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アイフルは他社借入ありでも借りられる?件数は?融資を受けるコツと注意点

アイフル他社借入アイキャッチ

大手消費者金融の中でも、「アイフル」は、独立系であることを強みとして柔軟に利用者の要望に対応してきたことで支持を得てきました。

そんなアイフルは、もし他社借入があった場合でも融資を受けられるかも気になるトピックといえるでしょう。

この記事では、アイフルは他社借入があった場合でも借入可能であるか否かの回答と、他社借入にカウントされるローンの種類から申込時の注意点まで総合的に解説します。

この記事の監修者

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金子賢司(かねこけんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保有資格:CFP

アイフルは他社借入があっても借りられる?

「最短18分融資に対応(※)」「30日間の無利息期間あり」など豊富なサービスが人気を集めているアイフルですが、融資を受けたいと考えているものの、「他社借入があるから融資は難しい」と思い込んでいる方も一定数存在します。

この項目では、アイフルでは他社借入があったとしても融資が可能であるかを押さえておきましょう。

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

返済能力がポイントになる

結論からお伝えすると「他社借入があってもアイフルでお金を借りられる可能性がある」というのが答えです。

単に「他社借入あり」という事実だけでは、融資を断られたり借入審査で否決にはならないことを頭に入れておきましょう。

一般的に見て大きな借り入れがあったとしても、申込者の収入が多い場合には、融資も十分に可能です。

他社借入があったとしても、「返済能力」が高い水準にあれば融資を受けられる可能性があることを覚えておきましょう。

借入総額は年収の3分の1まで

注意したい点として、他社借入と借入希望額の合算金額が年収の1/3を超える場合は、総量規制によって原則借り入れができません。

たとえば、年収300万円の方は、他社借入と今回の借入希望額を合計した金額が100万円以下にならなければなりません。

具体例として、消費者金融A・Bでそれぞれ50万円ずつ借りている場合は、新たに申し込みしても審査通過は不可能です。それぞれで40万円ずつ借りている場合だと、20万円まで借り入れできる可能性があります。

他社借入の件数も審査に影響する

株式会社 日本信用情報機構が発表している「信用情報に関する統計」内、「(3)残高がある者の借入件数毎の登録状況」をチェックすると 1件だけ借り入れを行っている方の登録人数が678.7万人に対して、2件以上借り入れを行っている方の登録人数が232.4万人と大幅に減少しています。

他社借入件数が審査結果を大幅に左右する理由として、「多重債務」によって貸金業者側・申込者側双方に大きなリスクが伴うからです。

首相官邸HPが発表している「多重債務者対策をめぐる現状及び施策の動向」では、「多重債務」を以下のように定義しています。

「貸金業を営む者による貸付けに起因して、多数の資金需要者等が重量的又は累計的な債務を負うことにより、その営む社会的経済生活に著しい支障が生じている状況をめぐる国民生活上及び国民経済の運営上の諸問題」

多重債務者対策をめぐる現状及び施策の動向

多重債務の進行によって「自殺」「ギャンブル依存」「自己破産」など深刻な問題に繋がるため、このような状況に追い込まれないよう利用者は返済計画を立てる必要があるのです。

アイフルの「1秒診断」を利用してみる

実際にアイフルで融資が可能であるかをチェックする判断基準として、公式WEBページからアクセスできる「1秒診断」を利用してみるのもおすすめです。

「1秒診断」とは、個人情報の入力なしで、3つの項目を埋めるだけで借入可能かを1秒で判断するアイフル独自の機能です。「年齢」「年収」「他社借入金額」を入力して、診断開始を押すと結果が表示されます。

そのほか、1秒診断は「仮申込」扱いとなるため、本申込のように「アイフルに申し込みを行った」という事実が信用情報に記録されない点もメリットといえるでしょう。

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

アイフルで他社借入にカウントされるローンとは?

ここまで、アイフルの審査では、他社借入によって結果も大きく変化することを説明してきました。しかし、実際にどのような借り入れが「他社借入」という形でカウントされるかを知りたい方も増えています。

この項目では、アイフルで他社借入にカウントされるローンを詳細にチェックしていきましょう。

カードローン

アイフル以外の消費者金融で契約したカードローン・キャッシングは「他社借入」としてカウントされます。

総量規制は、貸金業法によって定義されている仕組みであり、「他社借入」にカウントされるローンの借入額に制限があることも頭に入れておくべきです。

たとえば、同じカードローン商品であっても、消費者金融の取り扱うものは他社借入件数に含まれます。

これに対して、銀行が取り扱うカードローン商品は他社借入に含まれません。なぜなら、銀行は貸金業者ではないため、貸金業法の対象にならないからです。

クレジットカードのキャッシング枠

クレジットカードの場合は、「キャッシング枠」が他社借入にカウントされます。

通常の「ショッピング」「リボ払い」での残高は「割賦販売法」の対象になり、他社借入には含まれません

自動車ローン・住宅ローンの借入残高も、「貸金業法」の対象ではなく、他社借入には含まれないため注意しましょう。

他社借入がある状況でもアイフルで融資を受けるコツ

アイフルで他社借入にカウントされるローンと、そうでないローンの違いについて説明してきました。

次に、他社借入がある状況においても、アイフルで融資を受けられるコツをピックアップして解説します。

申込時に虚偽申告をしない

これから申し込みを行う方の中には、「カードローン審査を通すために情報を少しよく見せたい」と考えることもあるでしょう。

しかし、結論からお伝えすると、虚偽申告して申し込みを行ったとしても高確率で審査時にバレてしまいます。もし、バレてしまった場合には、審査を通過することができなくなる可能性が高まります。

「嘘」がバレるということは、ほかの内容が審査基準を上回ったとしても「信頼」がなくなってしまうことで落とされてしまう可能性があるのです。

嘘をついて申し込みを行う行為は、非常に高いリスクを伴うものであるため避けましょう。

短期間に複数社に申し込みしない

複数社のカードローンに同時に申し込みをしないようにすることも、審査通過率を上げるために非常に重要です。

理由として、複数のカードローンに同時に申し込みを行うと、「よっぽどお金に困っていて、何とかしてお金をかき集めているのでは」と見られます。

実際に、カードローンの申込状況は、消費者金融側が個人信用情報を照会することで確認できてしまうため、申込情報を隠しておくことはできません。

そのため、カードローンに申し込みを行う場合には、1社のみにしておくのがよいでしょう。

借入希望額を抑える

借入希望額はいくらに設定しても問題ありませんが、審査に通ることに重点をおく場合には「借入希望額を低め」に設定するのがよいでしょう。

特にパート・アルバイトなどの非正規雇用の方は、希望額は低めに設定した方が審査に通りやすくなるでしょう。

利用限度額が高くなるほど金利が下がるため、初めから高額な希望額にする方もいますが、初回の利用限度額は「取引実績」がないため低くなる場合がほとんどです。

収入証明書を提出する

消費者金融側としても、貸したお金をしっかりと返済できる「能力」があるかを客観的に証明できる書類があると、審査を通しやすくなります。

住宅ローンの場合、年利1%〜2%程度の非常に低金利で借りることが可能ですが、万が一ローンが返せなくなった場合、ローンを組んでいる住宅は金融機関のものとなり、売却されてしまうことがあるのです。これは、住宅がローンの「担保」となっているため成立します。

一方、カードローンは、「担保」「保証人」を立てずに利用できるため、お金を貸す側の貸倒リスクがどうしても高まってしまうのです。このような観点から「収入証明書」の提出は審査が有利に働きます。

借入中の返済を延滞しない

借り入れを行っているカードローンにおいて「61日、もしくは3ヶ月以上の延滞」を行ってしまった場合には、信用情報に異動情報が記載され、新規で申し込みを行うカードローン審査に通らなくなります。

「延滞」はカードローンを利用するにあたって、事前に決めていた「返済ルール」を破ったことになるのです。特に「61日、3ヶ月以上の延滞」は返済する意志が薄く、貸し倒れとなってしまう可能性も否定できません。

必ず「約定返済日」までに支払うお金などを整理しておき、延滞を起こさないようにしましょう。

他社借入ありでアイフルに申し込みをするときの注意点

他社からの借り入れがある状態は、借り入れが全くない状態と比較すると審査通過のハードルは引き上がります。

だからといって審査に通らないわけではありません。審査を通過するうえで、申込時に注意するべき点を紹介します。

即日融資に対応しているのは消費者金融のみ

アイフルの審査に申し込みを行ったものの、審査落ちとなってしまった場合には別の代替案を探る必要があります。

消費者金融よりも低金利であり、「貸金業法」にも該当しないため、「総量規制」を気にせずに借り入れができる「銀行系カードローン」に申し込みを行う方も多いです。

ただし、「銀行系カードローン」の歴史を紐解いていくと2000年代には過剰な貸し付けが社会問題となり、2017年9月にはメガバンク・地方銀行への金融庁の立ち入り検査まで実施されました。

また、反社会勢力との繋がりを根絶するために、2018年に「警察庁データベース」への照会が銀行ローンに義務付けられました。

銀行系カードローンは「警察庁データベース」の照会を実施するため、申込当日に正式審査結果が出せません。銀行系カードローンの即日融資は実質的に不可能であることを頭に入れておきましょう。

返済期間が長引く傾向があり支払総額が増える

アイフルの審査に通り、融資を受けることができたとしても複数社から借り入れを行っている状態では、1つ1つの借入先の返済がなかなか進まない傾向にあります。

そのため、必然的に返済期間が長引いてしまい、利息などを含めた支払総額も膨れ上がってしまうのです。

後述する「おまとめローン」「借り換えローン」などを活用して、金利をできる限り抑えたうえで、支払い管理も明確にすることが必要となります。

多重債務の状態になる可能性がある

アイフルの審査を通過したとしても、そのほかにも複数のカードローン会社と契約を行っている場合は、「多重債務」に陥る可能性があります。

「多重債務」とは、既にある借金の返済に充てるために、ほかの金融機関から借り入れる行為を繰り返し、利息の支払いもかさんで借金が雪だるま式に増え続ける状態です。

多重債務状態に陥ってしまうと、個人での解決は困難となる場合が多く、弁護士を通じて債務整理、裁判による自己破産手続きなどを行う結果となります。

「カードローン」はどうしても「お金を借りる」ことにフォーカスされがちですが、実際に「計画的に返済できるか」も考慮する必要があるのです。

他社借入の件数が多いならおまとめローンも検討する

多重債務によって多額の借り入れがあり、支払いに苦慮している方は少なくありません。

このような状況に追い込まれている方におすすめしたいのが「おまとめローン」です。

「おまとめローン」とは、複数の金融機関からのローンを1つの借入先にまとめる商品のことを指します。

新しい金融機関1社からの融資を受けて他社分を全て精算することで、借入先を1社にまとめることができるのです。

ローンをまとめて、借金を一本化することで、これまでよりも金利設定・月額返済額が低くなり、返済金額を抑えるためにも活用されています。

以下、大手消費者金融が提供している「おまとめローン」をチェックしていきましょう。

アイフル「おまとめMAX」

アイフルが提供している「おまとめMAX」は、複数社からの借り入れをアイフル1社にまとめることで、毎月の返済額を抑えて、金利も低くなるプランです。

大きな特徴として、「おまとめMAX」は返済のみのプランであることが挙げられます。

通常のカードローンの場合、貸付上限金額の範囲内であれば、何度でも借りることができます。

しかし、「おまとめMAX」はいくら返済を重ねても借りることはできません。その分、まとめて借り入れを行うことで金利が下がり、支払い管理もしやすくなる効果もあるのです。

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

アコム「借換え専用ローン」

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アコムの「借換え専用ローン」は、複数社のローンをまとめることで、大幅に金利を下げることができます。

そのほか、「借換え専用ローン」は、借換資金を借りた後は返済しかできません。

つまり、「返済専用ローン」となることから、無駄なお金を借りることがなくなり、返済ペースも早まるでしょう。

また、消費者金融は年収の3分の1を超える借り入れが法律で制限されていますが、「借換え専用ローン」であれば年収の制限は適用されません。年収の3分の1を超える利用限度額でも審査に通る可能性があります。

プロミス「おまとめローン」

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プロミスが提供している「おまとめローン」は、20歳以上65歳以下の安定した収入がある方が利用可能です。主婦・学生であったとしても、パート・アルバイトで安定収入があれば申込可能となります。

ただし、おまとめローンで借り入れた資金の使用目的は、プロミス以外の消費者金融・クレジットカードなどを利用した無担保ローンに限られるため、他社での借り入れがない場合はおまとめローンが利用できない点は注意が必要です。

SMBCモビット「おまとめローン」

モビット CPバナー

SMBCモビットのおまとめローンは、誰でも利用できるわけではなく、SMBCモビットに入会している「会員限定」のサービスです。

つまり、おまとめローンを利用したいなら、SMBCモビットへ入会し、そのうえで、おまとめローンの申込条件もクリアする必要があります。

SMBCモビットのカードローンと「おまとめローン」の申込条件は以下のとおりです。

カードローン

  • 満20歳以上74歳以下
  • 安定した収入のある方
  • 当社基準を満たす方
    ※アルバイト・パート・自営業の方も利用可能

おまとめローン

  • 満20歳以上65歳以下
  • 安定した収入のある方
  • 当社基準を満たす方
    ※アルバイト・パート・自営業の方も利用可能

複数の借り入れを一本化することで、月々の返済負担額を軽減できます。

レイク「レイク de おまとめ」

複数の借り入れを一本化して毎月の貸付利率、返済額の負担を軽減するのが、レイクの「レイク de おまとめ」です。毎月の返済計画を見直すことで、利用者に適した返済プランを提案します。

以下のような悩みを持つ方に、おすすめの商品です。

  • 借入先が複数あり、返済日が多くて管理が大変
  • 借入先の貸付利率がバラバラで利息が把握できない
  • 借入総額が年収1/3を超えており計画的に返済したい

おまとめローン18社を紹介
おまとめローンおすすめ19社を全力解説!メリット・デメリットも紹介

おまとめローンの概要からメリット・デメリットまで、銀行系・消費者金融系それぞれのおまとめローン商品の紹介を含めて総合的に解説します。返済日や借入金額の管理などをしやすくして、スムーズに返済を進めましょう。

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他社借入に関するよくある質問

他社借入の返済負担を少しでも軽くする手段として、「おまとめローン」「借り換えローン」を説明してきました。 次に、他社借入に対して寄せられる代表的な疑問について解説します。

Q. 中小消費者金融なら借入件数が多くても借りられる?

結論からお伝えすると、中小消費者金融に限らず審査基準を甘くしているカードローンはありません。

しかし、中小消費者金融の審査は、より申込者の事情を考慮した審査が行われるため、他社借入が多くてもある程度融通をきかせてもらえるケースがあります。

ただし大手消費者金融と比較しても金利が高く、支払う利息が増えやすいという難点があります。

利用限度額も低めに設定されているため、大手の審査に落ちた場合の代替案として選択するべきでしょう。

Q. 他社借入に銀行カードローンは含まれる?

結論からお伝えすると、消費者金融カードローンにおいて、他社借入に銀行カードローンの借入金額は含みません。

ただし、消費者金融のおまとめローンを利用して銀行カードローンも一つにまとめたい場合には、申告が必要です。

ほとんどの消費者金融で銀行カードローンは一本化の対象外となっていますが、アイフルは銀行ローンも含めておまとめ可能です。

Q.リボ払いや携帯の分割払いは他社借入になる?

基本的に貸金業者以外からの借り入れについては、他社借入件数に含める必要はありません。

携帯の分割払いについても、消費者金融から融資を受けているわけではないため、他社借入件数とはならないことを頭に入れておきましょう。

ただし、リボ払いについては注意が必要です。同じリボ払いでもクレジットカードのキャッシング枠の支払い方法でリボ払いを選択している場合には、他社借入に含みます。

・ショッピング枠のリボ払い:他社借入に含まない
・キャッシング枠のリボ払い:他社借入に含む

まとめ  

この記事では、他社借入があっても融資が可能であるかの回答から、他社借入がある際の申し込みの注意点、他社借入を解消するための「おまとめローン」などに触れて解説してきました。

他社借入が少ない方が、アイフルでの融資を受けやすくなりますが、他社借入があるということだけで融資を諦める必要はありません。

全体像を学び、うまくいかない場合の代替案を常に用意しながら、進めていくことが大切です。

この記事の監修者

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金子賢司(かねこけんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保有資格:CFP

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※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

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