2023年12月にオープンしたばかりの「ホテル虎ノ門ヒルズ アンバウンド コレクション by Hyatt」に宿泊しました。
話題のエリアにある最新ホテル。インターナショナルな大都会東京の洗練を感じる客室。24時間利用出来るラウンジ。ホテルが意図する”虎ノ門のアーバンリビング” を実体験出来る滞在でした。
宿泊記はこちらの記事をご参照ください
このホテルの朝食は、ミシュランシェフ監修の朝食!詳しくレポートします。
目次
朝食は1階の「ル・プリスティン カフェ 東京」にて
朝食はホテルのダイニングである「ル・プリスティン カフェ 東京」にて。6時45分から10時の間に提供されております。1階に降りると、エレベーターホールの目の前にカフェがあります。
カフェはロビーと一体化しており、シームレスな空間。
ビジネスやレジャーなど、様々な目的の人々が自然に交流出来るような空間作りです。
ホテルのカフェとレストランは、ヨーロッパで長年ミシュランの星を獲得しているオランダ人シェフ、セルジオ・ハーマン氏が監修しております。
ランチタイムからは、お食事の他にカフェやバーとしても利用出来、シェフの肩書きにとらわれず気負いなく楽しめそうです。そんなミシュランスターシェフ監修のホテル朝食、気になりますよね〜?
ミシュランシェフ監修のアラカルトメニュー
朝食は、シェフがこだわり抜いた食材を使い、丁寧に調理されたアラカルトメニューからのオーダー制。プラス、ビュッフェ料理からも選べる形式。
アラカルトメニューは、バニラパンケーキ・ココナッツポリッジ・アボカドトースト・焼きそば・卵かけご飯・ホワイトオムレツ・卵2個をお好みの調理で。の7種類。メニュー自体の名称はシンプルですが、使われている食材が凝った感じでどんな味なのか気になります。
ビュッフェも全てがハイクオリティ
その前に、ビュッフェの内容をチェック。カウンターに美しく朝食メニューが並べられております。
パン・サラダ・ハム・チーズ・フルーツ・ドリンクなど。
パンはバゲットはじめ、ハード・ソフト・トーストまで種類豊富。
高級そうなバターに、コムハニーやピスタチオ・レモンとローズマリージャムなど、スプレッドも珍しくて美味しそうなものばかり。
クロワッサンやデニッシュは小さめで、色々楽しめるのが良いですね。
スモークサーモンは鮮やかな色でつやっつや。ハム類も質が良さそうなものが置かれています。
カポナータやフムスも並んでいました。
新鮮なサラダやフルーツ・ジュース
サラダの種類は粒揃いという感じ。スティック野菜やカボチャサラダもありました。
チーズは種類少なめですが、ブッラータチーズがあるのがポイント高し。
シリアルポリッジの周りにはヨーグルト。
見た目がとても美しい、フルーツコーナー。
メロンやドラゴンフルーツ、オリジナルフルーツサラダなど、高級ホテル朝食らしい果物も。
牛乳・スキムミルク・豆乳と、生搾りのフレッシュなジュース。オレンジ・グレープフルーツ・キャロットジンジャーや水菜とリンゴなど、個性的なブレンドジュースも。おすすめは定番のオレンジです!
コールドブリューコーヒーとアイスティ。デトックスウォーターもございます。
繊細かつ個性的なアラカルトメニュー
7種類から選べるアラカルトメニュー。まずはメイン級の卵料理から。
卵かけご飯“ル・プリスティン”
ヨーロッパのスターシェフ、セルジオ・ハーマン氏が日本の卵かけご飯をシェフのオリジナルにアレンジした、ここでしか味わえない一品。
生卵の黄身を割って、ご飯をまぜまぜ。簡単に言えば、生ハムとチーズ、細かく切られたトマトが入っています。まろやかで旨味のある塩気が食べやすく、朝食にぴったり。友人はこちらが一番美味しかったようです。他では見ない朝食メニューですので必食!
エッグベネディクト
具材はほうれん草・スモークサーモン・ハムから選べます。私はサーモンを選びました。盛り付けが美しい〜。
繊細な盛り付け同様に、味も良かったです。
アボカドトースト
朝食メニューらしからぬ豪華な盛り付け。トマトコンフィの酸味がアクセントに。
ホワイトオムレツ
“ほうれん草・胡麻”だけのシンプルな説明だったホワイトオムレツ。形も細長〜い状態で登場、しかもケチャップやソースは無しと、気になることだらけの一品。白身オムレツに葉っぱのせ…味付いてるのかしらん??
しかしこちらが絶品!
中には洋風だしで煮込まれたほうれん草がたっぷりと驚きの展開。何も付けなくても十分に旨味を感じるし、白胡麻の香ばしさがアクセントになり新鮮な味わいのオムレツ。ミシュランシェフらしい朝食メニューを1番強く感じた料理でした。
ビュッフェ料理も絶品!
ここで、ビュッフェカウンターから取り分けたお料理もご紹介。
サラダは野菜がとっても新鮮で美味しく、さらに一見普通な見た目のドレッシング(メニューがありませんでしたが、シーザーサラダドレッシングかな…?)も美味しいものだから、生野菜を好んで食べない私でもモリモリいただけました。
気になっていたブッラータチーズは、全粒粉クラッカーとハムを載せていただきました。コムハニーも少し垂らして冒険してみました(笑)。フレッシュかつ繊細なお味で、朝から贅沢な気分になります。シャンパンがあれば最高かも…?
マンゴーに紫蘇!?斬新なパンケーキ
まだまだ続く朝食…(笑)。最後はデザート朝食タイムです。
こちらは是非食べてみたかった「バニラパンケーキ」。繊細で華やかな盛り付けにテンションが上がります!
パンケーキの上と間にはマンゴーがたっぷり。パッションフルーツとライムのソースで、トロピカルな味わいです。パンケーキの生地もふわふわ。甘さ控えめでソースの酸味が強め、さっぱりといただけます…が、なにより驚いたのは中に紫蘇の葉が挟まれていた事。これが、個性的なトロピカルなソースと意外に合うんです。日本人では思い付かないというか…流石は外国人スターシェフ監修と思わせる斬新な組み合わせ。
クロワッサンやデニッシュも、バター香るサクサク食感で美味しかったです。ヨーグルトには、レモンローズマリージャムとココナッツフレークをかけて。なんだか自分も才能あるシェフになった気分(笑)。
感覚を刺激する・独創的な朝食を
休日の朝…クオリティの高いアラカルト料理とビュッフェメニューを、ゆっくりと堪能しました。今まで宿泊して体験したホテル朝食の中でも、もっともこだわりとクリエイティビティを感じました。ホテル虎ノ門ヒルズにお泊まりの際は是非、こちらの朝食をお試しいただきたいです♪
DATA
ル・プリスティン カフェ 東京
東京都港区虎ノ門2丁目6-4(ホテル虎ノ門ヒルズ1階)
営業時間:朝食6時45分〜10時/オールデイ11時30分〜23時(LO フード 21時45分・ドリンク22時30分)
TEL:03-6830-1077 公式サイト:ル・プリスティン 東京
※2024年1月の朝食レポートです。最新の情報はル・プリスティン東京公式HPをご覧下さい。