経済産業省によると、国内におけるキャッシュレス決済の比率は、2018年現在で約20%となっています。2025年には40%、近い将来には80%を目指すことが明らかになっており、国はますますキャッシュレス決済の普及に力を入れていくことでしょう。
キャッシュレス決済といえば、やはりクレジットカードが人気です。経済産業省のデータにおいても、キャッシュレス決済の大部分がクレジットカードです。多くの会社が、さまざまな特徴をもつクレジットカードを提供しています。
Kyashもその一つで、クレジットカードのようなプリペイドカードを提供しています。では、一体どのようなカードなのでしょうか。本記事では、Kyashについて詳しく解説します。
Kyashについて知りたい方やプリペイドカードのようなクレジットカードに興味がある方は参考にしてください。
目次
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Kyashの概要
Kyashはお得にポイントが貯められるアプリです。アプリ上で発行するバーチャルカードと、実際にカード発行できるリアルカードを提供しています。また、ポイントサイトを利用することでさらにお得にポイント利用が可能です。
- Kyashとは?
- Kyashには3種類のカードがある
以下、詳しく解説します。
Kyashとは?
Kyashは株式会社Kyashが運営する送金・決済アプリのことです。Kyashでは、バーチャルカードとリアルカードの2種類を提供しています。どちらも、クレジットカードなどからアプリに残高チャージするプリペイド方式を採用しています。
使いすぎを防止できるため、カードの利用計画が立てやすいメリットがあります。また、Kyashで買い物することでポイントの二重どりが可能です。まず、Kyashアプリに残高チャージをすると利用額に応じてクレジットカード会社のポイントが貯まります。
その後、Kyashを通して買い物をすることで「Kyashポイント」が付与されます。
これだけでもお得ですが、ポイントサイトを利用すればもっとお得にポイント運用ができます。例えば、買い物前にポイントサイトの「ハピタス」を経由することでハピタスポイントが受け取れます。
ただし、ハピタスポイントをkyashポイントに直接交換することはできないため、ドットマネーを経由する必要があります。ハピタスからドットマネーに交換する際のレートは等価となっており、最低交換単位は300マネー(300ポイント)となります。
ドットマネーからKyashに交換する際のレートも等価となっており、最低交換単位は300円分(300マネー)となります。Kyashをお得に利用するならドットマネー経由でハピタスを利用しましょう。
Kyashには3種類のカードがある
Kyashが提供するカードは以下の3つです。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
ICチップ | 〇 | – | – |
Visaタッチ決済 | 〇 | – | – |
Apple Pay | 〇 | 〇 | 〇 |
Google Pay | 〇 | 〇 | 〇 |
国内決済 | 〇 | 〇 | △(※1) |
海外決済 | 〇 | △(※1) | △(※1) |
決済上限(1回あたり) | 30万円 | 5万円(※2) | 3万円(※2) |
決済上限(月あたり) | 100万円 | 12万円(※3) | 5万円(※3・4) |
Kyashマネー還元率 | 1% | 0.5% | 0.5% |
Kyashバリュー還元率 | 0.2% | 0.2% | 0.2% |
ポイント付与上限 | 1,200ポイント(※5) | 600ポイント(※5) | 600ポイント(※5) |
発行手数料 | 900円 | 300円 | – |
年会費 | – | – | – |
本人確認 | 必須 | – | – |
※Kyash公式サイト参照
※引用元・2022年2月24日現在
※1 オンライン決済のみ
※2 本人確認済の場合は10万円
※3 本人確認済の場合は15万円
※4 3Dセキュア認証済の場合は12万円
※5 Kyashバリュー決済は100ポイント
Kyash CardとKyash Card Liteは実際にカードを発行できるリアルカードです。Kyash Card Virtualはアプリ内で使えるバーチャルカードです。リアルカードは実店舗で直接使えますし、バーチャルカードはアプリ上ですぐに発行できる利点があります。
また、リアルカードは有効化の手続きを行うことで、バーチャルカードとしても使用できます。自分のライフスタイルに合ったカードを発行しましょう。
Kyashのメリット
Kyashの利用には、さまざまなメリットがあります。
- ポイントの還元率が高い
- タッチ決済で支払いが可能
- プリペイド式なので安心
- 補償制度も充実
- スマホで送金もできる
以下、詳しく解説します。
ポイントの還元率が高い
Kyashのポイント還元率は、カードによって異なります。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
Kyashマネー還元率(※1) | 1.0% | 0.5% | 0.5% |
Kyashバリュー還元率(※2) | 0.2% | 0.2% | 0.2% |
ポイント付与上限(月間) | 1,200ポイント | 600ポイント | 600ポイント |
※Kyash公式サイト参照
※引用元・2022年2月24日現在
※1 主に銀行口座やコンビニなどから入金した残高
※2 主にクレジットカードから入金した残高
Kyash CardのKyashマネーであれば、100円につき1Kyashポイントが付与されます(ポイント還元率1.0%)。また、全てのカードの月間ポイント付与上限は、KyashマネーおよびKyashバリューの利用を含みます。
Kyashマネーの月間ポイント付与上限は上図の通りですが、Kyashバリューの月間ポイント付与上限は100ポイントです。つまり、Kyashバリューの場合は月間利用額5万円を超えるとポイント付与されません。
そのため、Kyashを利用する場合は還元率をみても、Kyashマネーを利用するのがポイント還元率の恩恵を受けられることになります。
タッチ決済で支払いが可能
KyashはiPhoneで使える『ApplePay』、Androidで使える「GooglePay」に対応しています。QUICPayによるタッチ決済は、カードリーダーにかざすだけのスピーディーな決済です。金銭授受がなくボタン操作も不要なため衛生面も安心です。
また、Kyash CardであればVisaのタッチ決済も利用できます。なお、Visaのタッチ決済はKyash Card LiteとKyash Card Virtualには対応していません。そのため、Visaのタッチ決済を行いたい方は、Kyash Cardの発行をおすすめします。
プリペイド式なので安心
Kyashの提供するカードは、プリペイド式となっています。利用できる金額はチャージしている残高に依存します。つまり、残高以上は使えない仕様となっています。
また、Kyashアプリでは常に利用明細を確認でき、計画的なカード利用が可能です。そのため、クレジットカード利用ではつい使い過ぎてしまうという方におすすめです。
補償制度も充実
Kyashでは、不正利用された場合に金額を補償してくれる制度を用意しています。不正利用とは口座情報が第三者に流出したり、カードを勝手に使われたりなどが挙げられます。
補償制度利用の流れとしては、まずは警察に被害届の提出を行います。この被害届提出が補償制度利用の条件となります。次に被害届の受理番号をもって、補償制度利用の申請を行います。不正利用を確認してから30日以内に行いましょう。
補償制度は、申請日から遡って90日以内の不正利用が対象となります。90日以上経過している不正利用については、対象外となるため注意してください。また、過去1年間に補償制度を利用していないことも利用の条件です。
詳しい内容については、Kyash公式サイトを確認してください。
スマホで送金もできる
Kyashは当初、個人間送金をメインとしたサービスを行っていました。そのサービスは現在でも利用でき、Kyashアプリが入っているスマートフォンから送金ができます。
Kyashアプリを持っている方同士であれば、送金や受け取りにかかる手数料は無料となっています。どちらかがKyashアプリを持っていなくてもURLを送信することで送金が可能です。
ただし、受け取りにはKyashアプリの登録が必要なので注意してください。KyashマネーおよびKyashバリューはそれぞれ送金可能ですが、期限付きのKyashバリューは送金できないため、注意しましょう。
貯めたポイントを現金化できるハピタスってどんなサイト?
ポイントサイト「ハピタス」とは普段のお買い物やいつも利用しているネットショッピング、旅行やレストランの予約などのサービス申し込み時に 「ハピタス」のポイントサイトを経由するだけで利用サービスとWでポイント貯めることができます!
ハピタスの特徴
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ポイントサイトを使うと4重取りが可能
Kyashは、Kyashバリューにおいてクレジットカードによる残高チャージを行って決済することで、クレジットカード会社のポイントとKyashポイントの二重どりが可能です。
また、ポイントサイトを経由してポイント付与がある店舗で利用することで、以下のようにポイントの4重取りが可能になります。
- Kyashへチャージ…クレジットカード会社のポイント
- Kyashで決済…Kyashポイント
- ポイントサイト経由…ポイントサイトのポイント
- 利用した店舗…ショップのポイント
ただし、特定のカードのみにポイントが付与されるサービスの場合は、Kyashポイントは付与されません。ハピタスなどの一部のポイントサイトでは直接ポイントの付与がされず、他サイトを経由することでポイント分を直接口座にチャージするケースもあります。
Kyashを使うときのデメリットや注意点
Kyashを利用する上で、いくつか注意しなければいけない点があります。注意点は大きく分けて、以下の3つです。
- 上限額に注意する
- 還元対象外の取引もある
- 使えないお店を事前に把握する
ここから詳しく解説します。
上限額に注意する
Kyashが提供する全てのカードの上限額は以下の表の通りです。また、本人確認が完了している場合と未完了である場合で上限額が異なります。
アカウントが本人確認済の場合
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
決済(1回) | 30万円 | 10万円 | 10万円 |
決済(1日) | – | – | – |
決済(1ヶ月) | 100万円 | 15万円 | 15万円 |
送金(1回) | 30万円 | 10万円 | 10万円 |
送金(1日) | 30万円 | 10万円 | 10万円 |
送金(1ヶ月) | 100万円 | 15万円 | 15万円 |
入金(1回) | 30万円 | 10万円 | 10万円 |
入金(1日) | 30万円 | 10万円 | 10万円 |
※Kyash公式サイトを参照
※引用元・2022年2月24日現在
アカウントが本人確認未完了の場合
Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
決済(1回) | 5万円 | 3万円 |
決済(1日) | 5万円 | 3万円 |
決済(1ヶ月) | 12万円 | 5万円(※1) |
送金(1回) | 5万円 | 5万円 |
送金(1ヶ月) | 5万円 | 5万円 |
入金(1回) | 5万円 | 5万円 |
入金(1日) | 5万円 | 5万円 |
※Kyash公式サイトを参照
※引用元・2022年2月24日現在
※1 3Dセキュア認証済の場合
Kyash Cardは発行時に本人確認が必須です。他の2つのカードは任意になります。上表によるとそれぞれのカードで上限額が異なり、本人確認と本人確認未完了によっても細かく上限額が設定されています。
利用する際は上限額に注意しましょう。
還元対象外の取引もある
Kyashでは、以下の取引においてポイント還元が対象外となります。
- 売上確定していない取引
- モバイルSuicaでの購入・チャージ(Apple PayおよびGoogle Pay経由を含む)
- 交通機関での支払い
- 現金同等物の購入および販売するサイトでの購入
- 公共料金の支払い
- 税金や寄付金の支払い
- 郵便局や造幣局など公共機関での支払い
- 代金未回収やkyashが不正利用と判断した取引
ポイント還元が受けられるかどうか、しっかり確認してからKyashを利用しましょう。その他、詳しい内容についてはKyash公式サイトをご確認ください。
使えないお店を事前に把握する
Kyashのカードは、Visa加盟店であれば利用可能です。しかし、以下の店舗およびオンライン店舗では利用できないため注意してください。
- 一部の月額料金および継続契約の支払い
- 高速道路の料金支払い(有人)
- レンタカー利用の料金
- 各プリペイドカード・電子マネー・チャージの支払い
- nanaco・楽天Edy・Vプリカなどへのチャージ
ただし、Apple PayまたはGoogle Payに登録し、QUICPay加盟店であれば利用できる場合があります。また、Kyash Cardのみ利用できるものは以下の通りです。
- ガソリンスタンドでの支払い
- 一部の航空会社での航空券購入
- 一部のホテルでの料金
- 4ケタの暗証番号が求められる加盟店
- ICチップの読み取りが求められる加盟店
- 海外の実店舗
このように、Kyash Cardのほうが利用できる範囲は広いです。
Kyashで効率よくポイントを貯める方法まとめ
Kyashはバーチャルカードを使って、アプリ内で送金または決済を行えるサービスです。提供するカードは3種類あり、実際にカード発行ができるリアルカードもあります。
リアルカードは実際にプリペイドカードとして使用できるだけでなく、設定を変えることでバーチャルカードとして利用できます。また、ポイントサイトを利用すればお得にポイント運用ができます。
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また、ドットマネー経由で交換した際は、残高に直接チャージされます。ハピタスから、ドットマネー経由でお得にKyashポイントを貯めましょう。