※本記事の内容は2026年7月時点の情報です。還元率や条件は変更される場合があるため、ご利用前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。
目次
結論:総額で比べる。ポイントはその後に足す
宿泊予約サイトの比較記事は「還元率が高い順」で並べられがちですが、先に見るべきは総額です。同じ宿でもサイトやプランで数千円変わることがあり、その差はポイント還元率の差より大きくなりやすいためです。
- 総額(税・サービス料込み)で比較する…ここで一番大きな差がつきます
- キャンセル規定を確認する…安いプランは無料期間が短いことがあります
- ポイントサイトを経由してから予約する…予約サイトのポイントとは別枠で貯まります
- 予約サイトのポイントを比べる…ここは最後です
この記事では、公式で確認できた付与率と、予約前に見るべき8項目を整理します。
主要予約サイトで貯まるポイント
この表でわかること:主要予約サイトで貯まるポイント(各社公式で確認できた範囲)
| 予約サイト | 貯まるポイント | 公式で確認できた基本の付与率 |
|---|---|---|
| 楽天トラベル | 楽天ポイント | 楽天ポイントは100円(税抜)につき1ポイント(楽天PointClub)/楽天トラベルは会員ランクアップ対象サービス |
| じゃらんnet | Pontaポイント(またはdポイント)+じゃらん限定ポイント | 予約金額(税込)に対しメインのポイント1%+じゃらん限定ポイント1%=計2% |
| その他の比較サイト | サイトによる | サイトごとに異なる(比較表示のみで予約は別サイトになる場合がある) |
各社の付与率・条件は変更されることがあります。上表は2026年7月29日時点で各社公式サイトに記載されていた内容です。キャンペーンによる上乗せは時期によって大きく変わるため、本記事では基本の付与率のみを扱います。最新の内容は各予約サイトでご確認ください。
じゃらんは「2種類」貯まる
じゃらんnet公式には、予約金額(税込)に対してPontaポイント1%+じゃらん限定ポイント1%=計2%が加算されると記載されています。もともとはPontaポイント2%でしたが、2019年4月1日以降の予約から2種類に分かれる形に変更されました。
注意点はじゃらん限定ポイントの有効期限です。公式には「ポイント加算月を含めた12か月目の月末まで」と記載されています。
ポイント計算の対象金額は「税込」
じゃらんは2019年4月以降、ポイント計算の基準が「税抜の予約総額」から「税込みの予約総額」に変更されています。表示価格が税抜か税込かで、実際に貯まる量が変わります。
対象外のサービスがある
じゃらん公式の一覧では、ツアー予約と国内航空券予約はポイント加算対象外と示されています。宿泊・ダイナミックパッケージ・レンタカー・遊び体験予約などは対象です。
楽天トラベルは会員ランクにも効く
楽天PointClub公式の「ランクアップポイントの対象となるサービス」に楽天トラベルが含まれています。楽天の会員ランクを上げたい場合、宿泊予約は対象になります。
予約前に見るべき8項目
この表でわかること:予約前に必ず見る8項目
| 確認項目 | なぜ見るか |
|---|---|
| 重要総額(税・サービス料・入湯税込み) | 表示価格が税抜のサイトもあり、比較にならない |
| 重要キャンセル規定 | いつから何%かかるか。安いプランは無料期間が短い |
| 食事の有無 | 素泊まりか朝食付きか。実質の差が大きい |
| ポイントの付与率と種類 | 通常ポイントか期間限定ポイントか |
| ポイントの計算対象金額 | 税込か税抜か(じゃらんは税込) |
| 支払い方法 | 現地払いかオンライン決済か。カードのポイント付与に関わる |
| 部屋の条件 | 禁煙/喫煙、階数、眺望など。安い部屋は条件が付く |
| 連泊割・早割の適用 | 同じ宿でもプランで数千円変わる |
総額の見方
表示価格に含まれないものがあります。予約画面の最終確認で必ず総額を見てください。
- 入湯税・宿泊税…地域によって現地徴収される場合があります
- サービス料…旅館・ホテルによって加算されます
- 人数による差…「1名あたり」表示か「1室あたり」表示かで大きく変わります
キャンセル規定の見方
「◯日前まで無料」の日数と、それ以降の料率を確認します。安いプランは予約時点から全額という設定のこともあります。予定が変わる可能性がある旅行では、料金が少し高くても無料期間が長いプランを選ぶ判断が合理的です。
キャンセル規定は宿泊施設とプランごとに異なります。予約確定前に必ず該当プランの規定をご確認ください。
食事の有無で実質が変わる
素泊まり8,000円と朝食付き9,000円なら、朝食の価値が1,000円を超えるなら後者が得です。単純な価格比較では判断できません。特に温泉旅館では夕食の内容で数千円の差が出ます。
旅行の型ごとの予約方法
この表でわかること:旅行の型ごとの予約方法
| 旅行の型 | 向く予約方法 | 理由 |
|---|---|---|
| おすすめ宿だけ予約する | 宿泊予約サイト+ポイントサイト経由 | 選択肢が多く、経由の効果が素直に出る |
| 交通と宿をまとめる | ダイナミックパッケージ | 別々に取るより安くなる場合がある |
| 直前に空室を探す | 複数サイトを横断して比較 | 在庫が動くため1サイトでは見つけにくい |
| 連泊で長く滞在する | 公式サイトの連泊プランも確認 | 予約サイトに出ていない条件がある場合がある |
宿だけ予約するなら経由の効果が素直に出る
宿泊のみの予約は、ポイントサイト経由の効果が最も分かりやすい形です。予約サイト側のポイントは通常どおり貯まり、そこにポイントサイトのポイントが加わります。
ダイナミックパッケージが有効な場面
交通と宿をまとめて予約する形式です。別々に取るより安くなる場合があり、じゃらん公式でもポイント加算の対象サービスに含まれています。
パッケージは変更・キャンセルの条件が個別予約と異なる場合があります。また航空券部分の変更可否は厳しいことがあります。予約前に条件をご確認ください。
公式サイトも確認する価値がある
宿の公式サイトには、予約サイトに出ていないプラン(連泊割、公式限定の特典など)がある場合があります。ただし公式予約ではポイントサイト経由の対象にならないことが多いため、総額とポイントの合計で比べてください。
ポイントサイト経由の使い方
仕組み
- ポイントサイトにログインし、予約サイトの案件を経由する
- そのまま宿を選んで予約を完了する
- 予約サイト側のポイント(楽天ポイント、Pontaポイントなど)は通常どおり貯まる
- 加えてポイントサイトのポイントも貯まる
宿泊は金額が大きいから効果も大きい
宿泊は1回の金額が大きい買い物です。還元率が同じでも、金額が大きいほど戻る額は大きくなります。日用品より旅行のほうが経由の価値が高いのは、この理由です。
守るべき順番
先にポイントサイトを経由し、それから宿を選んで予約を完了させる必要があります。宿を決めてから経由し直すと、カートや予約情報が引き継がれずポイントが付かないことがあります。
獲得条件・却下条件(キャンセル時の扱い、他クーポンとの併用可否など)は案件ページに記載されています。予約前にご確認ください。予約後にキャンセルするとポイントが取り消される場合があります。
宿のタイプ別に見るところ
同じ「宿泊予約」でも、タイプによって比較すべき項目が変わります。
この表でわかること:宿のタイプ別に見るところ
| 宿のタイプ | 比較で見るところ | 注意点 |
|---|---|---|
| ビジネスホテル | 素泊まりの総額、駅からの距離、朝食の有無 | 繁忙期は料金が跳ねる |
| 温泉旅館 | 夕食の内容、部屋の条件、入湯税 | 食事内容でプラン差が大きい |
| シティホテル | 眺望・階数、レイトチェックアウト | 同じ部屋でもプランで差が出る |
| ゲストハウス・簡易宿所 | 相部屋か個室か、設備の共用範囲 | キャンセル規定が厳しい場合がある |
| 民泊・貸別荘 | 定員、清掃料、チェックイン方法 | 人数で総額が大きく変わる |
温泉旅館は「食事」でプランが分かれる
旅館の料金差はほとんどが食事内容の差です。同じ部屋でも、夕食のグレードで数千円変わります。プラン名だけでは判断できないため、献立の説明を読んでください。
民泊・貸別荘は人数で総額が動く
1棟貸しの場合、人数が増えても総額が変わらないことがあります。グループ旅行では1人あたりが大きく下がる可能性があります。ただし清掃料が別途加算される場合があるため、総額で確認してください。
ゲストハウスはキャンセル規定を特に見る
小規模な施設はキャンセル規定が厳しい場合があります。無料期間が短い、または予約時点から料金が発生することもあります。
複数サイトを比較する手順
効率的に比べるための手順です。10〜20分で終わります。
- 条件を固定する…日付、人数、部屋タイプ、食事の有無をそろえます。条件が違うと比較になりません
- 2〜3サイトで同じ宿を検索する…同じ宿・同じプランで総額を出します
- 宿の公式サイトも見る…予約サイトに出ていないプランがある場合があります
- 総額を並べる…税・サービス料・入湯税を含めた金額で比べます
- キャンセル規定を比べる…同じ総額なら条件が緩いほうを選びます
- 決めたサイトをポイントサイト経由で開いて予約する…ここで経由を忘れないようにします
比較の段階で疲れて、そのまま予約してしまうのが典型的な失敗です。「予約する」と決めた瞬間に、いったんポイントサイトを開くという手順を固定してください。
直前予約と早期予約
早期予約が向く場面
連休や繁忙期、人気の宿は早く埋まります。行きたい宿が決まっているなら、早割を使って先に確保するのが合理的です。
直前予約が向く場面
閑散期や平日は、直前に価格が下がることがあります。宿にこだわらず、日程に融通が利く場合は狙えます。
どちらもリスクがある
- 早期予約…安いプランはキャンセル条件が厳しい。予定変更に弱い
- 直前予約…下がらないこともある。選択肢が少なくなる
価格の動きは施設・時期・在庫状況によって異なります。「必ず安くなる」という性質のものではありません。
クーポンとポイントの併用
予約サイトはクーポンを配布することがあります。ポイントサイト経由と併用できるかは案件ごとに条件が異なります。
確認すべき点
- クーポン利用時もポイント付与の対象か…対象外になる案件があります
- ポイント計算の対象金額…クーポン適用後の金額で計算される場合があります
- 他のキャンペーンとの併用可否…同時に複数は使えないことがあります
これらの条件は案件ページと予約サイトの規約に記載されています。予約前に必ずご確認ください。本記事では特定の併用可否を断定していません。
予約前に確認しないと損をすること
この表でわかること:予約でやりがちな失敗と対策
| やりがちな失敗 | 何が起きるか | 対策 |
|---|---|---|
| 税抜価格で比較する | 実際の支払額が想定より高い | 総額で比較する |
| ポイント還元だけで選ぶ | 宿泊費自体が高く、差額の方が大きい | まず総額、次にポイント |
| キャンセル規定を読まない | 予定変更で全額かかる | 無料キャンセル期限を確認する |
| 経由を忘れて予約する | ポイントサイトのポイントが0になる | 経由してから予約する |
| 期間限定ポイントを放置する | 有効期限が短く失効する | 付与されたら期限を確認する |
| ポイント目的で不要な旅行を増やす | 支出が増える | 行く予定のある旅行にだけ使う |
「ポイント還元だけで選ぶ」が最も損をする
還元率が2%違っても、10,000円の宿泊なら差は200円です。一方同じ宿でプランを変えると数千円変わることがあります。比較の順番を間違えると、大きい方を取りこぼします。
ポイントを旅行に使う
期間限定ポイントの出口として有効
楽天PointClub公式には、予約・注文の時点で有効期限内であれば、実際の宿泊日が期限を過ぎていてもポイントを使えると記載されています。公式が挙げている例は、利用日が12月30日、期限が12月31日、宿泊日が翌年1月30日というケースです。
つまり期限が迫った期間限定ポイントを、先の旅行の予約に充てられるということです。失効させそうなポイントの出口として実用的です。
ポイントで払った分の扱いに注意
サービスによってはポイントで支払った分がポイント付与の対象外になる場合があります。全額をポイントで払うと、その予約では新たなポイントが貯まらないことがあります。
ポイント払い分の付与対象・対象外の扱いは各サービスで異なります。予約サイトの案内でご確認ください。
ポイントを「貯める」より「使う」で考える
宿泊予約はポイントの出口として使いやすい領域です。貯める話ばかりされますが、使い方のほうが重要な場面があります。
なぜ旅行が出口に向くのか
- 金額が大きい…数千ポイントでも実感がある使い方になります
- 期限が近いポイントに対応できる…予約時点で期限内なら宿泊日が期限後でも使えます(楽天の場合)
- 使い道に迷わない…「必要なもの」に充てられるため無駄になりません
複数のポイントを組み合わせる
予約サイトによって使えるポイントが違います。手元にあるポイントから逆算して予約サイトを選ぶという考え方もできます。
- 楽天ポイントがある→ 楽天トラベル(期間限定ポイントも使える)
- Pontaポイントがある→ じゃらん(メインポイントの設定を確認)
利用可能なポイントの種類・上限・組み合わせの条件は各予約サイトで異なります。予約前にご確認ください。
予約後にやっておくこと
- 予約確認メールを保存する…予約番号と総額を確認できる状態にしておきます
- キャンセル無料の期限をカレンダーに入れる…判断の期限を忘れないためです
- ポイントサイトの判定を確認する…経由が記録されているか、通帳や履歴で確認します
- 宿の連絡先をメモする…到着が遅れる場合の連絡に使います
ポイントが付かなかったときの備え
経由したのにポイントサイトの履歴に記録がない場合、申請できる仕組みがあるサイトもあります。予約日時・予約番号・金額・確認画面のスクリーンショットを残しておくと対応がスムーズです。
申請の可否・条件・期限はポイントサイトによって異なります。詳細は各サイトのヘルプでご確認ください。
よくある質問
どの予約サイトが一番お得ですか?
一律には決まりません。同じ宿でもサイトやプランで総額が変わり、その差がポイント還元率の差を上回ることが多いためです。総額で比較し、そのうえでポイントを足して判断してください。
じゃらんの還元率は何%ですか?
じゃらんnet公式では、予約金額(税込)に対してメインのポイント1%+じゃらん限定ポイント1%=計2%が加算されると記載されています。じゃらん限定ポイントの有効期限は、ポイント加算月を含めた12か月目の月末までです。キャンペーンによる上乗せは時期によって変わります。
ツアーや航空券でもポイントは貯まりますか?
じゃらん公式の一覧では、ツアー予約と国内航空券予約はポイント加算対象外と示されています。宿泊予約、ダイナミックパッケージ、レンタカー予約、遊び・体験予約などは対象です。詳細は各サービスの公式案内でご確認ください。
ポイントサイト経由と予約サイトのポイントは両方もらえますか?
基本的に別枠のため両方貯まります。ただし案件ごとに獲得条件・却下条件があり、経由の順番を守る必要があります。先にポイントサイトを経由してから予約を完了させてください。キャンセルするとポイントが取り消される場合があります。
期限が近い楽天ポイントを旅行に使えますか?
使えます。楽天PointClub公式には、予約時に有効期限内であれば、実際の宿泊日が期限後になってもポイントを利用できると記載されています。期限が迫った期間限定ポイントの出口として有効です。
公式サイトから予約したほうが得ですか?
場合によります。公式サイトには予約サイトに出ていない連泊プランや限定特典がある一方、ポイントサイト経由の対象にならないことが多いです。総額とポイントの合計で比べてください。
キャンセルするとポイントはどうなりますか?
取り消される場合があります。予約サイト側のポイントも、ポイントサイトのポイントも、キャンセル時は付与対象外となる規定が一般的です。詳細は各サービスの規約と案件ページでご確認ください。
まとめ
宿泊予約サイトを選ぶときは、①総額 → ②キャンセル規定 → ③ポイントサイト経経由 → ④予約サイトのポイントの順で見てください。ポイント還元率から入ると、より大きい価格差を取りこぼします。
公式で確認できた付与率は、じゃらんが予約金額(税込)に対して計2%(メインのポイント1%+じゃらん限定ポイント1%)、楽天トラベルは楽天ポイントが貯まり会員ランクアップの対象サービスです。ツアー予約と国内航空券予約はじゃらんのポイント加算対象外です。
そして宿泊は1回の金額が大きいため、ポイントサイト経由の効果が最も出やすい領域です。予約サイトを開く前に、経由を1つ足すだけで差がつきます。
- じゃらんnet「ポイントサービス変更のお知らせ」https://www.jalan.net/jalan/doc/howto/point_change/(2026年7月29日確認)
- 楽天PointClub「期間限定ポイントとは」https://point.rakuten.co.jp/guidance/terms/(2026年7月29日確認)
- 楽天PointClub「ランクアップ・キープの仕組み」https://point.rakuten.co.jp/guidance/rankkeep/(2026年7月29日確認)
- 楽天PointClub「楽天ポイントを貯める」https://point.rakuten.co.jp/get/(2026年7月29日確認)
本記事の数値・条件は2026-07-29時点の情報です。最新の内容は各公式サイト・ハピタスの案件ページでご確認ください。
本記事は、公開日または最終更新日(2026-07-29)の時点で編集部が信頼できると判断した情報をもとに作成しています。ポイントの還元率・付与条件・キャンペーン内容・各種サービスの仕様は予告なく変更されることがあり、記事の内容が最新の情報と異なる場合や、誤りが含まれている場合があります。
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