断捨離をしてシンプルに暮らすメリット｜捨てるべきものとミニマムライフを継続するための心得を紹介！

シンプルな暮らしを実現するために断捨離をしようと考えている人も多いでしょう。ただし、断捨離をするだけでシンプルな暮らしができるとは限りません。

この記事では、シンプルな暮らしによって得られることを紹介するとともに、シンプルな暮らしを送るためのコツや心得について解説します。シンプル・ミニマムな暮らしをしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。

断捨離で叶うシンプルな暮らしとは

ここでは、無駄を省くことで叶うシンプルな暮らしについてご紹介します。シンプルな暮らしを行うことには、以下のような魅力があります。

【シンプルな暮らしをするメリット】気持ちに余裕ができるお金の節約になる時間を有意義に使える家事が楽になる運気が上がる

このようにシンプルな暮らしをすることで、お金・時間を無理せず自分らしく過ごすことができるようになります。

気持ちに余裕ができる

シンプルな暮らしを手に入れると、気持ちに余裕ができます。部屋に余計な荷物が散らかった状態を解消することで、ストレスを感じたりイライラしたりすることが減るためです。

部屋が散らかった状態だと、見ているだけでも充分ストレスになります。また、ものをたくさん管理しているだけで、どうしても頭の容量を使ってしまうものです。さらに、必要なものを見つけ出すにも時間がかかり、焦ってしまうことも考えられるでしょう。生きるうえで、ものを探す時間は無駄でストレスフルなものです。

しかし余計なものが自分のスペースになければ、いらないものを処分することで、イライラやストレスが発生しにくい状況になります。

お金の節約になる

お金の節約につながることも、シンプルな暮らしの魅力の1つです。不要なものを捨ててしまうことで、ものへの執着がなくなるためです。一度シンプルな暮らしを始めてみると、生活に必要なものは想像以上に少ないことに気づきます。

また、買いものをするときにも、購入しようとしているものが本当に自分にとって必要なものかを考えるようになるものです。

さらに自分のスペースにものがないシンプルな状態を保つことで整理が容易になり、同じものを重複して購入してしまうことも避けられます。そのため必然的に毎月の買いものが少なくなり、結果としてお金の節約になるのです。

時間を有意義に使える

シンプルな生活の魅力としては、時間を有意義に使えることも挙げられます。部屋が片付くことで自分の持ちものの位置を把握しやすくなり、ものを探す時間を短縮できるためです。たとえば、その日身につける洋服を探すときでも、洋服の種類がたくさんありすぎると選択に時間がかかります。

しかしシンプルに着られるものを1着だけ持っていれば、洋服選びに費やしていた時間が無くなり、他のことに活用できるようになるのです。こうして生まれた時間を別の有意義なことに回すことで、生活がより有意義で豊かなものになっていきます。

家事が楽になる

シンプルな暮らしをすることで、家事が楽になる効果も期待できます。身の回りのものが少なくなれば、それだけ整理整頓に費やす時間が少なくなるためです。ものが部屋に散らかってしまうことがなくなるため、整理整頓自体が不要になります。

また、掃除をする際にアイテムを移動させる必要がなくなり、掃除がスムーズになる点も家事が楽になる理由の1つです。

こうして家事の面倒さが少なくなれば、掃除を後回しにすることも減るでしょう。

後回しにせず定期的に掃除を行うようになれば、自分の身の回りをいつも清潔に保つことができます。シンプルな暮らしをして家事が楽になれば、より快適に生活できるようになるのです。

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運気が上がる

シンプルな暮らしをすることで、運気が上がるとも考えられています。風水の観点で考えると、部屋にものがあふれた状態は気の巡りを滞らせ、良い運気を招き入れる機会を逃すとされているためです。また、シンプルな暮らしをすることで自分と向き合う時間が増えれば、感性が磨かれます。

小さなことにも幸せを感じられるようになり、心を穏やかに健康的な暮らしを送れるようになることも、運気が上がる理由でしょう。良い運気を招き入れて前向きな気持ちで生活していれば、より幸せで充実した生活を送れるように自然となっていくのです。

断捨離でシンプルな暮らしを始める方法

ここでは、シンプルな暮らしを送るためにまずどこから始めるのがおすすめなのか、解説します。

具体的な手順は、以下の通りです。

【シンプルな暮らしを始めるための手順】まずは小物から始める家具の中身を処分部屋を決めて部屋ごと処分

まずは小物から始める

無理なくシンプルな暮らしを始めるためには、まず小物から手を付けていくことをおすすめします。財布やポーチの中身、カバンの中など小さなものから始めてみてください。こうした小物の中には、意外と使用しないものや不要なものが入っていることが多いためです。

たとえば、財布の中には、不要になったレシートが入っていることが多くあります。必要なレシートがあったとしても、別にレシート用の保管場所を決めて移すことで、整理が進みます。また、化粧ポーチの中には、もうほとんど中身のなくなった化粧品が入っていることが多いものです。

化粧品は古くなると肌に悪影響となることもあるため、古くなったものは迷わず捨てることをおすすめします。小物を整理・処分していくだけでも、「順調に進めている」と自信がつき、少しずつすっきりとした気分になるものです。

家具の中身を断捨離

次に、引き出しや冷蔵庫など収納している家具の中身を整理するようにします。たとえば、以下のようなものが入ったままになっている可能性があります。

【家具の中の不要なアイテムの例】冷蔵庫：賞味期限切れの食品は迷わず捨ててしまいましょう机：1年以上使用していない書類（ただし保管義務があるものや重要なものは別）や使わない文房具棚：使用期限を過ぎてしまった薬その他：CDや衣類など、1年以上使用せず重要でないものは捨てても困らないものです

上記の場合は、迷わずすぐに捨ててしまって問題はありません。特に賞味期限や消費期限が明記されているものは、日付を基準として迷わず捨ててしまいましょう。ただし、中には「この下着はまだ着られる」などと迷ってしまうアイテムもあると思います。この場合は、使用していて楽しい気分にならない、他のアイテムと比較して古臭く感じるのであれば捨ててしまうタイミングです。

部屋を決めて部屋ごと断捨離

細かい部分から段々と範囲を広げ、思い切って捨てることができるようになったら、今度は一つの部屋を決めて丸ごと断捨離してみましょう。このときのポイントは、家の中を「台所・寝室・リビング・お風呂」などとエリア分けし、よく使う部屋から進めていくことです。よく使う部屋には生活必需品が多く、捨てるか否かの判断が行いやすいためです。

キッチンや玄関など毎日必ず使う部分から始めることで、スムーズに整理を進められている実感を持ちやすくなります。そうして勢いがついてきてから、物置や書斎など多くのアイテムが置かれていて判断に悩むスペースに取り掛かるようにするのがおすすめです。

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シンプルな暮らしを送るための心得

ここでは、ミニマムな暮らしを継続して送るための心得（ポイント）を紹介します。断捨離をすることは、シンプルな暮らしを始めるために必要なことです。

しかし、「不要なものを買っては断捨離をして……」と繰り返していては、いくら断捨離を積極的にやっていても無駄が多くなってしまうでしょう。そこで、ミニマムな暮らしを送るための心得として、以下のポイントを紹介します。

【シンプルな暮らしを送るための心得】捨てるか迷うものは保留するものが増えないルールを作る家の収納容量を把握する一気に断捨離しない

捨てるか迷うものは保留する

まず大切なことは、捨てるか迷ってしまうものはその場で判断せず、保留とすることです。思い切って捨てることも大切ですが、後で「やっぱり捨てなければ良かった」と後悔したり、結局必要になって後から買ったりすることがあるためです。しかし判断に迷うたびに手を止めていては、断捨離はなかなか進みません。

そこで保留の箱を作って置き、整理中に判断に迷ったものは入れておきます。そして「1か月」などと期限を設定し、それまでに使用しなければ捨てるようにすることで、自分にとって本当に必要なアイテムかどうかより正確に判断できるようになるのです。

ものが増えないルールを決める

ミニマムでゆとりのある暮らしを手に入れるためには、ものが増えないルールを決めることも重要です。断捨離を行ってもまたものが増えてしまっては、結局片付かないままになってしまうためです。具体的なルールとしては、たとえば以下が考えられます。

【ものが増えないルールの例】収納スペースを決めて増やさないあらかじめ持つ数を決めておく優先順位をつけ、1つ買ったら1つ手放す（捨てる・売る）

消耗品でないものは、購入すればそれだけ数が増えてしまいます。そのため、あらかじめ所有限度数（量）を決めておき、増えたらその都度捨てる、もしくは購入しないなどして必要最低限の数を持つことを意識してください。

家の収納容量を把握する

家の収納容量を把握することも、ミニマムな暮らしを送っていくためには重要なポイントです。

収納スペースの量は家ごとに決まっているものであり、収納容量を超えてアイテムを持つと物の多さが目につきやすくなってしまうためです。もし収納スペースが多い家であれば、ものを多く持っていてもミニマムな暮らしを叶えることはできます。

ただし、いくら広い家で収納スペースが多いとしても、自分が管理できる量を把握しておくことも重要です。

自分で管理できない量のアイテムを持っていると、全体を把握できずに同じものを買ったり必要なときに見つけられなかったりするためです。いくらものがあふれていない整理整頓された状態であっても、自分で管理できていないのであればミニマムとは言えなくなってしまいます。

シンプルな暮らしをするために捨てるべきもの

ここでは、ミニマムな暮らしを送るために捨てるべきものの例を紹介します。

【捨てるべきもの】衣類やファッション小物本・雑誌CD・Blu-rayフィギュア・小物家電・台所用品や食器

衣類やファッション小物

捨てるべきアイテムの候補としてまず挙げられるのが、衣類やファッション小物です。洋服やバッグ、靴などは季節ごとに必要なものが変わり、好みやサイズに合わせて購入することも多いため、どうしてもため込んでしまいがちだからです。処分に迷う場合は、以下の判断基準をご参考にしてください。

【衣類やファッション小物の処分基準例】伸びていたり、傷があったり、ほつれていたりするサイズが合わない着てみると今の趣味とは異なるもう1～3年（具体的年数はご自身で設定）着ていない一度も着ていない

一度も着ていない衣類は、今後も着る機会がない可能性が大きいと言えます。もし新品同様の洋服を捨てるのに抵抗があるのであれば、フリマやアプリなどを活用すると、高額で買い取ってもらえる可能性があるためおすすめです。

本・雑誌

本や雑誌も、断捨離の際に捨てるべきものが多くなりがちなアイテムです。紙には消費期限がないため捨てどきが分からず、趣味で集めていたり定期購読していたりする場合は増えていく一方であるためです。断捨離の際には、本当に気に入っている本以外は捨てる方向で考えることをおすすめします。

たとえば読み途中のままになっている本は、今後も読まないままになることが多いものです。本全体ではなくお気に入りのページがある場合は、切り取ってスクラップにして残りを処分することをおすすめします。そして今後もあたらしい本を1冊買ったら古い本を1冊捨てるなど、ルールを設けることで増えてしまうことを防ぎましょう。また、近年は電子書籍で読める本が非常に増えているため、活用することでものが増えることを防げます。

CD・Blu-ray

CD・Blu-rayについても、本と同様に増えていく一方になりがちです。やはり捨てどきが分からず、コレクションをしていくと増えていく一方だからです。CD・Blu-rayに関しても、本当に気に入っている以外は処分する方向で考えると良いでしょう。

その他には、観る頻度によって捨てるかどうかを決めるのもおすすめです。数か月に1回程度観るのであれば、充分に残す価値はあります。また、友人が来た時に見る作品であれば、頻度は低くても残すのがおすすめです。処分する場合でも処分前にデータを保存しておくと、後悔せずに済みます。

フィギュア・小物

ついつい増えがちなものとしては、フィギュアや小物も挙げられます。コレクション欲を掻き立てるアイテムは、ことあるごとについつい買ってしまうものだからです。

本当に気に入っているフィギュア以外は処分する方向で考え、愛着度の低いフィギュアは処分することをおすすめします。たとえば目立つところに飾っているものは残し、勢いで購入したけどあまり愛着がないものは捨てるなど、判断してみてください。処分する際には写真に残しておくと、そのフィギュア（小物）を持っていた記録を残せるためおすすめです。

家電・台所用品や食器

家電や台所用品、食器も、ミニマムな暮らしを送るため積極的に断捨離を行いたいものに挙げられます。家電や台所は毎日何度も使うエリアなので、特に滅多に使わないものと出番が多いものがはっきりとしています。使っていない家電をリストアップし、処分しましょう。

食器やキッチン用具においては、普段使わないものや貰い物で趣味に合わないものなどを優先的に捨てます。気に入っている食器や来客用の食器、高級なお皿などは捨てないことがおすすめです。高級なお皿は滅多に使うことがないものですが、これを機に自分達の日常使い用にするのも良いでしょう。

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まとめ

断捨離をすることで、時間や心にゆとりを持てるようになれます。ものを探したり整理したりする時間を別のことに費やせば、より充実した毎日を送れるようになるでしょう。シンプルな暮らしをするうえでは、いくつかのポイントがあります。なるべく手の付けやすいところから始めて、ある程度の基準をもって進めてみてください。

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