タイ・スワンナプーム空港からから直通バスやタクシーで3時間半で行ける、タイのビーチリゾート地ホアヒン。2021年末にオープンしたザ・スタンダード・ホアヒンに宿泊しました。
今回はその時の朝食と、Praça（プラサ）でいただいたディナーの内容をレポートします。
どちらもテラスで波音を聴きながらいただくことができます。
ザ・スタンダードホテルはアメリカ発のユニークなデザインのライフスタイルホテル。アジア初進出がこのホアヒンビーチです。タイで一番高いビル「マハナコーンタワー」にザ・スタンダードホテルにも宿泊しましたが、リゾートバージョンはどのような雰囲気なのでしょうか？
宿泊の様子は以下の記事に書かせていただきましたので合わせてお読みくださいね。
目次
ザ・スタンダード・ホアヒンの朝食はビーチ寄りのダイニング「Lido」で
今回は朝食付きの宿泊プラン。ロケーション的に外でいただきたいな〜と、まだ日差しが強くない早朝にダイニングへ向かいます。会場は、ランチ・ディナーではイタリア料理を提供している『Lido（リド）』。
客席は３つの建物に分かれており、結構大きめなダイニング。
建物の間に外部空間が生まれる事により、開放的でリラックスした雰囲気を演出しています。
ビーチリゾートらしい、ナチュラルでトロピカルなインテリア。
私はアジア風というより、ポリネシアっぽい装飾だなと思いました。
卵料理以外はビュッフェスタイル
朝食は、卵料理のみ注文を受けてから提供。その他はビュッフェスタイルです。
一番広いメインの客席の壁沿いに、ずらりと料理が並びます。
まずは基本のウェスタンホットミール。ベーコンにソーセージなど。パンケーキとワッフルもこちらの並びに。
自分で作る麺料理♪
タイの高級ホテルではおなじみのヌードルスタンドも。こちらではセルフで作ります。
好きな麺と野菜を選び、自分で茹でてスープ・具材を載せる楽しさ♪
タイ料理も充実・日本のカレーも！
お次はタイ料理コーナー。豚肉と野菜の炒めものや、パッタイがストウブ鍋の中に。
チャーハンやカレーもあります。カレーはなんと日本風！
鮮やかさが目を引く・コールドミールカウンター
コールドミールのカウンターに移動します。
サラダの野菜も種類豊富。
あらかじめ和えられた、キヌアミックスサラダもありました。
ハムは２種類、チーズは３種類。
フルーツは、メロンやパッションフルーツが置いてあるのが嬉しいです。
ヨーグルトとジュース。ジュースのメニューにはコールドプレスとありますが…私は飲んでみて、チルドっぽいなと思いました。
パンの種類も豊富
パン類は何処に…！？ と思ったら、窓側にありました。
ハード系から食パン、デニッシュ、マフィンにパウンドケーキと種類も豊富。
パンプディングや砂糖菓子もありました。
キッズ向けのひと口メニューもあり、お子様連れにも配慮しております。
アウトドアのテーブルで実食！
朝日を受けて銀色に輝く海を遠くに眺めながら、朝食をいただきます。
７時台なのでまだゲストも少なく、静かで平和な雰囲気…
卵料理はエッグベネディクトを選びました。（メニューは無いので、スタッフに希望の調理法を直接伝えます）
チリパウダーと青ねぎがふりかけられた、ちょっとエスニックなベネディクト。
出来れば生野菜サラダもいただきたいのですが…お腹の調子を考えて、火が通ったものだけいただく事に。大きめの海老が入ったパッタイや、ベジタブルチャーハン、きのこのグリル。ハーブのグリルドポテトがとっても甘くて印象に残りました。
自分で作った、シーフードたっぷりの麺。フォーみたいな米の平打ち麺にあっさりスープ。 パクチーとフライドオニオンで東南アジア風味に。イカもエビもぶりっぷり♪
ほぼビュッフェスタイルですが、どれも料理のクオリティが高いです。
カプチーノを注文し、デザートタイムに突入。
パンケーキは耳が付いた形。パンダ？ミッキーマウス？？
デニッシュやクロワッサンは軽めの食感。東南アジアの湿気にもなんとか耐えているサクサク感でした。
フルーツも全種類いただきました〜。
パッションフルーツが大好きな私、最後にオレンジジュースに混ぜて、オリジナルモクテルを作ってみました。お味はまあまあ(笑)。プレーンヨーグルトと混ぜると美味しいのでおすすめです。
波音や海風を感じながらの、穏やかな朝食…ホテルの高級感というより、解き放たれたお洒落感のある雰囲気の中、朝食を楽しみました。リスさんもロープを伝っております、かわいい〜！
ザ・スタンダードホアヒンの可愛らしい海の家でディナー
前日の夕食は、メニューと雰囲気に惹かれてホテル内のダイニング『Praça（プラサ）』に行ってみました。
先程紹介した朝食会場のLidoの隣、よりビーチサイドに位置しております。レトロモダンなコンクリートの建物が並ぶリゾート内で、唯一の木造建築。歴史的なタイコロニアル風の外観は、外部空間にアクセントを加えております。
建物前には、オープンエアのバーエリアも。こちらはいちばんビーチに近い為大人気で、常に満席に近い状態でした。
素敵な店内とテラス♪
プラサの建物自体は小さいです。入ってすぐはバーカウンター。
その横に、３つだけインドア席がありました。店内も素敵〜！ビーチハウスのユルい感じと、ホテルダイニングの華やかさが両立していました。
バルコニー席は６つ。私はこちらでいただく事に。
コンセプトはタイの居酒屋
オリジナルカクテルのメニューはこちら。どれも気になるレシピばかりです。お値段は高級ホテル価格。タイの高級ホテル、メニューの値段に20%近い税金とサービス料が加算されます。
ジャンルはタイ料理。メニューはそう多くないですが、工夫を凝らした粒揃いな印象なのも選びやすいです。
料理のお値段は、高級ホテルにしてはお手頃。”Thai Izakaya(タイ居酒屋)” と銘打っているだけに、気軽に色々つまめるようなコンセプトなのかもしれません。
激旨ステーキチャーハンと激辛カクテル！？
まずはドリンク。こちらの地名をもじった『Hua Jin（320バーツ）』を選んでみました。
ジンベースにポメロ・グァバ・レモンと好きなフレイバーばかり。最後にチリと書いてありましたが、言うてピリ辛程度よね…と思っていたら、ガッツリと輪切りの唐辛子が３本も突き刺さっていました。カクテルは甘酸っぱくて美味しい！でも辛い！不思議な味わい。わたくし病み上がりで、体調を考え辛過ぎるものを控えているのですが…これは明日が心配だわ。元気な時にいただきたいカクテルです。
食事は、お店のスタッフイチオシの牛肉チャーハン『Khao Pad Nuea Yang（350バーツ）』。
暗くてよく見えませんが…チャーハンに牛ステーキと半熟卵黄。甘辛いソースも添えられております。
これが本当に激ウマ！流石イチオシだけあるわ〜牛肉は柔らかく香ばしい焼き上がり。ガーリックが効いたチャーハンはパラパラで食欲をそそります。味付け濃いめですので、付け合わせのタレは必要ないくらいでした。
前菜に頼んだつもりが後に来た、大好きなエビとポメロのサラダ『Yam Som-O（360バーツ）』。
先程のステーキチャーハンより高いてどういう事？ と思ったら立派な殻付きの、グリルされたエビがポメロサラダと分かれた盛り付けで出て来て納得です。（普通は小さめのエビと一緒に混ざっております）エビは川海老かな…？ タイは、川海老を使うと料理のお値段がぐんと上がりますので〜。
ザクロの実も散りばめられた、お洒落で上品なポメロサラダ。フルーティーなんだけど、合わせダレはナンプラーや揚げ玉ねぎを使ったコク深い味。タイでしか味わえないお料理です。
ディナーの余韻に浸りながら周囲を探索
夕食を終えた頃はすっかり暗くなり…雰囲気も抜群。
お隣のダイニングLidoも、素敵なインテリアが浮かび上がり…夜のリゾートを華やかに彩ります。
１日中ビーチサイドで美味しいお食事を
ザ・スタンダード・ホアヒンのダイニングとバーはビーチのすぐそば。波音を聴きながら、リラックスした雰囲気の中まったりとお食事が楽しめます。朝から夜まで、気分に合わせてダイニングやお料理を選んでみてはいかがでしょうか？
DATA リド（Lido）／プラサ（Praça） ザ・スタンダード・ホアヒン（The Standard Hua Hin）内 所在地：59 Naresdamri Rd, Hua Hin, Hua Hin District, Prachuap Khiri Khan 77110 タイ 営業時間：リド 6:30～23:00 （朝食6:30-10:30）／プラサ 16:00～23:00 公式サイト：The Standard Hua Hin ※こちらの記事は、2023年5月の滞在記です。最新の情報は、直接ホテルにお問い合わせ下さい。
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