SBI証券のiDeCoの評判|手数料・商品数・手続きを公式条件で確かめる

久悟上田

本記事にはプロモーション(ハピタスの案件・サービス紹介)を含みます。

※本記事の内容は2026年9月時点の情報です。還元率や条件は変更される場合があるため、ご利用前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

SBI証券のiDeCoの評判を公式条件で確かめると、SBI証券が受け取る運営管理手数料は誰でも0円で、低コストのインデックス型からアクティブ型まで商品を選べる点が特徴です。一方で、国民年金基金連合会などに払う手数料はどの金融機関でもかかり、2026年12月1日には掛金の上限と加入できる年齢の改正も予定されています。手数料・商品・手続きを、SBI証券と厚生労働省・iDeCo公式の情報で整理しました。
SBI証券のiDeCoを手数料・商品・手続きの3つの視点で確認

結論:SBI証券のiDeCoは「運営管理手数料0円」、ただしiDeCo共通の費用は残る

SBI証券のiDeCoのページでは、年金資産残高にかかわらず、どなたでも運営管理手数料は無料と案内されています。SBI証券のよくあるご質問によると、申し込み時の初期手数料と月々の口座管理手数料は、2017年6月の支払い分から無料になりました。

ただし、iDeCoの実施主体である国民年金基金連合会の手数料と、資産を管理する信託銀行(事務委託先金融機関)の手数料は別にかかります。「SBI証券のiDeCoは手数料ゼロ」と言うときは、どの手数料の話かを分けて考える必要があります(編集部の見方)。

SBI証券は自社のページで、加入者数No.1(2023年5月 SBI証券調べ)と、2026年のオリコン顧客満足度ランキング iDeCo 証券会社 第1位を掲げています。こうした評価は、次に挙げる条件が自分に合うかとあわせて読むのが現実的です。

SBI証券のiDeCoで混同しやすい「SBI証券の手数料」と「iDeCo共通の手数料」

この表でわかること:SBI証券の分は0円でも、掛金を毎月納めると月171円はかかる

いつかかるか支払先金額(税込)
加入時(初回のみ)国民年金基金連合会2,829円
掛金を納めるたび国民年金基金連合会105円
毎月事務委託先金融機関(信託銀行)66円
加入時・毎月SBI証券(運営管理機関)0円
掛金の還付があったとき国民年金基金連合会1,048円(還付金から差し引き)

国民年金基金連合会の金額はiDeCo公式サイト、信託銀行の66円はSBI証券の諸経費の資料(2022年6月1日現在と記載)によります。掛金を毎月納める場合、105円と66円で月171円、年2,052円になります(編集部の試算)。掛金を出さずに運用だけを続ける「運用指図者」になっても、信託銀行の66円は毎月かかります。SBI証券の資料には、手数料体系は今後変更される可能性があるとも書かれています。なお国民年金基金連合会の掛金納付時の手数料105円は、2027年1月26日の口座引落し分から月額120円に見直されます(iDeCo公式の案内)。

運営管理手数料0円と別途かかるiDeCo共通費用

2026年12月1日施行予定のiDeCo改正|掛金の上限と加入できる年齢

ここで説明する改正と手数料の見直しは、2026年9月30日時点の予定です。お読みの時期によっては施行済みになっていたり内容が変わったりしている可能性があるため、厚生労働省とiDeCo公式サイトで最新の情報を確認してください。

厚生労働省によると、2025年の制度改正により、iDeCoの加入可能年齢の引き上げ(2025年6月成立の年金制度改正法)と拠出限度額の引き上げ(政令改正)が、いずれも2026年12月1日に施行予定です。現在と見直し後の上限は次のとおりです。

この表でわかること:会社員は上限が大きく上がる。専業主婦(夫)の上限は変わらない

加入区分現在の上限(月額)見直し後(月額)
自営業者など(第1号)6.8万円(国民年金基金等と合算)7.5万円(国民年金基金等と合算)
会社員(企業年金なし)2.3万円6.2万円
会社員・公務員(企業年金等あり)2.0万円(企業年金等と合計5.5万円の範囲内)企業年金等と合計で6.2万円
専業主婦(夫)など(第3号)2.3万円2.3万円(変更なし)
60歳以上70歳未満で国民年金被保険者でない人(新設の第5号)加入できない6.2万円(企業年金等がある場合は合計で6.2万円)

新設の第5号加入者は、iDeCoの加入者・運用指図者、または企業年金からiDeCoに資産を移す人で、老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受給しておらず、マッチング拠出をしていない人が対象です。施行日から3年間は経過措置として、加入者・運用指図者・企業年金からの資産移換者のいずれにも当てはまらない60歳以上70歳未満の人も、老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受給していない等の要件を満たせば加入できるとされています。改正後の上限が何月分の掛金から使えるかは、加入先の金融機関の案内で確かめてください。

SBI証券のiDeCoのセレクトプランの商品構成

iDeCoの運用商品は、運営管理機関が3本以上35本以下の範囲で選んで示すと法令で決まっています(厚生労働省)。SBI証券はセレクトプランとして、投資信託と元本確保型の商品を並べています。商品一覧のページ(2025年6月25日時点の記載)から、種類の違う例を挙げます。

この表でわかること:同じiDeCoの中でも、商品によって費用と値動きの大きさがまったく違う

種類商品の例信託報酬率(税込、SBI証券の記載)
米国株式のインデックス型eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0814%以内
全世界株式のインデックス型SBI・全世界株式インデックス・ファンド0.1022%程度
バランス型(指定運用方法)SBIグローバル・バランス・ファンド0.2525%程度
国内株式のアクティブ型ひふみ年金0.836%
元本確保型あおぞらDC定期(1年)―(預金保険の対象)

指定運用方法とは、加入者が一定期間商品を選ばなかったときに自動で購入される商品です。iDeCo公式サイトは、運営管理機関は商品の説明はしても特定の商品を勧めることはできないとしています。商品は自分の運用方針に沿って選び、配分の比率も自分で決めます。証券会社の選び方全体はネット証券の比較で見る7項目|手数料より先に確認することで扱っています。

運用商品の特徴と信託報酬を比較し、自分で配分を選ぶ

SBI証券のiDeCoに申し込む手順と、会社員が用意するもの

  1. 自分の加入区分(自営業者・会社員・公務員・専業主婦など)と、勤務先の企業年金の有無を確かめる
  2. 掛金の額を決める。iDeCoは月5,000円から1,000円単位で設定でき、変更は年1回(12月分から翌年11月分の間)。2026年9月29日時点の記載で、改正後の扱いはiDeCo公式で確認
  3. SBI証券のiDeCoページから申し込む。SBI証券の口座がある人は登録情報を使って申し込め、口座がない人はiDeCoのみの申し込みになる
  4. 会社員・公務員の加入時の事業主証明書は2024年12月から原則不要。事業主払込を行う場合は、勤務先の事業主に証明書を記入してもらう
  5. 加入後、運用商品と配分の比率を指定する
加入区分・企業年金・掛金額を確認してiDeCoの申し込みを準備

SBI証券のiDeCoサポートデスクの受付は、平日と土日の8時〜17時(年末年始・祝日を除く)で、土日は新規加入の問い合わせのみです。給付の請求、運用指図の操作方法、IDの再発行、資産残高などは、SBIベネフィット・システムズが窓口と案内されています。

SBI証券のiDeCoで所得控除になる額の目安と、引き出しの制限

厚生労働省によると、iDeCoの掛金は全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)の対象で、運用中の運用益は非課税です。受け取るときは、年金なら公的年金等控除、一時金なら退職所得控除の対象になります。

この表でわかること:控除の額は掛金で決まるが、軽くなる税金の額は所得税・住民税の税率しだい

掛金(月額)1年の掛金=所得控除の額税率20%の場合の軽減額(仮定)
5,000円6万円約1.2万円
1万円12万円約2.4万円
2.3万円27.6万円約5.5万円

表は、所得税と住民税を合わせた税率を20%と仮定した編集部の試算で、復興特別所得税や、控除しきれない場合は考えていません。所得がない人や少ない人は、軽減額が小さくなります。年間の手数料(掛金を毎月納めると2,052円)とあわせて比べてください。

iDeCoの資産は原則60歳まで受け取れません。60歳時点で通算加入者等期間が10年に満たないと、受け取りを始められる年齢が61〜65歳に繰り下がります。また、投資信託は基準価額が上下するため、投資元本を割り込むおそれがあるとSBI証券も注意書きしています。本記事は特定の金融機関や商品を勧めるものではありません。制度の最終的な内容は厚生労働省・iDeCo公式サイトで、商品と手数料はSBI証券の約款・説明書で確かめてください。

iDeCoの所得控除と原則60歳までの引き出し制限を確認

非課税で投資する制度として並べられることの多いNISAは、夏のボーナスの使い方|投資の前に確認する2つと、NISAの制度概要で概要をまとめています。

SBI証券のiDeCoをポイントサイト経由で申し込む前の確認

ハピタスにSBI証券の案件が掲載されているかどうか、掲載されている場合に成果になるのが申込完了の時点か、口座開設や掛金の拠出まで必要かは、その時点の案件ページで確かめてください。条件の読み方はポイントが付与される成果地点はどこか|申し込みと利用開始のどちらかが参考になります。

ポイントサイトのポイントは、iDeCoの税制や手数料とは関係なく、案件の条件で別に判定されます。ポイントを運用に回す考え方はポイント投資とは?運用との違いと、口座を開くだけでは足りない設定で扱っています。

申し込み前にハピタスの利用準備を

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よくある質問

SBI証券のiDeCoは、SBI証券の口座がなくても申し込めますか

申し込めます。SBI証券の口座がない人は、iDeCoのみの申し込みになります。口座がある人は、総合口座の登録情報を使って申し込めます。

SBI証券のiDeCoの掛金はあとから変えられますか

変えられます。iDeCo公式サイトによると、掛金額の変更は1年(12月分から翌年11月分の掛金の間)に1回限りで、掛金の拠出はいつでも止められます。拠出を止めても、信託銀行の月66円はかかり続けます。

iDeCoの改正後の上限は、いつから使えますか

厚生労働省は、拠出限度額と加入可能年齢の引き上げを2026年12月1日施行予定としています。改正後の上限が何月分の掛金から適用されるかは、SBI証券などの加入先の案内で確認してください。

SBI証券のiDeCoで、商品を選ばないとどうなりますか

一定期間商品を選ばないと、指定運用方法として決められた商品を選んだものとみなされます。SBI証券のセレクトプランでは、SBIグローバル・バランス・ファンドが指定運用商品と表示されています。

iDeCoは途中で解約してお金を引き出せますか

原則として60歳まで引き出せません。脱退一時金を受け取れるのは、iDeCoに加入できない人で掛金を出した期間が5年以下または個人別管理資産額が25万円以下であることなど、厚生労働省が示す要件をすべて満たした場合に限られます。

まとめ

  • SBI証券のiDeCoは運営管理手数料が誰でも0円
  • 国民年金基金連合会と信託銀行の手数料は別で、掛金を毎月納めると月171円
  • 2026年12月1日施行予定で、会社員の上限は企業年金等と合計で月6.2万円、自営業者は国民年金基金等と合計で月7.5万円に上がる。専業主婦(夫)は2.3万円のまま
  • セレクトプランは低コストのインデックス型からアクティブ型、元本確保型まで。商品は自分で選ぶ
  • 掛金は全額所得控除。軽くなる税額は税率しだい
  • 資産は原則60歳まで引き出せず、投資信託は元本割れすることがある
出典・参考
  • 国民年金基金連合会(iDeCo公式サイト)「iDeCo 加入者に係る手数料を見直します」(https://www.ideco-koushiki.jp/library/pdf/leaflet202604.pdf)2026年9月30日確認。掛金納付時の手数料を105円(掛金拠出時)から120円(月額)へ。2027年1月26日の口座引落し分から適用
  • 厚生労働省「2025年の制度改正」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/2025kaisei.html)2026年9月29日確認。2025年6月13日成立の改正法による加入可能年齢の引き上げと、政令改正による拠出限度額の引き上げ(いずれも2026年12月1日施行予定)、第5号加入者の要件、3年間の経過措置
  • 厚生労働省「iDeCo拠出限度額の引き上げ」(https://www.mhlw.go.jp/content/12500000/001597573.pdf)2026年9月29日確認。加入区分ごとの現在と見直し後の拠出限度額
  • 厚生労働省「iDeCoの概要」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/kyoshutsu/ideco.html)2026年9月29日確認。現在の拠出限度額、運用商品は3以上35以下、給付の受給要件と脱退一時金の要件、拠出・運用・給付時の税制
  • 国民年金基金連合会(iDeCo公式サイト)「加入手続きについて」(https://www.ideco-koushiki.jp/start/entry.html)2026年9月29日確認。国民年金基金連合会の手数料(加入・移換時2,829円、掛金納付の都度105円、還付1,048円)
  • 国民年金基金連合会(iDeCo公式サイト)「iDeCo(イデコ)の加入資格・掛金・受取方法等」(https://www.ideco-koushiki.jp/guide/structure.html)2026年9月29日確認。掛金は月5,000円から1,000円単位、変更は年1回、拠出の停止、指定運用方法、運営管理機関は特定の商品を勧められないこと
  • SBI証券「SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)が選ばれる3つの理由」(https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/merit_top.html)2026年9月29日確認。運営管理手数料0円、加入者数No.1(2023年5月 SBI証券調べ)、オリコン顧客満足度の表示、サポートデスクの受付時間、投資信託の注意事項
  • SBI証券「【iDeCo】個人型確定拠出年金ではどのような費用がかかりますか?」(https://faq.sbisec.co.jp/answer/5ec228d88504de0011d61254/)2026年9月29日確認。初期手数料・口座管理手数料が2017年6月の支払い分から無料
  • SBI証券「個人型確定拠出年金(iDeCo)必要諸経費」(https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/derivative/pen_cost.pdf)2026年9月29日確認。事務委託先金融機関の手数料月66円、加入者の月々の合計171円(2022年6月1日現在と記載)、手数料体系は変更の可能性
  • SBI証券「SBI証券が「厳選」した 運用会社別セレクトプラン商品一覧」(https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/howto_item_select.html)2026年9月29日確認。セレクトプランの商品と信託報酬率(2025年6月25日時点の記載)、指定運用商品の表示
  • SBI証券「2024年12月施行の法改正の概要(「掛金拠出限度額の引き上げ」および「事業主の証明書の廃止」について)」(https://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/news_240729.html)2026年10月13日確認。加入時の事業主証明書は原則不要、事業主払込の場合は引き続き必要

本記事の数値・条件は2026-09-29時点の情報です。最新の内容は各公式サイト・ハピタスの案件ページでご確認ください。

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