「即日融資対応」「WEB完結での契約が可能」「借り入れ・返済の種類が豊富」など総合的な評価の高さから支持を集めているカードローンとして「アコム」が有名です。
しかし、アコム以外の複数社から借り入れを行っているため、返済が厳しいと感じており、アコムを利用できない事例も増えています。
このような問題を解決するために広がったのが「おまとめローン」です。
この記事では、アコムが提供しているおまとめローンの概要から審査難易度、利用するメリットと注意点などを総合的に解説します。
監修者の解説
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金子賢司(かねこけんじ)/ファイナンシャルプランナー
おまとめローンを利用すると、その金融機関から追加の借り入れができなくなります。またおまとめローンを利用するということは、借入件数や借入金額が大きい可能性が高く、ほかの金融機関からの借り入れも難しいかもしれません。
おまとめローンはメリットも大きいのですが、利用の際は、もう新たな借り入れはしないという決心も必要になるでしょう。
アコムのおまとめローン(借換え専用ローン)とは?
各消費者金融が「おまとめローン」を提供している中で、アコムのおまとめローンにはどのような特徴があるのでしょうか?以下で具体的に紹介します。
借り入れをまとめる返済専用ローン
アコムのおまとめローンは、「借換え専用ローン」と呼ばれており、最長12年3ヶ月と返済期限を長く設定できる点が強みです。
おまとめローンを利用することで、複数社から行っていた借り入れを1つにまとめて月々の返済額を減らしたり、返済管理がしやすくなったりするメリットがあります。
ただし、返済期間や元々融資を受けていた会社の金利条件などによってはかえって返済金額が増える可能性もあるため注意しましょう。
おまとめローンの利用条件
アコムが提供しているおまとめローンの貸付条件は以下のとおりです。
商品名 | 借換え専用ローン |
資金使途 | 貸金業者債務の借り換え |
利用限度額 | 1万円〜300万円 |
貸付利率 (実質年率) | 7.7%〜18.0% |
遅延損害金 (年率) | 20.0% |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
各回の返済期日 | 毎月払い |
各回の返済金額 | 貸付金額の2.0%以上 または貸付金額の1.5%以上 |
返済期間と返済回数 | ・返済金額2.0%以上の場合 借入日から最長8年0ヶ月、1〜95回 ・借入金額1.5%以上の場合 借入日から最長12年3ヶ月、1〜146回 |
担保・連帯保証人 | 担保:不要連帯保証人:不要 |
アコムを利用できる条件として「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方」と規定されており、この条件は「借換え専用ローン」でも適用されます。
アコムのおまとめローンの審査は厳しい?
実際にアコムのおまとめローン利用を検討している方に向けて、審査の厳しさがどの程度かを以下で紹介します。
信用情報をしっかり確認される
「本当におまとめローン利用が必要なのか」をチェックするために、アコムでは申込者の信用情報をしっかり確認します。
信用情報とは、「いつどこのローン会社に申し込んだか」「いくら借りたか」「期日どおり返せているか」などローン・クレジットカードの利用状況を記録したものです。
信用情報は、以下のような信用情報機関に登録されており、各金融機関が照会できるようになっています。
・株式会社シー・アイ・シー(CIC)
・株式会社日本信用情報機構(JICC)
・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
すべての信用情報を確認するため、時間がかかることを頭に入れておきましょう。
カードローンより審査が厳しい傾向がある
アコムのおまとめローンの審査は、アコムのカードローンの審査よりも厳しくなる可能性があります。
理由として、ローンの審査では、利用限度額が高額になるほど審査が慎重に行われる傾向があるためです。
おまとめローンの場合、複数社の借り入れをまとめることから必要な利用限度額が大きくなる傾向があります。そのため、慎重に審査が実施される可能性があります。
ただし、銀行が展開しているおまとめローンと比較した場合には、消費者金融のおまとめローンの方が審査基準はゆるい傾向があります。
収入や返済能力がポイント
複数社からの借り入れをまとめ、返済負担を減少させる効果を得られる「おまとめローン」ですが、アコムから高額な融資を受けることには変わりありません。
消費者金融も高額な融資を行うほど、貸し倒れのリスクが増えるため、確実に返済してくれるかが審査を行ううえで大きなポイントです。
「年収が高い」「会社員であり、収入が安定している」「アコムを過去に利用していて毎月の返済を問題なく行っている」なども重要になります。
アコムのおまとめローンのメリット
「おまとめローン」を利用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
以下で、代表的なものを紹介します。
金利が下がる可能性がある
おまとめローンを利用することで、金利が下がる場合があります。お金を借りる際の金利上限は、下表のように決まっているため押さえておきましょう。
■利息制限法での上限金利
借入残高 | 上限金利(年率) |
---|---|
10万円未満 | 20.0% |
10万円以上100万円未満 | 18.0% |
100万円以上 | 15.0% |
例えば、A社から50万円、B社から60万円借りている場合、上限金利を表に当てはめるとA社18%、B社18%です。おまとめローンを利用すると、1社にまとめて借入残高合計が110万円となるため、金利は年15%以下になります。
このように利息制限法の観点から、1社の借入残高が増えると金利が下がる場合があります。
まとめることで返済の管理が楽になる
借入先が複数あると、それぞれの金利がバラバラで、返済期日も異なるため「どこにいくら、いつまでに返済すべきか?」を整理する時間が発生して、マネープランの管理が煩雑になります。
アコムの「おまとめローン」を活用することで、ひとつの借入先にまとまるため、管理しやすくなります。
また、返済日が月3回、4回あるとATM返済を行うと毎回手数料も発生するため、費用的なメリットも受けられます。
総量規制の対象外になる
アコムなど消費者金融からお金を借りる場合には、他社の借入額を含めた借入総額が年収の3分の1を超えてはいけません。理由として、国が決めた法律である「総量規制」で決められているためです。
「おまとめローン」は「総量規制」の対象外となり、消費者金融でも年収の3分の1以上を借りることが可能です。
このような特例が設けられている理由として、おまとめローンは元々の借り入れよりも金利が下がり、借り手の借入状況を改善します。「借金返済が楽になるローン」となるため、特別に総量規制の対象外となっているのです。
返済期間を長く設定できる
アコムのおまとめローンでは、返済期間を長くできる点もメリットです。
表で示したとおり、返済回数は最大146回、返済期間は最長で12年3ヶ月まで設定できます。
本来は、借り入れを行ってからできるだけ早く、多く返済した方が利息を抑えられるため、返済総額も抑えられます。
しかし、家計的にどうしても返済が厳しい場合は、少しずつ、無理のないように返済することをおすすめします。1回あたりの返済額を少なくしたい方は、長期的な返済計画を立てられるアコムの「借換え専用ローン」を選択しましょう。
追加借入できないので完済が早まる可能性がある
アコムのおまとめローンは、借入金の資金使途は「貸金業者債務の借り換え」に限定されています。
そのため、おまとめローンは追加の借り入れができず、返済だけに専念できます。
一般的なカードローンは「借入可能枠が空くと追加借入してしまう」事例もありますが、おまとめローンはこのような問題が起きないため、完済が早まります。
アコムのおまとめローンの注意点
メリットが得られる「おまとめローン」ですが、利用するうえで押さえておきたい注意点もあります。以下でより重要なものをピックアップして紹介します。
WEBで完結できない
アコムが提供しているフリーローンの場合、すべての手続きをWEB上で完結できます。
しかし、おまとめローンの場合は、WEBですべてを完結させられません。
具体的な申込手順は、以下で解説しますが「フリーコールへの電話」「自動契約機の利用」などが必要になるため、注意してください。
おまとめできない借り入れの種類がある
例えば、アコムの借換え専用ローンは、「消費者金融での借り入れ」「クレジットカードでのキャッシング」のみがまとめられます。
「銀行からの借り入れ」「クレジットカードのショッピング枠」などはまとめられません。
各消費者金融によって、おまとめできる範囲が異なるため、事前にローン概要を確認しておきましょう。
返済のみで追加の借り入れができない
一般的なキャッシング・カードローンなどの商品では、あらかじめ設定された枠内で自由に借り入れ・返済を繰り返せますが、おまとめローンは一度融資を受けた後は「返済のみの取り扱い」です。
あくまで「おまとめローン」は、利用者の確実な返済を目的としている商品であるため、追加借入ができないという制約が返済を大きく進めてくれます。
追加借入を行いたい場合には、通常のカードローン商品を選びましょう。
まとめられるのは元金のみ
アコムの「借換え専用ローン」では、基本的に借入額の元金だけしかまとめられません。
公式サイトの「借換え専用ローンの注意事項」には、以下のように記載されています。
※貸付金額はお申し込み時の借換え対象となるローン残高(元金のみ)の範囲内に限ります。
https://www.acom.co.jp/lineup/borrow/
既に発生している利息分は借り入れできないため、手持ち資金などを利用して自力で補うことが必要です。
そのため、おまとめローンを利用する場合には、なるべく早い段階で申し込みましょう。
返済総額が増える可能性がある
あくまで利息制限法の金利差を利用して、「金利がお得になる」のが「おまとめローン」の特徴です。
そのため、元々契約していた借り入れの金利が「おまとめローン商品」よりも低い場合には、逆に金利が上がってしまうケースもあります。
金利が上がってしまった場合、発生する利息も増えるため、本来の目的である返済の効率化を実現できません。
アコムのおまとめローンを利用するときの流れ
実際にアコムの「おまとめローン」を利用したい場合には、どのようなステップを踏んで申し込みを行えばよいでしょうか?以下で解説します。
申し込み
アコムの「借り換え専用ローン」の申し込みは、「フリーコール(0120-07-1000)」一択です。
「フリーコールの営業時間内に申し込みができるか不安」と考えるのが一般的ですが、アコムのコールセンターは24時間対応しています。
そのためWEB申込と同様に、時間も曜日も気にせず申し込みできるのが特徴です。
フリーコールで、おまとめローンへの申し込みを希望することで、次のステップへ進みます。
必要書類の提出
必要書類を準備したうえで、店頭窓口もしくは自動契約機へ出向きましょう。アコムのおまとめローンで必要になる書類は、本人確認書類と収入証明書です。
本人確認書類
- 運転免許証
- マイナンバーカード
上記書類を両方所有していない場合は、健康保険証プラス住民票や公共料金領収書、納税証明書が必要になってくるため、事前に用意しておきましょう。
収入証明書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書/所得(課税)証明書
- 給与明細書
収入証明書は、すべて最新年度、または直近過去分を準備しておきましょう。
ちなみに給与明細書がもし手書きの場合「勤務先の社印」が必要です。経理担当者の個人名捺印では通りませんので、給与明細を確認しておきましょう。
審査・契約
通常のフリーローンと同様に、おまとめローンにも審査があります。
「信用情報に問題はないか」「返済能力はあるか」など総合的な視点でチェックが行われます。
また、在籍確認も必ず行われます。原則、電話での在籍確認は行っていませんが、会社に所属していることを確認されるため、在籍を証明できる書類の提出が求められることを頭に入れておきましょう。
審査に通過した後は、契約手続きが行われます。
融資
手続きが完了した後、実際に他社で借り入れを行っている分のお金が融資されます。
原則、アコムが利用者名で振り込みを行い、融資が完了する仕組みです。
アコムのおまとめローンの返済方法
ここまで、アコムにおける「おまとめローン」の申込方法について解説してきました。
次に、融資を受けたお金を返済する方法を、以下で解説します。
インターネットバンキング
インターネット返済は、わざわざアコム店舗や提携ATMの設置場所まで出向く必要がなく、返済期日間際でも夜間・早朝に手続きできるため、延滞も防げます。
普段利用している銀行の公式サイトへアクセスするだけで、原則24時間手続き可能です。
ただし、インターネット返済を利用する場合には、インターネットバンキング可能金融機関に口座があり、インターネットバンキングの利用設定が済んでいることが前提となります。
アコムATM
アコムの自社ATMは24時間手数料無料で返済できるため、仕事帰りなど出先からでも時間を気にせず返済したい方に向いています。簡単なATM操作で返済できるため、インターネット返済で必要なスマホ・パソコン操作が苦手な方でも安心です。
ただし、アコムの自社ATMでは1,000円未満の残債が返済できません。
アコムの場合、1,000円未満の残債が残っても利息はかかりませんが、完済したい場合には「インターネット返済」「振込返済」など、ほかの手段による返済が必要です。
提携ATM
アコムATMが近くにない場合には、全国どこにでもある「コンビニATM」のほか、「提携ATM」でも返済できます。ただし、提携ATMは返済に以下の手数料がかかるため注意が必要です。
■提携ATMの手数料
・1万円までの返済:110円(税込)
・1万円を超える返済:220円(税込)
また、セブン銀行・ローソン銀行のATMでは、カードを利用せずに返済できる「スマホATM」が利用できます。
スマホATMならアプリをダウンロードしたスマートフォンさえあれば返済できるため、カードを持ち歩く必要がありません。
銀行振込
銀行振込なら、口座に残高さえあれば時間を気にせずにスマホ・パソコンだけで対応できます。
ただし、振込手数料に関しては自己負担となるため注意が必要です。銀行から返済する場合には、手数料が発生しないインターネット返済を利用しましょう。
そのほか、銀行によっては振込手数料が一定回数無料であったり、会員ステージによって手数料無料の特典がついていたりする場合があります。
頻繁に振込返済を利用する場合には、できる限り手数料無料特典のサービスを受けられる銀行口座を利用すべきでしょう。
口座振替
「うっかり返済期日を忘れてしまう」など、毎月の返済を忘れてしまう方は口座振替での返済がおすすめです。
口座振替なら、引き落とし口座に残高があるかぎり返済忘れがないため安心といえます。
手数料も不要であるため、無駄なお金を払う必要もありません。
ただし、口座振替での返済では毎月の返済額が一定であるため、毎月指定額以上の返済をしたいときは別途ATMやインターネットを利用した返済が必要です。
返済回数も毎月1回のため、完済スピードを早めたい方には不向きといえるでしょう。
アコムのおまとめローンを活用するコツ
実際に「おまとめローン」を活用していくうえで、どのような点を意識すべきでしょうか?以下で、具体的なコツを紹介します。
事前に返済期間や返済金額のシミュレーションをする
アコム公式サイトには計画的な返済を行うための「ご返済シミュレーション」機能が用意されています。
具体的には、以下2点のシミュレーションが可能です。
返済金額(毎月いくら返済すればよいか)
「実際に借り入れする金額」「借入利率(実質年率)」「ご返済回数」の入力で、シミュレーションできます。
返済期間(どのくらいの期間返済すればいいか)
「実際に借り入れする金額」「借入利率(実質年率)」「毎月のご返済金額」の入力で、シミュレーションできます。
おまとめローンを利用する場合、追加での借り入れができないため、無理のない計画であるかを借入前に確認しておきましょう。
返済に専念して早期完済を目指す
返済期限が長く設けられているからといって、毎月の返済金額を少なくしすぎると利息が膨れ上がってしまいます。
利息は「借入残高×借入利率÷365日×利用日数」で計算されているため、返済期間が長くなると、利息も比例して増加してしまいます。
おまとめしたことで金利が低くなったとしても、返済期間の長期化によってトータルで損失になるため注意しましょう。
利息負担を減らすために、おまとめローンを利用した場合でも早期完済を目指すことが大切です。
アコムのおまとめローンに審査落ちしたときの対処法
大きなお金を融資する傾向がある「おまとめローン」は、審査落ちになるケースも珍しくありません。
以下で、アコムのおまとめローンに審査落ちとなった場合の対処法を紹介します。
審査落ちの原因を解消する
まずは、「何が原因で審査落ちになったのか」を予測して、原因を解消することも必要です。
具体的には以下のようなものが原因になり得ます。
審査落ちする方に共通する項目
- 個人信用情報に問題がある
- 他社借入件数が複数ある
- 年収が低い
- 収入が安定していない
- アコムを利用したことがない
アコムを始めとする消費者金融各社は審査内容・基準を公表していないため、一概に「こうすれば審査に通る」というものはありません。
ただし、審査に落ちる方に共通している特徴はあるので、それを回避すれば融資に繋がる可能性は高まります。
債務整理(任意整理)を検討する
債務整理とは、借金を減らしたり、支払いに猶予を持たせたりすることで、借金の悩みを解決する手段です。
「任意整理」では、現在の支払いよりも負担を軽くするために、貸金業者やクレジットカード会社と利息のカットや分割回数(3年〜5年程度)について交渉し、今後の返済契約についての和解を結んで、その計画をもとに返済して借金を完済します。
ただし、信用情報に事故情報として掲載されることで、今後5年から10年の間は「ローン契約」などが難しくなるため、注意が必要です。
他社のカードローンに申し込む
おまとめローンを用意している消費者金融はアコムだけではありません。大手各社もそれぞれ「おまとめローン」商品を扱っているため、そちらに申し込むのも選択肢です。
審査落ちする致命的なポイントがない状態でアコムの審査に落ちている場合、別の消費者金融で審査に通る可能性は十分に考えられます。
以下で、おすすめの消費者金融おまとめローンをチェックして、自分にあったサービスを選んでください。
プロミス「おまとめローン」
おすすめポイント
- SMBCグループで安定度が高い
- 上限金利が年17.8%と低め
- 審査が比較的早く即日融資の可能性もあり
三井住友銀行が所属するSMBCグループに所属しているため、グループの安定度が高く利用者からの人気を得ています。
一般的に消費者金融から融資を受ける際の上限金利は年18.0%ですが、プロミスは0.2%低い年17.8%である点も強みです。
銀行カードローンと比較しても審査時間は短く、即日融資の可能性もある点もメリットといえるでしょう。
金利(実質年率) | 6.3%〜17.8% |
返済期間/回数 | 最終借入後 最長10年/1回〜120回 |
最高融資額 | 300万円 |
アイフル「おまとめローン」
おすすめポイント
- WEB完結可能で周囲にバレる可能性を下げられる
- 上限金利が年17.5%と低め
- 「銀行ローン」「クレジットカードのリボ払い」までおまとめ対象
アイフルのおまとめローンでは、アコムで対応していない「WEB完結」に対応しています。
24時間365日対応で、「カードなし」「郵送物なし」で利用者のプライバシーを守ることが可能です。
上限金利は大手消費者金融の中でも低い「年率17.5%」である点も強みであるほか、「銀行カードローン」「クレジットカードのリボ払い」までおまとめできる点もポイントといえるでしょう。
他社消費者金融ではおまとめ対象外である項目も、アイフルではおまとめできるためおすすめです。
金利(実質年率) | 3.0%〜17.5% |
返済期間/回数 | 最長10年/120回 |
最高融資額 | 800万円 |
※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
SMBCモビット「おまとめローン」
![モビット CPバナー](https://hapitas.jp/money_study/wp-content/uploads/2023/02/mobit_bnr_202303.gif)
おすすめポイント
- 最高融資額800万円
- Tポイントでの返済が可能
- 返済期間が最長160日間と長期を見据えた返済も選べる
最高融資額が800万円まで設定されている点はポイントといえるでしょう。
毎月の返済には、SMBCモビット独自のTポイントを利用した返済にも対応しており、返済期間も他社カードローンと比較して最長160日回と長めに取られている点も強みといえます。
金利(実質年率) | 3.0%〜18.0% |
返済期間/回数 | 最長160回(13年4ヶ月) |
最高融資額 | 800万円 |
アコムのおまとめローンに関するよくある質問
最後に、アコムのおまとめローンに関連して利用希望者から寄せられる疑問を取り上げて、解説します。
おまとめローン利用時は他社のカードローンを解約する必要がある?
他社解約は「おまとめローン」の利用規約で規定されているケースがあり、規約を破ってしまうと違反行為に該当します。
違反行為に該当した場合、一括での返済を求められる可能性があるため、解約しないのはリスクの高い行為といえるでしょう。
ただし、プロミス「おまとめローン」のように解約が不要なケースもありますので、利用時には確認しましょう。
関連リンク:プロミスのおまとめローンとは?審査は厳しい?利用するメリット・デメリットを徹底解説!
おまとめローンでの即日融資はできる?
基本的に「おまとめローン」の即日融資は難しい傾向があります。
通常のカードローンとは異なり借入金額が大きくなる傾向があるため、過剰な貸し付けにならないよう、申込者の借入状況を正確に把握する必要があるためです。
ただし、大手消費者金融のおまとめローンなら即日で借り入れできる可能性もあります。できる限り早い時間に申し込みを行って、手続きを進めることが大切です。
おまとめローン審査で在籍確認はある?
結論からお伝えすると、在籍確認なしで借りられるおまとめローンはありません。
理由としては、以下があります。
■在籍確認が必要な理由
(1)申込者の返済能力を確認しなければならない
在籍確認は、申込者の返済能力を確認するために重要となる要素であり、貸金業者が提供している「おまとめローン」は、在籍確認なしで契約できません。
(2)おまとめローンは借り入れが高額になる可能性が高い
申込者の返済能力の有無を確認して、返済されないリスクを軽減する意味でも、在籍確認が必要です。
おまとめローンに契約違反はある?
おまとめローンは利用用途が「他社ローン商品の返済」に限定されるため、「他社ローン商品の解約」がルールとして明記されている会社がほとんどです。
もしルールに違反した場合には、前述したように「一括請求」のほか、返済できなければ「財産差し押さえ」などが行われるため、注意しましょう。
アコムのおまとめローンまとめ
この記事ではアコムのおまとめローンの概要から利用条件、メリットと注意点など全体的に解説しました。
おまとめローンには、複数社からの借り入れをまとめて、毎月の返済負担を軽減する強みがあります。
総量規制対象外であるため、毎月の返済が厳しい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
この記事の監修者
![監修者画像](https://hapitas.jp/money_study/wp-content/uploads/2023/04/プロフィール画像-150x150.jpg)
金子賢司(かねこけんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保有資格:CFP
アコム
ここがポイント
- 最短30分で審査完了!
- 無利息期間最大30日間
- 10秒で簡易審査対応
アコムは最短30分で審査可能です。無利息期間もあるので、はじめてのカードローンとして安心して利用できそうですね!