たびハピ

ベトナム出入国体験記・2023年の最新出入国情報を詳しく解説


ベトナム在住の私ですが、コロナ禍の旧正月休みは2年間日本へ帰国できませんでした。しかし2023年の旧正月は一時帰国できました!

これからベトナムへ渡航する方のご参考に、今回の渡航体験記をまとめます。
実際の私のルートはベトナムから日本への一時帰国ですが、日本からベトナムに渡航する方のために、日本からベトナムへの順序でご紹介します。(2023年2月現在の情報)
今後また入国条件なども変わる可能性がありますので、念のため渡航前にはベトナム大使館や外務省などの最新の情報をご確認ください。

ベトナムの最新水際対策

現在ベトナムでは新型コロナウルス感染症に関する渡航制限はなく、観光目的での入国が可能です!

・入国前の陰性証明書の取得・持参不要、入国後の隔離及び検査なし
・ワクチン接種の有無や回数は入国の条件としては規定なし(航空会社やホテルによっては求められる場合もあるので要事前確認)
・ビザ免除
・新型コロナウィルス感染症治療最低10,000USD以上の補償額がある海外旅行保険の加入←推奨

日本からベトナムへの観光目的の入国のビザはコロナ以前と同様、不要です!

※ベトナム到着の時点でパスポートの残存有効期限が6か月以上あることが入国条件(コロナ以前と同様)なので注意!日本から入国する日本国籍者は入国日から最長15日間、ベトナム滞在が可能となります。

ミーケビーチ沿いも街中もツアーバスがいっぱい!

日本からベトナムへの入国準備

私は今回成田空港からベトジェット航空のハノイ便、ハノイからはベトナム航空でダナンに戻りました。

ベトナム行きのチェックイン時の混雑レベルはベトナム航空>バンブー航空>ベトジェット航空という感じ

2022年7月の帰国時はベトナム航空を利用したのですが、チェックインまで長蛇の列で今までの一時帰国よりもかなり多くの人がチェックインの列に並んでいてびっくりしたのですが、ベトジェットは比較的空いていました。しかしLCCな分荷物の重量チェックが厳しく、手荷物から機内預け荷物まで細かく見られるので、チェックイン自体は割と時間がかかりました。
航空会社によっては事前にオンラインチェックインができるのでそれを済ませておき、時間に余裕をもって空港に行くことをお勧めします。

今回初めてベトジェット航空の日本→ベトナム行きを利用したのですが、旧正月のピークを少しずらしたからなのか?機内はかなり空いていて、快適に帰ってこれました!

日本→ベトナムのベトジェットは空いてて快適!

海外旅行保険の加入(推奨)

現地でコロナウイルスの感染が認められた場合の検査や入院、隔離には海外旅行保険が適用になるので日本の外務省は新型コロナウィルス補填の旅行保険加入を強く推奨しています。

日本からベトナム入国時の注意

現在ベトナムは観光客が戻ってきており、入国審査に時間がかかります。
また最近多く起きているトラブルが長期滞在ビザを持っている人がベトナム入国審査時に、通常無査証(ビザなし)で入国される人に付与される「短期滞在(15日間)」の滞在許可で入国処理されてしまうものです。
通常のビザなしでの観光の場合には問題ありませんが、長期の観光ビザやビジネスビザで入国される方は、入国審査後のスタンプに書かれている滞在許可の日付を必ず確認し、間違っている場合は入国審査官にすぐ訂正を申し出てください。
訂正を行わないまま滞在許可日を過ぎてしまうと、ベトナム出国時にペナルティを課される場合があります。

ベトナムへの入国審査、混み合います!

ベトナムから日本へ入国する際の準備

今回私は成田直行便ではなく、ダナン~ハノイ~成田の経由便で日本へ帰国しました。
日本入国時の検疫措置において、現在海外から入国する場合は全ての人が「Visit Japan」の登録が必要です。また、ベトナムからの入国の場合はワクチンの接種回数によって出国前検査の有無が決まります。入国後の待機期間はいずれもありません。

<3回目ワクチン接種証明書あり>
・出国前72時間以内の検査:不要
・入国時の検査:なし
・入国後の待機期間:なし
<3回目ワクチン接種証明書なし>
・出国前72時間以内の検査:必要
・入国時検査:なし
・入国後待機期間:なし

厚生労働省ホームページより

私の場合は3回目のワクチン接種証明書をベトナム保健省から交付されていたので(ワクチンパスポート)、日本入国前に準備したのは「Visit Japan」の登録のみでした。

ベトナム→日本は荷物が出てくるのがスムーズ&綺麗に整理されていて「帰ってきたなぁ」と実感

PCR検査はどこで受けられる?

ダナンには日本語対応の病院はありませんが、海外渡航予定者へのRT-PCR検査の提供について許可を受けている医療機関は英語対応可能です。
今回私は「199病院」にて陰性証明を発行してもらいました。検査代は150,000vndでした。
午前中にPCR検査を受け、午後には陰性証明を発行してもらえましたが、団体客が先にいたりすると時間がかかるようなので余裕を持って受けに行きましょう。
検査時に日本へ行く旨を伝えたところ、発行された陰性証明書は英語と日本語表記のものでした。
※書類発行までの時間や検査代は病院によって異なります

「199病院」のPCR検査は病棟外の特設会場にて行われる

Visit Japanの登録

海外から日本に帰国する際は日本入国前に「Visit Japan」のWeb上 で検疫手続を行うことができる ファストトラックを利用することで、入国時の検疫手続きを簡略化することができます。
日本入国予定時刻の2週間前から6時間前までに登録を済ませましょう。
私は上記全てをVisit Japan上に登録し、入国前準備は完了しました!

Visit Japanの詳しい登録方法はこの記事を参照にしてください↑↑
全て登録が済んだ後のVisit Japan

ベトナムと日本を行き来してみて感じたこと

入国制限や出国制限について多くの旅行媒体で解説されていますが、今回、自分で行き来して「これはコロナ禍前とは全然違う!」「困る」と思ったことをまとめてみました。

航空機のスケジュールチェンジが多い

今回日本とベトナムを行き来して感じたのは航空機のスケジュールチェンジがめちゃくちゃ多かったことです!
時間やゲートの変更はもちろん、日本からベトナムへの便はその日の航空便自体が欠航になり、日付とルートも大きく変わることに・・
そのため、これからベトナムに来られる方は出発前まで航空会社から変更の連絡が来ていないか、十分にチェックしておいてください。また、旅程を組まれる際には日程に余裕を持って組みましょう!

度重なるスケジュールチェンジとゲート変更でみんなぐったり・・

成田空港は免税店やショップがオープンしていない!物がない!

ベトナムの空港の免税店は現在、大部分が通常通り大体は開いています。(ただ日本の国際空港ほど見るものはないかも・・)

成田空港は2023年1月は免税店も数多く開きはじめましたが、まだまだ品薄な場合も!
以前はあった本屋さんや靴屋さんが休業中で、唯一開いていた酒・タバコ・化粧品の免税店も品薄でガッカリ…。暫くはあまり期待しないで行った方が良さそうです。日本から特定のお土産など頼まれている場合は、空港でショッピングする想定にはせず、事前に買っておくのをお勧めします。

成田→ベトナムの搭乗ゲートも混んでいる

ファストトラック入力はやっておくべき!

上記でご紹介したVisit Japanのファストトラック(検疫手続事前登録)ですが、日本到着前に入力を済ませておくのが断然お勧めです。
登録していない方は到着後、入国審査前にWeb上への書類の読み込みなどをその場で行なわなければならず、時間がかかっていました。
登録していても何度か画面の確認があり、以前よりは空港外に出るまでに時間が多少かかるので到着後の予定は余裕を持っておきましょう。
また「Visit Japan」ではファストトラック以外に入国審査・税関申告の登録も事前に行えます。ただ、まだ新しく導入されたシステムだからか、税関申告は場合によっては紙で書いた方が早かったりも・・

現在のベトナム観光客の様子

日本と比べると現在のベトナムはコロナ禍前の生活に戻りつつあります。
マスクや手指消毒などは今も公共の場では推奨されていますが、飲食店にアクリル板などはないですし、人数制限やソーシャルディスタンスも厳しく規制されていません。
しかしベトナム国内も感染者が完全にいなくなったわけではないので、ベトナム旅行中も感染には十分に注意してください。

また、日本国側の外国人受入数の規制などがあり、ダナンに関しては直行便の再開が延期(2023年3月再開予定)、他都市の便もまだ毎日就航ではないので日本人観光客はそこまで多くありませんが、他国の定期便なども再開されており、外国人観光客の数は急増しています。

混雑も解消し、早く以前のベトナム旅行ができますように!

国内線の乗り継ぎ時は席がなくなるほどの大混雑でした!
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