「最短20分での即日融資対応」「初回利用日翌日から30日間無利息期間」などのサービスが充実しているうえに、三井住友銀行と同じSMBCグループに所属している安心感が強みの「プロミス」が利用者から人気を集めています。
この記事では、プロミスに申し込みを行った際に発行される「プロミスカード」の使い方に焦点を当てて、ATMで借り入れ・返済する手順などを総合的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の結論
- プロミスカードがあればコンビニや銀行のATMでも借り入れができる
- 利用する際はATMの営業時間や手数料に注意!
- プロミスATMか三井住友銀行ATMであれば手数料が無料
監修者の解説
金子賢司(かねこけんじ)/ファイナンシャルプランナー
アプリローンやインターネット経由での借り入れなど便利な借入方法があるため、プロミスカードを使う機会はあまりないかもしれません。しかしスマホも充電が切れている、あるいはどうしても急ぎでお金が必要な場合など、いざというときにプロミスカードを持っていた方が便利な場合があります。個人的にはいざというときのために、プロミスカードは作っておくことをおすすめします。
プロミスカードとは?
「プロミスカード」とは、端的に表現すると契約者向けに発行される会員専用ローンカードです。
申込者がプロミスにカードローンの申し込みを行い、審査を通過した後に発行されます。
発行されたローンカードはATMで借り入れ・返済を行う際に利用するため、以下で詳細に解説します。
プロミスATMで借り入れ・返済ができる
基本的に「プロミスATM」と呼ばれる自社ATMでプロミスカードを利用して、借り入れ・返済をすることになるでしょう。
全国に展開している大手消費者金融ということもあり、全国各地に「プロミスATM」が用意されています。
プロミスATMは、以下の時間帯で利用可能です。
平日/7:00〜24:00
土曜/7:00〜24:00
日曜・祝日/7:00〜24:00
※ATMによって営業時間・休日が異なる
コンビニ・提携ATMでも利用できる
プロミスATMがあまりないエリアでは、借り入れ・返済を行うのに、わざわざプロミスATMまで出向くのは面倒に感じることもあるでしょう。
そのような要望に対応できるように、プロミスATMとは別に「提携ATM」も用意されています。
代表的な「提携ATM」は、以下のとおりです。
プロミスのおもな提携ATM
- 三井住友銀行ATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- E-net ATM
- ゆうちょ銀行ATM
プロミスカードの使い方
プロミスカードを利用してどのように借り入れ・返済を行うかイメージをつかみたい方向けに、以下で手順を解説します。
プロミスカードで借り入れする手順
プロミスカードを利用して、ATMから借り入れを行う流れは以下のとおりです。
借入手順
- 最寄りのATMに向かう
- プロミスカードを挿入する
- 暗証番号を入力する
- 「借り入れ」を選択する
- 必要な金額を入力する
- 明細書と現金を受け取る
以上を見て分かるように、借り入れまでの流れはとてもシンプルです。
日頃から銀行ATMを利用している方であれば、特に違いを感じることなく利用できるでしょう。
注意点としては、利用するATMによって手数料がかかる場合があることです。
詳しくは後述しますが、負担を軽くしたい場合には「手数料無料」のATMを利用するか、「インターネット返済」など手数料がそもそも発生しない借入方法を選択しましょう。
プロミスカードで返済する手順
プロミスカードを利用して、ATMから返済を行う流れは以下のとおりです。
返済手順
- 最寄りのATMに向かう
- プロミスカードを挿入する
- 暗証番号を入力する
- 「返済」を選択する
- 返済額を入金する
- 明細書を受け取る
以上の流れのとおり、プロミスカードを利用して返済する場合も、借入時とほとんど変わらないフローで進めることが可能です。
返済時に注意するべき点としては、硬貨が利用できないATMがあることです。
ATMで返済を行う場合には、紙幣を入れて残金を硬貨で受け取ったり、返済額の端数を硬貨できっちり支払ったりしたいケースも考えられます。このような場合、プロミスATMもしくは三井住友銀行ATMで硬貨対応している機種を利用しましょう。
■プロミスATM
紙幣・硬貨どちらも利用可能
■三井住友銀行ATM
店舗外の無人ATMコーナーは硬貨利用不可
■コンビニATM
紙幣のみで硬貨は利用不可
提携ATMの活用で利便性が上がる
プロミスATMだけではなく、三井住友銀行ATMやそのほかコンビニATMを利用して、お金の借り入れ・返済ができることで返済する側の利便性は大きく上がります。
提携ATMでは、コンビニ・銀行によって手数料・営業時間が異なるものの、事前に調べておくことで慌てることもないでしょう。
各提携ATMの特徴に触れながら、以下で紹介します。
三井住友銀行ATM
三井住友銀行ATMは手数料が無料であるため、近くにプロミスATMがなくても安心です。
三井住友銀行の公式サイトからどこにあるか簡単に調べることができるうえ、設置台数も豊富なため利用しやすいといえるでしょう。
借入手順は、以下となります。
借入手順
- プロミスカード準備
- 三井住友銀行ATMにプロミスカードを入れる
- 三井住友銀行ATMで「お引き出し」をタッチ
- 暗証番号を入力
- 借り入れしたい金額を入力
- 借りる金額を確認し「確認」をタッチ
- お金を受け取る
プロミスATMを利用するのは周囲の目が気になるという方にも、おすすめです。
手数料 | 無料 |
営業時間 | 0:00〜24:00 |
セブン銀行ATM
セブン銀行ATMは、原則24時間取引が可能であるうえに、全国にあるセブンイレブンに設置されているATMであることから利便性が高いです。
注意するべき点として、コンビニ店舗内以外に設置されているATMについては、その店舗の営業時間内でしか利用できないため気をつけましょう。
手数料 | 1万円以下:110円 1万円超:220円 |
営業時間 | 0:00〜24:00 |
ローソン銀行ATM
全国にあるコンビニエンスストア「ローソン」内に設置してあるATMです。
2020年には、ローソン銀行がノンバンク業界(信販・クレジット含む)に対して初めての「スマホATM」サービスをプロミスに提供しており、さらに利便性が向上しました。
原則24時間365日取引が可能であり、全国に約12,000台のATMがある点もメリットです。
手数料 | 1万円以下:110円 1万円超:220円 |
営業時間 | 0:00〜24:00 |
E-net コンビニATM
「ファミリーマート」「デイリーヤマザキ」などのコンビニエンスストア内に設置してあるATMです。
平日はもちろんのこと、土・日・祝でも24時間365日利用可能であるため、早朝・深夜など現金が急に必要になった場合にも活躍します。
全国に約13,000台、コンビニ以外にもショッピングセンター・病院・駅などにも設置されているため、地域密着で利用しやすいATMといえるでしょう。
手数料 | 1万円以下:110円 1万円超:220円 |
営業時間 | 0:00〜24:00 |
ゆうちょ銀行ATM
プロミスは2016年に業界初となる、ゆうちょ銀行とのATM提携を開始しました。
ゆうちょ銀行は全国47都道府県に設置されており、広域に展開されていることから、より便利にプロミスを利用できます。
ただし、ゆうちょ銀行を利用するには、あらかじめWEB明細の登録が必要です。
WEB明細とは、インターネット会員サービスにログインして、パソコンやスマホでの利用明細・受取証書などを確認できるサービスであり、プロミスから利用明細が郵送されないため、身近な方に知られたくない方にも適しています。
手数料 | 1万円以下:110円 1万円超:220円 |
営業時間 | 0:00〜23:55 |
プロミスカードを使うときの注意点
プロミスATM・三井住友銀行ATM・各種コンビニATMと提携しているため利便性の高い「プロミス」ですが、実際にプロミスカードを利用して借り入れ・返済を行う前に、押さえておくべきことがあります。
以下で、プロミスカードを利用する際の注意点を押さえておきましょう。
手数料がかかる場合がある
プロミスは、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、イオン銀行などの金融機関とも提携しており、これらの提携金融機関のATMでも借り入れ・返済が可能です。
ただし、これらのATMでの借り入れ・返済には、利用時にキャッシング手数料が発生します。「1万円以下:1回110円/1万円超:1回220円」となるため注意しましょう。
ATMにより営業時間が異なる
近年は、ほとんどのATMで「24時間365日利用可能(※メンテナンス時間を除く)」が一般的になっていますが、実際にATMに出向いてみると営業時間外で「借り入れ・返済できなかった」という事態に直面する場合も珍しくありません。
以下、各ATMの営業時間を記載しているため、確認しておきましょう。
■プロミスATM
7:00〜24:00
※ATMにより異なる
店舗・ATM検索
■三井住友銀行ATM
24時間 or 7:00〜24:00
三井住友銀行の店舗・ATM
■セブン銀行・ローソン銀行・イーネット
24時間
ATMの利用手数料を抑える方法
地方に住んでいる方にとっては、「提携ATM」「コンビニATM」を利用することで、利便性が向上しますが、利用するたびに110円または220円の手数料がかかるのはネックです。
この項目では、ATM手数料をできる限り抑える方法を紹介します。
手数料がかからないATMを使う
借り入れ・返済を行う際には「プロミスATM」「三井住友銀行ATM」を利用しましょう。
この2つのATMは、借り入れ・返済で手数料が発生しないことから、何度利用しても負担が発生しません。
コンビニATMなどと比較すると台数は少ないかもしれませんが、「プロミスATM」「三井住友銀行ATM」のどちらかであれば、検索すると意外に近隣にあることがあるため、確認しておきましょう。
プロミスポイントを使う
プロミスポイントを利用することで、「一定期間の無利息サービス」と「提携ATMの手数料無料」を活用することができます。
各サービスと消費ポイントは以下のとおりです。
提携ATMの手数料無料 | 40ポイント (期限:申込日から翌月の末日まで) |
7日間無利息 | 250ポイント |
15日間無利息 | 400ポイント |
30日間無利息 | 700ポイント |
例えば毎月1回ATMで返済する場合には、返済日の前に申し込みを行っておき、次の月の返済日にもATM無料を適用するようにしましょう。
プロミスカード発行の流れ
実際に申し込みから審査、プロミスカード発行までどのような流れを踏むのかをイメージできない方のために、以下ではプロミスカード発行までの流れを説明します。
申し込み
まずは借り入れの申し込みを行います。
申込方法は「公式サイト」「アプリ」「店頭窓口」「自動契約機」「電話」などから可能です。
公式サイト・アプリの場合
公式サイトやアプリでは24時間365日いつでも申込可能です。忙しい方でも、スマートフォンさえあればいつでもどこでもオンラインで全て完結できます。
WEBからの場合は、プロミス公式サイト「お申込はこちら」をクリックして、申込者の情報を入力しましょう。
アプリの場合は、アプリのダウンロードが必要です。ダウンロードが完了したら、アプリから申込ボタンをタップして、案内に沿って必要な情報を入力してください。
必要書類の提出
プロミスに申し込みを行う際に本人確認書類の提出が必要です。
具体的に必要になるものは以下となります。
本人確認書類
- 運転免許証 (運転経歴証明書も可)
- パスポート(住所欄に現在お住まいの自宅住所が記載されているもの)
- 健康保険証
- マイナンバーカード(通知カードは不可)
- 在留カード/特別永住者証明書
借入金額など一定条件に該当する方は、追加で収入証明書の提出も必要です。
収入証明書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
- 税額通知書
- 所得(課税)証明書(直近/「収入額」「所得額」の記載あり)
- 給与明細書(直近の過去2ヶ月分)+賞与明細書(直近の過去1年分)
本人・在籍確認
書類提出が確認されたら審査が開始され、その過程の中で在籍確認が行われます。
一般的に「在籍確認」は申込者の勤務先へ電話をかけて在籍の確認を行いますが、プロミスでは原則電話による在籍確認を行っていません。
基本的に提出書類で在籍確認を進めるため、職場に電話がくることをできる限り避けたい方にも嬉しいポイントといえるでしょう。
ただし、審査状況によっては電話による在籍確認が必要だと判断される場合もあります。
電話が必要だと判断されても、プロミスの社名は出さず個人名でかけてきてくれるため周囲に知られるリスクは低いでしょう。
審査結果の連絡
カードローンにおける審査は、申込情報に記載されている「年収」「勤続年数」などの情報のほか、信用情報機関に照会を行って、過去に「延滞などのトラブルがないか」「債務整理などを行っていないか」をチェックします。
審査は最短で20分ほどで完了して、結果の連絡が電話・メールで届く流れです。
申込内容に不備がある場合や、申し込みが混雑している場合には、審査に時間がかかることがあるため、審査結果があまりに遅く、状況が気になる場合には、フリーダイヤル(0120-24-0365)に問い合わせてみましょう。
契約手続き
審査に通過した場合には、「WEB」「来店」のいずれかの方法で契約手続きを行います。
申し込み・契約のいずれもWEBで行う場合は、カード発行の有無を選択しましょう。カードありを選択する場合、後日、契約書類と一緒にカードが郵送されます。
来店して契約手続きを行う場合、案内に従って必要なものなどを確認したうえで、近所の店頭窓口もしくは自動契約機へ向かいましょう。
プロミスカード発行
契約が完了することで、決められた利用限度額内でお金を借りたり、返したりすることが可能です。
借入方法には、ATM以外にも「インターネット振込」「店頭窓口」などがあり、自分の都合にあったものを利用しましょう。
プロミスカードを利用することで、プロミスATM・提携ATMなどで自由にお金の借り入れ・返済ができるようになります。
プロミスカードを受け取る方法は2種類
近年は「カードレス」での借り入れ・返済もできることで、利便性はより高まっています。
しかし、プロミスカードで借り入れ・返済を行うと銀行口座に履歴が残らないというメリットもあり、重宝する場面もあります。
以下、プロミスカードを受け取る方法を詳細に解説します。
郵送
申し込みはインターネットで行って、後から郵送でカードを受け取る方法です。契約後は振込キャッシングで借りて、ローンカードが届いたらそれを利用するやり方でもよいでしょう。
早ければ申込完了から3日程度でローンカードが届きます。
郵便物の差出人はプロミスではなく「事務センター」となり、社名・サービス名が書かれていない封筒で届く形です。家族で内緒で借りたい方に十分に配慮されているため、安心してください。
延滞した際の督促状は別として、返済に遅れない限り、プロミスから自宅に郵送で書類が届くことはありません。
自動契約機
プロミスカードを即日で発行したい場合には、自動契約機まで出向いてカードを受け取りましょう。
インターネットからのカードローン申込が完了している方は「現在申込手続き中」というボタンをタッチすることで自動契約機でカード発行がスムーズに可能です。
ただし、カード受け取りには本人確認書類が必要なので注意しましょう。
そのほか、三井住友銀行のローン契約機でもカードを発行することができるため、申し込みの際に確認が必要です。
プロミスカードが使えないときの原因と対処法
プロミスカードが突然使えなくなることがあります。
具体的にどのような行動が、カードローンの利用に影響を与えて、どのような対処法があるのかを以下で押さえておきましょう。
総量規制の抵触や信用力の低下
総量規制とは、貸金業者から借りられるお金の総額の上限を規制する法律を指します。
「貸金業者が行う貸し付けは、ご本人の年収の3分の1を超えてはならない」とされており、この基準に抵触するとプロミスカードは利用できません。
そのほか、「転職に伴って年収が下がった」「会社員から個人事業主に移行した」などで返済力・安定力が低下したと判断された場合なども借り入れ・返済に大きな影響を及ぼします。
長期間の延滞や繰り返し
長期間に渡って毎月指定されている金額を返済しなかった場合は、信用情報機関に「延滞情報」として記録され、ほかの消費者金融にも情報が共有されます。
信用情報が記載されてしまうと、カードローン契約が解除されるなど、一括返済を余儀なくされる場合もあるため、毎月決められた返済は必ず行うようにしましょう。
信用情報に残らない短期間の延滞も、利用しているカードローン会社のデータベースには延滞情報が蓄積され、審査に不利に働くことがあるため注意が必要です。
収入証明書類の未提出
現在カードローンでの借入総額が50万円を超える場合には、定期的に収入証明書の提出が求められます。
収入証明書が未提出の場合は、50万円以上の借り入れができず、制限いっぱいまで借り入れを行っている方は、追加での借り入れができなくなることがあるため注意しましょう。
ただし、収入証明書を提出したからといって必ずしも50万円以上借りられるようになるとはかぎりません。あくまで審査次第となるため、注意してください。
プロミスならカードレスでも利用できる
ここまで説明してきた「プロミスカード」をATMで利用する借り入れ・返済以外にも、カードを利用せずに借り入れ・返済する方法もあります。
以下で、手続きをスムーズに行えるWEB完結の申込手順から、プロミスカードなしで借り入れ・返済する方法をあわせて押さえておきましょう。
WEB完結の申込手順
初めに、「プロミス」におけるWEB完結の契約の流れを紹介します。
申込手順
- プロミスのWEBサイト・スマホアプリから申し込み
- 申込後、入力したメールアドレスに「書類提出のご案内」という件名のメールが到着
- 記載URLから本人確認書類の画像を提出
- 審査(電話による在籍確認は原則なし)
- 審査結果の通知がメールで到着(契約可能額の記載を確認)
- 内容に問題なければ契約(WEB完結の場合はローンカード不要で契約)
- 契約完了(銀行振込にて借入可能)
プロミスカードなしで借り入れする方法
WEB完結で「郵送物なし」に設定したい場合には、「カードレス」を選択することになります。
以下、プロミスカードなしで借り入れを行う方法を押さえておきましょう。
振込キャッシング
振込キャッシングは「電話」「WEB」で申し込むことが可能です。
WEBで振込依頼する場合は、プロミスの会員ページから以下の手順に沿って手続きしてください。
WEBで振込依頼をする手順
- 会員ページにログイン
- 振込キャッシングを選択
- 振込先の口座と借入金額を指定する
プロミスでは借り入れを申し込んでから最短10秒程度で口座に振り込まれる「瞬フリ」というサービスもあり、利便性が高い点もメリットです。
スマホAM
スマホATMを利用することで、プロミスカードがなくてもATMから直接現金を借り入れることができます。
以下、セブン銀行ATMでの借入手順です。
セブン銀行ATMでの借入手順
- セブン銀行ATMが設置してある場所に行く
- アプリを開いて「スマホATM取引」をタップする
- セブン銀行ATMの画面で「スマートフォンでの取引」をタッチする
- アプリで「出金」をタップする
- セブン銀行ATMの画面に表示されたQRコードをアプリで読み取る
- スマートフォンに企業番号とワンタイムパスワードが表示される
- セブン銀行ATMの画面に数字を入力
- セブン銀行ATMの画面に借り入れしたい金額を入力
- 確認ボタンをタッチする
プロミスカードなしで返済する方法
ここまでプロミスカードなしで借り入れする方法を説明してきました。
次に、プロミスカードを利用せずに返済する方法を説明します。
プロミスATM
プロミスATMの場合は、カードを利用せずに3つの情報を入力するだけで返済できます。
- 名前
- 暗証番号
- 生年月日
利用時間も7:00〜24:00と長めに設定されており、手数料は無料というメリットがあります。
ただし、基本的に自動契約機と併設されていることから、プロミス店舗に入る必要があります。周囲の方に「プロミス店舗に入店しているところ」を見られたくない方には、おすすめできません。
インターネット返済
パソコン・スマートフォンのプロミス公式サイトからマイページにログインします。
その後、インターネットバンキングを利用して振込返済ができます。
金融機関営業時間外でも瞬時に返済処理が反映されるうえ、約1,100の金融機関でインターネット返済を利用できるため、使い勝手のよさが魅力です。
自分の利用している金融機関がインターネット返済に対応しているかどうかは、プロミスサイトの金融機関検索から確認してください。
口座振替
口座振替は、毎月決められた金額を支払う「約定返済」で利用されます。
引き落としができる銀行口座にプロミスからの指定はなく、広く利用できるうえ、返済忘れなども発生しない点は強みです。
以下金融機関の口座を口座振替で登録すると、返済期日を「5日」「15日」「25日」「末日」のいずれかから選択ができます。
口座振替できる金融機関
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- PayPay銀行
※その他、28銀行
スマホATM
プロミスの専用アプリ「アプリローン」をダウンロードすることで、セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMでローンカードを使わずに借り入れ・返済ができるようになります。
手数料が1万円以下110円、1万円超220円がかかりますが、ローンカードを所有せずに利用できる点は大きな強みといえるでしょう。
セブン銀行でのスマホATMの返済方法は以下のとおりです。
スマホATMの返済手順
- プロミスのアプリにログインして「スマホATM取引」から「入金」をタップ
- セブン銀行ATMの「スマートフォンでの取引」をタッチ
- セブン銀行ATMに表示されたQRコードをプロミスアプリで読み取る
- プロミスアプリに表示された企業番号とワンタイム暗証番号をセブン銀行ATMに入力
- 返金額を入力して入金
プロミスカードに関するよくある質問
ここまで、プロミスカードの詳細な使い方などを解説してきました。 最後に、プロミスカード関連で利用者から寄せられる疑問を紹介します。
Q.プロミスカードを紛失した場合は再発行できる?
プロミスカードを紛失した場合には、以下手順で対応しましょう。
- プロミスコールに電話しプロミスカードを早急に停止する
- 警察へ届け出を行う
- プロミスカードの再発行を行う
Q.コンビニでの借り入れはいくらまで?
コンビニATMでの借り入れは1万円以上1万円単位から可能です。 1日の利用限度額は出金50万円までのため、借入金額が50万円を超える場合には「限度額なし」で利用できるプロミスATMか、銀行振込を利用しましょう。
Q.プロミスカードの暗証番号とは何?
プロミスカードの暗証番号とは、プロミスATMを利用する際に入力する4桁の番号です。 もし完全に暗証番号を忘れてしまった場合には、プロミスの自動契約機やプロミス店舗窓口もしくは、三井住友銀行のローン契約機で暗証番号の再設定を行うことができます。 またプロミスには「プロミス会員番号」「プロミスカード番号」「WEB-ID」などいくつかのセキュリティ情報があるため、暗証番号と混同しないよう管理しましょう。
プロミスカードの使い方まとめ
この記事では、プロミスカードの借り入れ・返済手順から、各種ATMの特徴、カードレスでの借り入れ・返済方法などを総合的に解説してきました。
近年は「カードレス」利用も増加していますが、プロミスカードが活躍する場面はいまだにあります。
メリット・デメリットなど全体像を把握したうえで、ポイントを押さえながら利用しましょう。
この記事の監修者
金子賢司(かねこけんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、金融に興味を持ち、資産運用やローンなどの勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保有資格:CFP