アコム 消費者金融

アコムの口コミ・評判は?利用者の意見と審査通過のコツを徹底解説!

アコム口コミサムネイル

「はじめてのアコム」というCMが馴染み深い大手消費者金融「アコム」は、知名度と満足度の高いカードローンサービスで高い人気を集めています。

アコムの利用を検討している方の中には、実際にアコムを利用している方からどのような口コミが集まっているかを知りたい方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、アコムの特徴からよい口コミ・悪い口コミの紹介、申込方法と借入方法などを広く解説します。

アコムバナー

監修者の解説

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金子賢司(かねこけんじ)/ファイナンシャルプランナー

消費者金融をはじめて利用する方は、お金をかりることに不安を感じるかもしれません。しかしアコムはテレビCMで良く知られている他、多くの銀行の保証業務を請け負っているという側面もあり、知名度、信頼感という点から全く心配なく利用いただける消費者金融です。
融資スピードや、借り入れ・返済のしやすさも業界トップクラスなので、はじめて利用する人におすすめです。

アコムの特徴とは

「カードローン」を提供している会社が複数ある中で、アコムはほかの会社と違ってどのような特徴があるのかを紹介していきます。

許可を受けた正規事業者

日本で貸金業を営む場合には、主たる営業所などの所在地を管轄する財務局長又は都道府県知事の登録を受けなければならないと決められています。

登録を行わずに貸金業を営んでいる会社を「闇金」と呼び、「法外な金利設定」「違法な取り立て行為(自宅に押しかけるなど)」を行う可能性が高いため注意が必要です。

アコムについては、貸金業者の登録手続きが完了しており、貸金業法で決められた適正金利・ルールのもとでカードローンサービスを提供しているため安心してください。

三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融

「アコム」を提供している「アコム株式会社」は、日本の3大メガバンクの1つである三菱UFJ銀行をはじめとした三菱UFJフィナンシャル・グループに所属しています。

グループとしての安定性が高く、初めてカードローンを利用する方からみても安心して利用できる点が強みです。

アコムの審査通過率

近年のアコムの審査通過率を以下で示します。

■アコムの審査通過率

計測月審査通過率
2023/440.7%
2023/542.6%
2023/642.8%
2023/742.6%
2023/842.0%

比較対象として、アイフルの審査通過率を以下に記載します。

■アイフルの審査通過率

計測月審査通過率
2023/429.7%
2023/527.7%
2023/637.8%
2023/737.0%

両者を比較すると、アコムはアイフルと比較しても審査通過率が高いです。

「審査を通過するか不安」と考えている方は、アコムに申し込んでみるのも選択肢のひとつになるでしょう。

アコムの基本情報

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以下で、アコムが提供するカードローンの基本情報を記載します。

実質年率3.0%〜18.0%
利用限度額最高800万円
審査時間最短20分
無利息期間契約翌日から30日間
返済方式定率リボルビング方式
返済期日「35日ごとの返済」 or 「毎月指定日」
返済期間/回数最終借入日から
最長9年7ヶ月/1回〜100回
延滞利率20.00%
申込資格20歳以上の本人に安定した収入のある方
※主婦・学生の方でも、パート・アルバイトにより
安定した収入がある場合は申込可能
担保・保証人不要

最高800万円までの利用限度額によって、幅広い用途で利用可能です。

申込資格についても「20歳以上のご本人に安定した収入のある方」とあり、主婦・学生でも安定収入があれば申し込める点も、利用者が増えている要因です。

アコムのよい口コミ・評判

大手消費者金融の中でも利用者を抱える「アコム」ですが、実際の利用者からの口コミも知っておくと満足度の高いカードローン選びができます。

以下、アコムのよい口コミをピックアップしました。

アコムの悪い口コミ・評判

「返済のしやすさ」「携帯アプリでの管理」「手続きの簡単さ」など利用者が求める点を高いサービスレベルで提供しているのがアコムの強みでした。

次に、アコムに寄せられた悪い口コミも紹介します。

結論として、「金利の高さ」が悪い口コミのほとんどを占める結果となりました。

消費者金融カードローンについては、「即日融資」など融資のスピードが大きな強みであるのに対して「金利」はどうしても高くなってしまいます。

低金利のカードローンを利用したい方は、銀行カードローンがおすすめですが、審査から融資までのスピードが劣るため、必要に応じて適切なものを選択しましょう。

口コミからわかるアコムが評価されているポイント

総合的に高いサービスが評価されているアコムですが、具体的にどのような点が評価されているのかを以下で紹介します。

家族・職場に利用がバレにくい

消費者金融のアコムなら、家族・会社の同僚などにバレずに利用できます。

その理由は、アコムでは基本的に電話での在籍確認を行わないほか、郵送物の名義を「アコム」ではなく「ACサービスセンター」にするなど、アコムを利用していることが分かりにくい工夫が施されているためです。

電話での在籍確認になった場合でも、「アコム」と名乗らず「個人名」で名乗ることなども徹底されている点は、大きな強みといえるでしょう。

3秒診断が利用できる

アコムの「3秒診断」とは、入力時間と診断時間をあわせても最短3秒程度で完了できる簡易審査です。

「年齢」「年収(総支給額)」「カードローン他社お借入状況」の3つの質問に答えるだけで、アコムの利用可否を診断結果として通知されます。

あくまで「審査が通るか」をチェックする目安のようなものであり、「名前」「住所」など個人を特定する情報は必要ありません。

気軽に診断が受けられ、診断結果をもとに本申込を検討できます。

融資まで最短20分

アコムには「最短20分融資が可能」というメリットがあります。

「悪い口コミ」にあったように、銀行カードローンと比較して金利は高めですが、「スピード感のある融資」が大きな強みです。

アコムでは、消費者金融カードローンの中でも審査・融資スピードが優れていることからカードローンを即日利用したいと考えている方に適しています。

初回30日間は利息0円で借りられる

アコムでは初回利用者に限り、契約翌日から30日間は金利が0円になる「30日間金利0円サービス」を提供しています。

期間中に返済できれば利息なしでアコムを利用できますし、30日間で返さなくても利息額が少なくなる嬉しいサービスです。

無利息期間内であれば、追加借入した分も対象になるため、「次の給料日まで」など一時的に融資を受けたい方にはおすすめといえます。

WEB完結が利用できる

アコムの「WEB完結」とは、申し込みから借り入れ・返済まで、すべてWEB上で行える手続きを指します。

カードレス契約が可能であり、利用代金明細書なども実際の書面でなくWEBで受け取ることが可能です。

自宅に契約書類・ローンカード・利用明細などの郵送物が届くと、同居している家族にカードローン利用がバレる可能性が上がります。家族と住んでいる方にとっては、嬉しいポイントといえるでしょう。

そのほか、書類提出も専用アプリ「myac」でアップロードするだけで完了となるため、時間を大幅に節約可能です。

利用限度額が最高800万円

アコムのカードローンでは、利用限度額が最高800万円と高めの設定です。

ただ、知識として押さえておきたいのは、貸金業法で定められた「総量規制」によって、利用者の年収の3分の1を超えてお金を貸し付けられないことです。

利用限度額800万円が設定される可能性がある方は、少なくとも2,400万円の年収がある方となります。

とはいえ、利用限度額が高いと、借入希望額が大きくなった場合にも対応できるためメリットは大きいといえるでしょう。

スマホATM取引が利用できる

アコムでは、セブン銀行ATMを利用した「スマホATM取引」に対応しています。

以下の手順でスマホATM取引を利用可能です。

  1. 【スマホアプリ】マイページにログインを行って「スマホATMで借りる・返す」からQRコード読み取り画面を表示
  2. 【ATM】ATM画面の「スマートフォンでの取引」を選択
  3. 【スマホアプリ・ATM】ATM画面に表示されるQRコードをアプリで読み取る

スマホATM取引は、「カードレスで取引が行える」「コンビニで取引ができる」という観点から、周囲にカードローン利用がバレにくいメリットがあります。

クレジット機能つきの「ACマスターカード」が使える

アコムでは、ローンカードにクレジット機能を付けた「ACマスターカード」を展開しています。

ACマスターカードの券面は、アコムのロゴが表面に入っておらず、シルバーメインのシンプルなデザインです。

そのため、消費者金融系のクレジットカード兼ローンカードであることは、ぱっと見では分かりません。

ローンカードを手元に置きたいものの、周囲にバレるのが怖いという方には「ACマスターカード」がおすすめです。

アコムの利用がおすすめの人

ここまで、アコムの特徴について深掘りして解説してきました。

次に、消費者金融の中でもアコムを利用した方がよい方の特徴を紹介します。

即日融資を受けたい

「結婚式に参加するためのお金が必要」「身内が亡くなったためお金が必要」「医療費を負担しなければならない」など、私たちの人生では予期せぬタイミングで大きな出費が発生します。

このような事態を迎えたときに、アコムであれば最短20分融資で素早く借り入れができます。

審査通過率もほかの消費者金融と比較しても高いことから、「とにかくすぐにお金を借りたい」方はアコムを選ぶべきでしょう。

無利息期間で返済できる

今月の給料日・ボーナスまで「一時的にお金を借りたい」という場合に、アコムであれば「30日間金利0サービス」を適用できます。

契約日の翌日から30日間は金利0円で借り入れできるサービスのため、短期間であれば金利負担が発生しないメリットが得られます。

無利息期間内で返済する予定のある方は、アコム利用は選択肢の一つといえます。

書類の郵送や電話の在籍確認を避けたい

「書類の郵送」「電話での在籍確認」など会社・家族にカードローン利用がバレることを避けたい方こそ、アコムを利用すべきでしょう。

アコム公式サイトの「よくある質問」を見ると、以下のように記載されています。

Q. 勤務先に在籍確認の電話がかかってきますか?

A. 原則、実施しません。もし実施が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありませんので、ご安心ください。

引用元 https://www.acom.co.jp/faq/2/

WEB完結を用いた申し込みを行うことで、「書類郵送」もなしにできるため、とにかく家族・会社の方に知られずにカードローンを利用したい場合にはアコムがおすすめです。

アコムを上手に利用するための基礎知識

総合的に高い評価を得ているアコムですが、事前知識を入れておくことでさらに効率的にアコムを利用できます。

以下で、アコムをうまく利用するための基礎知識を押さえておきましょう。

無利息サービスを活用する

アコムの「無利息サービス」は、「契約日の翌日」から30日間が無利息となるサービスです。

この無利息期間をうまく活用することで、利息を軽減してカードローンを利用できます。

理想は「無利息期間内に全額を返済する」ことです。アコムの悪い口コミの中で言及した「年率18%の金利」を払わなくてよいため、利用者側のメリットがあります。

もし、全額返済が難しかったとしても、利息は残債が大きくなるほど高くなるため、無利息期間内にできる限り返済しましょう。

返済シミュレーションをする

返済シミュレーションとは、「毎月の返済額」「完済までに必要な返済回数」などを確認できるサービスです。

返済計画をしっかり立てたい方は活用すべきでしょう。

返済シミュレーションを行うことで、返済金額や返済期間が整理できるため完済までのゴールが明確になります。

無計画に返済しているだけでは返済のモチベーションを維持できず、漠然と返済することになってしまうため、「目標を定める」意味でもおすすめです。

一括返済・繰り上げ返済を積極的にする

返済の前倒しを行うことで、完済までの時間が短縮されて、余分に利息を支払う必要がなくなります。

ただし、大きな金額をまとめて返済する必要があるため、無理に一括返済や繰り上げ返済をすると、生活費を圧迫して、結果的に借入額が増えてしまう可能性もあるため注意しましょう。

アコムの申込方法

アコムに申し込みを行う場合には、いくつかの方法があります。

具体的な方法を、以下で確認しておきましょう。

WEB・アプリ

WEB・アプリを利用した申し込みであれば、来店不要のため、スムーズに契約を進められます。

希望があればカードなどの郵送物もありません。

WEB・アプリの申込手順

  • 申し込み・必要書類提出
    24時間365日、いつでも申込可能です。申込後、必要書類を提出して審査に進みます。
  • 契約
    審査に通過すると、「契約手続きのお願い」というお知らせが届きます。契約内容を確認し、同意すれば契約完了となります。
  • 借り入れ
    カードレス契約の場合、アコムから利用者の口座に送金する「振込で借りる」を利用するか、スマホアプリからQRコードを読み取り借入可能です。アコムカードが手元にある場合は、最寄りのATMから借り入れができます。

自動契約機(むじんくん)

自動契約機(むじんくん)を利用すると、疑問点・相談に対して担当者が丁寧に回答します。

契約機で申し込みから借り入れまでの手続きが完結するため、自宅への郵送物が発生しません。

自動契約機(むじんくん)での申込手順

  • 来店・申し込み
    必要書類を用意のうえ、近くの自動契約機(むじんくん)へ出向く。なお、来店前にインターネットであらかじめ申し込みをしておくと、来店後の手続きを短縮できます。
  • 契約
    その場で審査結果を回答します。契約内容に同意すれば契約完了です。
  • 借り入れ
    その場でカードを発行できるため、そのままATMから借り入れが可能です。

電話・郵送

そのほか、電話や郵送でも申し込みが可能です。

電話を利用した申込手順

  • 申し込み
    0120-07-1000に電話を入れる。※18時以降に電話をされた方は翌日の受け付けとなります。
  • 必要書類の提出(審査)
    「本人確認書類」「収入証明書」などの「必要書類」を用意したうえで、提出します。
  • 契約
    審査結果の内容に同意したら契約完了です。カードを受け取る場合には、店舗へ来店するか、郵送のどちらかを選択してください。
  • 借り入れ
    アコムから利用者の口座に送金する「振込で借りる」を利用すれば、カードが手元になくても借り入れができます。カードが手元にある方は近くのATMから借入可能です。

郵送を利用した申込手順

  • 申込書類の請求
    0120-07-1000に電話して、申込書類を請求する。
  • 申込書類の返送
    申込書類が届いたら、必要事項を記入のうえ、必要書類の写しを同封し返送します。
  • 契約
    審査結果は電話で連絡が来ます。審査結果の内容に同意したら契約完了です。
    契約完了に伴う書類とカードは自宅へ郵送されます。
  • 借り入れ
    カードを受け取ったら、マイページにログインするか、0120-07-1000に電話すればカードが利用できるようになります。
    近くのATMから借り入れしましょう。

アコムの審査の流れ

ここまでは、アコムの申込方法について解説してきました。

次に、「インターネット」「電話」「自動契約機(むじんくん)」「郵送」の4つの方法の申し込みから審査・借り入れまでの流れを紹介します。

申し込み

まずはプロミスにカードローン契約の申し込みを行います。

インターネットの場合

アコム公式サイトにある「お申し込み」ボタンを押して、専用の入力フォームより、必要情報を入力します。

電話の場合

フリーダイヤル(0120-07-1000)に電話をすると、最初に音声ガイダンスが流れます。

ガイダンスに従って操作すると、やがてオペレーターに繋がり、その後はオペレーターの指示に従ってください。

自動契約機(むじんくん)の場合

本人確認書類など、申し込みのために必要な書類を用意したうえで、アコムの自動契約機に行きましょう。

郵送の場合

電話で「申込書類」を取り寄せます。

必要書類の提出

申し込みに必要な情報を入力、または書類で送付した後には「必要情報の提出」を行います。

必要書類には「本人確認書類」と「収入証明書」があります。

本人確認書類

  • 運転免許証(表・裏)
  • マイナンバーカード(表面のみ)
  • パスポート(写真・住所記載部分)
  • 保険証(表・裏)

(申込者全員が提出必須)

収入証明書

収入証明書は以下の条件に該当する方のみ必要です。

  1. アコムの申込金額が50万円を超える方
  2. 他社を含めた借入総額が100万円を超える方
  • 源泉徴収票
  • 市民税/県民税額決定通知書
  • 確定申告書/青色申告書/収支内訳書
  • 給与明細書
  • 所得証明書

審査

アコムでは「仮審査」と「本審査」を通過しなくてはなりません。

仮審査では「スコアリングシステム」を用いた返済能力チェックで審査を行い、本審査では担当者による申込情報のチェックと次の項目で説明する「本人・在籍確認」で審査します。

スコアリングシステムを利用した仮審査では申込者の返済能力や信用度を数値化して、いくらまでならお金を貸せるかを判断します。

コンピューターで年収、勤続年数、他社借入件数などが点数化され基準値を満たせば仮審査を通過できます。

本人・在籍確認

前述したようにアコムでは原則、電話での在籍確認を行っていません。基本的には在籍確認ができる書類の提出で確認が完了します。

以下が、在籍確認のための提出書類例です。

  • 勤務先名が明記してある社員証
  • 収入証明書類
  • 給料明細
  • 健康保険証

ただし、アコムが必要と判断した場合には、申込者の同意を得たうえで勤務先への電話連絡による在籍確認を実施することもあるため注意しましょう。

審査結果の連絡

「仮審査」「本審査」を通過すると、審査結果の連絡がメールまたは電話で届きます。

メールで連絡が来た場合には、借り入れできる利用限度額などの内容を確認して問題がなければ、契約手続きに進みましょう。

電話連絡の場合は、審査結果がアコムの営業時間内(9:00〜21:00)内に連絡があります。

契約手続き

申込方法によって契約手続きの進め方が異なるため、以下で紹介します。

インターネットの場合

WEB申込で、スマホアプリや会員ページから必要書類を提出した場合には、契約内容をインターネットで確認するだけで完了します。

カードが必要な場合には「自動契約機に出向く」か「郵送」の対応になるため注意しましょう。

電話の場合

電話での手続きを終えて審査結果の回答連絡があった場合、「自動契約機」「郵送」「FAX」のいずれかの方法で契約手続きを行う必要があります。

「契約事前説明書」「契約内容通知書」「受領書」などを受け取って契約手続きを進めていくのです。

自動契約機(むじんくん)の場合

自動契約機の場合、審査結果が出た後に、そのまま契約手続きとなります。

契約事前説明書には、アコムとの契約内容について書かれており、「契約極度額(利用限度額)」「個人情報」に誤りがないか確認しましょう。

郵送の場合

必要な契約書類が郵送で届くため、確認しましょう。

借り入れ

契約手続きまで完了した場合には、晴れて借り入れが可能となります。

ローンカードを発行した場合は、自動契約機(むじんくん)に併設されているアコムATMや、コンビニATMなどで借り入れが可能です。

カードレスでの契約の場合、「振り込み」での借り入れか、セブン銀行ATMを利用してカードレスで借り入れる「スマホATM」取引を利用しましょう。

アコムの審査に落ちる人の共通点

「アコムからお金を借りたい」と考えていても、審査に通らなければ借り入れを行えません。

アコムから「審査に落ちた理由」は教えてもらえないため、審査落ちの要素を押さえておくと対策できます。

以下では、アコムの審査に落ちる方の共通点を見ていきましょう。

総量規制に抵触している

総量規制とは貸金業法で定義されている「利用者の年収の3分の1を超える貸し付けを禁止する」制度です。

貸金業者はこの決まりを破ってしまうと、法律違反となり営業停止などのペナルティを課されます。

例えば、アコムに新たに申し込みを行う年収300万円の方が、アコム以外の3社で100万円をすでに借りていた場合、アコムの審査に通ることはありません。

貸金業者からの借り入れが年収の3分の1を超えている場合は、まず極力返済を進めることに専念しましょう。

信用情報に問題がある

過去に信用情報を傷付ける延滞、任意整理・自己破産などがあると、審査にはほとんど通りません。信用情報は各消費者金融が審査時に参照できるもので、過去に事故情報がある方への貸し出しはリスクが高いと判断されるからです。

ちなみに返済の延滞はカードローンだけでなく、「クレジットカード支払い」「携帯電話本体の割賦払い」などの延滞も影響するため気をつけましょう。

他社借入の件数や金額が多い

総量規制で定義されている「年収の3分の1以上の貸し付け」に該当していないものの、他社借入の件数や金額が多い場合には、多重債務の可能性があり、消費者金融側に警戒されます。

多重債務とは、すでにある借金の返済に充てるために、ほかの金融業者から借り入れを行う行為を繰り返し、利息の支払いも増加して借金が雪だるま式に増え続ける状態を指します。

この状態に陥ると、自己破産など債務整理に繋がる可能性が高く、消費者金融側の大きな損失に繋がるため審査落ちとなります。

勤続年数が短い

消費者金融は、お金を貸すうえで「安定収入」を重視します。ここで表現している「安定収入」とは「毎月一定額のお金が安定して入ってくる状態」のことです。

例えば、新しい会社に転職して1ヶ月という状態で申し込みを行っても、「辞める可能性も高いのでは」と判断され、審査に落ちる可能性があります。

できれば同じ会社で1年以上、少なくとも半年以上は勤務実績がある状態で申し込みましょう。

申告内容に嘘や記入ミスがある

「雇用形態がアルバイトである」「年収が低い」など、自分に自信がないと、つい虚偽申告をしてしまいがちです。しかし、虚偽申告は確実にバレるものだと考えましょう。

なぜなら、カードローン会社では審査の段階で、信用情報や過去の膨大なデータベースを照会しており、申込時に不審な点があれば露呈してしまうからです。

自信がなかったとしても、ありのままの正確な情報だけを申告しましょう。また、記入ミスも審査落ちの原因となりますので、見直しをして正しく記入するように心がけてください。

同時に複数社に申し込んでいる

申し込みを行うカードローンの審査に落ちた場合に備えて、他社カードローンに申し込みを行っておこうと考える方もいますが、複数のカードローンへ同時に申し込む行為はよくありません。申込情報は信用情報に登録されるからです。

信用情報に登録された内容は、各消費者金融が確認可能であり、短期間で複数社への申込履歴があると「お金に相当困っている」と判断される可能性があります。

そのため、カードローンへ申し込む際は、1社に絞って申し込みましょう。

アコムの審査をスムーズに通過させるコツ

ここまで、審査落ちとなるおもな原因を取り上げて紹介してきました。

アコムの審査をスムーズに通過させるために意識すべきことを以下で解説します。

申込時の情報は正確に入力する

申込時の情報を正確に入力する理由は、前述した「申告内容に嘘や記入ミスがある」で説明しました。

よく見せようとする嘘は必ずバレますが、それ以外に注意する点として「記入ミス」があります。

カードローン申込時には、複数の記入が必要になるため間違えることは決して珍しいことではありません。すべての項目を記入した後に、間違いがないかを必ず確認しましょう。

必要書類を準備しておく

「本人確認書類」「収入証明書」のほか、「会社に在籍していることを確認できる書類」など、前もって事前に準備しておきましょう。

なぜなら、会社に在籍していることを確認できる書類を審査時に持ちあわせていないと、「土日」「就業時間後」に重なって書類を準備できない問題にぶつかってしまいます。

結果的に、在籍確認が成立せず「審査落ち」になりかねないため、申し込みに必要なものを事前に整理しておきましょう。

融資希望額を低くする

自分の年収に見合っていない融資額を希望すると、返済されないリスクがあると判定されて、審査に落ちる原因となります。

そのため、希望する借入額を申告する場合には、できる限り低い金額を希望することで審査に通りやすくなるでしょう。

そもそも、新規でカードローンを契約する場合は、いきなり大きな金額を借りられるケースはほとんどありません。できれば収入証明書類が必要ない50万円以下の利用限度額を希望しましょう。

アコムを利用するときの注意点

次に、実際にアコムを利用する際に注意しておきたい点を紹介します。

手数料がかからないのはアコムATMのみ

ローンカードを使用する借り入れは「アコムATM」と「コンビニ・提携ATM」で行えます。

ただし、手数料がかからないのは「アコムATM」のみであるため注意してください。

「コンビニ・提携ATM」で借り入れを行う場合には以下の手数料が発生します。

■「コンビニ・提携ATM」の手数料
・10,000円以下の場合:110円
・10,001円以上の場合:220円

はじめから最高融資額は利用できない

アコムでの最高融資額は800万円ですが、総量規制の兼ね合いから現実的に800万円を借りられる方は、年収2,400万円以上が必要です。

最高800万円までアコムで借り入れできる可能性はありますが、実際に初回から最高融資額額を利用できることはほとんどないため頭に入れておきましょう。

アコムの借入方法

次に、アコムとの契約が完了した後に、お金を借り入れをするための具体的な方法を紹介します。

銀行振込

インターネット環境があれば、スマホやパソコンを使って金融機関口座へ直接振り込んでもらえます。

利用限度額の範囲内であれば1万円単位で金額指定可能であり、24時間365日(メンテナンス時間を除く)、手数料無料で利用できる点も大きな強みでしょう。

アコムATM

アコムTMとは、アコムが運営しているATMのことを指しており、「自動契約機(むじんくん)コーナー」「アコム店舗」に併設されています。

場所によってATMの営業時間が異なるため、「アコムATM」を利用して借り入れを行いたい方は、公式サイトの「店舗・ATM検索」から最寄りATMの営業時間を確認しておきましょう。

提携ATM

アコムでは、提携先のコンビニもしくは銀行ATMからも借り入れできます。

2023年9月現在で、アコム公式サイトに記載されている提携ATMは以下のとおりです。

提携ATM一覧

  • 三菱UFJ銀行
  • セブン銀行
  • イーネット
  • ローソン銀行
  • イオン銀行
  • 北海道銀行
  • 北陸銀行
  • 八十二銀行
  • 三十三銀行
  • 広島銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 福岡銀行
  • 十八親和銀行
  • 熊本銀行

ただし、前述したとおり提携ATM利用には手数料がかかるため、注意しましょう。

アコムの返済方法

ここまで、アコムにおける借入方法を説明してきました。

次に、アコムの返済方法を紹介します。

インターネットバンキング

パソコン・スマホを利用して手軽に利用できる点が、インターネット返済の魅力です。インターネットでの手続きを行うだけで、指定口座からアコムへ返済できます。

平日・土日問わず24時間いつでも利用できるため「日中は仕事で忙しい」「近くに窓口・ATMがない」という場合でも安心です。

またインターネットからの振込手数料が無料であるため、余計なコストもかからず、利用しやすい点はメリットといえるでしょう。

アコムATM

アコムの自社ATMは24時間手数料無料で返済できるため、仕事帰りなど出先からでも時間を気にせずに返済したい方に向いています。

簡単なATM操作で返済できるため、インターネット返済で必要なスマホ・パソコン操作が苦手な方でも安心です。

注意したい点として、アコムの自社ATMは1,000円未満の残債が返済できません。

ただし、アコムでは1,000円未満の残債が残っていたとしても利息はかかりません。「完済したい」「アコムを解約したい」場合には、インターネット返済、銀行振込など、1円単位で返済できる方法を活用しましょう。

提携ATM

「アコムの借入方法」の中でも解説した提携ATMで返済もできます。24時間365日利用できますが、手数料が発生するため注意しましょう。

アコムの場合、全国に提携ATMがあるため住んでいる場所の近くにある点は強みです。

スマホATM

セブン銀行ATMを利用する際には、カードを使わずに返済できる「スマホATM」が利用できます。

スマホATMはアプリを搭載したスマートフォンさえあれば返済できるため、カードを持ち歩く必要がありません。

「消費者金融のカードを持ち歩きたくない」「周囲にカードローン利用を勘付かれたくない」方におすすめです。

振り込み

「振り込み」での返済は、口座に残高さえあれば時間を気にせずスマホ・パソコンからさっと振り込んで返済可能です。ただし、振込手数料は自己負担となるため注意しましょう。

銀行から返済する場合には、手数料が発生しないインターネット返済がおすすめです。

そのほか、銀行によっては振込手数料が一定回数無料だったり、会員ステージによって手数料無料の特典がついていたりする場合があります。

頻繁に振込返済を利用したいなら、できるだけ手数料無料の特典が多い銀行口座を利用するべきでしょう。

口座振替

毎月指定日に決められた金額が引き落とされるため、返済日忘れによる延滞が起こりづらい点が強みです。

また、手数料も不要のため無駄なお金を支払う必要もありません。

ただし、口座振替での返済は毎月の返済額が一定のため、毎月指定額以上の返済をしたいときは別途ATMやインターネットを利用した返済が必要です。

返済回数も毎月1回のため、「少しでも多めに返済して早期完済したい」など、完済スピードを早めたい方には不向きといえます。

アコムに関するよくある質問

ここまで、アコムの申込方法から借り入れ・返済方法まで幅広く解説してきましたが、最後にアコムに関して利用希望者から寄せられる疑問をピックアップして紹介します。

Q1.アコムは実家に電話してきますか?

実家の電話番号を申込時に記入した場合、「支払いの延滞」が起きると、実家に督促の電話が入ることがあります。 毎月滞りなく返済を続けていれば、基本的に電話が来ることはないでしょう。

実家への電話をどうしても避けたい場合には、申込時に「自分の携帯電話番号」を登録するのがおすすめです。

Q2.アコムの在籍確認は会社にバレない?

アコムでは、原則として電話での在籍確認を行っていません。 もし、電話での在籍確認が必要になった場合でも、アコム側は「会社名」を名乗らず「個人名」で電話をかけるなどプライバシーに配慮した対応を行うため、バレる可能性は限りなく低いです。

Q3. アコムで借りたらほかのローンが組めなくなる?

組んでいるローンの金額によりますが、基本的にはアコムで借り入れを行っていてもローンを組めます。

ただし、「総量規制」に定義されている「年収の3分の1を超える借り入れ」に抵触していないことが重要です。

前述したように、年収300万円の方が100万円を超えるローンを組むことはできないようにルールが定められているため、注意してください。

アコムの口コミ・評判まとめ  

この記事ではアコムの特徴から、実際の利用者から見たよい口コミ・悪い口コミの紹介、申込手順・審査通過のコツなどを総合的に紹介してきました。

よい点・悪い点をしっかり理解したうえで利用すると、悪い部分をほかのサービスを使って補うなど効率的にサービスを利用できます。

全体像を理解したうえで、アコムを利用しましょう。

この記事の監修者

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金子賢司(かねこけんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保有資格:CFP

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