マイルの賢人・旅ガエルさんの陸マイラーコラムPart6
ハピタスを使えば、ハピタスポイントがマイルに変えられるのはわかったけれど、どうやって交換するの?実際に会員登録してみたけど、どうすればいいんだろう?と思っている人も多いことでしょう
ここはもう、ハピタスを使いこなしているマイルの賢人・旅ガエルさんに伝授してもらいましょう!
教えて!旅ガエルさん
ハピタスポイントをANAとJALに交換する
こんにちは、寝ても覚めてもマイルのことばかり考えている「旅ガエル」です。
今回は、ハピタスポイントをマイルに交換する手順をANAとJAL、それぞれ見ていきましょう!
こちらのMapを見ながら説明を進めて行きますね(^_^)
マイル交換ルートMap
JALマイル
交換作業がシンプルなJALから説明します。
上のMapの通り、ハピタスポイントはJALマイルへ直接交換が可能!
ハピタスのポイント交換ページを見ると交換先として「JALマイレージバンク」があるので、ここを交換先とすればOK!
超簡単です\(^o^)/
交換レートは「2P=1マイル」。マイル還元率としては50%となります。
『半分になっちゃう (T-T)』……と嘆きたくなりますが、マイルの価値って一般的には「1マイル=約2円」と言われているので、価値が目減りしている訳ではありません。ご安心を!
更にハピタスは、JALマイルへの交換キャンペーンなども実施することがあるので、それを上手に利用できれば更に高い交換率(例えば80%といった驚愕のレート)を実現することだって可能。
願わくは、このキャンペーンの交換レートを定常化して欲しい。そうなればJALマイラーとしては最高の環境が整います( ̄▽ ̄)
なお、交換は最低3,000Pから2,000P単位。それに満たない分は次回の交換まで待つしかありません。
因みに交換完了までの日数ですが、ハピタスのサイト上では「交換申請日から約25営業日以内」という記載となっています。……が、実際のところは一週間もかからずに交換が完了するケースが多いようです。
ANAマイル
続いてはANAマイルへの交換です。こちらは少しややこしい・・・というか手間がかかります。
JALマイルのように直接交換をすることはできず、「4回」ものポイント交換を繰り返してようやくANAマイルへと辿り着きます。
①ハピタスポイント → Tポイント(交換率100%)
②Tポイント → JRキューポ(交換率100%)
②JRキューポ → 永久不滅ポイント(交換率100%)
③永久不滅ポイント → ANAマイル(交換率70%)
この①~④の交換を経てようやくANAマイルが自分のマイル口座に積算されます!
陸マイラー界隈ではこの交換ルートのことを「みずほルート」とか「JQみずほルート」なんて言ったりします。
①〜③の交換は交換率100%ですが、④のところだけ交換率が70%となるので、全体としての交換レートは「70%」となる。要するにハピタスの10,000Pが7,000マイルとなるのです。
そして重要となるのが、③の交換を実現するために「JQ CARDセゾン」、
④の交換レート(交換率70%)を実現するために「みずほマイレージクラブカード/ANA」というクレジットカードをそれぞれ発行する必要があります。
なお①~④の交換にはそれぞれ少しだけ時間がかかります。
①・・・2日程度
②・・・2~3日程度
②・・・1~2日程度
③・・・3週間程度
トータルすると、早くても4週間程度はかかってしまいます。
nimocaルート
続いて、みずほルート同様、交換レートが70%と高い「nimocaルート」ですが、必須となるクレジットカードが「ANA VISA nimocaカード」1枚、さらに、交換回数がみずほルートより少なく済むというメリットがあります。
ただ、nimoca→ANAマイルへの交換の際、九州や函館の専用交換機での手続きが必要になるため、交換機の利用しやすいエリアにお住まいの方や近辺によく行かれる方向けのルートと言えるでしょう。
Tポイントルート
マイルへの交換のためにクレジットカードを発行するのが嫌だとか、交換の手間を少しでも減らしたい……という方には「Tポイントルート」を使う事でANAマイルに交換することも可能です。
ただ、上のMapをみれば分かる通り、Tポイント→ANAマイルの部分で交換率が50%となってしまうため、獲得できるANAマイルが大幅に目減りしていまします。なので強くオススメはできませんが、そういう交換ルートもあるよ・・・ということだけは知っておいて損はありません(^_^)v
ハピタスポイントからマイルへの交換、いかがだったでしょうか?
「面倒くさそう」……と思いがちですが、一度やってみると直ぐに慣れてしまうのでご安心を!