たびハピ

鹿児島県霧島で黒酢づくしランチ!黒酢発祥の地で身体リフレッシュ!


食材の宝庫と言われる鹿児島県でのランチ。せっかくなら地産の食材を味わいたいですよね。
黒豚もいいけど、黒酢尽くしのランチはいかが?
スーパーで手軽に購入できる黒酢ですが、黒酢発祥の地は、鹿児島県の有名温泉地・霧島市なんです。

穀物酢よりもアミノ酸のバランスがよく、内臓脂肪を燃やす、血圧を下げる、血糖値上昇を防ぐ、さらには美肌効果などさまざまな健康効果が得られると証明されている黒酢。
温泉入って、黒酢食べて、こりゃ健康長寿間違いなしの旅が楽しめる霧島市で、黒酢三昧のランチを楽しんできました。

桜島を望む黒酢の壺畑

鹿児島にいったら黒豚!もいいけど、黒酢も外せません!
しかも、黒酢が実際に作られている壺の畑と桜島の絶景を見ながらのランチは格別。ということで、早速「坂元のくろず「壺畑」&くろず情報館」行ってみると、デザインが凝りすぎてこれは屋根なのか壁なのかよくわからない建物が目の前に。

くろず情報館入口

こちらは黒酢が学べる情報館。腹が減っては戦はできませんので、情報館を通過して先にレストランへ。

そして、出ました黒酢が作られている壺群と桜島?
ありゃ見えない?

目の前にでで~んとそびえる桜島は天気がよくてもかすむことが多く壺畑と桜島の絶景が見られない日も。
別の日に行った絶景写真がこちら

壺畑と桜島

噴火中の桜島がまさに目の前!

お楽しみの霧島産黒酢づくしランチ

レストランは窓が大きくとられているので絶景を存分に堪能できますし、解放感も抜群。

くろずレストラン

レストランは窓が大きくとられているので絶景を存分に堪能できますし、解放感も抜群。

さて、坂元のくろず「壺畑」レストランは中華料理がベース。ということで、黒酢をストレートにがっつり楽しみたい人は壺畑特性酸辣湯麵がおススメ。

壺畑特性酸辣湯麵

ただ単に酸っぱいだけでなく、コクがある酸味を感じられる優しい味わい。
酸味と辛味のバランスが絶妙で食べた方は最後の一口まで飲み干すはず。とろみがあるスープなので、最後の一滴を飲んだころはかなり満腹になります。もちろん、坂元の黒酢100%使用です。

いやいや、いろんな種類をたくさん食べたいわという欲張りさんは肉と野菜をバランスよく詰め合わせた「壺畑」特製ランチをどうぞ。

「壺畑」特製ランチ


食前酢は黒酢ドリンク。
季節の野菜黒酢漬け、キビナゴの甘酢漬け、カレイの黒酢入り特製ソース、豚肉の四川風炒めなど、どれも黒酢効果か、やわらかくて滋味深い味わい。

四川風というと辛いイメージがありますが、黒酢がマイルドにしてくれていて食べやすい。
中国の辛味に勝てる黒酢パワー、すごい!!


焼売はせいろ蒸しでほかほか状態でサーブされます。
醤油やラー油もありますが、やはりここでは黒酢でいただくのがベター。

あれ?黒酢なのに黄みがかっている?と気づいたあなたは目の付け所が違いますね。
そのお話はのちほど。

杏仁豆腐

デザートの杏仁豆腐には黒酢シロップとデザートまでぬかりなし!黒酢シロップのやわらかい甘味はくせになりますよ。

ちなみに無料でふるまわれるジャスミン茶。これ、無料のレベルを超えた香り高いお茶なんです。
しかも、ポットが置かれ、ご自由にふんだんに飲んでくださいと言わんばかり。
大盤振る舞いに感謝!

黒酢ランチでいただいた黒酢をお土産に

坂元の黒酢を堪能したらやっぱりお土産に買いたくなりますよね。情報館に戻りお土産エリアで早速物色。

黒酢だけでなく、黒酢を使ったドレッシングやジャム、黒酢の発酵過程ででるもろみを凝縮したものまで目移りするほどのラインナップ。

黒酢しろみつ

ランチの杏仁豆腐でトッピングされていた黒酢しろみつも購入できます。
筆者も購入し、ヨーグルトに、紅茶に、料理の隠し味にと大活躍!

ランチで食べた酸辣湯をごはんにトッピングして食べる黒酢酸辣飯も。

これがですね、ご飯が進むんですよ。ほんとに。
豆腐にトッピングしたり、生野菜のディップとしても大活躍。
リピ間違いなし!

黒酢加工品も魅力的ですが、やっぱり元祖黒酢も買いたい。
といってもこれがまたいろんな種類があって迷う迷う。

そんなときは試飲コーナーへ。

黒酢は熟成期間で色も味も違う

黒酢初心者におススメしているのがオリゴ糖入りのりんご黒酢。
水やソーダで割ってもりんごの甘味が黒酢の酸味をマイルドにしてくれるので飲みやすい!
お店一押しは牛乳割り。
リンゴヨーグルトのような風味でかなり飲みやすいです。

いやいや、やっぱり黒酢をストレートでという人が迷うのが、壺の中で発酵・熟成させた期間、1年、2年、3年、5年もののどれを購入しようかというところではないでしょうか。
もちろん熟成期間が長いほど高くなりますが、これも好みがあるので順番に試飲させてもらうとよいでしょう。

1年:酸味強め
2年:酸味がややまろやかに。リピーターに人気商品
3年:甘味と酸味のバランスもちょうどよく、コクもしっかり
5年:濃厚、酸味はほぼ感じられない
5年(樽熟成):トロッとした味わいでウィスキーのような風味が感じられる。

ちなみに、熟成期間で味わいも変わりますが色味も変化。熟成が進むごとに濃い黒色になります。なぜ色づいてくるかはまだ解明しきれてない神秘的な現象です。

手間暇がかかっている分、熟成期間が長ければ長いほど価格も高くなります。

黒酢の原料は米麹と蒸し米、地下水ですが、こちらの黒酢は有機米と有機米麹。

他の黒酢に比べるとまろやかさがダントツ!
後味のコクも濃厚!

筆者が最近はまっている黒酢です。

黒酢を学べば毎日摂取したくなる!

食べて飲んで実感した黒酢のおいしさ。
最後に黒酢を学んで健康長寿をめざしましょう!

お土産販売スペースの横にくろず情報館があります。
ここでは黒酢作りの歴史や効能が学べます。

歴史年表や黒酢作りの過程が図解で展示しています。

鹿児島県霧島市の黒酢作りは江戸時代後期から始まりました。
この地は夏も海からの風で比較的涼しく、冬は暖かくて霜が降りることも少なく年間を通して温暖な気候が特徴。

豊富な地下水や交通の要所だったため良質な米も集まり、さらに薩摩焼として知られる窯元もあり、黒酢作りに必要なものがすべてそろっていたのです。

壺畑

レストランの外にある壺畑。
この壺はおいているだけじゃないんですよ。現役で黒酢を作っているんです。

黒酢の原料は蒸し米、米麹、地下水の3つのみ。
あとは太陽と壺の中の微生物の力を借りて1年以上かけて黒酢を作ります。
が、ここにあと一つ必要なのが人の手。

それぞれの微生物が活動するためには適切な環境が必要です。
毎日壺に耳を傾け、音を聞き、わが子を育てるように愛情をかけて黒酢を育てます。

黒酢の製造過程がわかる映像もあるのでぜひお立ち寄りを。手間暇をかけている様子がよくわかります。

黒酢は毎日ちょっとずつでも摂取することが重要です。健康長寿の第一歩に黒酢週間いかがですか?鹿児島旅行でおいしい豚肉を食べすぎた胃にも優しく寄り添ってくれるはず(笑)

DATA
坂元のくろず「壺畑」&くろず情報館
 住所:鹿児島県霧島市福山町福山3075
 電話番号:0995-54-7200(情報館)0995-54-7700(レストラン)
 営業時間:9:00~17:00(レストラン10:00~、ランチ11:30~)
 公式HP

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