッフェ」になっています。「終息したら、また以前のビュッフェに戻るかも…」とホテルの方は教えてくれましたが「いやいや、このままでもいいですよ!」と言いたくなるくらい、素晴らしい朝食が楽しめます。
最新のマンダリンオリエンタルバンコクの朝食について、レポートします!
目次
川沿いのテラス席がイイ!「ザ・ヴェランダ」で朝食を
「ザ・ヴェランダ」は、マンダリンオリエンタルバンコクにあるカジュアルな雰囲気のレストラン。
屋外のテラス席と屋内の席があり、テラス席からはチャオプラヤ川が一望できて解放的な雰囲気。私はリゾート気分が感じられるテラス席がお気に入りで、いつも川に一番近い席に座ってしまいます。
もし日差しや暑さが苦手な方なら、冷房のある屋内席へどうぞ!バンコクは南国ですから、朝でも意外と暑いと感じるかもしれません。屋内席の方は少しクラシカルな雰囲気で、こちらもとても素敵ですよ。
ニューノーマルの朝食「オーダー式ビュッフェ」
マンダリンオリエンタルバンコクの朝食といえば、以前は豪華な朝食ビュッフェが有名でした。ビュッフェには、バンコクのホテルでも数少ない、飲み放題のシャンパンも用意され、在住者にも大人気に。しかし、現在は新型コロナの感染防止のために規制が厳しくなり、以前のようなビュッフェやアルコールのサービスはできなくなってしまいました。
新たに始まったのが「オーダー式ビュッフェ」。アラカルトメニューに載っている料理を好きなだけ何品でも注文できるのです!
しかも、さすがは世界のVIPを迎えてきたマンダリンオリエンタルバンコク。そのメニューの品揃えは半端ではなく、しかも一品一品のクオリティが非常に高いのです。
目移りするほど豊富なアラカルトメニュー、おすすめ料理は?
アラカルトメニューは、西洋風、タイ風、中華風など、インターナショナルでバラエティに富んでいて、目移りしてしまうほどです。ヘルシーなメニューもたくさんあります。また、メニューに表記がなくても、「パンケーキをグルテンフリーで作ってください」といった細かなリクエストにも応えてくれます。
もしも、何を頼んでいいか迷ったら、卵料理がメインの「ザ・オリエンタル・ブレクファスト」、ホテル特製のペイストリーがメインの「ザ・コンチネンタル・ブレクファスト」など、セットメニューを選んでもいいでしょう。ご参考に、おすすめのアラカルトメニューもご紹介しますね。
おすすめ料理①オリエンタル・ベネディクト
イングリッシュマフィンにスモークサーモンとポーチドエッグをのせ、オランデーズソースをかけた、トラディショナルなメニュー。
おすすめ料理②アサイーボウル
アサイースムージーに、色とりどりのフルーツを美しくトッピングしたヘルシーなメニュー。ハワイでお馴染みのメニューですが、マンダリンオリエンタルバンコクの朝食メニューでもいただけます。
おすすめ料理③クリスピーエッグ
キヌアサラダに、カリカリに揚げた卵(黄身は半熟)とアボカドをのせ、焼きパプリカのソースをかけたヘルシーなメニュー。インド料理にヒントを得たエスニックな一品です。
日本人には嬉しい和朝食のセットも!
海外旅行に出かけると、現地の珍しい料理を試してみたり、いつも以上に食べ歩き、つい無理してしまうこともありますよね。ちょっと疲れたなと思ったりしたとき、食べ慣れた日本の味が恋しくなるという経験はありませんか。
ザ・ヴェランダの朝食メニューには、なんと日本食の定食メニューもありました!一品一品あっさりとした味付けで、ていねいに料理された和朝食は、旅先でもほっとした気分にしてくれるでしょう。
客室でゆっくりとルームサービスを楽しんでもOK
「ザ・ヴェランダ」での朝食だけでなく、ルームサービスを頼んで客室で朝食を食べることもできます。コロナ以前には、朝食付きのプランの場合、ルームサービスは「ザ・コンチネンタル・ブレクファスト」しか追加料金なしで注文することが出来ませんでした。ところがコロナ禍の現在は、「ザ・ヴェランダ」と同様、どのメニューをどれだけ頼んでも、追加料金が発生することはないそうです。リバービューの客室で、ゆっくりとプライベートな朝食の時間を楽しむのも素敵ですよね。
コロナ禍のマンダリンオリエンタルバンコクの状況
今回私がマンダリンオリエンタルバンコクを訪れたのは2021年6月でした。宿泊記にかんしては、以下のブログで紹介しているので、合わせてお読みください。
コロナ第三波が猛威をふるうバンコクでは、特に飲食店などへの規制が厳しい時期だったため、ホテル内の飲食店は「ザ・ヴェランダ」以外は全て閉店。ホテルの稼働率も10%を切る状態で、館内はしんと静まりかえっていました。
かつてのマンダリンオリエンタルバンコクの華やかさを知る私としては、本当に悲しくて、涙が出そうになるほどでした・・・。本当に、本当に、早くコロナが終息して、自由に世界を旅行できるようになり、かつての賑わいが一日も早く戻って来てくれることを心から願っています。
DATA マンダリンオリエンタルバンコク 所在地:48 Oriental Avenue, Bangkok 10500 Thailand The Verandah 朝食営業時間:6:30~10:30 朝食のみの料金:THB 1,500++(THB 1,765.50/税7%・サービス料10%込) 公式サイト:マンダリンオリエンタルバンコク ※6月23日現在、コロナ規制のため通常のビュッフェではなくオーダー式ビュッフェ形式となります(アラカルトメニューもあり)。また、現在アルコールの提供はしていません。
※朝食の状況は2021年6月のものとなり、タイへの旅行での行き来ができる頃には、内容が変更となっている場合があります。
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