マッチングアプリを使っていたらインスタ交換を求められ、教えるべきか悩んだ経験はありませんか?
インスタを聞かれたら「もしかして脈あり?」と思ってしまいますよね。
結論から言うと、本当にいいなと思う人であれば交換するのがおすすめです。
ですが、マッチングアプリによって交換が禁止されていたり、サクラを装った業者から聞かれたりすることもあるので注意が必要です。
この記事では、インスタ交換をしたがる男性の心理やどうしても断りたいときの対処法を具体的に解説していきます。
この記事を読めば、今マッチングアプリでやり取りしている相手とインスタ交換すべきか判断できるでしょう。
この記事でわかること
- マッチングアプリでインスタ交換をするメリットとデメリットを紹介
- インスタ交換は脈ありかどうかはそれほど関係ない
- インスタ交換後で合わないなと思ったらブロックも可能
- インスタを教えたくない場合の角が立たない断り方
【インスタ交換したい人の心理】LINEではなくインスタでメッセージするのが当たり前
インスタ交換をしたがる人の心理から解説していきます。
「これって脈あり?」と勘ぐっている人もいるかと思いますが、結論から言うと、特に深い理由はありません。
というのも、最近ではLINEではなくインスタでメッセージ(DM)する派の人が増えているからです。
インスタ交換をしたがる人の心理
若者のLINE離れが増えている?メッセージはLINEからインスタへ
インスタ交換を申し出る人の多くは、日常的にインスタをメッセージツールとして利用しています。
数年前から「若者のLINE離れ」と言われ始めるようになり、特に若年層ほどインスタのDMでやり取りする人が増えています。
「知らない人にインスタを教えるのは抵抗がある…」という人も多いと思いますが、そうではないようです。
というよりむしろ、知らない人にLINEを教えることに抵抗を持つ若者も少なくありません。
以下は、マネーポストWEBに掲載された若者のLINE離れについての記事の抜粋です。
私の周りでは合コンとかをしても絶対に最初はインスタ(Instagram)のアカウントを交換して、DMで交流するんですよ。嫌だったらブロックできるので。LINEはもっとプライベートなものだし、深い人間関係になってからでないと交換したくない。
マネーポストWEB『「いきなりLINEはあり得ない!」Z世代が怖いと感じる、年長世代のSNSコミュニケーション』より引用
世代による感覚の違いは大きいと思いますが、上記はZ世代を対象にした内容になっています。よって、おおよそ「25歳以下」はLINEよりインスタ派の世代と言えそうです。
インスタはLINEよりも心理的なハードルが低く気軽に繋がれる
知らない人と連絡先を交換するのは、少なからず抵抗があるものです。
インスタは次のような理由から、抵抗感が比較的少ないツールと言えます。
LINEよりも気軽に繋がれる理由
- 連絡を取らないと思ったら、完全にブロックできる
…LINEはこちらからブロックしても、相手に自分のアイコンが表示され続ける。インスタは完全に相手から見えなくなる - 複数アカウントを使える
…LINEは1人1アカウントしか持てないので、限られた人とだけのやり取りツールにしたいと考える人も多い - フルネームがバレずに済む
…LINEは仕事で使う人もいるため、フルネームで登録している人も - LINEは通知を溜めがち
…LINEは様々なアカウントからの通知で埋もれる。頻繁に返信しなくても良いレベルで仲の良い人でないと交換したくない
このような理由から「LINEよりもインスタの方が心理的なハードルが低い」と感じている人も少なくありません。
■LINEよりインスタ派の意見■
いきなりアプリでLINEきいてこられても教えないです(よっぽどいい人は除く)
とりあえず妥協案でインスタ提案する。
出典:twitter
男性ユーザー
LINE離れを実感する。最近はマッチングアプリでもインスタのID訊かれることが多いというか、インスタのIDが分からない人とLINE交換しない。インスタはメッセージを送るときに、相手が読んでくれそうなタイミングが分かる点でLINEに勝ってる。
出典:twitter
女性ユーザー
20代の女性と連絡先交換しようと、「LINE教えて」と言ったら、「えっ、インスタじゃないんですか?」と言われ連絡先交換に戸惑う。噂には聞いていましたが、ほんとに20代の連絡先交換ツールはインスタなんですね
出典:twitter
インスタを聞かれた=脈ありと考えるのは早計
インスタ交換を申し出るのはその人にとって「日常的なコミュニケーション手段がインスタだから」です。
その行動自体に深い理由はありません。
なので、インスタを聞かれたから脈ありと考えるのは早計でしょう。
インスタ交換をする人のその他の心理的な背景とは
インスタ交換をする理由の大半が「その人にとって当たり前だから」ですが、それ以外にも心理的な背景がいくつかあります。
インスタ交換をする人のその他の心理
それぞれ詳しく解説します。
相手の興味関心を把握し人となりを知りたい
一番の理由は相手の興味関心を知りたいという心理です。
LINEであればただチャットツールがマッチングアプリからLINEに変わっただけです。
LINEのVOOM(旧タイムライン)を使っている人はいないので、アイコン写真くらいしか得られる情報はありません。
これに対してインスタであれば、相手の投稿している画像やストーリーから、相手の好きなものや趣味をより深く知れることもあります。
マッチングアプリのプロフィール情報は、やや表向きのものですが、インスタは限りなく素に近いので、相手の人となりを違う角度から知ることができます。
会話のきっかけを作り共通点などを見つけたい
マッチングアプリで話題に悩む男性は非常に多いです。
プロフィール情報から得られる情報は限られていますし、趣味や休日の過ごし方など、どれも表面的なものばかりになります。
これに対してインスタであれば、投稿やストーリーから会話を始めることもできます。
特に女性は旅行先の写真を載せている人も多く、「○○行ったことあります。
良い所ですよね」のような思わぬ共通点を見つけることもあります。
相手のマッチングアプリに載せている以外の写真をもっと見たい
ややネガティブな理由になりますが「マッチングアプリに載せているものとは別の写真を見たい」という心理も考えられます。
アプリの写真だとかなり強めの加工を施す女性も多いです。
顔がほとんど見えないフィルターや輪郭が変わるくらいの加工をしている人も。
そういった「写真詐欺」を毛嫌いする男性も少なくなく、会う前に他の顔写真を見たいという声もよく聞きます。
LINEのアイコンに顔写真を設定していない人も多く、また「他の写真を見せてください」というのもなかなか聞きづらいため、インスタ交換が一番自然な形と言えます。
相手にフォロワー数の多さを知ってもらい好感度を上げたい
情報発信を工夫していて数千人のフォロワーがいるような男性の中には、インスタを交換することで「凄い人そう」と思わせようとする人もいます。
フォロワー数が多いとなんとなく人気者のような印象を与えます。
マッチングアプリでいいね数が多い男性が「モテそう」に見えるのと同じようなものです。
LINEでのやり取りに誘ってくる業者を避けたい
マッチングアプリは業者(詐欺やマルチビジネス)も少なからず利用しており、特に男性がターゲットとなりやすいです。
業者はアプリでやり取りした後LINEに移行したがります。
それもあってLINEを交換したがらない男性も多く(特に警戒心が強い人や過去に業者に遭遇した人)、結果的にインスタでのやり取りをしたがるという人もいます。
フォロワーを増やしたい・ビジネスにつなげたい
フォロワーを増やしてビジネスにつなげようとしている可能性もあります。
フォロワー数を増やして影響力の足しにしようという人もいれば、マルチビジネスなどにつなげたいと考える人もゼロではありません。
マッチングアプリでインスタ交換をするメリット
マッチングアプリでインスタを交換するのには、次のようなメリットがあります。
マッチングアプリでインスタ交換をするメリット
ストーリーの写真や動画をきっかけに自然な会話が生まれる
インスタの最大のメリットは、ストーリーの活用です。
ストーリーにアップされたグルメやおでかけの写真にメッセージを送る形で、自然に会話がスタートします。
無理に話題に悩むこともなくなり、少し時間が空いてからでもまたやり取りが始められるのは、大きな利点でしょう。
ストーリーの写真や動画をきっかけに、「○○おいしかったので、今度一緒に行きましょう」とデートに発展させることもできます。
メッセージのやり取りをしなくても関係が近づきやすい
インスタ交換は、関係が近づきやすいメリットもあります。
頻繁にストーリーを更新することで、自分の存在を認識してもらえるためです。
もともと興味をそれほど持たれていなかったとしても、日常的にあなたの情報を目にすることで、次第に興味を持つようになることもあります。
これは心理学で「単純接触効果」と呼ばれています。
メッセージのやり取りをしなくても距離が近づきやすいため、LINEしかしていないライバルより一歩リードできる可能性も高いです。
投稿からまだ見ぬ一面が見える
マッチングアプリのプロフィールは当たり障りのない情報だけしか書かれていないことも多く、なかなか人となりが見えてきません。
しかしインスタであれば、フィードや日常的に投稿するストーリーから、相手のリアルな興味関心が垣間見えます。
そこからデートプランを考えたり話題を作ったりと、コミュニケーションがより円滑になることが期待できます。
時間が経っても投稿やストーリー更新のタイミングでリベンジしやすい
インスタ交換は、ある程度時間が経過してもやり取りが復活しやすいメリットもあります。
ストーリーを頻繁に更新し、自分の情報が相手の目に入るようにしておけば、久しぶりの連絡でもそれほど抵抗なく返してもらいやすいです。
そのため、一度デートで上手くいかなかったとしても、再チャレンジできる確率が高まります。
対してLINEの場合、一度やり取りが途絶えるとなかなかコミュニケーションが発生しないので、もう一度デートに誘うのは難しくなります。
簡単にブロックできて相手との関りを完全に遮断可能
インスタは合わないなと感じたら即座にブロックできるのもメリットです。
LINEもブロックはできますが、相手の画面から自分が完全に消えるわけではありません(アイコンなどは表示されたまま)。
ですが、インスタは一度ブロックすれば、相手は自分のアカウントにアクセス自体ができなくなります。
またインスタは相手の複数アカウントをまとめてブロックできます(この人が作成する新しいアカウントをブロック)。
相手との関わりを完全に遮断できるという点で、LINEより気軽さを感じる人も多いようです。
マッチングアプリでインスタ交換をするデメリット
インスタ交換には、次のようなデメリットも存在します。
マッチングアプリでインスタ交換をするデメリット
投稿内容やフォロー欄からプライベートが必要以上に知られてしまう
インスタ交換の一番のデメリットは、プライベートが必要以上に知られてしまうことです。
- 投稿内容から行動エリアを把握される
- フォロー欄から交友関係を探られる
- その他リスト
このようなケースも考えられるため、まだ信用できていない人に教えるのはリスクもあります。
また、自分がタグ付けされた写真を見られるなど、思わぬ形で自分の過去の写真が見られてしまうことも考えられるでしょう。
投稿内容やストーリーが原因で冷められることもある
インスタの投稿内容を見られて、相手の気持ちが冷めてしまうというケースも考えられます。
男性よくあるパターン
- 自撮りや筋肉などナルシスト感のある写真
- アイドルやギャンブルなど、女子ウケの悪い趣味の写真
- アニメ画像のアイコン
- 過剰に加工した友達との写真
女性によくあるパターン
- ブランド品などお金がかかりそうなイメージの写真
- 男性と一緒にいそうな写真
- ネガティブな愚痴を投稿したストーリー
自分の素に近いインスタは、マッチングアプリの印象とかけ離れていることも珍しくなく、投稿内容やストーリーが原因で気持ちが冷めることもあります。
いわゆる「裏垢」「オタク用アカウント」しかないのであれば、教えない方が無難です。
交友関係や行動エリアを詮索されて面倒になることもある
詮索されて面倒になることもあるというのも、インスタのデメリットです。
考えられるケース
- 返信がないのにインスタを見ていると思われる(インスタは一度DMすればログイン時間が見られる)
- 男友達との写真から交友関係について訊かれる
- おでかけのストーリーに対して「誰と一緒?」と訊かれる
男性の中には、一度好きになると執着を見せるような人もいます。
最悪の場合、行動エリアを突き止められるなどの可能性もゼロではありません。
全く知らない相手にインスタを教えると、思わぬ形でストーカー化する場合もあるので、注意する必要があります。
少しでも不安が残るようなら、インスタ交換は避けた方が良いかもしれません。
マッチングアプリでスムーズにインスタを交換できる方法を紹介
マッチングアプリで、スムーズにインスタを交換できる方法を紹介します。
紹介する方法であれば、スムーズにインスタ交換をすることが可能になるため、ぜひ試してみてください。
通話をしてインスタを交換する
通話をして相手と盛り上がってきたタイミングで「そういえばインスタやってたら交換しようよ!」と言えば、ほとんどの人と交換することが可能です。
通話の時に断られた場合は、基本的に脈がないと捉えることができるので、通話を切り上げて次にいきましょう。
タップルは規約によりインスタ交換が禁止なので注意
ほとんどのマッチングアプリは2通目以降のメッセージで連絡先交換が可能ですが、タップルではできません。
規約により、LINEやインスタなどの交換が禁止されています。
サービス内での連絡先の聞き出し・交換を禁止しています。個人の連絡先を教えると、トラブルに巻き込まれてしまったり、危険な目に遭う可能性があります。実際に会うまでは、タップルのメッセージでやりとりをしましょう。メッセージの他、通話やビデオチャットをすることもできます。連絡先の交換は、会って、相手を信頼してからにしましょう。※禁止行為を発見した場合は、削除等の措置を行う場合があります
タップル安全対策ガイドラインより引用
実際にアプリ内メッセージで「インスタ交換しよう」と提案したり、QRコードを送付したりすると自動的に検知され、送信内容が削除されます。
プロフィールにIDを書いても審査承認されません。
インスタを交換したくない!角を立てずに断る方法
「友達との写真をたくさん載せている」「必要以上に知られたくない」という方向けに、インスタ交換を断る方法を紹介します。
インスタ交換を断る方法
「インスタはやってない」と言う
一番簡単なのが「インスタはやってない」と言うことです。
とはいえ、インスタの利用率は20代で78.6%、30代で57.1%とSNSの中でかなり高く、信憑性に欠ける点もあります。
また、一度嘘を言ってしまうと、後々「インスタで見た」のような話がしづらくなるので注意は必要です。
「会った人だけ教えます」と言う
「会った人だけ教えます」と言うのが、一番角が立たない言い方です。
前述の通り、会う前のインスタ交換はリスクもあるので、一度会ってみて信用できそうと思った人にだけ教えるのが良いでしょう。
「LINEなら良いですよ」と言う
1章でもお伝えした通り、ほとんどの場合、インスタを聞くのはマッチングアプリ以外の連絡手段を得るためなので、LINE・インスタにこだわっているわけではありません。
そのため「LINEなら」と伝えると、それで話が進む場合が多いです。
補足:インスタもLINEも交換したくなかったら?
プロフィールに「LINE交換は会ってからお願いします」と書いておきましょう。
余計なやり取りを発生させずに済みます。
ペアーズやwithであれば「LINE交換はNG(会ってから)」のコミュニティや好みカードを設定しておくのも分かりやすいでしょう。
会うまでの日程調整なら、別にLINEに移行しなくてもできますので、不便はありません。
ただ、プロフィールにLINE交換NGを強調する場合、男性からのアプローチは減る傾向にあるので、その点だけは注意しておいてください。
【結論】インスタは1回会った人にだけ教えるのがベスト
ここまでの内容を踏まえると、インスタは1回会った人にだけ教えるのが良いでしょう。
メッセージの段階でよほど気になる相手ならインスタ交換に応じても構いません。
しかし「訊かれたから教える」くらいなら、一旦保留にしておくのがおすすめです。
会う前に連絡先を訊かれるのが嫌な人向けのマッチングアプリ
どんな人か分からないのに連絡先を教えたくないという方は、事前に連絡先交換が発生しないアプリを使うのも一つの方法です。
事前に連絡先交換が発生しないアプリ
タップル|唯一、事前に連絡先交換が禁止のアプリ
出典:タップル
先ほど軽く説明しましたが、タップルはマッチングアプリで唯一、事前に連絡先交換が禁止されています。
そのため、インスタはもちろんLINEを訊かれることがそもそもありません(LINEのIDなどを送るとメッセージが消去されるため)。
毎回連絡先を訊かれるのがわずらわしいという方におすすめです。
Dine|メッセージ自体が不要のマッチングアプリ
出典:Dine
Dineはマッチング後すぐにデートの予定調整へと進む出会いアプリです。
「はじめまして、○○です」のような面倒なメッセージをやり取りする必要がなく、サクサクとデートができます。
飲食店はアプリで提案されるものを予約すれば良いので、お店探しをする必要もありません。
一度会って食事をしてみて、いい人そうと思えばその場でLINEやインスタを交換するのがおすすめです。
※一部地域のみ対応(東京・大阪・名古屋・福岡・横浜のみ)なので注意してください。
さいごに
マッチングアプリでインスタを訊いてくる人の心理を解説しました。
- インスタのDMでやり取りするのが普通だから(これが多い)
- 相手の興味関心をもっと知りたい
- 会話のきっかけを作りたい
- 相手の写真をもっと見たい
- フォロワー数で好感度を上げたい
- 業者を避けたい
教えるべきかどうか迷うところかと思いますが、基本的には教えても問題ないでしょう。
気が変われば完全にブロックできますし、LINEよりもコミュニケーションも取りやすいです。
ただ、相手に伝わる情報量はLINEよりも多いので、少しでも躊躇するのであれば止めておきましょう。
女性ユーザー