豊かな自然やグルメバイキングが人気だった「大江戸温泉物語 日光霧降」が、2023年「TAOYA日光霧降」にリブランドオープンしました。リブランド前と後と、何がどう変わったのかも興味津々です。・・・という事で、新生・TAOYA日光霧降に宿泊。朝食・夕食を徹底取材してきました。 レストランの雰囲気は?お酒はどんなものを楽しめる?栃木・日光ならではの料理や食材は?スイーツは?バリアフリーは?・・・気になるあれこれを詳しくレポいたします。
宿泊記についてはこちらの記事をご覧ください!ラウンジでのフリードリンクや夜食など、とにかく「本当にイイの?」というサービスばかり!要チェックです。
目次
TAOYA日光霧降・レストランはこう進化した!
TAOYA日光霧降の朝食・夕食は、今回のリニューアルで、料理の美味しさはもちろんレストランの雰囲気・盛り付け等々、大きく進化しました。
アトリウムの美しさを最大限に生かした空間
リブランド前の食事会場は、市場のアーケードやお祭りの街中をイメージさせられる、元気な空間でしたが、リブランドで新しく誕生したTAOYA日光霧降「レストラン・CURATION(キュレーション)」は、ハイセンスなリゾート感あふれるレストランへと大変身しました。
今回のリブランドで、アトリウム上部の左右を埋め尽くしていた装飾を全て撤去。さらに瓦屋根をイメージした張り出し部分が、モノトーンのクールな張り出しに変わりました。テーブルと椅子・ライブキッチンとビュッフェカウンターも、日光・霧降の自然と調和するアースカラーで統一しています。
この広い空間をひときわゴージャスに彩っているのが、全長約35メートルのライブキッチンとビュッフェカウンター。目の前に並ぶおいしそうなお料理を、ワクワクしながら選び歩く、至福の35メートルです。カートも用意され、また階段を回り込むスロープもあるので、料理を運ぶのにも、車いすやベビーカーでも不便がありません。
アジアンリゾートのような憩いの空間
今回のリブランドで大きく変わったことの一つが、レストランの客席スペース。特に、シャンデリア輝く大きな食事スペースは、南国リゾートのホテルのようで、とてもステキでした!
実はこの空間は「大江戸温泉物語 日光霧降」時代にはダンスホールとして、さらにその前身の「メルモンテ日光霧降」時代には結婚式会場として使われていた場所。この広い空間を利用したことにより、ゆったりと食事を楽しめる客席レイアウトが実現しました。
こちらはアジアンリゾートをイメージさせられる、籠を使った半個室席。プライベート感のある空間で、写真映えも抜群です。
こちらの写真はカフェ風の座席。こちらもバイキングにありがちな、食堂のような喧騒とは無縁の、ゆったりと食事を楽しめる空間になっています。その他にも、アトリウムの下や、張り出しルーフの下にも座席があり、こちらの席はビュッフェカウンターに近いので、何度もお料理を取りに往復したい食いしん坊さんにおススメ!
TAOYA日光霧降・料理の超進化!
今回のリブランドでホテルはオールインクルーシブに変わりました。それに伴い、今まで別料金だったバイキング時のお酒がすべて無料になり、また、料理の質が格段に上がりました。
これはゲストにとって一番うれしい変化ではないでしょうか。やっぱり旅の特別な時間は、美味しくて美しい料理を楽しみたいし、料理写真をSNSに投稿して、ちょっぴり旅自慢もしちゃいたい。
ここからはそんな願いを叶えてくれる、超進化したTAOYA日光霧降のバイキングをご紹介しましょう。
2人の名シェフが力を注いだ料理が楽しめる!
今回のリブランドでは、バイキングの魅力を増すために、2人の名シェフが力を注いでいます。一人は、大江戸温泉物語のバイキングをプロデュースを行っている高階孝晴シェフ。高階シェフは元品川プリンスホテル調理部長、また、予約の取れない伝説のレストラン『ハプナ』でも料理の腕を振るっていた実力派シェフです。
もう一人は、TAOYA日光霧降の料理を監修する山口伸雄シェフ。山口シェフは、シンガポールのラグジュアリーホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」でエグゼクティブ・シェフを務めた名シェフで、高階シェフプロデュースのバイキングをベースに、さらにオリジナリティあふれる魅力あるものへ進化させています。
TAOYA日光霧降・夕食バイキングはこう進化した!
リブランド前も人気だった夕食バイキング。リブランド前と後では、何が変わったのでしょうか。何よりも進化したのは、出来立てが並ぶライブキッチンがメインとなり、温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たく!料理が提供される!コレ重要!さらに盛り付けも、グッとレベルアップしていました!
1分半の動画でTAOYA日光霧降の夕食体験をどうぞ!
まずは約1分半の動画で、夕食バイキングの様子を覗いてみましょう。
地酒もブランド酒もカクテルも!全種飲み放題の酒好き天国
TAOYA日光霧降はオールインクルーシブ。前ブランドでは夕食時のお酒各種は別料金、栃木の銘酒飲み比べセットは1000円、飲み放題セットは60分で1683円でしたが、TAOYA日光霧降では、どのお酒をどれだけ飲んでも無料です。
リブランド前の飲み放題のお酒は、ビールはアサヒスーパードライ、ワインはハウスワイン、ウイスキーはブラックニッカ2種、日本酒1種などでしたが、今回のリブランドで、お酒の種類が格段にレベルアップしています。
アルコールバーは、アトリウムのレストラン入り口付近と、ホールの中央、2か所にあります。特にホール中央の、シャンデリア煌めく下にあるアルコールバーは雰囲気も抜群!何枚でも写真を撮りたくなちゃうステキな空間です。さらに、お酒のセレクトのよさと、お酒の種類が格段に増えたのも大きな進化です。
ビールは4種!おしゃれなサーバーで
ビールはおしゃれなビールサーバーで供されます。アサヒスーパードライ、アサヒ生ビール黒生・マルエフ、そしてなんと隅田川ブルーイングもありました。
ワインは赤5種・白5種!オーガニックワインも
この日並んでいたワインは、フランス「シャトー ド ヴァルコンブ エチケット ブルー」、イタリアのオーガニックワイン「MASI FRESCO」、チリワイン「アルパカ シャルドネ」など。赤は常温で、白は冷やして飲むと美味しいと聞いたことがありますが、白はきちんと冷やしてありますね!
もちろん日光や栃木県の地酒も楽しめますよ!そして地酒は冷酒で飲めるよう、氷の上に置かれています。ここも進化したポイント!
ウィスキーはブラックニッカとジャック・ダニエル、ジン、ウォッカ、果実酒はいちごのお酒など5種、焼酎は4種揃っていました。
こうして見てみると、お酒の種類が増えただけではなく、それぞれのお酒のグレードも格段にアップしています。これが全部飲み放題とは、お酒が好きな方にはたまりませんね。
お酒とアミューズの美しきマリアージュ!
食前に、お酒やノンアルコールカクテルなどと一緒に味わいたいのが、一口サイズの器に盛りつけられた、可愛らしいアミューズ。
ディナータイムのプロローグはロマンチックに楽しみたいから、美しく盛られたアミューズが嬉しいですよね!
おしゃれに盛り付けられたアミューズは9種類(春メニュー時)もありました!
温かいものは温かいまま、冷たいものは冷たく!コレ重要!
日本酒に欠かせない「お造り」も、お皿に盛りつけて供されています。氷の上に器が並べられているので、良い加減に冷えています。器も熱伝導性が高いものを使っているので、テーブルに持ってきてもひんやり!
サラダ料理のコーナーは、いい具合に冷えていて、とても美味しくいただきました。温かいものは温かいままいただけるバイキングは多いですが、意外にサラダを冷やしてくれているところって少ないんですよね。そこもリブランドで大きく進化したひとつ!
もちろん、温かいものはアツアツで供されます。
小籠包やシュウマイなどの点心は、大きな蒸篭(せいろ)で蒸されて、テンション上がりました!
世界各国のお国自慢メニューが揃う
バイキングに並ぶ料理は、フレンチ、イタリアン、ドイツ・オーストリア料理、中国料理、台湾料理、タイ料理など国際色豊か。こちらのココットに入った料理は「ヤリイカとムール貝のアクアパッツァ」。南イタリア・ナポリの郷土料理です。
こちらはオーストリアの郷土料理「シュニッツェル」。肉を薄くたたいて揚げたもので、トンカツよりも軽やかな味わいです。レモンの香りがとても爽やかで美味しかったです。
この他にも、トリュフのカルボナーラ、焼き立てピッツァ、海老のビスクスープ、タイカレー、回鍋肉など、世界各国の美味しい料理を楽しめます。
ライブキッチンで出来立て料理を!
そして、今回のリブランドの食の目玉は、何といっても長さ約35mのライブキッチン!
天ぷら、フライ、ステーキ、ピッツァをはじめとして、和洋中イタリアン・・・ライブキッチンから供される様々な料理を楽しめます。
こちらは焼き立てのステーキ。ソースも2種類から選べます。私は塩と黒胡椒だけで頂くのが好きなのでソースをかけずにいただきました!
もちろん天ぷらも揚げたてで頂けます。こちらは春メニューのタケノコのてんぷら。サクッと軽やかな食感を楽しめました。
ライブキッチンのお料理を美味しく食べるコツは、お皿に取ったら、すぐに食べること。ついつい他のお料理も次々とお皿にのせたくなるけれど、せっかくの揚げたて焼き立てのお料理が冷めてしまうともったいない!
日光&栃木 自慢の食材・ご当地グルメを楽しんで!
TAOYA日光霧降には、日光市をはじめとした栃木県自慢の料理も並びます。
日光で外せないのは湯波(ゆば)料理。京都の湯葉は、豆乳を煮詰めてできた膜を1枚で引き上げますが、日光湯波は二つ折りに引き上げて作られます。そのためボリュームのある湯波となります。
こちらは日光市のお隣、宇都宮市の名物「ぎょうざ」。こんがりと焼けた餃子も、アツアツで頂けます!
こちらも日光ならではの料理「湯波飛龍頭の湯波餡かけ(春メニュー)」。ふわふわの飛竜頭にも、餡にもたっぷりと日光湯波が入っています。おなかにも優しいので、シメの一杯に頂きました。
超キュートなスイーツも!
スイーツもまた、リブランドでステキにバージョンアップしていました!
ひとくちケーキなどの他に、一つ一つ小さな器に盛られたスイーツがあり、味はもちろんビジュアルも楽しめました。
こちらはストロベリーショートケーキと、ミルクティーショートケーキ。
ソフトクリーム、みつ豆、杏仁豆腐、ヨーグルトやフルーツ各種もありました。
そしてアイスクリームは、なんとハーゲンダッツ!これは嬉しい~。
私は「ベリートライフル(春メニュー)」「ピニャコラーダ」「ビクトリアケーキ」「杏仁豆腐」をチョイス。もっとあれこれ頂きたかったのですが、もうお腹がパンパンで(笑)。
何度通ったら全種類食べられるんでしょう!という品揃えなので、後ろ髪を引かれた数々のお料理&スイーツは次回のお楽しみに!
TAOYA日光霧降・朝食バイキングはどう進化した?
寝る前に、しっかり胃腸薬を飲んで次の日の朝食バイキングに備えた私(笑)。
胃が持たれることもなく、元気に朝食バイキングへ出かけました。
朝食はリブランド前からどう進化しているか、こちらも興味津々です!
朝のおめざはスパークリングワイン?スムージー?
まずびっくりしたのは、朝から冷えたスパークリングワインがいただけること!
シュワシュワ~っと口の中に広がる爽やかな味わいは、おめざの一杯に最高。
お酒が飲めない方や車を運転する方には、ヘルシーなスムージーがオススメ。フルーツがたっぷり入って、とってもおいしかったです。
海なし県だけど「のっけ丼」も満喫できちゃう!
そしてTAOYA日光霧降の朝食バイキングの目玉は「海鮮のっけ丼」。
海なし県だから・・・なんて言わせません!新鮮な中トロ、ズワイガニのフレーク、いくらとサーモン、釜揚げしらすなど、いくらでも乗っけちゃってください!
朝のパンはお好みのスタイルで!
ホテルで焼いた焼き立てパンの美味しさも格別。特に外はサクッ、中はしっとりのクロワッサンが美味しかったです。
自分で作れるホットサンドのコーナーもありました。こちらも美味しそう!
朝もライブキッチンで出来立て料理を
フレンチトーストはライブキッチンで焼き立てを!
トッピングのクリームやソースも色々あり、迷った挙句、あれやこれや乗せたら、インスタ映えからは遠いフレンチトーストになってしまいましたが、味は抜群に美味しかったです。
卵料理も、ライブキッチンで作ってくれる出来立てアツアツを楽しめます。
私はオムレツを注文。トロトロふわふわのオムレツはやっぱり最高!
アツアツおかずもいっぱい!
おかずもいっぱいあって、「あと二つ胃袋欲しい~」と呟きながら、あれこれ迷いながらチョイス。
こちらの肉すきは、とろとろのタマネギとコクのある牛肉がとても美味しかったです。
朝食の中で私が一番感動したのは、この肉じゃが。お出汁がめっちゃ美味しくて、ジャガイモが口の中でとろっとほどけていく、幸せで懐かしいお味でした。
朝食のシメの一杯は朝ラーメン!一口サイズなので、お腹がいっぱいでも大丈夫。
チャーシューがとても美味しかったです。
朝からケーキのシアワセ
朝食バイキングにも、ケーキ、コーヒーゼリー、大学芋などたくさんのデザートが並んでいました。
王道のプリンも甘すぎず、カラメルの香りがとてもよくてウマウマ~!
おなかパンパン~!と言いつつ、やっぱり食べちゃった朝スイーツ。
食べすぎちゃってもホテルのお庭を散策したり、ホテル内でスポーツしたりカロリー消費もできるので、この日ばかりは誘惑に負けちゃいましょう!
6月1日から8月31日は「夏のリゾートバイキング」開催!
私がTAOYA霧降に泊まったのは5月、春メニューの時でしたが、6月からは夏のバイキングメニュー「~TAOYAで楽しむ季節のグルメ~ 夏のリゾートバイキング」に変わるとのこと。どんなお料理が楽しめるのか気になって聞いてみました。
夏メニューには、ビシソワーズや冷製パスタなど、涼やかなメニューや、ハーブを使った爽やかな料理も登場するそうです(仕入れ状況などにより、メニューが変更される場合もあるそうです)。こちらも食べてみたい!
霧降の自然&アクティビティを楽しみながら、グルメな旅を!
TAOYA日光霧降が位置する霧降高原は、2022年「未来に残したい草原の里100選」に選ばれました。
霧降高原は花と紅葉の名所。5月から10月まで、様々な花が咲き、特に5月のツツジ、6月下旬から7月中旬のニッコウキスゲ、10月中旬から下旬にかけての紅葉も見事です。
また、ホテルは標高約1000mに位置しているので、蒸し暑い夏も比較的涼しく、避暑にも最高!
ぜひ、ゆっくりと日光の自然と、グルメ・温泉・スポーツ・アクティビティなど、盛りだくさんな魅力にあふれるTAOYA日光霧降の滞在を楽しんでみてください。
<TAOYA日光霧降> 所在地:栃木県日光市所野1535-1 TEL: 0570-011-263 夕食バイキング:17:00~21:00 朝食バイキング: 7:00~ 9:00 ※バイキングは90分制 アクセス:電車の場合・JR日光駅もしくは東武日光駅から無料送迎シャトルバスで15分/日光ICから日光霧降方面へ車で約20分 詳しくは公式サイト参照 公式サイト:TAOYA日光霧降 取材協力:TAOYA日光霧降
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