カードローンの無利息期間サービスは、「給料日前の借り入れ」「大きな出費の立て替え」などさまざまなシーンで活躍します。
しかし、無利息期間サービスも各カードローン会社を比較すると「適用期間」などが異なるため、実際に利用する場合には条件などを事前に確認すべきです。
この記事では、無利息期間のあるカードローンを「消費者金融」「銀行」それぞれを紹介するとともに、無利息期間を利用するメリット、お金を借りる際の注意点などを紹介します。
監修者の解説
金子賢司(かねこけんじ)/ファイナンシャルプランナー
カードローンのなかには一定期間は利息が発生しない「無利息期間」を設けているものもあります。ただし返済が遅れると、無利息期間中であっても通常の利息が発生し、遅延損害金が発生する可能性があります。
自身の信用情報にも影響するおそれがあるため、無利息期間中であっても返済日は必ず守ってください。
無利息期間のある消費者金融カードローンおすすめ7選
数ある消費者金融の中で、無利息期間のあるカードローンはどれだけあるのでしょうか?
以下で、おすすめの会社をピックアップして紹介します。
アイフル
おすすめポイント
- 大手消費者金融の独立系で柔軟な対応が可能
- スマホアプリを利用したカードレス取引が便利
- 最短20分で審査完了
消費者金融の独立系として柔軟な経営を行っているのが「アイフル」です。スマホアプリを利用したカードレス取引にも対応しており、最短20分という短時間で審査が完了する点も魅力です。
「契約日の翌日から30日間」の無利息期間もあり、さまざまなシーンで活用できます。
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 3.0%〜18.0% |
審査スピード | 最短20分融資 |
最高融資額 | 800万円 |
※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。
プロミス
おすすめポイント
- 借入日の翌日から無利息期間のため無駄なく活用できる
- プロミスレディースで女性専用ダイヤルも完備
- SMBCグループに属しており安定度が高い
日本の3大メガバンクの1つである「三井住友銀行」が所属するSMBCグループが運営しているカードローンがプロミスです。
借入日の翌日から30日間無利息で利用できるため、無駄なくサービスを活用できます。そのほか、女性利用の方向けに「プロミスレディース」と呼ばれる女性向け商品も提供しているなど、幅広い方から人気を集めている商品です。
無利息期間 | 借入日の翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 4.5%〜17.8% |
審査スピード | 最短20分 |
最高融資額 | 500万円 |
アコム
おすすめポイント
- 初回契約日から30日間無利息サービスが便利
- 全国で800ヶ所以上のアコムATMと5万台以上の提携ATMが利用可能
- 三菱UFJフィナンシャル・グループに属し安心感がある
大手メガバンクである「三菱UFJ銀行」をはじめとする三菱UFJフィナンシャル・グループに所属しており、利用者から支持を集めている点が強みです。
「初回契約日から30日間無利息サービス」によって幅広く利用できるうえ、全国で800ヶ所以上のアコムATMと5万台以上の提携ATMが利用できる点も利便性の高さを担保しています。
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 3.0%〜18.0% |
審査スピード | 最短20分 |
最高融資額 | 800万円 |
レイク
おすすめポイント
- 2種類から選択できる無利息サービスが魅力
- アルバイトの学生やパートの主婦まで幅広く利用可能
- 幅広くビジネスを展開するSBIグループ所属の安心感
他社では行っていない無利息期間サービスを2種類から選択できる点がレイクの特徴です。
カードローン商品もアルバイトの学生やパートの主婦まで幅広く利用可能であるほか、さまざまな業界に進出しているSBIグループ所属である点も、利用者の安心感に繋がり、人気を集めています。
無利息期間 | 2種類から選択可能 (1)借入全額 60日間 利息0円(WEB申込限定) (2)借入額のうち5万円まで 180日間 利息0円 |
金利(実質年率) | 4.5%〜18.0% |
審査スピード | 最短25分 |
最高融資額 | 500万円 |
セントラル
おすすめポイント
- インターネットから24時間365日申し込みできる手軽さ
- 30日間無利息サービスも完備
- 全国のセブン銀行ATMで借り入れ・返済が可能
創業50年と長い歴史を持つ老舗のカードローンであり、30日間無利息サービスも完備しています。
全国のセブン銀行ATMで借り入れ・返済も可能なうえ、インターネットから24時間365日申し込みできる手軽さから人気を集めているカードローンです。
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 4.8%〜18.0% |
審査スピード | 平日14:00までの申し込みで当日融資可能 |
最高融資額 | 300万円 |
ダイレクトワン
おすすめポイント
- 消費者金融の中でも手厚い無利息サービス
- インターネット・電話・店頭窓口などの方法で申込可能
- 全国のコンビニATMで借り入れ・返済可能
初めてダイレクトワンを利用する方に対して、消費者金融の中でも手厚い「初回借入日の翌日から55日間無利息」サービスを提供しています。
そのほか、インターネット、電話、店頭窓口など複数の方法で申し込めるほか、セブン-イレブン、ファミリーマートなど全国のコンビニATMで借り入れ・返済も可能です。
無利息期間 | 初回借入日の翌日から55日間 |
金利(実質年率) | 4.9%〜18.0% |
審査スピード | 最短30分 |
最高融資額 | 300万円 |
ライフティ
おすすめポイント
- 初回借入日翌日から35日間無利息サービスが優秀
- 24時間来店不要で手続き可能
- 各回の返済額を試算できる「返済シミュレーション」を完備
「初回借入日翌日から35日間無利息」サービスが付帯されており、無利息サービスを無駄なく有効に利用できます。
24時間365日インターネットより申込受付を行っており、来店する必要がありません。実際に借り入れを行って毎月どの程度返済を行うべきかを試算する「返済シミュレーション」を活用して、計画的な利用に繋げることも可能です。
無利息期間 | 初回借入日より35日間 |
金利(実質年率) | 8.0%〜20.0% |
審査スピード | 最短即日 |
最高融資額 | 500万円 |
無利息期間のある銀行カードローンおすすめ6選
無利息期間のある銀行カードローンを以下にピックアップして紹介します。
PayPay銀行カードローン
おすすめポイント
- 口座残高の不足分を自動で借り入れる「残高不足サポート機能」あり
- 初回借入日から30日間無利息サービスあり
- 毎月の返済は1,000円〜と負担が少ない
初回借入日から30日間無利息サービスが付帯されているため、無利息期間中は何度借りても利息がかかりません。
そのほか、振り込み・口座振替・Visaデビット・ATM出金などの際に普通預金口座の残高が不足していた場合でも、自動的に不足額の借り入れを行う機能も便利です。毎月の返済が1,000円〜と返済負担が少ない点も特徴といえるでしょう。
無利息期間 | 初回借入日から30日間 |
金利(実質年率) | 1.59%〜18.0% |
審査スピード | 最短翌日 |
最高融資額 | 200万円 |
オリックス銀行カードローン
おすすめポイント
- 保険と一体化したプラン「Bright」を完備
- 全国10万ヶ所以上のATMが利用可能
- WEBから24時間365日いつでも申込可能
初めての契約の方限定で、契約した日の翌日より30日間借り入れが無利息になるサービスを提供しています。期間内であれば追加で借り入れを行ったものも無利息となるためお得に利用可能です。
そのほか、カードローンでは珍しいガン保障特約付きプラン「Bright」も選択できます。WEBから24時間365日いつでも申込可能な点も大きな利点です。
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
金利(実質年率) | 1.7%〜14.8% |
審査スピード | 最短3営業日 |
最高融資額 | 800万円 |
東京スター銀行スターカードローンα
おすすめポイント
- 来店不要で24時間インターネットで申込可能
- 利用限度額1,000万円と幅広い用途で使える
- 返済用預金残高が残高不足の場合、自動的に融資可能
「契約日から30日間利息0円サービス」を利用できるほか、利用限度額が1,000万円と幅広い用途で利用できます。
残高不足になった場合に自動で借り入れを行う「自動融資サービス」にも対応しているほか、来店不要で24時間インターネットで申込可能である点もメリットです。
無利息期間 | 契約日から30日間 |
金利(実質年率) | 1.5%〜14.6% |
審査スピード | 最短2週間 |
最高融資額 | 1,000万円 |
北日本銀行のカードローン「スーパークイカ」
おすすめポイント
- 口座を開設する必要なく利用できる
- 提携ATM利用手数料が無料
- 30日間無利息サービスあり
振込先が北日本銀行口座のみに限られるものの、借入方法に「提携ATM」などを利用する場合には、北日本銀行の口座を開設する必要がありません。
提携ATM利用手数料も無料であるため、外出した際に借り入れ・返済が可能です。契約日から30日間は利息がかからないため、無理なく計画的に利用できます。
無利息期間 | 契約日から30日間 |
金利(実質年率) | 3.0%〜14.8% |
審査スピード | 最短1週間 |
最高融資額 | 500万円 |
愛媛銀行 ひめぎんクイックカードローン
おすすめポイント
- 来店なしでWEBを活用して契約可能
- 新規でWEB完結申込の方は30日間無利息
- コンビニATM利用手数料0円(月4回まで)
初めて利用する方は、WEB契約利用で30日間無利息サービスを利用できます。
全国のコンビニ・提携ATMで利用できるほか、コンビニATMの利用手数料も月4回まで0円です。来店なしでWEBを活用して契約可能な点も強みです。
無利息期間 | 契約日から30日間 |
金利(実質年率) | 4.4%〜14.6% |
審査スピード | 最短1週間 |
最高融資額 | 800万円 |
静岡銀行カードローン「セレカ」
おすすめポイント
- 静岡銀行口座がなくても申込可能
- セブン銀行ATMなら月3回まで手数料無料
- 返済は月2,000円から対応
静岡銀行口座を持っていなくても申込可能であり、返済が月2,000円〜と負担を最小限に抑えられます。
セブン銀行ATMの利用は月3回までは手数料無料のほか、そのときのキャンペーンなどで無利息期間も用意されている点も強みでしょう。
無利息期間 | キャンペーンによって異なる |
金利(実質年率) | 1.5%〜14.5% |
審査スピード | 最短数日〜1週間程度 |
最高融資額 | 1,000万円 |
無利息期間のあるカードローンの選び方
ここまで、無利息期間のあるカードローンを一挙に紹介してきました。
次に、種類が豊富にある無利息期間のあるカードローンから、自分にあった商品の選び方を解説します。
即日融資なら消費者金融カードローン
「即日融資できる」ことを重点におく場合には、消費者金融カードローン一択です。
銀行カードローンにおける審査では、「警察庁データベースへの照会」が義務付けられており、結果が判明するまで最短でも翌日となっています。
一方で、消費者金融カードローンでは「最短20分」などスピード感のある融資が実現できるため、即日融資を重視するなら消費者金融カードローンを選びましょう。
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低金利で借りるなら銀行カードローン
「とにかく低金利を重視し、利息負担を減らしたい」場合には、銀行カードローンを選ぶべきです。
銀行カードローンの上限金利は年14.5%付近が相場で、消費者金融は年18.0%がほぼ横並びとなっています。
このため、銀行カードローンの方が総じて低金利であることを押さえておきましょう。
金利が異なる理由として保証会社の有無が関連します。銀行カードローンの場合は、利用者が返済できなくなったとき、保証会社が代わりに一括返済します。
ただし、保証会社が代わりに弁済したからといって、利用者に返済義務がなくなるわけではありません。
一方で、消費者金融は保証会社を利用していませんので、自らリスクをカバーしています。そのため、お金を借りている人が返済不能になると、そのまま赤字となってしまうのです。
すぐに借りる予定がないなら開始日に注意
同じ日数の無利息期間だったとしても、「無利息期間の開始日がいつか」が異なるため必ず確認しておきましょう。
例えば、以下の例があります。
- 初回契約日の翌日から30日間無利息
- 初回利用日の翌日から30日間無利息
一見、無利息になる日数が同じであるため、変わらないように見えますが、「初回契約日の翌日から30日間」の場合はすぐに借り入れを行わなかったとしても「無利息期間」が消費されていきます。
「すぐに借りる予定がない」場合には、必ず無利息サービス開始日をチェックしておきましょう。
「無利息」以外のメリットもチェック
「無利息期間」以降も利用していこうと考えている方は、「無利息」以外のメリットもチェックしておくべきです。
チェックポイントが無数にある中で、重点的に見ておきたいポイントは以下があります。
ATM手数料
提携ATM手数料がかからない回数制限(月3回など)・借り入れ/返済に利用できるATMの数など
スマホアプリ
スマホアプリが使いやすいか・スマホを利用した借り入れや返済ができるか・使い勝手がよいかなど
サポート
返済シミュレーションの有無・カスタマーサポートの充実度など
長期での利用を考えている方ほど、総合的な観点でカードローンを選定すると後悔が少ないでしょう。
迷ったら無利息期間の日数で選ぶ
どのカードローン会社を選ぶか迷っている方は、無利息期間の日数で選ぶのもよいでしょう。
使ってみて合わない場合には、改めて審査は必要になりますが、違うローン会社に切り替えることもできます。
近年は、30日以上の無利息期間をサービスとして提供している会社も増えているため、選択肢として検討しましょう。
無利息でカードローンを利用するメリット
提供している会社が増えている「無利息期間」サービスですが、改めてどのようなメリットがあるのかを、以下で解説します。
急な出費を乗り切れる
カードローンからお金を借りる理由として「冠婚葬祭」や「入院費用」など急な出費が発生して借り入れを行うケースが一般的です。
「明日・明後日でまとまったお金が必要」という緊急時を、カードローンであれば乗り切れます。
そのうえ、無利息で利用できれば「給料日までの繋ぎ」として負担なしで利用可能です。
少額融資をお得に利用できる
「明日までに1万円がどうしても必要」など、少額融資が必要になる場合も給料日前には起こり得ます。
このような状況でも、無利息サービスを活用することで、利息負担なしで融資を受けることが可能です。
少額融資でも消費者金融からの借り入れであれば年率18.0%前後の利息を支払う必要があるため、利息額は決して少なくありません。うまく無利息サービスを使うことで金銭的なメリットが大きいことを頭に入れておきましょう。
無利息期間内に借り換えもできる
例えば、「すぐにお金が必要になった」場合に、審査スピードが早い「消費者金融カードローン」で契約を行ったとします。
その後、無利息期間を活用して「銀行カードローン」に申し込みを行って借り換えを行えば、無利息で「即日融資」できる消費者金融の強みと、「低金利で融資できる」銀行カードローンのメリットを両方享受可能です。
このような「消費者金融」と「銀行」を組み合わせた活用方法もあるため、知識として押さえておきましょう。
無利息のカードローンでお金を借りるときの注意点
ここまでは、無利息でカードローンを利用するメリットに触れてきました。
次に、実際に無利息のカードローンでお金を借りる場合に注意すべき点を以下で紹介します。
無利息で利用できる条件
無利息サービスを利用できる方は、ある一定の条件を満たした方に限られます。
例えば、プロミスで無利息期間が適用される条件は以下のとおりです。
・プロミスとはじめて契約
・メールアドレスの登録
・WEB明細利用の登録
「無利息サービスを利用できる条件」は、カードローン会社によって異なるため、契約前に確認しておきましょう。
無利息対象金額を確認
カードローン会社ごとに「無利息対象金額」が決まっているため、事前に確認しておくことが重要です。
大きい金額の融資を検討しているものの、場合によっては無利息サービス対象外となる場合もあるため、各カードローン会社に問い合わせを行って無利息サービスが適用できるかを確認しておきましょう。
無利息期間終了後の金利も確認
無利息期間は、あくまでも一定期間のみのサービスです。
無利息期間が終わった後には、規定に応じた利息が発生するため、無利息期間終了後にかかる利息・返済額についても調べておきましょう。
ちなみにカードローンの金利は「年◯%〜◯%」と幅を持って記載されます。申し込みをしたばかりの方は、上限金利に近い金利での借り入れとなるため、契約するカードローン会社を迷っている方は、上限金利で比較検討を行いましょう。
無利息期間でも返済日に注意
無利息期間中でも、元本の返済が必要ないわけではありません。例えば、無利息期間中に初回の返済日が来た場合、利息はかからないので元本分だけを返済します。
無利息期間中は、あくまでも「利息がかからない期間」であり、「返済が猶予される期間」ではないため注意してください。
元本の返済ができないまま延滞してしまうと、無利息期間が利用できなくなる可能性が高いです。
無利息期間と低金利を比べるとどっちがお得?
ここまで無利息期間を持つカードローンでお金を借りる際の注意点を紹介してきました。
次に、無利息期間と低金利を比較するとどちらがお得であるかを以下で解説します。
低金利カードローンと返済額を比較
無利息期間サービスのない低金利カードローンと、無利息期間ありの上限金利年18.0%のカードローンではどの程度の利息の差が生まれるのでしょうか?
金額 | 金利 | 利息 | |||||
10万円 |
30日後 | 60日後 | 90日後 | 120日後 | 150日後 | 180日後 | |
年18.0% |
0円 (1479円分が無料) |
1,479円 | 2,958円 | 4,438円 | 5,917円 | 7,397円 | |
年14.6% (バンクイック) |
1,200円 | 2,400円 | 3,600円 | 4,800円 | 6,000円 | 7,200円 |
※上限金利年18.0%カードローン(契約日から30日間無利息サービスあり)
※三菱UFJ銀行カードローン 「バンクイック」(上限年率14.6%/無利息サービスなし)
上記の結果を見ると、150日後までは無利息期間のあるカードローンが有利であることが分かります。
こちらのシミュレーションでは比較しやすいように、毎月の返済額を計算に入れていません。借入総額が増えるほど、返済額も増えるため注意しましょう。
返済が長期化すると低金利カードローンがお得
前述した図で分かるように、返済が長期化すればするほど、低金利カードローンの方が利息的にお得です。
短期の借り入れ・返済の場合は消費者金融カードローン、長期間を見据えて利用を検討している場合には銀行カードローンを利用するのがよいでしょう。
ただし、低金利な銀行カードローンであり、かつ無利息期間サービスが付帯されている商品がお得です。
「審査スピード」「総合的サービス内容」などをトータルでチェックして、自分にあったサービスを選択しましょう。
返済シミュレーションを実施して判断するのがベター
カードローンを取り扱っているほとんどの会社では、毎月の計画的な返済をサポートする「返済シミュレーション」サービスを提供しています。
「借入金額」「返済月数」「借入金利(年率)」などを入力することで、「毎月いくら返済していけばよいか」が分かるため、有効に活用して判断材料として生かしましょう。
無利息期間のあるカードローンに関するよくある質問
ここまでは、低金利と無利息を比較した場合の返済額について比較してきました。
最後に無利息期間のあるカードローンに関連して利用希望者から寄せられる疑問に回答します。
無利息期間中は何度借りても利息がかからない?
結論からお伝えすると、無利息期間中は何度追加で借り入れを行っても利息は発生しません。
例えば、無利息期間がスタートしたタイミングで5万円を借りて、期限内に再度5万円を借りて、合計10万円になったとしても期限内なら利息は発生しません。
無利息期間が「30日間」だった場合、30日以内にすべての借り入れを返済できなかったとしても、最初の30日間の利息は無料になるため、メリットは十分に享受できることを頭に入れておきましょう。
無利息期間のあるカードローンに在籍確認はある?
審査で在籍確認なしのカードローンは存在しません。
基本的には「申込者の返済能力を見極めること」が法律の観点で必要であり、安定した収入を得ているかを確認する手段として必須です。
ただし、カードローン会社によっては「電話での在籍確認」を原則、行っていません。
「電話での在籍確認の有無」もカードローンを選ぶうえでのポイントとして押さえておきましょう。
利息の計算方法は?
カードローンの利息は以下の方法で計算できます。
利用金額(利用残高)×融資利率(年利)×利用日数÷365日(うるう年は366日)
基本的には「返済期間が短い」または「金利が低い」と、支払利息総額は低くなる計算式となっています。
カードローンを利用する場合には事前にシミュレーションを行って、返済計画を立てておくことが重要です。
無利息カードローンまとめ
今回は、無利息期間サービスが付帯している消費者金融カードローン・銀行カードローンを一挙に紹介してきました。
「無利息期間の長さ」「無利息期間の開始日」などももちろんですが、利用する期間が長くなる場合には「サービスの充実度」「金利の低さ」など総合的な観点で商品を選ぶべきです。
また、無利息期間利用には押さえておきたい注意点もあるため、記事の内容を参考にしながら借り入れや返済に生かしてみてください。
この記事の監修者
金子賢司(かねこけんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保有資格:CFP
アイフル
ここがポイント
- 最短18分審査&融資
- 最大30日間は利息0円!
- 電話の在籍確認原則なし
アイフルなら最短18分で審査&融資できるのがポイント。電話による在籍確認が原則ないので、職場に連絡してほしくない方はアイフルがおすすめです。
※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。