と気になっていませんか。
学校や仕事の都合で転居したり、社会人になって出会いがなかったりで、友達を作るきっかけがないなと感じるシチュエーションも多いかと思います。
社会人になってからの出会いならマッチングアプリが主流ですが、これは男女の恋愛を前提としたサービスなので、友達作りで使っている人は稀ですし、そもそも同性の検索はできません。
一方、Tinderは大手マッチングアプリの中で唯一「同性の検索」が可能です。
Tinder自体が「恋人や友達探しに」といった趣旨のアプリとなっており、出会いの目的を限定していないアプリなので、友達作りの手段としては適切なように思えます。
しかし、Tinderでの友達作りができるかどうかには色々と条件があり、誰でも友達作りができるわけではありません。
この記事では、Tinderが友達作りに使えるのか、またその場合はどのように活用していけば良いのかについて解説します。
- 累計マッチ数550億の世界最大級のマッチングアプリ
- 男女共に無料で使える!
- 友達作りから恋人探しまでさまざまな機能が充実
Tinderの友達作りは「女性の同性の友達」なら可能。だが難易度はかなり高い
Tinderは大手マッチングアプリの中で唯一、同性・異性どちらの検索も可能です。よって、Tinderでのマッチングは以下のパターンが考えられます。
Tinderのマッチングパターン
- ⑴男性-男性
- ⑵男性-女性
- ⑶女性-女性
Tinderの友達作りで現実的に可能なのは(3)のパターンです。
つまり、Tinderで友達作りができるかどうかの結論としては、「あなたが女性で、かつ女性の友達を作りたい場合」に限っては可能です。
実際に、TInder経由で女友達ができたという女性の声も散見されます。
Tinderで友達できた!女の子の!電話した時にご飯行きたいねって言われていつもは渋るんだけど、肌荒れてるのコンプレックスであんまり人目に付くとこ行くの得意じゃないって言ったら個室のとこ行こ!って言ってくれた
出典:twitter
女性ユーザー Tinderで女の子の友達できた。今週あそぶ。すごくたのしみ 出典:twitter
友達作り目的で利用している人も少なくないようです。
女性ユーザー
Tinderは友達作りが目的で女の子としかマッチしないようにして彼も認知してる
出典:twitter
しかしながら、これらはごく一部の成功事例であって、実際に友達作りをしようとしても、そうスムーズにはいきません。
また、上記のような口コミを調査してみたところ、男性ユーザーで「友達ができた」とコメントしている人は皆無でした。
というわけで、Tinderでの友達作りは「できないことはない」くらいに考えていただけると良いと思います。
次章では、Tinderでの友達作りの難しさについて解説していきます。
Tinderでの友達作りは難しいと言える理由
Tinderでの友達作りが難しい理由を解説します。
Tinderでの友達作りは難しい理由
「友達作り目的」でTinderを使っているのはかなり少数派
友達作りが不可能ではないとはいえ、ユーザーの割合としてはかなり少数派です。
Tinderの「恋人探しから友達作りまで幅広い目的で利用できるカジュアルなマッチングアプリ」というのはあくまで表向きの建前の話です。
Tinderの実態はセフレ・ワンナイト目的の会員が多くを占める「出会い系」のようなアプリになっています。
Tinderを使っている人のイメージ
男性
- 「女の子と遊びたい(ヤリモク)」
- 「家の近くで気軽に会える人いないかな」
- 「友達とノリで始めた」
女性
- 「若いうちに楽しいことしたい」
- 「寂しいから誰か相手してほしい」
- 「暇つぶし。イケメンで楽しそうなら会う」
- 「同性の友達探しをしている」
※このほかに業者が合わせて3割くらいいる
会員はたいてい「暇つぶし」「ヤリモク」「友達探し」「業者」のどれかです。
友達作りはおろか、「普通に彼氏彼女を作りたい」という人すらもほとんどいません。
イメージとしては「夜の渋谷の路地裏」といったところでしょうか。
ナンパで声をかけまくる男、暇つぶしの女、クラブ帰りの若者、アングラな儲け話…。このような雰囲気を醸し出すアプリで、かなり混沌としています。
利用目的が細分化しすぎて「同じ目的の人」と会いづらい
TInderは恋愛に限定しない「広義の出会い」を実現するためのアプリです。
しかしこの「何でもアリ」な側面が影響して、同じ目的の人となかなか出会えないという状況になっています。
また検索機能がほとんどないに等しく、友達作り目的の人だけを表示させることができません。
Tinderには以下のような「今求めるもの」をプロフィールに設定できます。
Tinderのプロフィール設定
- 恋人がほしい
- いい人がいれば付き合いたい
- 友達がほしい
- 暇つぶし
- チャット相手
- まだわからない
ここで「友達がほしいに設定しているだけをフィルタリング」ができれば良いのですが、現状の検索システムではそれができません。
また前述の本音と建前の話と関連しますが、「恋人がほしい(と設定しているが実際はセフレ探し)」のような人がいたり、そもそも実際の出会いを求めていない人(暇つぶし、チャット相手)がいたりと、利用者層はかなりごちゃごちゃしています。
男性ユーザー
Tinderで女友達を探してる意味がわからないし、男の文句をいうくらいならTinderやめればいいのに。
出典:twitter
女性ユーザー
例のTinderの男の子、やっぱり本気にならなくて良かった。
Tinderはやっぱりそういう目的だよね、ほとんどの人は。
甘い言葉には必ず裏があると思っている(超ひねくれ)ので、疑っておいて良かったと思いました
出典:twitter
男性ユーザー
なぜかTinderで婚活してる人がいる。そして、沼って終わってる
結婚したいなら結婚相談所一択な気が出典:twitter
同じ趣味の人を見つけることができない
大人になってからの友達作りとなると、共通の趣味のようなものがあればスムーズですが、Tinderでは趣味をきっかけに検索する機能は搭載されていません。
Tinderの検索は「性別・年齢・位置情報」の3つのみで、それ以外の条件で絞り込み検索ができないのです。
プロフィールに興味を設定する項目もありますが、「水族館」「散歩」「映画鑑賞」など、かなり漠然としたものばかり。
この情報をきっかけに話が広がりそうにもありません。
補足:趣味検索がある恋活アプリの方が、結果的に友達を作れるかも?
マッチングアプリの中で「ペアーズ」と「with」は、趣味や興味関心を軸に相手を探す機能を搭載しています。(ペアーズの「コミュニティ」、withの「好みカード」)
趣味が近い人と友達になりたいなら、ペアーズやwithで出会って「恋愛関係にはならなかったけど、趣味が近いのでそのまま友達になった」といった展開を期待した方が、まだ実現可能性は高いと言えます。
異性の友達限定になりますが、恋愛系マッチングアプリにも「最近引っ越したばかりなので、友達も募集しています」といったプロフィールを記載している人や、「まずは友達から始めたい」という恋愛観の人も多数登録しているので、異性の友達を作るなら、Tinderよりもペアーズやwithの方が早いかもしれません。
友達作り=業者・マルチビジネスの勧誘の可能性も考えられるので要注意
Tinderには友達作りという名目で利用している業者やマルチビジネス業者も潜んでいます。
マッチングアプリには出会い目的ではなく、金銭目的でアプリを利用する「業者」がつきものです。
そんな中でもTinderは特に業者が溢れているという声が目立ちます。
Tinderに業者がいたという目撃情報は多いですが、最近特に目立つのが「アジア系美女アカウントによる投資詐欺」です。
K-POPアイドルのようなアジア系美女から投資詐欺の勧誘をされるケースがTinderで多発しています。
①投資詐欺
最初は普通のやり取りですが、徐々に「仮想通貨」「マンション投資」などの話に移行。
主に女性アカウントで男性が狙われます。
「自分にお金を預ければ、○倍になって返ってくる」といった具合に金銭を要求してくるのが手口です。
特徴
- プロフィール写真がアジア系の美人(韓国系、中国系)
- 女性から積極的にメッセージしてくる
- プロフィールにLINE IDを記載している(←100%業者と断定してOK)
当然ながら、プロフィールに設定しているアジア系美女の写真は偽物で、詐欺グループがメッセージなどをおこなっています。
②マルチビジネスの勧誘
こちらは男女共に存在する業者です。
最初は普通のやり取りをしつつ、次第にマルチ商法ビジネス団体に誘われるようになります。
勧められるままローンを組まされ借金だけが残る事例も多いです。
特徴
- (女性)積極的にメッセージしてくる
- プロフィールに「夢」「成長」「幸福」「人生変わった」「ビジネス」などのキーワードが多い
- 「夢・成功・感謝」といった過剰にポジティブな言葉を頻繁に使う
- パーティーや複数人の集まりに誘ってくる
このようにTinderは他のアプリよりも業者が生息しやすい環境となっています。
特に(2)のマルチビジネスの勧誘は要注意です。
彼らは「上京してきて友達がいない人」や「新たな出会いを求めている人」を狙ってくる特徴があります。
その方が自分たちの団体に誘いやすくなるからです。
友達がいなくて寂しいという感情につけこんで、懐に入ってきやすいというわけです。
そういった業者にとって、Tinderで友達を探している人というのはまさに狙いどころとなってしまいます。
ちなみに、Tinderにいる要注意人物について詳しく知りたいなら、Tinderの要注意人物に関して詳しく紹介した記事もあるのであわせてご覧ください。
友達の意味が違うことも多い
TInderで友達を探していると書いているものの、意味が違うケースも少なくありません。
体目的(セフレ)を意味する場合も多く、遊びでTInderを利用している男性・女性がこういった言い回しを使うこともよくあります。
Tinderで海外の友達作りは可能【有料プラン限定】
Tinderはアメリカ発のマッチングアプリで、日本国内だけでなく世界中で利用されています。
そしてTinderの有料プランに加入すれば、海外の友達作りをすることができます。
Tinderで海外の友達作りは可能
パスポート機能で世界中好きな場所から検索
Tinderには、Tinder+、GOLD、TinderPLATINUMの3種類のプランが用意されています。
そして有料プランに加入すると「パスポート」という機能が使えるようになります。
「パスポート」機能では、現在地ではなく「所定の位置から○km」といった検索もできます。
パスポート機能は都市名を検索、または地図上でピンを留め、その場所にいる会員とマッチングできる機能です。
例えば「ロンドンから○kmで同性・同世代」のように、日本から遠い場所のユーザーを表示可能です。
パスポート機能を利用すれば、国内にいながら外国人と仲良くなれます。語学学習の相手探しをしている人も多いようです。
また、旅行の予定がある方は出発前にマッチングし、会う約束をしておけば、旅行をより楽しめるでしょう。
男性ユーザー(友人の経験談)
仲良い友達がTinderで位置情報を海外にしてその国の人達と繋がって語学学習してる言ってて、まじの天才やんって思った
出典:twitter
頻繁に渡航する方や、海外の友達を見つけたい方におすすめで、語学学習の相手探しに活用している人もいるようです。
有料プランに加入すれば、こういった形で海外の友達を作ることができます。
tinderの有料プラン料金について詳しい解説はこちらから
海外では健全な利用がメイン
日本だと「ヤリモク向けのアプリ」のようなアングラなイメージを持たれるTinderですが、実は海外では健全な利用がメインです。
日本で出会うような明らかな遊び目的の人はそれほど多くなく、恋人探しや友達作りとして使われています。
女性ユーザー
数年ぶりくらいに日本でTinder開いたら、完全にヤリモクアプリ化してて失笑した。
海外でTinderで友達とか、OB訪問の人いっぱい作れたのに、日本のTinderだけ、なんか明らかにプロフからそんな感じで隔世の感がある
出典:twitter
女性ユーザー
Tinderから日本の闇がうかがえる。
海外ではこんなに不健全なアプリじゃないのに。海外でTinder通して友達たくさん作れたし好きなアプリなんだけどな。
出典:twitter
男性ユーザー(友人の体験談)
前、海外に住んでる友達にも聞いたんだけど、tinderは海外だとちゃんとしたアプリなんだよな。なんで日本だとヤリモクアプリ化してしまったんだろうか
出典:twitter
日本ではなぜか不健全な使われ方をすることが多いTinderですが、海外ではカジュアルに友達を見つけるためのツールとしても用いられているため、有料プランでパスポート機能を使えば、海外の友達を作ることもできるでしょう。
友達作り目的でTinderを使う3ステップ
では、実際に友達作りでTinderを使う際に意識すべきことを解説していきます。
友達作りでTinderを使う際に意識すべきこと
興味あることを「友達がほしい」に設定
Tinderは登録時に「今求めるもの」をプロフィールに設定できますので、「友達がほしい」を選んでおきましょう。
Tinder登録時の設定
- 恋人がほしい
- いい人がいれば付き合いたい
- 友達がほしい
- 暇つぶし
- チャット相手
- まだわからない
これは必ず設定しておいてください。後から変更も可能です。
友達作りの旨をプロフィールにしっかり明記
友達作りであるということをプロフィールにしっかり書いておきましょう。
自己紹介の冒頭は読まれやすいので、必ず一行目に「友達募集」と記載するのがポイントです。
その上で、趣味や好きなことについて、しっかりと自己紹介を書きましょう。
Tinderは自己紹介を書いていない人も多いので、それだけで目を引きます。
自己紹介の例
- 飲み友達を募集しています。恵比寿・渋谷・中目黒によくいます。
- 仕事終わりに飲みに行ける人を募集しています
- 謎解き脱出ゲームが好きです。一緒に参加できる人を探しています
一緒にどのように遊ぶかのイメージがつきやすい文章が効果的です。
ちなみに、Tinderのプロフィールについて詳しく知りたいなら、Tinderのプロフィールを総特集した記事もあるのであわせてご覧ください。
Tinderは徐々に健全化してる?友達探しにも使いやすくなるかも
前述の通り、なぜか日本国内では恋人・友達作りよりも不健全な目的の使用(ヤリモク)のイメージが強いTinderですが、運営側もそのイメージを払拭するために、様々なブランディング戦略を凝らしているようです。
例えば、2020年頃には「インフルエンサーがTinderの使い方を提案する」プロモーション施策がなされ、女性インフルエンサーが「友達作りにも使える」といった訴求をするツイートが拡散されました。
女性インフルエンサー
Tinderって異性だけじゃなくて同性ともマッチできるって知って、関西で一緒にお出かけできる女友達が欲しいな〜と思ってマッチした方、ファッションとかタイプでいざ連絡先交換したらフォロワーさんだったことが発覚。
神戸案内してもらうことにした〜!!
#ティンダー私はこう使う #TinderPR出典:twitter
女性インフルエンサー
#ティンダー私はこう使う
Tinderで会った男の名前全員分文字化けさせてガラスに刻んで一個ずつパッケージングして並べたり彼らの平均顔を作成して鏡にプリントしたり男の身体を画材にして人拓とらせてもらったりして作品を制作するかなりキモい使い方をしている出典:twitter
またTinderはコミュニティガイドラインにて、性的なメッセージの一方的な送付などを禁じており、違反者はアカウントの永久凍結といった厳しい処置が下されます。
他のユーザーを標的にして暴言を吐いたり嫌がらせをすることや、他人にそのような行為をけしかけることを禁止します。一方的な性的な内容をマッチ相手に送ることもそのような行為に含まれます。
アプリの環境もかなり健全化しつつあるので、今後は友達作りにも使いやすくなるかもしれません。
Tinder以外で友達作りにおすすめのマッチングアプリ
最後に、Tinder以外でも友達作りに使えるマッチングアプリを紹介していきます。
Tinder以外で友達作りにおすすめのマッチングアプリ
- Pairs|人気No1のマッチングアプリ!
- Dine|異性の飲み友達作りにおすすめ
Pairs|人気No1のマッチングアプリ!
出典:pairs
Pairsは、国内No.1の登録者数2,000万人以上を誇る人気のマッチングアプリです。
Tinderと比較してユーザーの年齢層が幅広いので、40代でも気軽に出会いを楽しむことができるでしょう。
マッチングアプリの中でもそのマッチング率の高さから多くの人気を集めています。
Pairsの利用は女性は無料ですが、男性は月額料金がかかってしまうことがデメリットといえます。
しかし、月額料金を払って出会いを求めている男性ばかりなので、真面目な恋愛や婚活を求めている人にも向いているでしょう。
自分にはTinderは向いていないと感じた人は、Pairsの利用も検討してみましょう。
Dine|異性の飲み友達作りにおすすめ
出典:dine
Dineはマッチング後すぐにデートの予定調整へと進む出会いアプリです。
「はじめまして、○○です」のような面倒なメッセージをやり取りする必要がなく、サクサクとデートができます。
飲食店はアプリで提案されるものを予約すれば良いので、お店探しをする必要もありません。
一部地域のみ対応(東京・大阪・名古屋・福岡・横浜のみ)ですが、忙しいビジネスマンから重宝されています。
恋人探し目的のマッチングアプリですが、その気軽さから「一緒に飲みに行って意気投合して友達になった」という利用者の声も目立ちます。
さいごに
Tinderの友達作りについて解説しました。要点をまとめると次の通りです。
- 女性の同性の友達作りなら使える
- ただし友達作り目的の利用は少数派なので難しい
- 友達作り目的ならプロフィールの作り込みが重要
- 有料プランに加入すれば海外の友達を作れる
利用目的が様々なだけあって、Tinderで友達を作るのはややハードルが高いというのがこの記事の結論となります。
都市部にお住まいの方は友達探しに特化した「Feat」や、気軽なマッチングができる「Dine」を併用するのが効果的です。
- 累計マッチ数550億の世界最大級のマッチングアプリ
- 男女共に無料で使える!
- 友達作りから恋人探しまでさまざまな機能が充実
女性ユーザー