プロミスのWEB完結とは？手続きのしやすさやメリットを解説

三井住友銀行など大手企業が名を連ねるSMBCグループに所属している安定感と、大手消費者金融として総合的に高いサービスレベルから人気を集めている「プロミス」。

「家族・身内にバレたくない」という思いを抱えて、カードローンの申し込みをためらう方もいます。

この記事では、身内バレを解決するヒントになるプロミスの「WEB完結」に焦点を当てて、特徴からメリット、具体的な流れなどを解説します。

プロミスWEB完結の特徴とメリット

一般的な申込方法と違い、プロミスWEB完結とはどのようなものでしょうか？

以下で具体的な特徴とメリットをまとめて解説します。

最短20分で即日融資が可能

プロミスでは最短20分融資を謳っていますが、それはインターネット申込を利用した場合です。

さらにWEB完結で契約まで完了すれば、銀行振込の依頼がすぐに可能となり、最短20分でお金を借りられます。

注意点として、WEB完結だとしても申込時間によっては融資が翌日になってしまうため、審査対応時間が迫る19：00以降は注意が必要です。

スマホだけで手続きが完了する

WEB完結は、申し込みをWEBサイトから行うほか、実際の融資なども含めてすべてスマートフォンの機能を活用して完了できます。

プロミスのWEB完結の場合、ローンカードなしの契約となりますが、スマホATM取引が利用できるセブン銀行ATMを活用することで、カードレスでの現金借入・返済が可能です。

カードレスで周囲にバレにくい

プロミスと契約していることが家族にバレてしまう理由の一つが「カードが見られること」です。

「家族が財布を見たときにカードを見てしまった」
「契約した後に郵送されてきたカードの入った封筒を家族が開けてしまった」

などが考えられます。

WEB完結を利用する場合、カードレスで利用することになり、物理的なカードがきっかけの身内バレは発生しません。

スマホATM取引に関しても、コンビニATMを利用するため周囲から怪しまれることがない点も特徴です。

郵送物をなしにできる

WEB完結で申し込みを行う場合、必要書類は写真を撮ったりスキャナで取り込んだりしてWEB上で提出します。

コピー機はもちろんのこと、郵送するための封筒・切手なども発生しないため、ほかの方法よりも手間がかかりません。

契約書類一式についてもすべてWEBで発行されるため、借り入れが発覚する原因になりやすい紙の書類や郵送物もなくせます。

プロミスWEB完結の流れ

「WEB完結を利用して申し込みを行いたい」と考えたとしても、事前にどのような流れで手続きが進んでいくのかを知っておくべきです。

この項目では、プロミスWEB完結の申し込みから契約までの流れを紹介します。

公式サイトにアクセス

公式サイトにアクセスして「はじめてのお申込」を選択します。以下の設定にしないとWEB完結にならないため注意しましょう。

■「Webでご契約」を選択

手続きの中で「Webでご契約」もしくは「来店でご契約」を選択する場面ですが、必ず「Webでご契約」を選んでください。

■「メール」で審査結果を貰えるように選択

審査結果の連絡方法は「メール」を選ぶようにしましょう。

■「プロミスの公式サイトにて書面（Web明細）を確認」を選択

書面の受取方法は、「プロミスの公式サイトにて書面（Web明細）を確認」を選択しましょう。

必要情報の入力

プロミスへの申し込みでは、以下の内容を入力します。

個人情報は事実を正確に申告しましょう。もし虚偽の申告があった場合には、審査落ちの原因や審査時間の遅延に繋がってしまいます。

以下はよくある入力ミスのため注意しましょう。

審査の結果を確認

審査前に必要書類の提出を行います。提出書類には「本人確認書類」「収入証明書」「在籍確認用書類」があるため必要な書類を頭に入れておきましょう。

■提出が必要な書類

書類	具体例	どんな場合に必要か
本人確認書類	運転免許証 パスポート マイナンバーカードなど	必ず提出
収入証明書	源泉徴収票 確定申告書 給与明細書など	以下条件に該当する場合に必須 ・プロミスの借入額が50万円以上 ・プロミスと他社の借入額合計が 100万円以上 ・就業状況によって 証明書が必要と判断された場合
在籍確認用書類	社員証 雇用契約書 社会保険証など	職場への連絡を避けたい場合

書類提出後に、一般的に在籍確認に移りますが、「在籍確認用書類」を提出していれば原則会社への電話連絡はありません。

そのほか、入力した必要情報と過去の信用情報を参照したうえで、審査が行われますので、結果を確認しましょう。

返済方法・カード受取方法を選択

審査通過後には、以下の2点の設定を行うことを頭に入れておきましょう。

■契約時に「口座振替」で返済登録をする

本記事の「プロミスWEB完結の注意点」で詳細に後述しますが、契約時に口座振替で返済登録する必要があります。

■契約時にカード不要を選択する

契約時に「カード不要」を選択せず、「カードあり」を選択してしまうと自宅宛に契約書類・カードが発行されることになり、WEB完結とはなりません。

契約

WEBで展開される契約書類一式に目を通して手続きを行います。無事に契約手続きが完了した場合は、「指定口座振込」「スマホATM取引」などを利用して、融資が可能になります。

プロミスWEB完結で提出する必要書類

申し込みから契約までの手順で必要書類の提出について解説してきましたが、「金融機関口座で本人確認」する場合と「アプリで本人確認」する場合で違いがあります。

以下で具体的に押さえておきましょう。

金融機関口座で本人確認をする場合

「金融機関口座でかんたん本人確認」を選択した場合には、以下が必要書類です。

※いずれか1点の提出が必要です。

ただし、パスポートを本人確認書類として利用する場合は、「2020年2月3日以前に申請して、発行されたもので、住所欄に現住所が記載されているもの」に限られます。

アプリで本人確認をする場合

「アプリでかんたん本人確認」を選択した場合には、以下が必要書類です。

以上の書類はすべて有効期限内のものでなくてはなりません。有効期限を過ぎてしまった場合には無効になってしまうため、注意してください。

WEB完結での書類の提出方法

パソコン・スマートフォンを利用したWEB完結で申し込みを行う場合は、以下の方法で必要書類を提出します。

1. 必要書類を撮影するかプリンターなどでスキャン
2. 撮影・スキャンした画像データをパソコンやスマホに保存
3. 申込フォームに必要事項を入力した後、画像データを添付してアップロード

また、プロミスではスマホアプリを利用して申込書類の提出が可能であり、手順は以下のとおりです。

1. スマホアプリをインストール
2. 書類を撮影・スキャンしたデータを端末に保存
3. アプリ内で画像データを添付してアップロード

プロミスWEB完結は電話での在籍確認をなしにできる？

いくらカードローン会社がプライバシーを徹底して「在籍確認」を行ったとしても、プロミスから自分の所属している会社に電話をかけられる行為を避けたいと考えるのは一般的です。

以下で、プロミスにおけるWEB完結を利用すると電話での在籍確認をなしにできるかを解説するため、参考にしてください。

原則電話による在籍確認はない

プロミスサイトの「よくある質問」ページの中に「申し込みをしたら、勤務先に電話はかかってきますか？」という質問がありますが、以下のように回答が記載されています。

原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし審査の結果によりお電話する場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはございませんので、ご安心ください。

https://cyber.promise.co.jp/APC02X/APC02X01

以上の回答から、基本的には電話を利用した在籍確認は行われないということを頭に入れておきましょう。

審査内容によっては電話が必要になることがある

プロミスでは、すべての申込者が、在籍確認電話なしで契約できるわけではありません。

プロミス側が「この申込者は、勤務先に電話連絡しなければ、返済能力を確かめられない」という場合には、電話連絡に切り替えるため注意が必要です。

電話連絡に切り替わるケースも想定したうえで「電話を受ける可能性がある方にクレジットカード契約の在籍確認の電話が来る」など、合理的な理由を伝えておくなどの対応を行いましょう。

プロミスWEB完結の注意点

プロミスのWEB完結を利用することで、「借り入れ・返済をスムーズに進められる」「会社・身内バレを防げる」などのメリットを受けられます。

ただし、申込時に以下の点に気をつけておかないとWEB完結がうまく反映されないため、注意が必要です。

カード受取方法の選択に注意する

前述しましたが、「カード受取方法」を契約時に「カード不要」にしておかないと、自宅宛てに契約書類・カードが発送されてしまいます。

カードを持つメリットとして、振込融資であれば1万円単位のところ、カードを利用すると1,000円単位での借り入れが可能です。また三井住友銀行ATMを利用すると、ATM手数料が無料となります。

「カード不要」で契約した後でも手数料無料でローンカード発行ができるため、周りにバレないように「カード不要」の選択を忘れないようにしましょう。

WEB完結に対応している銀行口座で本人確認が完了している必要がある

WEB完結での取引を行う場合には、銀行口座での本人確認は必須です。WEB完結に対応している代表的な金融機関は、以下となります。

以上は、代表的な銀行であるため、自分が保有している銀行口座が対応しているかは「ご利用可能金融機関検索（Web完結）」から確認してください。

迷惑メール設定を確認する

審査結果連絡を「勤務先への電話」に設定すると、会社にカードローンの契約があることがバレる危険性があります。そのため、審査結果の連絡方法は「メール」に設定しましょう。

ただし、過去に受信履歴がない消費者金融からのメールは「迷惑メール」フォルダに振り分けられてしまい、審査結果が確認できないという事象が発生する可能性があります。

「プロミス」からの連絡を受け取れるように、迷惑メール設定を確認しておくことが必要です。

プロミスの口コミ・評判は？利用者の評価と審査通過のコツを徹底紹介！

この記事では、プロミスの特徴からよい口コミ・悪い口コミの紹介のほか、具体的な申込方法と審査を通過するコツなどを総合的に解説します。実際に利用を検討するうえでどのような特徴があるのか知りたい方はぜひチェックしてみてください。

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プロミスWEB完結で申込後の借入方法

実際にWEB完結で契約を行った後に、どのような方法で借り入れができるかを知りたい方に向けて、具体的な借入方法を紹介します。

銀行振込

プロミスの会員サービスにログインして、瞬フリ（振込キャッシング）のメニューから手続きを行います。

振り込みにかかる手数料が無料というだけでなく、最短10秒程度で指定した口座にお金が振り込まれる迅速な対応も魅力です。

説明してきたWEB完結に対応している銀行であれば、基本的には10秒ほどで振り込みが実施されます。

スマホATM取引

コンビニに出向くことで、基本的に夜間や土日でもすぐに現金で融資を受けられます。

「スマホATM取引」の使い方は簡単で、アプリにログイン後にスマホATM取引を選択し、提携ATMではスマートフォンの取引を選択すれば、あとは画面の指示どおりに入力していくだけです。

注意点として、ATM手数料が1万円以下の利用で110円、1万円超の利用で220円かかります。

少額取引を頻繁に繰り返す方は、手数料無料の振込融資を受けた方がメリットが大きくなります。

プロミスWEB完結後の返済方法

借入方法をここまで説明してきましたが、次にWEB完結後の返済方法も解説します。

毎月の返済は口座引き落とし

WEB完結を設定する条件として「金融機関口座で本人確認」を選んだ方は、返済は口座振替で行う必要があります。決められた約定金額が毎月指定した日に引き落とされていく仕組みです。

追加返済については、これから解説する「インターネット返済」のほか、「スマホATM」取引での返済が可能となります。

インターネット返済

「アプリでかんたん本人確認」を選択した場合は、「インターネット返済」または前述した「スマホATM取引」での返済のどちらかとなります。

プロミスWEB完結に関するよくある質問

最後に、利用希望者から寄せられる「プロミスWEB完結」に関連する疑問点に回答します。

WEB完結とそのほかの申込方法の違いは？

カードローンの申し込みから契約までのすべての手続きをWEB上で済ませられるため、仕事の終業時間後にインターネットから申し込んで、即日融資を受けられる可能性があります。

また、「ローンカードなし」「郵送物なし」であるため徹底的に身内バレの要素を排除しており、周囲に知られずに利用可能である点が、ほかの申込方法と異なる部分です。

WEB完結申込はどのくらい時間がかかる？

WEB完結申込の場合は、最短20分で審査結果がわかり、その日のうちに融資を受けられます。 「できるだけ早くカードローンを利用したい」「とにかく今すぐにお金が必要」という方でも、迅速に手続きを進められるため安心です。

WEB完結の本人確認の方法は？

WEB完結申込では、「金融機関口座でかんたん本人確認」と「アプリでかんたん本人確認」の2つがあり、それぞれの方法で認められている本人確認書類が異なります。

■「金融機関口座でかんたん本人確認」の本人確認書類

・運転免許証

・健康保険証

・パスポート

・マイナンバーカード

・在留カード

・住民基本台帳カード

■「アプリでかんたん本人確認」の本人確認書類

・運転免許証

・マイナンバーカード

・在留カード

プロミスWEB完結まとめ

この記事では、プロミスにおける「WEB完結」の特徴とメリット、申し込みから契約までの流れなどを総合的に説明してきました。

迅速に手続きを進められて、身内バレを防止できるなどのメリットを享受できる「WEB完結」ですが、申し込みを行う際の注意点も知識として押さえなければなりません。

全体像を理解したうえで、「WEB完結」を利用しましょう。

この記事の監修者

金子賢司（かねこけんじ）
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保有資格：CFP

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