アイフルはカードなしで返済できる？ローンカード不要の返済方法を解説します！

「そこに愛はあるんか？」というインパクトのあるCMでお馴染みの大手消費者金融「アイフル」は、およそ50年以上もの間、貸金業を行ってきた老舗として盤石の地盤を築いてきました。

時代とともに借入方法なども発展しており、近年は「カードレス」で取引を行う手法も注目を集めているのです。

この記事では、アイフルにおいてアイフルカードなしで返済する方法から、アイフルカードがあるときの返済方法、提携ATM利用の注意点なども含めて総合的に解説します。

アイフルカードなしで返済する方法は？

消費者金融における「カードなし」で返済する方法を、イメージできないと考えているのではないでしょうか。

スマホアプリ

スマートフォンアプリを利用して、「セブン銀行」「ローソン銀行」のATMから返済を行うことが可能です。

操作方法としては、QRコードを読み取ったり企業番号を入力したりするだけで簡単。スマートフォンアプリ・ATMの画面に表示されているとおりに進めればよいため、手軽にできる点もメリットです。

ただし、「セブン銀行」「ローソン銀行」ともに利用手数料がかかってしまうため、毎回の返済をスマートフォンアプリを利用して行うと手数料だけで大きな出費になる点はデメリットといえるでしょう。

具体的に「セブン銀行」における、スマートフォンアプリを利用した返済方法は以下のとおりです。

インターネット返済

2022年12月26日に「アイフル」では新しく「インターネット返済」サービスを開始しました。

原則24時間365日、休日でも深夜でも利用できるほか、手数料は0円という部分も良心的です。

また、インターネット返済後の残高もリアルタイムで反映されるため使い勝手のよいサービスといえるでしょう。日中仕事が忙しく、自宅で簡単に返済手続きを行いたい方にはおすすめです。

具体的な返済手順は以下となります。

銀行振込

普段から自分が利用している銀行の窓口やATMから振り込むことも可能です。振込先の銀行口座は、アイフルの会員ページから確認できます。

ATMを利用した返済については、1,000円未満の返済ができないこともあり端数が残ってしまいます。

銀行振込では、残ってしまう端数も返済できる点がメリットです。借入残高を0にしたいときには、銀行振込を利用するのがよいでしょう。

ただし、銀行振込は利用するごとに振込手数料が発生するため注意が必要です。

手数料については利用する銀行によって異なりますが、数百円必要になるケースも珍しくないため、銀行振込は基本的に借入残高を0にしたいときのみ利用するのがよいでしょう。

口座振替（自動引落）

あらかじめ口座振替の手続きを済ませておくことで毎月自動で引き落とされるため、返済を忘れてしまう心配もありません。また、口座振替の場合には引落手数料がかからないのもメリットです。

返済の手間がかからず余計な出費も抑えられることから、基本的に返済を口座振替で行うのがおすすめです。

そのほか、近親者にカードローン利用がバレることを避けたい方向けに、引き落としの際の名義に「アイフル」とは記載されません。

「ライフカード（カ」「SMBCファイナンスサ」「SMBCファイナンス自払」などで引き落としがかかり「クレジットカードの引き落とし」などの口実を作れる点も大切です。

アイフルカードがあるときの返済方法

ここまでアイフルカードがないときの返済方法について説明してきました。

以下で、具体的に説明します。

アイフルATM

アイフルATMとは、無人契約機近くに設置されているATMのことであり、コンビニATMとは違って、アイフル以外の金融機関の取引はできません。

アイフルATMの場合、返済・借り入れが手数料無料で行えるため、いつでも何回利用しても無駄な出費が発生しないのがメリットです。

平日忙しい方でも、土日でも返済が可能であるため、利用したいときに近くにあると便利といえるでしょう。

以下、アイフルATMを利用した基本的な返済の流れを紹介します。

1. ATMにローンカードを挿入する
2. ATMの画面上から「返済」を選択する
3. お金（紙幣）を投入する
4. ATMからローンカードと利用明細を受け取る

提携ATM

提携ATMとは、コンビニ・銀行に設置されているATMを指します。

使える機能は「借り入れ」と「返済」のみであり、オペレーターへの相談やローンカードの発行はできません。

提携ATMでは、アイフル以外のサービスも展開しているため、「アイフルの借り入れ」「アイフルの返済」は付帯サービスのひとつです。そのため、アイフルにおける返済・借り入れには別途手数料が必要になることを頭に入れておきましょう。

返済でかかる提携ATMの手数料は、以下のとおりです。

・取引額1万円以下：110円
・取引額1万円超：220円

また、提携ATMの場合は返済単位が基本的に1万円単位となっている場合があり、少額の利用には向いていない点も注意しましょう。

※お申込み時間や審査状況によりご希望に添えない場合があります。

アイフルの毎月の返済額は？

この項目では「アイフル」で採用されている「残高スライド元利定額返済方式」の解説から、約定返済の最低返済額にも触れながら説明します。

残高スライド元利定額返済方式

「残高スライド元利定額返済方式」とは、基本的に毎回の約定返済額は一定であり、返済中に追加で借り入れを行った場合や返済が進んだ場合に約定返済額が変動（スライド）する返済方式です。

アイフルで採用されている「借入後残高スライド元利定額返済方式」では、毎月の約定返済額は一定の金額ですが、返済が進んで借入残高が少なくなると段階的に毎月の約定返済額が少なくなっていきます。

約定返済額の減少に伴い元金返済額も減少するため、残高がスライドしない定額返済方式よりも返済期間が長くなります。

約定返済の最低返済額

アイフルにおける約定返済の最低返済額は以下のとおりです。

基本的に「借入直後残高」に応じて最低返済額が決定されることを頭に入れておきましょう。

借入直後残高	最低返済額
1円〜100,000円	4,000円
100,001円〜200,000円	8,000円
200,001円〜300,000円	11,000円
300,001円〜400,000円	11,000円
400,001円〜500,000円	13,000円
500,001円〜600,000円	16,000円
600,001円〜700,000円	18,000円
700,001円〜800,000円	21,000円
800,001円〜900,000円	23,000円
900,001円〜1,000,000円	26,000円

出典：アイフル株式会社 「ご返済一覧表」

アイフル提携ATMの注意点

「コンビニ」「銀行」など街のいたるところにある提携ATMで返済ができると、仕事帰りなど返済に都合のよい場面もあり、重宝するでしょう。

提携ATMの手数料

アイフル店舗内の無人契約機などの近くに設置されている「アイフルATM」の場合は、返済手数料が無料です。

しかし、アイフル提携ATMを利用する場合には、以下の手数料が発生することを頭に入れておきましょう。

取引金額	返済手数料
1万円以下	110円
1万円超	220円

近年は、インターネットバンキングを開設しているとATM手数料などがかからずにインターネット返済できる仕組みも利用できるようになったため、手数料をかけたくない方は、提携ATM以外の方法での返済がおすすめです。

提携ATMの営業時間

返済を行う際のアイフル提携ATMの営業時間は、提携先ATMによって大きく異なります。

■セブン銀行ATM
原則24時間365日

■イオン銀行ATM
原則24時間365日
（システムメンテナンス・ATM設置先の営業時間によって利用できない場合あり）

■三菱UFJ銀行ATM
7：00〜〜21：00
（取引によって異なる）

硬貨は非対応

提携ATMの返済において硬貨には対応していません。

そもそも端数の返済に対応しておらず、基本的には1万円単位での返済となるため気をつけましょう。

もしも端数の返済を行いたい場合には「銀行振込」「インターネット返済」などを活用することで1円単位での返済が可能であるため覚えておきましょう。

アイフルのカードレス契約での借り方

ここまでアイフルでの返済について重点的に解説してきました。

以下で、詳しく解説します。

スマホアプリで提携ATMから引き出す

「セブン銀行」「ローソン銀行」でスマートフォンアプリを利用して借り入れを行えるのです。

各銀行における借入手順を以下で解説します。

振り込みを依頼する

インターネットの会員WEB公式サイトから振込融資を依頼することが可能です。

自分の銀行口座に直接振り込まれますが、手数料が発生しない点がメリットであり、インターネットからの振込依頼は、「都市銀行」「地方銀行」などの金融機関で24時間365日いつでも利用できます。

また振込依頼を行ってから振り込まれるまでの時間も短いため、急な出費に対応したい場合でも問題ありません。

アイフルカードに関するよくある質問

アイフルにおけるローンカードなしの借り入れ・返済に関する内容を深掘りして解説してきました。 最後にアイフルカードに関連する内容で寄せられる疑問点について回答していきます。

カードレス契約は郵送物もなくなる？

カードレスで契約を行うと「ローンカード」以外にも、「郵送物」も届かなくなるため、家族にバレる心配はありません。

そのほか、カードレスには「手続きが早い」「周囲にバレにくい」「カードを紛失する心配がない」などの利点があるため、特に理由がないのであれば、カードレスにしておいた方がよいでしょう。

契約後にカードレスに変更できる？

既にローンカードが届いている状態でカードレスに変更しなくても、「スマホアプリ」「インターネット」を活用したカードレスの借り入れ・返済は可能です。

その反面、契約後にローンカードが必要になった場合には、発行も可能であることを頭に入れておきましょう。ただし、契約後に家族・近親者にカードローンを契約したことをバレたくない場合には、契約時に必ずカードレスを選択しましょう。

アイフルカードを紛失したときは？

アイフルカードを紛失したことに気づいたら、できるだけ早めにアイフルに電話で連絡を入れましょう。具体的な手順は以下のとおりです。

（1）すぐにカード紛失・盗難専用ダイヤル「0120-109-334」に連絡を行う。

（2）あわせて最寄りの警察・交番にも届けておく

電話でアイフルに繋がった場合には、ローンカード紛失の旨を伝えて、利用停止手続きをとってもらいましょう。このタイミングで不正利用が疑われる利用履歴があれば、オペレーターに教えてもらえる可能性があります。

そのほか、アイフルの会員専用ページから利用状況を確認して、不正利用がないかどうかを自分で確認することも可能です。

スマホアプリは機種変更後はどうしたらよい？

結論からお伝えすると、機種変更を行った後も今までどおりアプリを利用できます。

機種変更後の機種でアプリを再度インストールしたあとに、カード番号またはIDを入力してログインを行いましょう。機種変更後の初回ログイン時にだけ、再度認証コードによる本人確認が必要となることを頭に入れておくべきです。

アイフルカードなしの返済まとめ  

この記事では、アイフルカードなしで返済を行う主な方法の紹介から、毎月約定日の返済金額の目安、アイフル提携ATMの注意点などを総合的に解説してきました。

「カードレス」返済は利便性が高いうえ、家族など近い関係性の方にバレにくい点も大きなメリットです。

ただし、返済方法などを考えずに何となく利用していると手数料などが積み重なる場合もあるため、全体像を理解したうえで「カードレス」での借り入れ・返済を利用することが求められます。

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