東南アジアでは入国制限緩和が相次ぎ、日本からの海外渡航が徐々に再開しているものの、人気の旅先「台湾」はまだ渡航禁止が続いています。
夏はマンゴー、冬は火鍋と最低2回は台湾にいかなければ気が済まなかった筆者は、うずうずしながら待つのももう限界。
「台湾料理が食べられる居酒屋やレストランはあれど、それじゃ満足できない。台湾にいるときのような食べ歩きがしたい!」
ということで、大阪で台湾グルメ食べ歩きを決行することに!
ただ単に食べ歩きするだけじゃなくクオリティーも台湾そのもののお店をリサーチし食べ歩きしてみました。
目次
天神橋筋商店街で台湾グルメ食べ歩き!
今回、台湾グルメ食べ歩きをするスポットは、日本一長い天神橋筋商店街。
天神橋筋商店街は加盟店舗数約300店、長さは約870m。
その両側にパン屋・お弁当屋・洋服屋、雑貨屋、居酒屋とありとあらゆるジャンルの店が、軒を連ね、歩いているだけでも楽しい商店街。
屋根がついているので雨の日でも気軽に買い物や食べ歩きできるのがうれしいポイント。
たこ焼きやたい焼きをほおばりながら歩いてもOK!そんな大阪気分も味わいつつも、今回はあえての台湾食べ歩き(笑)
台湾朝ごはんの定番・鹹豆漿(シェンドウジャン)&揚げパン
早速、南側の入口にある台湾朝ごはんやさん「wanna manna(ワナマナ)」からスタート!
朝ごはんは外で食べるのが定番の台湾人。朝5時オープンなんて店もあるほどです。
台湾旅気分を味わうべく、食べ歩きも朝ごはんからスタート。
看板に書いている台灣早餐とは、朝食という意味。
台湾で食べられている定番朝ごはんをメインメニューにしているだけありオープンは朝8時ととっても早いです。
台湾朝ごはんに特化したお店が少ないこともあり、土日は行列覚悟で。ちなみに筆者は土曜日の8時半に到着し、店内に入れたのは30分後でした。
鹹豆漿(シェンドウジャン)
おススメは台湾で定番の朝ごはん「鹹豆漿(シェンドウジャン)」。
豆乳を酢でゆるく固めたものに、ザーサイやネギをトッピングしてラー油で味をととのえています。
そのままするすると飲むように食べてもおいしいですが、台湾で油條(ヨウティアオ)と呼ばれている揚げパンをひたひたに浸して食べるのが台湾流。揚げパンはぜひとも追加でオーダーを。
他にも魅惑の台湾朝ごはんあり
おなかに余裕があれば焼餅も!
餅という漢字が入っていますが、餅ではありません。台湾風の焼きパンのことで、卵や野菜、先ほど紹介した揚げパンなどを挟んで豪快に食べるボリューム満点のサンドイッチのようなもの。パンに揚げパンとダブルで粉もんなので、かなりお腹いっぱいになります。
ほんのり甘いソースがトッピングしてあるのでスイーツっぽい感じもします。
そのほか、おにぎりの中に揚げパンを入れたものや、トーストにたっぷりのマヨネーズをサンドしたもの、もちもちの生地に卵を巻いたクレープ(蛋餅)、自家製絞りたて豆乳もあります。
DATA wanna manna(ワナマナ) 所在地:大阪府大阪市北区天神橋1丁目10-13 電話番号:06-6809-2128 営業時間:8:00~18:30(18:00LO) 定休日:日曜日 公式サイト wanna manna
台湾スイーツの定番 パイナップルケーキと台湾カステラ
朝ごはん屋さんから徒歩30秒で台湾スイーツの定番土産が購入できる「台湾菓子 万華」に到着。
ご飯を食べた後は甘いものですもんね。
台湾スイーツといえば、パイナップルケーキと今、大ブーム中の台湾カステラ。
それになんとヌガーも買えちゃいます。
一押しは焼きたて台湾カステラ
やはり一押しは大ブーム中の台湾カステラ。
台湾の伝統的な焼き方に徹底的にこだわって作っており、手間暇をかけているため、販売曜日が決まっています。
オープンと同時に焼きあがるように作っているので焼きたてを食べたいならオープン直後の10時に行くのがおススメ。
売り切れ次第販売終了の人気商品なので確実にゲットするなら予約必須。
タイミングよく焼きたての時間に訪問できればカッティングもみられます。
手に持っているのがフルサイズ、この半分のハーフサイズもあります。
大きいなと思っても一口食べれば、あっという間にペロリと食べられてしまうほどのくちどけなので、迷うことなくフルサイズ購入をおススメします。フルサイズのほうがコスパもいいですしね!
人気のパイナップルケーキは3種類
台湾の定番スイーツパイナップルケーキ!
この店では三種類のパイナップルケーキが販売されています。
1.パイナップルの果肉感と甘酸っぱさ感じる「土鳳梨酥」
2.パイナップルと冬瓜をミックスした「冬瓜鳳梨酥」
3.クランベリーとくるみの「蔓越莓核桃酥」
外側のクッキー生地はいずれもさっくさっく。
パイナップルを存分に味わうなら1番、甘いジャムのような食感を楽しみたいなら2番、ザックザック食感や酸味がお好みなら3番をどうぞ。
いずれも試食があるので自分好みのものを試してから食べられるのがうれしい!
ヌガーも新感覚!
砂糖、はちみつ、たっぷりの卵白を混ぜ合わせ、アーモンドやドライフルーツをいれて固めたヌガー。
筆者はあのねっとりと歯につく感じが苦手なのですが、こちらのヌガーは一味違うんです!
キャラメルのような弾力がありながらも、クッキーのようなさっくり食感でまったく歯につかない!これめちゃくちゃ重要なポイント。
しかも、甘ったるくない!
台湾人が大好きなネギをたっぷりいれたネギヌガーは塩気が強く、甘さ控えめ。
新感覚ヌガーをぜひお試しあれ。
DATA 台湾菓子 万華 所在地:大阪府大阪市北区天神橋1-12−20 TEL 06-6940-0828 定休日:日曜日 営業時間:10:00〜18:30 ※テイクアウトのみ 公式サイト:台湾菓子 万華
小籠包・店頭のせいろにノックダウン!
天神橋筋商店街を北上していくと見えてくるのが高くつまれたせいろ。「台湾タンパオ 天五店」です。
やっぱり小籠包
しかも、この立ち上る湯気からほんのり肉汁の香り。これを見たら小籠包を食べなくちゃという気分になりますよね。
蓋をあけた瞬間のもうもうの湯気はたまりませんね~。
蒸したてほやほやの小籠包をレンゲにのせ、まずは上部の皮をやぶり肉汁をちゅうちゅう。
これですよ!この肉汁が台湾!小籠包の定番針しょうがは別でオーダーすれば持ってきてもらえます。
醤油と酢をブレンドして針しょうがをひたして食べるとさっぱり後味へ。
蒸し物は小籠包以外にも海老焼売、肉まんなどもあります。
もっちもちの「ちまき」や台湾スイーツも美味
ご飯ものは豚肉をとろとろに煮込んだルーロー飯がありますが、台湾のご飯ものといえば「ちまき」はぜひとも食べてもらいたい一品。
もっちもっちで腹持ちがいいのと、台湾独特のスパイスも入っていて異国の味。
豆花やかき氷、ごま団子などのスイーツもあり、台湾グルメをまるごと食べたいという人にはうってつけのお店。
DATA 台湾タンパオ 天五店 所在地:大阪府大阪市北区天神橋5-8-27 TEL 06-6232-8235 営業時間:11:00〜19:30 公式サイト:台湾タンパオ 天五店
台湾スイーツ「豆花」・10種類のトッピングはすべて手作り!
食べ歩きの〆はやっぱりスイーツですよね。
天神橋筋商店街の北側の終点をぬけて住宅街に入ったところにある「南所豆花」は「豆」という看板を掲げているように豆花専門店。
豆花とは絹豆腐よりもやわらかいお豆腐のスイーツです。
豆花を提供するお店が増えているものの、豆花専門店がなかなかないなと思っていたところに満を持して登場したのがこちらのお店。
なんといってもこのお店の特徴は10種類のトッピングを選べること!
これ、台湾では普通なんですが、日本ではなかなかないです。
しかも、トッピングはすべて手作り。
台湾大好き筆者のチョイスは?
プレーン豆花やレモンシロップをかけたレモン豆花などもありますが、まずは、4種類のトッピングが選べる南所豆花をチョイス。
筆者おススメは、ピーナッツ。
砂糖水でコトコト煮込んだピーナッツは口の中でほろほろにとけます。
他には美容によいといわれるハト麦、ねっとり食感が病みつきになるタロイモ、カロリーゼロでつるんと食べられる仙草ゼリーなんていかがでしょうか。
とはいえ、もちもちのタピオカや緑豆、フングェと呼ばれるわらび餅も捨てがたい。
もう選べない!という人は、追加でトッピングしちゃいましょう(笑)
DATA 南所豆花 所在地:大阪府大阪市北区本庄東2-7 TEL 06-7709-4887 営業時間:11:00〜19:00
大阪城公園の近くにはタロイモマンや豚まんも!
天神橋筋商店街からは外れてしまいますが、台湾の肉まん専門店もあります。
現地のスパイスをたっぷりと使った肉まんは日本のとは一味違う!
タロイモマンやゴマアンマンなどのスイーツマンもあるので、お土産にいかが?
台湾に行きたいけど行けない!本格的な台湾グルメの味を堪能したいという人にぴったりの食べ歩きコースをご紹介しました。
天神橋筋商店街でザ・大阪の雰囲気も楽しめるで一石二鳥のこのコース。
いずれも台湾の方がオーナーだったり、作っていたりするので本格的な味を楽しめますよ!
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