引っ越しにかかる時間は、荷物量や移動距離で変わります。荷物量が多ければ搬入出時間が増え、移動距離が長いと、さらに移動時間が増えます。
しかし、これらは工夫次第で短くすることが可能です。引っ越しは当日の作業だけではなく、事前の準備や事後の片づけでもやることが多くあります。段取りを決めて手際よくやることで引っ越し当日に必要な時間を節約できます。
本記事では、引っ越しにかかる時間について詳しく解説します。事前準備や当日作業にかかる時間が気になる方は参考にしてください。
目次
引っ越し作業にどれくらい時間がかかる?
引っ越し作業の工程は、大きく荷物の搬入出と移動に分けられます。当日に業者が到着して新居に荷物を搬入するまでの総時間は、移動距離が少なければ4時間程度とされています。
搬入出にかかる時間は、一般的に60〜150分程度です。もちろん、荷物量が少ない単身者であれば短くなり、荷物量が多い家族世帯であれば長くなります。
荷物の量だけでなく、住居の構造によっても必要な時間は変わります。例えば、エレベーター付きの建物での荷物の運搬は、その待ち時間も考慮する必要があります。
移動にかかる時間は30分で済むこともあれば、1日かかることもあります。移動距離が短い場合でも通行量が多いルートを行くと渋滞などで時間が取られます。移動ルートも入念に検討しておきましょう。
引っ越し業者が来るまでに必要な準備
引っ越し業者が来る前に済ませておくべきことには、役所の手続きやライフラインの届出以外に以下のようなものがあります。
- 荷造り
- 荷物リストの作成
- トラックの駐車場所の確保
- 近所の方へのあいさつ
梱包したダンボールには中身を書いたラベルを貼り、荷物リストを作成しておきましょう。リストがあれば搬入出の際の確認作業がしやすくなります。
トラックには大きな駐車スペースが必要なので、ほかの自動車がいて作業に入れないといったことがないよう手配しましょう。また、近所の方には迷惑にならないよう事前にお知らせしておきます。
引っ越し当日は、慌ただしくなるので、近所の方へのあいさつは、先に済ませておきましょう。
旧居で引っ越し作業をする
旧居での引っ越し作業は以下のような流れです。
- 引っ越し料金を払う
- 搬出作業に立ち会う
- ゴミを処分する
- ガスの閉栓に立ち会う
- 掃除する
- 退去手続きを済ませる
以下で、詳しく解説します。
引っ越し料金を払う
引っ越し作業を始める前に料金を支払います。あと払いやカード払いなどが可能な業者もありますが、一般的には前払いが基本です。引っ越し料金の支払い方法は、国土交通省の「標準引越運送約款」にしたがいます。
見積もり書に記載された金額を封筒に入れて用意しておくと、スムーズに進みます。
搬出作業に立会う
基本的に、引っ越しの搬出作業には立ち会わなければなりません。作業中の荷物の紛失や破損などでのトラブルを防止するためです。また、引っ越し業者から指示を求められることも多いので、その場にいることは大切です。
自身の都合等で立ち会いができない場合は、代理人を立てます。荷物リストや新居での家具の配置を説明したメモを渡しておけば、代理人の作業もスムーズに進みます。
引っ越しで出たゴミを処分する
引っ越しでは大量の廃棄物が出ます。準備をしていても出発までに処分しきれなかったゴミについては、以下の方法で対応も可能です。
- 新居でゴミとして処分
- ゴミ処理施設に持ち込んで処分
- 近隣の方に処分をお願いする
自治体の粗大ゴミ引き取りは、多くの場合、毎月の期日が決まっており、予約して回収してもらう方式です。できるだけ早めに手配しておきましょう。
ガスの閉栓の立会い
ライフラインのうちガスは、室内で閉栓を行う場合などは立ち会いが必要です。電気と水道は事前に手続きをしておけば当日の立ち会いは不要です。
どうしても閉栓の立ち会いができない場合は、管理会社や大家を代理人に立てることも可能です。
旧居を掃除
旧居の掃除は、壁、床、水回りなどポイントになるところをきれいにしておくとよいでしょう。以下が主なものとなります。
- 壁の落書きや穴
- 冷蔵庫や洗濯機の下の跡
- タバコによるヤニ汚れ
- 台所の油汚れ
- 水周りのカビやアカ
注意として、賃貸物件には退去時の原状回復義務があります。原状回復で入居者が負担するのは、経年劣化や通常の使用の範囲を超えた分です。壁の落書きや押しピンの穴は消したり、修復しないといけませんし、ヤニ汚れも落とさないといけません。
原状回復については、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で入居者と家主の負担区分が示されています。修復の費用がかかる場合は敷金から差し引かれるので、普段からきれいに使うよう心がけましょう。
退去手続きを済ませる
引っ越し作業日と旧居の退去日が同じ場合は、すべての作業が終わった段階で退去手続きを行います。退去手続きでは、管理会社または家主が、入居者の立ち会いの下で部屋の状態を確認します。
部屋の汚れの程度によっては、後日修理代などを請求されることがあるかもしれません。確認が終わったら、鍵や備品を返還して終了となります。
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新居での引っ越し作業
新居での作業の流れは以下のようになります。
- ライフライン(電気・ガス・水道)の開通・開栓をする
- 荷物の搬入をする
- 荷解きをする
以下、詳しく解説します。
ライフライン(電気・ガス・水道)の開通・開栓をする
新居ではライフラインの使用開始の作業があります。電気と水道については通常、配電盤のブレーカーを上げ、水道の元栓を開けば、即座に使用可能になります。
ガスは、ガス会社の担当者が来訪しての開栓作業が必要です。入居1~2週間前には、開栓の予約をしておきましょう。年末年始などの繁忙期には、余裕を持って早めに手配する必要があります。
荷物の搬入をする
新居への荷物の搬入にも立ち会いが必要です。事前に作成したリストを見ながら、破損や紛失の確認を行ってください。また、引っ越し業者に家具の配置などを指示する必要があります。
家具の配置をあらかじめ決めておけば、搬入作業がスムーズできます。
荷解きをする
搬入作業が終わると荷解きします。この作業はご自身で行うことが多いですが、引っ越し業者がオプションで提供する場合もあります。片づけと並行して以下の順序で行うと効率よくできます。
- 家具や家電を配置する
- 部屋別に荷物を置く
- 収納スペースを確保する
- 使うものから荷解きする
荷解きは使う優先度が高いものから行いましょう。
当日の引っ越しにかかる作業時間を短くする方法
引っ越しにかかる作業時間を短くする方法はいくつかあります。当日でなくてもできることは早めに済ませましょう。また、当日に行う作業も、準備しておけば時間を節約できます。
- 荷造りを早めに終わらせておく
- 鍵の受け取りをしておく
- 引っ越し料金を用意しておく
荷造りを早めに終わらせておく
荷造りは早めに終わらせておきましょう。引っ越し当日までに完了していないと、引っ越し業者に追加料金で依頼することになってしまいます。
荷造りを早めに終わらせておけば他の作業を進められるので、トータルの時間を短縮できます。
鍵の受け取りをしておく
新居の鍵は早めに受け取りましょう。少なくとも引っ越し当日には手元に確保しましょう。新居をすぐに開けられないと、荷物の搬入が遅れて作業時間が延びてしまいます。
入居日に鍵を渡すという家主もいるので、実際の入居日を手続き上の入居日のあとに設定するなど工夫が必要なこともあります。
引っ越し料金を用意しておく
引っ越し料金は、見積もり段階で分かっているため、当日は封筒などに入れて用意しておくと支払いがスムーズにできます。
当日の作業の結果、追加料金が必要になることもあります。見積もり額よりも少し多めに用意しておくことも大事です。
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買取アプリ「Pollet」で事前に荷物を減らしておこう
引っ越し日にかかる時間を短縮するには、事前の準備が欠かせません。特に荷物の量は、当日の作業量に直結します。できるだけ絞り込んでおくことが、上手な引っ越しのコツと言えます。
新居に持ち込まないものをあらかじめ処分しておく必要があります。早い段階で不用品を選別しておけば、捨てるだけでなく売却して、お金に換える時間も取れます。
リユースショップなどに持ち込む方法がありますが、ほとんどの場合、引っ越しの準備などで忙しいでしょう。
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引っ越しには十分な時間を取っておく
引っ越し作業の工程は、荷物の搬入出と移動に分けられます。当日に業者が到着して新居に荷物を搬入するまでの総時間は4時間程度とされています。
搬入出にかかる時間は、事前の準備をしておくことで短縮が可能です。不用品を早めに処分しておく、梱包や荷解きをスムーズにするため荷物リストを作っておくなど、できることはいろいろあります。
また、引っ越し先の鍵を事前に用意しておくことや、引っ越し料金の支払いの準備をしておくことで、引っ越し業者を待たせずに済みます。
引っ越しではやらねばならないことは多いので、余裕を持って動きましょう。計画、スケジュールをきちんと立てることが大事です。